2019年01月28日公開
2019年01月28日更新
【ハンターハンター】サイユウの強さと念能力・系統を考察!パリストンの内通者?
日本アニメ界の歴史にその名を残す長期連載漫画『ハンターハンター』。ハンター協会の幹部で構成される十二支んの中でも目の離せないキャラ、サイユウ。これから、独自の念能力を持つサイユウの強さの秘密や念系統について考察していきます。また、彼が十二支んを裏切りパリストンの内通者となっているのは本当なのでしょうか?また、その伏線と回収とは?皆さんのさまざまな疑問にお答えするべく真相を徹底調査しお届けします!
目次
サイユウとは?
サイユウについて
サイユウとは『ハンターハンター』の民間団体ハンター協会の最高幹部「十二支ん」の主要メンバーです。コードネーム(暗号名)を十二支の9番目、申(さる)と言い文字どおり猿のような姿をしています。仕事は賞金が懸けられている指名手配犯(いわゆる賞金首)を捕まえるハンターで名うての格闘家でもあります。中国・明時代の長編小説、『西遊記』に登場する孫悟空のような外見ですが非常に口が悪いのが特徴です。
サイユウの所属
サイユウは、「十二支ん」内の「改革推進 タカ派」と呼ばれる派閥に属しています。この派閥はサイユウの他・クルック・ピヨンといったメンバーで構成されています。さらに、ハンター協会主催の暗黒大陸への渡航では防衛班に所属し、ボトバイやカンザイと活動をともにします。また、暗黒大陸探検隊の総責任者であるビヨンド・ネテロの監視は「自分だけで十分である」と豪語していました。
サイユウは口が悪い?
サイユウの特徴は非常に口が悪いということです。口癖は「クズ、ボケ、カス」。ガラの悪い中高生といったところでしょうか。ハンターハンターに登場するやすぐさま罵詈雑言が飛び出します。初登場時以外でもハンター協会会議での発言や念能力を説明するときなど、ここぞという場面での口の悪さは相変わらず。口の悪さはサイユウのパーソナリティ構成要素のひとつでしょう。
サイユウの能力や念系統について
十二支んのキーパーソンであるサイユウの能力や念能力については、ハンターハンター33巻で明らかになります。
サイユウの能力と念系統
サイユウがハンター協会の幹部として所属している十二支んでは、メンバーが互いに念能力を明かすことはありませんでした。ところがある時、お互いの信頼度を測るためという名目で、全員が能力を明かすことになります。実際には、信頼度云々ではなく前ハンター協会会長アイザック=ネテロの息子を名乗るビヨンド=ネテロの内通者が協会内にいるかどうか探りだすためでした。
ここからはサイユウの念系統について考察してみます。後に詳述しますが、サイユウは猿の念獣を使った能力を持っています。そのことから類推すると彼の念能力は「具現化系」となります。さらに猿を操るためには「操作系」能力が、また離れたところから猿をコントロールするために「放出系」の能力が必要となります。以上のことからサイユウの能力は「具現化系」と「操作系」「放出系」の複合型と考えられます。
サイユウの猿の念獣
猿のような見てくれのサイユウは、猿にちなんだ能力を持っていました。日光東照宮の三猿の「見ざる・言わざる・聞かざる」にあたるような猿型の念獣を3匹引き連れて戦います。
この念獣たちの攻撃を受けた者は、
- ミザル …視覚を奪われる
- キカザル …聴覚を奪われる
- イワザル …言語を奪われる
この能力はかなり強力と考えられます。敵の視覚を奪うことができれば誘拐も容易に行えるようになりますし、聴覚や言語を奪うことにより電話やメールなど仲間との連携をはかる手段を封じ相手の戦闘能力は一気に低下することでしょう。
サイユウの如意棒
サイユウの武器は孫悟空同様「如意棒」と呼ばれるものです。サイユウは赤いオーラを放出してこの如意棒を伸ばしたり縮ませたり自在に操ります。サイユウの戦法は、猿獣をけしかけて「見る、聞く、話す」を相手から奪い相手の能力が低下したところを狙って如意棒で滅多打ちにするというものでした。したがって一撃必殺の技というわけではありません。
サイユウはこの時の相手を「強化系が一番影響がなさそうなくせにパニクって、オーラの流れから動きがモロバレになる」と嘲笑い最も攻撃しやすい対象と見なしていました。
サイユウの強さは?
