【メイドインアビス】ファプタの正体は？成れ果ての姫の謎やレグとの関係を考察

本記事では漫画メイドインアビスで正体が謎に包まれている白い毛でおおわれた生き物ファプタについて多く寄せられている考察などをご紹介させていただくのですが、その前にメイドインアビスに登場するファプタとはいったいどうゆう生物なのかといった基本情報やファプタの容姿などをまとめてご紹介していきます。

ファプタはアニメメイドインアビスに存在する人類最後の秘境と呼ばれるアビスの中にある成れ果て村に生息している謎の生き物です。ファプタは成れ果て村の人々から決して滅びることのない価値の化身と呼ばれており、成れ果ての姫として存在しています。ファプタは全身を純白の体毛で覆われた異形の存在であるのですが、成れ果ての生き物の中ではナナチと同じように整った容姿を持っています。

そんなファプタは巨大なロボットのような人物を傍で従えており、メイドインアビスの主人公の一人であるロボット少年レグの記憶を失う前の姿を覚えている様子を見せます。未だメイドインアビスは連載が続いており、ファプタの正体について情報は飛び交うものの、はっきりとは判明していません。そんな正体不明のファプタはど読者から正体について多くの考察が寄せられている生き物になっています。

ファプタの容姿は特徴として大きな腕を四本持っており、体中を純白の美しい体毛でおおわれています。またファプタは純白の体毛のほかに長い特徴的な尻尾も持っており、ファプタが作中で移動する際は長い尻尾を後ろになびかせているシーンが描かれています。またファプタは純白の体毛の中に人型の顔を隠しており、その隠れた顔はとても整った美しい顔立ちをしています。

美しくかわいらしい顔立ちをしている成れ果ての姫ファプタですが、なぜかロボット少年のレグの記憶をなくす前の過去のことについて知っている素振りを見せており、過去の記憶を失くしてるレグ本人もファプタに対して日向と同じ匂いがすると発言しており、なにか関わりがあったかのような描写がされています。

ファプタについて明らかになっている基本情報や容姿についてまとめてご紹介させて頂きました。成れ果ての村で出会った生物ファプタとは正体が未だ不明のままであり、いくつかの情報を残してそのままとなっています。では次は本記事の本題でもあるメイドインアビスのファプタの正体について判明していることや集められている考察を一挙まとめてご紹介させて頂きます。

多くの考察がインターネット上で飛び交っているメイドインアビスのファプタですが作中において成れ果ての村の価値の化身であると考えられる発言が描写されているシーンが存在します。作中の中のある日メイドインアビスの主人公であるリコとレグたちと行動を共にしていたプルシュカと呼ばれる少女が深界6層の中で奪われる事件が発生します。

プルシュカを奪い去った犯人はなぜか証拠をいくつか用意しており、リコやレグは残された手がかりを元にプルシュカを救出しようと奔走します。プルシュカを追う中でリコやレグたちは深界6層にある成れ果て村と呼ばれる場所に迷い込みます。成れ果て村に到着したリコやレグたちは成れ果て村の入り口で棒人間を逆さまにしたマークが描かれており、プルシュカを拉致した犯人の証拠と一致したために成れ果て村に足を踏み入れます。

この成れ果て村という場所はアビスの中でも力場が発生しない場所であり、呪いそのものが無く、人間が自由に行動することが出来る場所でした。しかし主人公リコとレグたちは呪いの発生しない成れ果て村を訪れた際に住民が理由不明の騒ぎを起こしてしまいます。そこで村の案内をしてくれることになったマジカジャという機械のような姿となった成れの果てからあるファプタに関する情報が発せられます。

マジカジャは成れ果ての村の住人が騒ぎを起こした理由はファプタという存在が成れ果ての村の近くに到来したからだと語ります。さらにマジカジャは正体不明のファプタについてファプタは価値の化身であり、普段は姿を現すことがないかわりにどこにでも自由に行くことが出来るし、消えることもできるとリコやレグ達に発言します。

