ういらぶ。の漫画あらすじをネタバレ紹介！最終回・結末はどうなる？

2018年に実写映画化され話題になった「ういらぶ。-初々しい恋のおはなし-」（通称ういらぶ。）。その原作漫画は星森ゆきもさんが作者で、全11巻で完結しています。この記事では、そんなういらぶ。の原作漫画のあらすじを最終回までネタバレ紹介していきます。

さらに、ういらぶ。の漫画最終巻に収録されていた番外編や、最終回を読んだ感想や評価についても紹介していきます。この機会に、たくさんの読者をキュンキュンさせてきたういらぶ。のあらすじについてぜひ最後までご覧ください！

「ういらぶ。-初々しい恋のおはなし-」（通称ういらぶ。）は「Sho-Comi」で連載されていた少女漫画です。そんな漫画ういらぶ。の作者である星森ゆきもさんについて簡単に紹介していきます。星森ゆきもさんは2008年に小学館の「Sho-Comi」で「つめたくしないで」という漫画でデビューを果たしました。「Sho-Comi」でデビューする前は他の雑誌に6年間投稿を続けていましたが、結果が出ない毎日が続いたそうです。

それから2008年にこれでダメだったら漫画家になるのを諦めようと思って投稿した「つめたくしないで」が当時の担当編集の目に止まりデビューに至ったのでした。そしてその後は数々の読みきり作品、「ヒミツなキミに恋をした。」や「ういらぶ。-初々しい恋のおはなし-」などの連載作品を手がける人気少女漫画家となっています。

星森ゆきもさんが描くういらぶ。は2018年に実写映画化され、話題になりました。実写映画ういらぶ。の監督を務めるのは、「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」や「脳内ポイズンベリー」、「ストロベリーナイト」などの映画やドラマを手がける佐藤祐市さんです。

また、実写映画ういらぶ。の気になるキャストについても紹介していきます。ういらぶ。の主演を務めるのは、ジャニーズ所属の大人気アイドルで「King & Prince」の一員である平野紫耀さんです。平野紫耀さんが演じるのは、優羽が大好きなのに意地悪な言動を取ってしまうこじらせ系イケメンの和泉凛です。和泉凛のクールでドSな表の顔と、ヘタレで可愛い裏の顔を演じる平野紫耀さんの演技が話題になりました。

そして、ういらぶ。のヒロインを務めるのは桜井日奈子さんです。桜井日奈子さんが演じるのは、自分に自信が持てずにいる超絶美少女ヒロインで、いつも意地悪を言ってくる凛の気持ちには気づいていませんが凛のことが大好きな女の子、春名優羽です。桜井日奈子さんも「岡山美少女・美人コンテスト」で美少女グランプリに選ばれ、今若者の間で大人気となっています。

そんな桜井日奈子さんが演じる春名優羽の可愛い姿も必見です！さらに、優羽の親友の坂下暦役を演じる玉城ティナさん、凛の親友の藤蛍太役磯村勇斗さんの演技も話題になっています。このように、豪華出演キャストで彩られる実写映画ういらぶ。は、（2018年12月現在）絶賛公開中ですので、まだ観ていない人はぜひこの機会にご覧ください！

ここでは、ういらぶ。の漫画あらすじをネタバレ紹介していきます。ういらぶ。の漫画は全11巻ですが、最終回に至るまでのあらすじを1巻ずつ、10巻まで紹介していきます。

ういらぶ。漫画1巻のネタバレあらすじです。和泉凛、春名優羽、藤蛍太、坂下暦は同じマンションに住む幼馴染で、現在高校1年生。4人は美男美女グループとして、入学早々注目の的になっていました。その中でも優羽は超絶美少女で、男子の視線を一心に集めていました。しかし、当の本人は「ごめんなさい、ごめんなさい…」ととても自分に自信がなく、いつも周囲の視線に怯えていました。

優羽がそうなってしまった理由は主に幼馴染の和泉凛にあり、凛が初めて出会った小2の頃から優羽に「ゴミ、クズ」と散々言い続けてきたからでした。しかし凛は優羽がキライなのではなく、むしろ誰にも渡したくないほどに優羽を溺愛していたのでした。つまり、凛は心の中では優羽が大好きすぎて仕方がないのに、本人の前だと素直になれずにイジメてしまう「溺愛系こじらせイケメン」だったのです。