猿の攻撃と相手の相性次第
サイユウの能力が発揮されるか否かは、猿獣の攻撃と相手との相性にかかっているとされます。猿獣の攻撃が強い念能力を持つ相手にも通用するものなのでしょうか。サイユウは最も攻撃しやすい対象として強化系を例に挙げていました。そこから考察すると相手との相性とは、猿獣の攻撃が効くかどうかではなく取りあえず相手に当たればいいというものでしょう。サイユウの能力発動のハードルはグッと下がります。
ただしハンターハンターでは、念で作られた分身の力は本人よりもかなり弱いとされています。サイユウの猿獣も決して強くはないでしょう。戦闘に特化した念能力者に猿獣の攻撃をヒットさせるのは容易いことではありません。この点から考えるとサイユウの能力が実際に発動するのはハードルが上がってしまいます。仮に猿獣の攻撃が当たったとしても即座に命を奪えるわけではありませんから、サイユウの強さは限定的と言えるでしょう。
サイユウ自身の力も影響
猿獣の攻撃能力が重要とは言えサイユウ自身の力も大きく影響します。猿獣の攻撃により相手の視覚や聴覚、言語を奪ったとしても、最後のとどめは如意棒を使ってサイユウ自身が手を下さねばなりません。サイユウの言葉を借りれば「フルボッコにする」なので一撃のもとに倒せるわけではありません。
前述のようにサイユウの能力は「具現化」「操作」「放出」の3系統の統合になります。この中で中心となるのは「具現化」です。猿を具現化できなければ能力の発動にすら至らないからです。具現化系は強化系から分かれたので強化系の念も使えますが、純粋な強化系能力者に比べて精度は40%ほどしかありません。攻撃の要となる強化系能力が相対的に劣ることになります。
また視覚や聴覚、言語能力を奪ったとしても、相手がオーラを放ち周囲の者の位置や動きを察知する「円」を使えばサイユウの位置や動きは知られてしまいます。そうなると猿獣の攻撃の効果は著しく低下すると言わざるを得ません。こうしたことを総合的に考えると、サイユウの攻撃能力は決して高いとは言えないでしょう。
サイユウが五感を奪い続けれたら?
もしサイユウが五感を奪い続けられると仮定しますと、これはかなり強力な能力になります。視覚や聴覚、言語が使えなくなれば日常生活を送ることさえままならず、ましてや戦闘など言うに及びません。この能力の継続期間についての説明はありませんが、終生奪ったままにしておける可能性もあります。さらに、サイユウがこの能力を使った後死んでしまったら、死後強まる念により五感は永久に奪われたままになってしまうでしょう。
サイユウの猿とゴレイヌのゴリラ
3頭の猿を操り相手の五感の一部を奪うサイユウの念能力。ここで思い浮かぶのが同じ類人猿ゴリラを使うゴレイヌです。ゴレイヌの秘儀「黒の賢人(ブラックゴレイヌ)」は、敵と黒ゴリラの位置を瞬時に入れ替える能力です。適用範囲は不明ですが、相手を即死させる威力を持った念弾を操るレイザーがまったく歯向かえず、ゴレイヌの能力で顔面にボールをまともに受けていました。
ところがこのブラックゴレイヌ自身の攻撃は「素手」で行うのです。攻撃力ではサイユウより劣るかも知れません。類人猿使いは、なぜか自身の攻撃力については”微妙”なのでした。
サイユウが裏切りの内通者と判明
『ハンターハンター』十二支んの裏切り者がサイユウであることが判明。はたしてビヨンド奪還のためにパリストンの内通者となったのはサイユウだけだったのでしょうか?サイユウの現在の動向もあわせて考察していきます。
ビヨンド側の内通者は?