そしてマジカジャのファプタについての発言を聞いたレグは急ぎ偵察のために、住人が起こしている騒ぎの中心に駆けつけていくことになります。このマジカジャの発言により、ファプタの正体は価値の化身といったことが判明しました。さらにこのファプタいう意味についてもマジカジャは身分の高い姫のような存在であると語っており、ファプタの正体は価値の化身である成れ果ての姫であると考えられています。

マジカジャのセリフからレグは成れ果ての村の住人が起こしている騒ぎの中心へと駆けつけます。するとそこでレグは謎の巨大なロボットと、そのロボットの肩に乗っているファプタと出会うことになります。ファプタが乗っている巨大なロボットはレグよりも約四倍はあるのではないかといわれるほどの大きさを誇っており、右手には武器に思われる形をした構造が施されていました。

そのファプタを肩に乗せている巨大なロボットの頭の口と思われる箇所にプルシュカを拉致した犯人が残したものと成れ果て村の入口にあった逆さまの棒人間と同じ模様が描かれていました。しかしこの何度も登場した逆さまの棒人間の意味は未だに作中で公表されてはおらず、まったく不明の状態になっています。

しかしプルシュカの犯人が残した手がかりと成れ果て村の入り口にあった模様と全く同じ棒人間が描かれていることから、価値の化身である成れ果ての姫ファプタがプルシュカ拉致の一件と大きく関わっている可能性が高いと考えられます。

ファプタの正体について判明していることなどを登場した時のシーンや会話などから抜粋してご紹介しました。ファプタは成れ果て村において価値の化身称されていることがマジカジャのセリフから判明したのですが、この価値の化身とはいったいどういったこのなのでしょうか。次は上述でご紹介したファプタの正体についてもっと掘り下げてご紹介したいと思います。

メイドインアビスに登場する謎の生物ファプタが価値の化身である成れ果ての姫であることが判明しました。ではファプタの正体である価値の化身とはいったいどういったものなのでしょうか。この価値の化身の価値とはメイドインアビスの深界6層において通貨のかわりとなる存在となっています。なのでそれぞれが持っている価値の中で自らの価値より上の者を傷つけてしまうと自らの価値が奪われてしまう世界だということです。

作中では成れ果てとなった者たちにめちゃくちゃにされたメイニャは特に被害に遭うことはなく、無事でしたがメイニャを傷つけた者は価値が清算されてしまうことになり、価値が奪われると共に身体を全て持っていかれてしまう罰を受けてしまいます。それを見たナナチは過去のトラウマを思い出してしまい、涙を流します。このことからナナチにとっては成れ果ての村という場所自体が過去のトラウマの塊になるのではないでしょうか。

では人の価値を傷つけると奪われてしまう価値とはいったいどういったものが考えられるのでしょうか。冷を挙げると人の大切にしているものであったり欲望の源となるものであると考察されています。だとするとその人間が本来持っている価値を清算するということで奪ってしまう成れ果ての村とはだれが構築したのかという疑問が生じてきます。

この成れ果ての村がどのようにできたかはまだ作中で描かれていないのではっきりとは判明していませんが、誰かが作ったかそれともアビスが持っている機能であり、成れ果て達が集まったことによってできた村が成れ果て村であると考えられるものになっています。

上述で少し触れましたが、リコやレグたちが深界6層において共に行動をしていたプルシュカを拉致した犯人がファプタではないかと考察されています。プルシュカを拉致した犯人はわざとと思われる証拠をいくつか残しており、これをたよりにしてリコやレグたちはプルシュカを探します。このプルシュカの犯人が残している証拠は見事に誰にも気づかれず残しており、巧妙な技術を持ったものであると考えられます。

例えば伝報船から手紙を奪い、逆さまの棒人間の落書きをして誰にも気づかれることなく手紙をリコ達の寝床に返したり、リコ達から毟り取った毛を小動物の死体の中に詰めて放置するなど常人では考えられない証拠を残しています。この常人では不可能なことをしている犯人の正体がファプタではないかと考えられる理由は三つ挙げられます。