そして、優羽もまたそんな凛のことが大好きでした。優羽は凛の意地悪な言葉の中に隠されている優しさに気づいていたのです。自分に自信がない優羽にも、ある日変化が訪れます。いつも凛たちに助けられてばかりだけど、これ以上迷惑をかけたくないと思った優羽は「せめてクズから人になりたい」と思い始めます。

ういらぶ。漫画2巻のネタバレあらすじです。ういらぶ。2巻は遠足編から物語が始まります。遠足中、優羽が一人で森の中を歩いていると、偶然にも凛が女子から告白を受けている現場に遭遇してしまいます。凛は女子からの告白を断り、優羽と付き合っていると答えます。もちろん凛は優羽が隠れて見ていることに気づいていて、わざとそう言ったのでした。そして、凛は強引に優羽を仮の彼女ということにします。

その後凛は、優羽の見ていないところで「優羽と彼女になった！」と大喜び。それから凛は優羽の彼氏として、ドSを封印して優しく接し始めます。しかし、優羽はそんな凛に違和感を覚えます。「私が恋した本当の凛くんは意地悪で少し怖いけど、その裏に優しさを持ってる人…」そう思った優羽は、凛に仮の恋人をやめて幼馴染に戻りたいと言います。優羽のその言葉に傷つきドSに戻った凛は、優羽にキスしてしまいます。

それから優羽と凛は幼馴染に戻りますが、優羽は凛を意識してしまいまともに顔も見れなくなってしまう日々を過ごします。そんな優羽はある日体育の授業中に転んでしまい、凛に助けられ二人は無事に仲直りしたのでした。二人の関係は幼馴染に戻りましたが、これまでとはどこか少し違うそんな関係になったういらぶ。2巻でした。

ういらぶ。漫画3巻のネタバレあらすじです。ういらぶ。漫画3巻では、凛よりも早く自分の気持ちに向き合った優羽が凛に精一杯の告白をします。返事は一旦保留になりましたが、後日凛は優羽の告白にしっかり向き合い、「俺の方が好きだ」と告白します。こうして、お互いの気持ちが通じ合い二人は正式に付き合うことになったのでした。

また、ういらぶ。3巻では新たなライバル佐伯和真が登場します。彼は優羽の隣の部屋の住人で、優羽のことを気に入ったようです。無事に付き合うことになった凛と優羽ですが、なにやら波乱の予感です。

ういらぶ。漫画4巻のネタバレあらすじです。文化祭が終わり中間テストが迫っていました。そんなとき、中間テストまでの期間限定で和真が優羽の家庭教師になります。凛はヤキモチを焼きますが、優羽を信じて我慢します。そして無事に中間テストは終わり、冬休みに突入します。

冬休みは和真の誘いによりいつものメンバーで一泊旅行に行くことになりますが、そこで和真の妹・実花が登場します。実花は凛のことを気に入ってしまい、優羽ははじめての感情を味わうことになるのでした。

ういらぶ。漫画5巻のネタバレあらすじです。ういらぶ。漫画5巻では優羽や凛たちが高校2年生に進級しますが、残念ながらクラスが別れてしまいました。そして、和真の妹・実花が凛目当てで入学してきます。実花は優羽とは対照的で、自分に自信があり積極的な女の子です。そんな実花は、凛に猛アタックしてきます。凛は優羽に自分と同じ思いを味わわせ自分への愛を試すために、わざと実花と仲良くしてみせます。

優羽はそんな凛の思惑には気づいておらず、実花とも仲良くしようと頑張っていましたが、どうしても凛と実花が仲良くしているところを見て笑顔になれずにいました。そして優羽が初めて凛に対し怒ったことで、凛は自分の過ちに気が付きます。凛は反省し、優羽と実花に対して謝罪したのでした。

ういらぶ。漫画6巻のネタバレあらすじです。優羽と凛は、優羽の誕生日の前日に二人で水族館デートをすることになりました。誕生日デートということで、何でもワガママを聞いてやると言う凛に、優羽は「おそろいのものが欲しい」と言います。前巻でギクシャクしてしまった優羽と凛でしたが、こうしてラブラブな二人に戻ったのでした。