ビヨンド奪還計画は、探検隊一行が暗黒大陸に着いた時にビヨンドが自力で脱走しパリストンら幹部と合流するというものでした。この際パリストンは十二支ん内に内通者を残します。クラピカが白日のもとにさらした裏切り者の内通者は何とサイユウでした。
ビヨンド自身は内通者の存在を関知しておらず、パリストンがサイユウを巻き込んで裏切り者に仕立てたのです。サイユウが「ビヨンドの監視はオレ一人で十分だと思ってるってことは言っとく」と豪語しているかに見えた発言は、実はビヨンドの監視を減らして脱走を容易にさせるための策略でした。
パリストンの内通者はサイユウのみ?
導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)を駆使して十二支んの内通者を割り出し、サイユウ以外にいないと結論づけたクラピカ。ただこれについては疑問をはさむ余地も。クラピカ自身が言っているのですが、記憶を消すことのできる能力者か、他人の意識を操作できる能力者が内通者の嘘を消去していた場合には、サイユウ以外にも裏切り者の候補は上がってくるでしょう。
サイユウの現在の動向
当初防衛班に配置されたサイユウ。現在は、カンザイやサッチョウと共に1層のビヨンド拘束室で監視中の身です。ところでカンザイ、サッチョウにサイユウをけん制する力量はあるのでしょうか?
サッチョウは、サイユウが内通者であるともつゆ知らず警備の手がゆるむローテーションを提案します。サッチョウは情報班出身で戦闘能力は低くサイユウの敵ではありません。一方カンザイはというとサイユウ同様に防衛班ですが、知能が低く頭脳戦ではサイユウに敵わないでしょう。
クラピカとミザイ
内通者の計画が暗黒大陸に到着した後ハンター協会を裏切りビヨンドを自由にすることだと睨んだクラピカ。サイユウをしばらく自由に泳がせてから新大陸上陸直前に捕まえることを計画します。ミザイも一応これを了承しますが、十二支ん内部でも派閥や思惑が交錯しサイユウ裏切り者説の物証が見つからなければ紛糾するのは必至の情勢でした。
十二支んの戦略
チードルは医療スタッフの補充と再編成に懸命となり、ミザイが3・4層に専念、ボトバイがミザイとともに軍と民間警備を統率することになるなど十二支んの戦力は徐々にバラバラになっていきます。一方でビヨンド脱出計画は着々と準備が整っていました。会合を開かずに物事を決めたり十二支ん間での情報共有を阻む狡猾なパリストンの前に十二支んは翻弄されてしまいます。
ビヨンドの監視
ビヨンドの監視体制にサッチョウが疑問を呈します。「有事の為に1・2層にも十二支んを複数置きたいのだろう…船上での脱走には何のメリットも無い。ビヨンドの監視に3人は多い」その上でこう提案します。「ローテーションを決めて、一人は国王軍のサポート任務が出来る様、ミザイに進言してみよう」と。ビヨンドの監視に3人体制を敷いている理由は、実はビヨンドではなく内通者と目されるサイユウを監視するためでした。
サッチョウの提案は内通者を動きやすくし、強いてはビヨンド脱走に手を貸すことになりかねません。ミザイが犯罪処理に手を取られ、肝心の十二支ん統制に支障が出始めた時、サッチョウのローテーション案はすぐにも通ってしまいそうで危険な状況です。ただ、パリストンもカキンの王位継承戦のことは知らないのでクラピカら首脳にとって有利に働く可能性も残されてはいました。
サイユウが所属する十二支んメンバーと強さは?