まずファプタだと考察できる理由の一つは犯人が残したと思われる足跡です。リコ達が犯人を追っている途中の砂地で見つけた足跡の形はファプタが肩に乗っている巨大なロボットの足と同じような形をしていたからです。二つ目の理由はメイドインアビスの作中の中でファプタだと考えられるであろう者の人影が、深界6層にいるリコやレグたちを監視していたからです。

そして三つ目の理由がリコ達の手紙に棒人間の落書きがしてあり、この落書きは成れ果て村の入り口とファプタの乗っているロボットに描かれていたからです。この三つの理由で特に逆さの棒人間の落書きがファプタが犯人である可能性を非常に高めており、もしかすると本当にファプタがプルシュカを拉致したのやもしれません。

ファプタはメイドインアビスの主人公の一人であるレグと出会い、ファプタはレグの過去を知っているかのような態度を取っていました。このことがファプタとレグが大きな関わりを持っていると考察されています。ではファプタとレグが過去に関係があったと考えられるシーンについて一挙まとめてご紹介していきます。

メイドインアビスの主人公の一人であるロボットの少年レグは成れ果て村においてマジカジャがファプタが価値の化身だと話した後、成れ果て村の住人が騒ぎを起こしている場所の中心へ駆けつけます。そして住人が騒ぎを起こしている中心へ駆けつけたレグの前に正体が未だ不明のファプタが巨大なロボットの肩に乗って登場し、レグとファプタは対面します。

この対面以降、ファプタはロボット少年レグの過去について知っている風な態度を見せていくのですが、レグは過去の記憶を一切覚えておらず、ファプタの存在自体初めて見るという感覚でした。これにより、ファプタはレグの過去に大きく関わっていた可能性が高く、今後の展開に注目が集まっています。ではファプタがレグの過去を知っていると思われる行動についてまとめてご紹介していきます。

レグは腕に怪我を負っており、このことをファプタから指摘されてしまいます。するとレグはファプタに腕の怪我を指摘された直後にリコと出会う前の過去の記憶がフラッシュバックします。そのフラッシュバックした過去の記憶にはファプタが登場しており、ファプタがレグと名前を口ずさんでいたのです。レグはファプタが出現した過去のフラッシュバックに驚愕し、ファプタに正体を尋ねます。

さらに焦っているレグはファプタの正体に対して質問をした直後に手紙に逆さまの棒人間の落書きを書いたのはファプタなのかと質問を重なて発します。するとレグの質問を受けた直後にファプタの表情が一変し、「おまえ、どしたそす」と怒っていると感じられる表情でレグに質問します。

ファプタはレグとの会話の途中で集まってきた成れ果て達の存在を毛嫌いし、ある場所へとレグを誘導します。そこには石を積んで出来たと思われる小さな塔が数か所に点在しており、その石でできたと思われる塔の頂上にはファプタの髪の毛にあたる部分についている三つの模様と酷似したものが描かれていました。小さな塔に連れていかれたレグはその場所のことを全く記憶にないという姿を見せます。

するとファプタはレグに「ここのことも忘れたの？」と投げかけます。このことからファプタはレグは過去になにかしらの関係があったことが分かり、さらに小さな塔があるこの場所でレグとファプタが過去に思い出になるある出来事があったのではないかと考えられます。

ファプタはレグを石を積み上げて作った塔が多数混在する場所に連れていくも記憶が戻ることはなく、ファプタはレグが本物のレグかどうか疑いの目を持つようになってしまいます。そしてファプタはロボットであるレグが本物のレグであるか確かめるためにレグの体を調べようとします。レグはファプタに体を調べられる中で、いきなり体を押さえつけられます。

するとファプタはレグの体にあるへその部分から爪でレグの体液を取り出してレグかどうか調べ始めます。その結果ファプタは「あじ、おんなじです」とつぶやき、レグが本物であると証明されることになります。しかしロボットであるレグを押さえつけてへそから体液を出したふことを考えると、ファプタは強靭な力をもった生き物なのかもしれません。

