2019年01月30日公開
2019年01月30日更新
【魔法科高校の劣等生】北山雫のかわいい魅力と画像を紹介!ハイスペックお嬢様?
魔法科高校の劣等生に登場する中でもかわいいと人気の高いキャラクターが北山雫です。実技ではメインヒロインである深雪に次ぐ高い実力を誇る一方で家は日本の大実業家であるお嬢様であり、小学生時代からの親友であるほのかと共に深雪を通して主人公達也のいるE組と交流を持つようになります。今回は魔法科高校の劣等生のキャラクターの中でも北山雫をピックアップして、名言やアニメでの声優まで紹介していきます。
北山雫はどんなキャラ?
北山雫のかわいい魅力などに触れる前にまずは北山雫の簡単なプロフィールなどについて簡単に紹介していきます。
北山雫のプロフィール
北山雫は魔法科高校の劣等生の主人公司波達也の妹、司波深雪のクラスメイトとして登場するキャラクターです。身長158cm、体重は47kgでSSボード・バイアスロン部で2年生からは風紀委員会に所属しています。表情にはあまり変化がなく、口数も少ないクールなキャラクターですが、ショートヘアーにもみあげ部分だけを伸ばすという個性的な髪型をしています。
達也ではなく深雪のクラスメートである事もあって魔法科高校の劣等生本編では北山雫は他のヒロインに比べれば出番や活躍は控えめなものの、スピンオフ作品であり深雪を主人公とした魔法科高校の優等生では後述するほぼかと合わせてレギュラー格を務めています。
北山雫の誕生日
魔法科高校の劣等生には数多くのキャラクターがいて学園物のライトノベル作品の中では比較的多くのキャラクターに詳細にプロフィールが設定されているのが特徴でもありますが、こと誕生日に関しては設定されている、公開されているキャラクターは主人公の司波達也、その妹の司波深雪など極一部のキャラクターだけであり、北山雫もまた誕生日は現在まで公開されていません。
唯一分かるのは達也や深雪の同級生である事から2079年生まれ、或いは深雪のように早生まれの2080年生まれだという事だけですが、元々達也と深雪に関しても「兄妹なのに同級生」という状態を説明するべく設定されている可能性が高く、「公開されていない」のではなく「そもそも誕生日の設定がない」のではないかとファンの間では考えられています。
北山雫はお嬢様?
北山雫を紹介する上で欠かせないのが家族構成です。父である北山潮は魔法科高校の劣等生の作中の日本において大実業家と言われる存在で財界、政界にまで強い影響力を有しています。、母は元優れた魔法師だった事で才能にも恵まれたまさにお嬢様と言える存在です。作中ではその他、祖母と小学5年生になる弟がいる事が判明しています。
父の北山潮は紅音や北山雫のように魔法の素養は持たないものの、娘が魔法師として成功する為に傾ける情熱は人一倍で、お抱えのエンジニアを雇ってサポートさせるなどしています。また一高への援助も惜しまず、生徒会選挙に使い捨ての投票ボタンを提供する、雫達の2年生時の九校戦ではより移動に便利なキャンピングカーを贈呈するなどしています。
ちなみに魔法科高校の劣等生の世界においては、登場しているほぼ全ての魔法師が良家の子息ですが、大抵は魔法師として優れた家系として財を成しているのに対し、北山雫は資産家である父と魔法師として優れる母とそれぞれに優れているという点を持つという意味でお嬢様としても群を抜いた存在です。
北山雫のかわいい魅力と画像
北山雫のプロフィールを簡単に紹介した所でここからは北山雫のかわいい魅力と言われる要素を画像と共に紹介していきます。
北山雫のかわいい魅力①成績優秀で留学経験も
北山雫は実技では群をぬいた深雪に次いで学年で2位の実力を誇り、理論でも8位と文武両道の成績を収めています。さらには1年生の1月から3月にかけては魔法師としては異例の海外留学も経験しています。作中ではそこで出来た人脈を使って吸血鬼事件に関する情報を達也に伝えて助ける事もあるなど、他の者には出来ないアプローチで達也を支えています。
また北山雫は一科生らしくプライドは高いながらも他者からのアドバイスを素直に受け入れる一面も持っており、魔法科高校の成績だけで見れば自分より劣り二科生である達也からのアドバイスを受けて、装備品を追加購入するなどと言ったかわいい一面も見せています。
北山雫のかわいい魅力②振動系魔法