十二支んメンバーの能力
十二支のメンバーの能力を子丑寅…の順に説明します。(サイユウは既述のため割愛します)。
●子のパリストン=ヒル。ビヨンド=ネテロの元№2にして三ツ星ハンター。念能力は不明ですが、優れた戦闘力、知略の能力を有していると考えられます。彼は会長選挙後に十二支んから脱退します。
●パリストン=ヒルの後継、クラピカ。ノストラードファミリー若頭で念能力は具現化系の「5本の鎖」と緋の眼の時のみ発動する特質系の「絶対時間(エンペラータイム)」です。絶対時間はウボォーギンをも圧倒するほどの体術となりますが、反動も大きく体力の消耗が激しくなります。
●丑のミザイストム=ナナ。彼は三色のカードを見せて相手の行動を制限する密室裁判(クロスゲーム)と呼ばれる能力を有しています。
●寅のカンザイ。念能力は不明ですが「大陸で襲ってくるヤツをぶっとばすだけ」という彼の言を俟(ま)つまでもなく好戦的な態度から明らかに戦闘に特化した能力と考えられます。
●卯のピヨン。彼女の念能力も不明ですが、古代文字の翻訳や解析ソフト作成に長けていることから、言語や収集に関係する能力の可能性が高いです。
●辰のボトバイ=ギガンテ。十二支んの最古参にしてご意見番の彼も念能力は不明ですが、三ツ星ハンターで、強力な念能力の使い手である可能性が高いようです。
●巳のゲル。彼女は腕を蛇に変化させることができることから、具現化系の念能力を持っていると考えられます。またポイズンハンターなので、毒物に関する変化系能力である可能性もあります。
●午のサッチョウ=コバヤカワ。十二支んの相談役となっている彼は、二本の刀を持っていることから刀に関する能力を有していると考えられます。
●未のギンタ。カンザイを制した時に見せた動きから、猛スピードでの移動、あるいは瞬間移動をしていると考えられ、放出系の念能力の可能性が高いです。
●酉のクルック。大勢の鳥を操ることができ、この能力を使って会長選挙の投票用紙をハンターに送り届けています。このことから放出系あるいは操作系の念能力が考えられます。
●戌のチードル=ヨークシャー。彼女は14代ハンター協会会長で三ツ星ハンターです。戦闘力は高くないものの難病ハンターであり医療に関わる念能力と考えられます。
●亥のレオリオ=パラディナイト。オーラを離れた位置に飛ばす放出系の念能力を持っています。この能力は手術できない場所にある腫瘍や血栓をオーラを飛ばして破壊するなど医療に活用できます。パリストン=ヒル同様、会長選挙後に十二支んから脱退します。
●レオリオ=パラディナイトの後継、ジン=フリークス。ビヨンド=ネテロ側№2を務めています。念能力は不明ですが、ネテロ会長世界でも指折りの念能力者と評される人物。打撃系の技を一度受ければ簡単にコピーしてしまいます。
十二支んメンバーの強さ
十二支んはネテロ会長が集めた精鋭12人からなります。ネテロ会長の相手を務めることもあるメンバーいずれもが強力な戦闘能力を持っていることは間違いありません。ここでは『ハンターハンター』での人物描写からわかる範囲で強さランキングをしてみました。
- ジン=フリークス
- ボトバイ=ギガンテ
- ギンタ(ヒソカの評点90点)
- ミザイストム=ナナ
- サイユウ
- カンザイ(85点)
- パリストン=ヒル
堂々の1位に輝くのは、戦闘シーンから戦闘力、知略ともに傑出しておりネテロ会長に5本の指に入ると言われたジン=フリークスです。続く2位にはボトバイ。三ツ星ハンターであるのに加えてヒソカに90点の評点を与えられたことが強さを裏付けています。次のミザイストム、サイユウ、カンザイの3人が上位に食い込みます。
出典: https://prcm.jp