その翌日、幼馴染四人と和真と実花が優羽の家に集まり、優羽の誕生日パーティーが開かれました。すっかり仲直りした優羽と凛を見て、和真は優羽のことを諦めようと心に決めます。そんな和真に「らしくない」と声をかける暦。和真はそこで慰めてよと言いながら暦にキスしようとしますが、暦に突き飛ばされてしまいます。暦はそのまま優羽の家を飛び出してしまいます。

その後暦と和真は付き合っているフリをしますが、優羽はそのことに違和感を感じており、暦に正直な気持ちをぶつけます。暦は優羽と話をして、もう付き合っているフリをする必要がなくなったと和真に告げますが、和真は暦のことが好きになっているようです。和真と暦の恋模様が気になるういらぶ。漫画6巻でした。

ういらぶ。漫画7巻のネタバレあらすじです。7巻は、修学旅行編になります。前巻に引き続き、暦と和真の彼氏彼女のフリはまだ続いているようです。和真は暦のことについて真剣に悩んでいるようで、修学旅行で行動に出ます。和真は自分の気持ちを暦に告げて、本当の彼女になってほしいと告白しました。こうして、暦と和は正式に付き合うことになったのでした。

また優羽と凛にも少しだけ進展があり、修学旅行が終わったら二人で旅行に行く約束を交わします。そのために、凛は旅行資金を貯めるためバイトを始めます。そして、優羽も二人の旅行のために自分も何かしたいと考えていたのでした。そんなとき、凛のバイト先の人手が足りないという情報が耳に入ります。

ういらぶ。漫画8巻のネタバレあらすじです。優羽は人手が足りていない凛のバイト先で働くことになりますが、接客が下手で失敗ばかり。そんな優羽を凛がフォローしてくれて、なんとかバイトを終えることができました。しかし、それから数日の間凛に元気がないことに優羽は気づいていました。実は凛の母親が倒れていたからだったのです。そのことを聞いた優羽は、笑顔で凛を母親の元に送り出します。

夏休み前に母親の元へと向かった凛。優羽は、夏休みに自分でお金を貯めて凛のところに会いに行くことにします。そして優羽と凛は久しぶりに再会し、凛の母の計らいで優羽は泊まることになります。優羽と凛の絆がさらに深まったういらぶ。8巻でした。

ういらぶ。漫画9巻のネタバレあらすじです。9巻は体育祭から物語が始まります。借り物競走で凛が一位を取ったら旅行で同じ部屋に泊まり、一位を取れなかった別々の部屋に泊まるという賭けをします。そして、凛はお題「自分が一番大事にしてるもの」で迷わず優羽を連れて一位ゴールを果たしました。そして、ついに旅行の日。凛はドキドキしている優羽に自宅の合鍵を渡し、これからは「家族ヅラする」と宣言します。

一方、蛍太の恋も動き出します。蛍太は、自分とは真逆の雰囲気の先輩・大倉るりに心惹かれているようです。真面目で世話好きな蛍太に「Take it easy」と声をかける大倉るり。蛍太と大倉るり、そして実花の恋の行方も必見です！

ういらぶ。漫画10巻のネタバレあらすじです。優羽と凛が旅行から帰ってくると、優羽の母に二人で旅行に行ったことがバレてしまっていました。結局旅行では何もなかった二人ですが、凛は優羽の母に頭を下げて今回のことを謝ります。そして、結婚するまで今回のようなことは二度としないこと、これからも優羽のことを守っていくことを誓ったのでした。それから、凛は優羽との将来のために猛勉強を始めます。

一方、蛍太の想い人のるりは祖母の体調が悪くオーストラリアに行くことが決まっていました。蛍太は「必ず会いに行く」と言ってオーストラリアに行くるりを送り出します。終業式の日、優羽の父の仕事の関係で引っ越しすることになりますが、何度も話し合いを重ねた結果、優羽は凛の家に住むことになりました。それから1年後、優羽たち四人は卒業式を迎えます。

幼馴染四人は全員大学に合格し、春から大学生です。優羽と凛はこのまま一緒の家から通学になりますが、暦と蛍太はそれぞれの場所で一人暮らしになるので、こうやって四人一緒のマンションに住んで高校に通うのも最後になります。優羽は寂しくなって涙を流しますが、それに気づいた凛が結婚指輪代わりの指輪を優羽にはめてあげました。