北山雫の母親である北山紅音はかつてはAランクの武闘派魔法師で、現役時代その実力は日本の魔法師としてはトップの実力を誇ると言われる十師族に匹敵すると言われていました。北山雫はその実力を十二分に受け継ぎ、母も得意とした「共振破壊」「フォノン・メーザー」などの振動・加速系魔法を得意としています。
その振動魔法を利用して、九校戦ではスピード・シューティング新人戦で優勝、アイス・ピラーズ・ブレイク新人戦でも準優勝、2年生になっての本戦でも同じくアイス・ピラーズ・ブレイク女子ペアで優勝と高成績を収めました。細かい制御は苦手という弱点こそあるものの、その大出力は北山雫のかわいい魅力の1つとなっています。
北山雫のかわいい魅力③クールビューティー
北山雫は表情の変化に乏しく、口数も少ない為に日常生活で積極的に目立つというタイプではありません。しかし一度魔法の事となれば、負けず嫌いな一面も持つまさにクールビューティーなキャラクターです。まさに力を持って相手を黙らせるタイプとして人気を集めています。そのあまりのクールビューティー振りから同級生の男子からは「影の風紀委員長」とも言われ女子の中でも最も注意すべき人物だとも言われています。
ちなみに原作の描写では北山雫について「大人びた顔立ちでフリルを多用した水着を着ていると倒錯的な妖しい魅力がある」と描写される程で、かわいい要素だけではない魅力を持っているキャラクターと言えます。
北山雫のかわいい魅力④不器用な優しさ
北山雫は上記でも紹介しているようにパッと見ではその変化が分かりにくいキャラクターです。しかしその行動には不器用ながらも優しさに溢れた物が多くなっています。数少ない言葉にはその時々に対する相手の事を思いやった想いに溢れている為、クールビューティーなどと言われながらも彼女の周りにはしっかりと人がいます。
表情に乏しいのも、他者の感情に敏感なのに対し自身の想いを秘めているからこそのギャップからどのような表情をしていいのか分からないからだと言われています。
北山雫の名言から「バス女」や「なかでき」が誕生?
北山雫は口数が少ないと言われるキャラクターながらも「バス女」や「なかでき」と言われるような名言を生む名言製造機としても知られています。ここからは北山雫が発信した名言とその由来を紹介していきます。
北山雫の名言:深雪のお兄さんって本当に素敵な人だね
北山雫は口数こそ多くありませんがその場面で的確な言葉や気持ちを発する為、その口数に対して名言と扱われる言葉が多いキャラクターでもあります。中にはネタにされている名言もありますが、そんなネタにされている名言の代表格がこの「深雪のお兄さんって本当に素敵な人だね」です。
このセリフは九校生編にて主人公の達也が中で待っていればいいのに、職務だからと炎天下の中、バスの外で会長を待っている姿を見て深雪に言ったセリフなのですが、北山雫の無表情での発言故にネタのように扱われ、北山雫が「バス女」というあだ名に近い呼ばれ方をするきっかけとなりました。このあだ名は時には北山雫という名前よりも知られている程に有名な物になっています。
北山雫の名言:なかなかできることじゃない
北山雫の名言としてもう1つ知られているのが比較的多用されている「なかなかできることじゃない」です。魔法科高校の劣等生の主人公司波達也は劣等生側であるEクラスに所属しながらその実、実践的な実力であれば学年1位の深雪よりも優れている事さえあります。深雪や周囲のキャラクター達が驚愕しながらも賞賛するシーンというのは魔法科高校の劣等生の中でも比較的多く描かれているシーンです。
そういうシーンに北山雫が立ち会うと発するのがこの名言です。正確にはやった出来事の名称と合わせて「○○なんてなかなかできることじゃない」と利用されます。日常的に使いやすいという事もありこの名言を「なかでき」と省略してファンの間では使われていたりします。特にこの名言は発するのは北山雫ですが、その対象は大抵が達也である事もあってよく取り上げられます。
北山雫とほのかの関係
北山雫を語る上で外せないのが同じく深雪のクラスメートとして登場する光井ほのかです。ここからは北山雫とほのかの関係について紹介していきます。
北山雫とほのかの関係①幼い頃からの親友