ロボットの少年レグはメイドインアビスにおいてリコと出会った際にリコにレグという名前を名付けられました。しかしレグは過去の自分の記憶を完全に無くしてしまっていることから、本来の自分の名前を一切覚えていませんでした。そんな過去のことを一切覚えていないレグにファプタは過去のレグの名前もレグという名前であったと発言し、レグはリコに付けられる前から同じ名前であったことに驚愕します。

またメイドインアビスにおいてレグという名前が多数登場しており、リコが付けたレグ・過去の名前のレグ・リコが飼っていた犬の名前がレグと合計三つ存在します。この関連から考えるとレグという名前がメイドインアビスの世界に大きな関係があるものかもしれません。またもしかするとリコと同じようにファプタがレグに対してレグと名付けたのではないでしょうか。

ファプタは記憶の戻らないレグに対して「おまえ、ヒトのことおなじじかんをあゆむつもりか？あいつらしんでもおまえそのままどうする？」といった質問を投げかけます。このファプタのセリフが指すヒトのことはリコとナナチのことを指していると考えられ、この二人と行動を共にしてもロボットであるレグだけ年をとらないので、二人が死んだ後のことを質問しているのだと考察することが出来ます。

本記事の本題であるファプタがロボットの少年レグと出会う漫画メイドインアビス6巻の表紙にご注目ください。このメイドインアビス6巻の表紙では背中に大きなブレイブリーブを背負ったレグとかごのようなものに乗ったファプタの姿が描かれており、さらに二人は大きなロボットと思われる物体の上に立っています。実はこの表紙にも伏線となるものが隠されていると考察が多くされることになりました。

ではこの漫画メイドインアビス6巻の表紙でレグとファプタの姿からどのような考察が多くされているのでしょうか。まず二人が立っている場所の背景を見るとアビスに存在する深界6層目のように見受けられます。さらにもし二人が乗っているロボットがレグがファプタと出会った際にファプタが乗っていたロボットだとするとレグとファプタがアビスから地上の世界にやってきた存在だと考えることができるものになっています。

漫画メイドインアビスの読者の感想を見るとやはりファプタの正体やレグの過去がとても気になって今後の展開がわくわくするといった感想が多く見受けられました。ファプタの登場により、メイドインアビスの主人公の一人レグの過去についても明らかになる可能性が極めて高く、ファプタの登場がメイドインアビスの今後の展開を分ける大きな分岐点となることでしょう。

漫画メイドインアビスの読者の中でファプタに対する感想で多く寄せられたのがファプタがかわいいといった感想でした。ファプタは白い美しい毛でおおわれており、その中にかわいらしい少女の顔が隠れています。さらにファプタは独特なしゃべり方をするのが特徴であり、この見た目やしゃべり方に強く惹かれた読者が多く見受けられました。

メイドインアビスの読者でファプタのイラストを描く方も多くおられました。ファプタのかわいらしい見た目に惹かれて描いた方が多くおり、メイドインアビスの中で一番人気のキャラクターといっても過言ではないと考えられます。またどのファプタのイラストもかわいらしく描かれているので、ファプタのファンであれば是非読者が描いたファプタのイラストもご覧ください。

本記事では漫画メイドインアビスに登場する純白の毛に覆われた生物ファプタについて謎に包まれている正体についてやレグの過去と大きく関わっていることが分かる点についてメイドインアビス6巻の表紙の考察や読者の感想を交えながらご紹介させて頂きました。メイドインアビスに登場するファプタはレグの過去に大きく関わっていることが作中で判明し、今後の展開で重要となることが考えられました。

しかしファプタの正体については価値の化身であり、成れ果ての姫として君臨していることしか判明しておらず、正体は未だ謎に包まれていることが分かりました。なので今後メイドインアビスの展開でファプタの本当の正体について明かされると思いますので強い期待が持てます。漫画メイドインアビスの読者の皆様は是非本記事をご参考して頂き、漫画メイドインアビスをより楽しく読んで頂ければと思います。