サイユウとミザイストムが一歩リードしているのはいずれも相手の行動を封じる念能力の持ち主であることが明らかになっているからです。7位には初代「子」のパリストン。ジンが「腕っぷし順ではない」という言葉から戦闘力の強さはイマイチと想定されますが、知略の面では十二支んメンバーの中でもトップクラスなので総合的に判断してこのくらいが妥当かな?という順位です。
8位以下については今ある情報では順位付けが難しいの実情。そんな中で確実なのはレオリオが最下位であること。念の修得より医者になることを優先してきたので、現時点で戦闘力は到底期待できるものではありません。
十二支んメンバーの声優
十二支んのメンバーを担当する声優を紹介します。まず、クラピカは沢城みゆき、『ルパン三世』で二代目不二子を演じました。パリストンは高橋広樹、第一作『ハンターハンター』でヒソカの声を演じました。ミザイストムは大塚明夫。カンザイは逢坂良太、『ダンボール戦機ウォーズ』瀬名アラタの声で有名です。ピヨンは桐山智花。ボトバイ=ギガンテは二又一成、『サザエさん』の「三河屋さん」でおなじみです。
ボトバイ=ギガンテは二又一成、ゲルは白兎夕季。サッチョウ=コバヤカワと続くギンタは鈴木琢磨が2役をこなしています。サイユウはVelo武田、クックルは潘めぐみ、第二作の主人公ゴン=フリークスも彼女が演じています。チードルは大谷育江、彼女は『ピカチュウ』でも有名です。レオリオは藤原啓治、『クレヨンしんちゃん』パパ役で有名。ジンは小山力也、『名探偵コナン』二代目毛利小五郎役で知られています。
十二支んメンバーの派閥について
俗に3人寄れば派閥ができるというように、十二支んでも派閥が存在しています。
- 改革推進タカ派 …サイユウ、ピヨン、クルック
- バランス重視穏健保守派…ボトバイ、ミザイストム、チードル、ギンタ
- リベラル・ノンポリ …サッチョウ、ゲル、カンザイ
- 派閥に属さない一匹狼 …パリストン、ジン
ハンターハンター30巻の伏線がすごいと話題に
伏線①手を後ろで組む2人
最初は有名な伏線から。ハンターハンター30巻の表紙には後ろ向きの十二支んメンバーが描かれています。その中でパリストンとサイユウ2人だけが後ろで手を組んでいます。「2人が裏で手を組んで」裏切りに及んでいることの暗示とされています。
伏線回収:サイユウの裏切り判明
十二支んの中に裏切り者がいるという伏線が張られたのが2012年4月の30巻。サイユウが内通者(裏切り者)と判明したのは2014年の少年ジャンプ誌上なので実に伏線の回収には2年の歳月が経過しています。休刊期間を考慮に入れても、実質6か月の伏線期間となります。これだけの回収期間があればネットであれこれ伏線の考察がおこなわれるのも頷けます。
伏線②ポケットに手を入れている3人
あと1人いるとされる裏切り者。30巻の表紙画でポケットを手に入れる3人の姿が気にかかります。
- ジン
- ミザイストム・ナナ
- カンザイ
伏線回収:ミザイ
過去にはミザイストムがクラピカと裏で通じ合っていました。それを考えるとミザイストムが裏切り者で伏線回収となりそうですが、まだまだわからない状況です。王位継承戦にどう関わってくるのかがキーとなりそうです。カンザイ説も根強くあります。
サイユウの念能力ハンターハンター まとめ!
ここまでサイユウを中心に十二支んメンバーの強さや念能力、さらには十二支ん内での裏切り行為の真相から政治的派閥まで調査しお届けしてきました。
名うての精鋭ハンターを集めた十二支ん内でもひときわ目立つ存在、サイユウ。口が悪いのは他人と目の付けどころが違うから?相手の五感を奪ってフルボッコにしたり十二支んを裏切ったりと性格は相当悪そう。でも調べれば調べるほど謎が謎を呼ぶ興味尽きない人物です。これから先の解明は、皆さんの探求心と想像力にお任せすることとしましょう。