北山雫が登場する際、多くの場合にはクラスメートで親友でもある光井ほのかと共に行動しています。ほのかとの関係は小学生時代からで部活も同じSSボード・バイアスロン部に所属し、小学生時代から常に一緒に行動していると言っても過言ではありません。北山雫の両親もほのかを北山雫の姉妹のように扱いかわいがっています。
余談ですが、北山雫の父、北山潮はほのかにもけっして安くない金額のお小遣いを与えている為にほぼか自身からは苦手意識を持たれてしまっています。
北山雫とほのかの関係②唯一のライバル
上記でも触れたように実技、理論共に高い実力を持つ北山雫。一方でほのかも総合成績では深雪に次いで2位の成績を収めている程の優等生です。その為中学時代にはお互いがお互いの唯一のライバルと言えるような関係を築いていました。そんな2人だからこその協力関係を見せたのが2年生時の九校戦で、北山雫とほのかのペアでスティーブルチェース・クロスカントリーでは6位の成績を収めています。
北山雫とほのかの関係③好きなタイプも同じ
性格こそ違えど常に一緒に行動する程に仲が良く、お互いを高め合ってきた北山雫と光井ほのか。その影響なのか、好きなタイプまで一緒になってしまいます。二人ともが魔法科高校の劣等生の主人公である達也に恋をする事になるのです。しかし2人の想い方には差があり一途に気持ちを示すほのかに対して北山雫は内に秘めるタイプなのでお互いの関係は壊れる事なく継続しています。
さらに北山雫はほのかの想いを優先している節もありほのかの為に色々と後押しをする一方で、達也の実力の高さから北山家の専属エンジニアにならないかと達也を強く勧誘するなど信頼に近い感情を抱いています。ちなみに北山雫の秘めた想いは母である紅音にはバレているようで「信頼の域を超えている」と言われてしまっています。
北山雫の声優
北山雫の声優は巽悠衣子
北山雫は口数こそ少ないものの、メインキャラクターの1人でもある為声優もしっかりした実績のある方が担当しています。北山雫の声優は巽悠衣子さんが務めています。才女というべき実力を持ちながらそのトークからファンからは天然ボケ、ポンコツ、アホの子と言われかわいいと言われる声優さんです。
巽悠衣子のプロフィール
巽悠衣子さんは2008年に「けいおん」にて声優デビューを果たした声優さんで、大学入学と同時に声優養成所に通い始め、大学を3年次までに卒業に必要な単位を取得して声優に専念した努力家でもあります。自身の性格を「ネガティブ」と評し、好きな言葉として「備えあれば憂いなし」と答えています。大阪出身という事もあり演じるキャラクターには関西弁を喋るキャラクターが多いのも1つの特徴となっています。
声優を目指したきっかけはお姉さんの影響が強く、お姉さんも声優志望だったそうです。仲の良い声優としては金元寿子さん、山本希望さんの名前を上げており、衝撃を受けた声優としては高山みなみさんの名前を紹介しています。
巽悠衣子の他の出演作
デビュー作である2009年「けいおん」ではモブ生徒役だったものの、シリーズを通して出演。以降複数作品でモブキャラを演じた後、2010年に「Kiss×sis」の住之江りこ役でメインキャラを演じました。2011年に「聖痕のクェイサーII」の皐月あやめ役、2015年に「探偵チームKZ事件ノート」の立花彩役、2017年に「まけるな!!あくのぐんだん!」のネル様役などを演じています。
またゲーム作品への出演も多く、アニメで演じたキャラクターをそのまま続投するパターン以外にも、2016年発売の「ソードアート・オンラインーホロウ・リアリゼーションー」のゲームオリジナルキャラクタであるプレミア役を演じている他、「バレットガールズ」シリーズでは土居内麻衣役、「アズルーンレーン」では朝潮役を演じています。
北山雫・魔法科高校の劣等生まとめ
北山雫は魔法科高校の劣等生の魅力的なキャラクターの中でもかわいいと非常に人気の高いキャラクターです。口数が少ないにも関わらず名言も生まれる程で、表情からは感じ取りにくいながらも優しさも秘めたキャラクターというのが人気を集める形となっています。上記で紹介した名言がネタ扱いされるのも魅力あるキャラクターだからこそだとも言えるのではないでしょうか。
魔法科高校の劣等生作中で北山雫は想いを秘めた達也に対して協力的ではありながらほのかとの関係もあり残念ながらその想いが成就する事はないように見えますが、それでもその高い実力を見せて達也を支える所に惹かれる人も多くなっています。