ここでは、ういらぶ。の最終巻11巻・最終回のあらすじをネタバレ紹介していきます。高校を卒業してから4度目の春。優羽と凛の結婚式が開かれていました。本当に幸せそうな優羽はドレスの裾を踏んで転びそうになってしまいますが、隣にいた凛は見事に優羽をキャッチします。相変わらずドS口調全開の凛でしたが、「優羽を幸せにできるのはこの世で俺だからな！」と優しい眼差しで優羽を見つめます。

一方、優羽と凛の結婚式に出席していた暦は、スーツ姿の和真を見つけてドキドキしてしまいます。暦は現在薬学部の5年生で、和真は医学部の5年生です。お互い学業で忙しく会うのは久しぶりで、暦は会えて嬉しいのにツンツンした態度を取ってしまいます。お互いの気持ちをストレートに伝え合う蛍太とるりとは、大違いの自分に暦は落ち込みます。

そんな暦を尻目に優羽と凛は誓いのキスを交わして、結婚式は無事に幕を閉じました。そして、暦のところに和真が自分の名前を書いた婚姻届を持ってきます。和真の突然のプロポーズに、暦は涙を流しながら頷いたのでした。そしてこれからも優羽や凛、その大切な人たちの未来は幸せに満ち溢れているのでした。こうして、ういらぶ。の漫画最終回は大円団で幕を閉じます。

ういらぶ。の漫画最終回は前述したように優羽と凛の結婚式で幕を閉じますが、ういらぶ。の漫画最終巻にあたる11巻には、それ以外にも番外編が収録されています。ここからは、ういらぶ。の最終回後の番外編の中から厳選して2つネタバレ紹介していきます。優羽と凛が一緒に暮らし始める以前の話、6月のある日曜日の夕暮れ。凛から牛乳を持ってこいと優羽に連絡が入ります。

しかし、優羽の家にも牛乳のストックはありませんでした。そこで、二人はコンビニに牛乳を買いに行くことにします。優羽は凛の彼女になって隣を歩く幸せを噛み締めていましたが、帰り道雨が降り始めます。傘を持っていなかった二人は近くのバス停で雨宿りをしますが、凛は優羽の服が濡れて下着が透けてしまっていることに気づき、慌てて自分の服を着せたのでした。とある日の二人の幸せなコンビニデートでした。

ある日、凛は優羽の両親から親戚の集まりで家を空けるからと優羽のことを頼まれます。その日の夕飯は優羽が作ることになるのですが、料理が下手な優羽は失敗してしまいます。そんな優羽をフォローして、代わりにオムライスを作る凛。凛の作った完璧で美味しいオムライスを食べた二人は、その後イチャつきます。しかし、自分を抑えられなさそうになった優羽は明日の約束も断って部屋から出ていきました。

優羽が大好きで誰よりも大事なのに、なかなか素直になれない自分に落ち込む凛。日付が変わった頃12時ぴったりに来た自分の母親からのメールで、今日が自分の誕生日であることに初めて気が付きます。すると、玄関から物音がします。泥棒かと慌てた凛でしたが、その正体は凛への誕生日ケーキを持ってきた優羽でした。凛は優羽と仲直りして、涙目になりながら誕生日ケーキを食べたのでした。

最後に、ういらぶ。漫画最終回まで読んだ感想を紹介していきます。ういらぶ。の漫画最終回まで読んだ人の感想として、最終回付近でバタバタした展開になってしまったことがもったいないという感想がありました。特に蛍太の話はじっくり読みたかったという感想もみられました。

また、ういらぶ。の優羽のヘタレっぷりや凛のこじらせっぷりが過度すぎると思うところもあったが、最終的には彼らの恋がうまくいってよかったという感想もありました。初期のころの優羽や凛のあまりにも凄いこじらせっぷりに、離脱してしまう読者も多かったようです。

そして、ういらぶ。最終回を読んだ人の感想として一番多かった感想は最初から優羽と凛の幸せな結婚式が見れて幸せな気持ちになったという感想でした。一方で、大学時代の優羽たちの話や結婚後の幸せな優羽たちの話も読みたかったという感想も多くみられました。

この記事ではういらぶ。の原作漫画のあらすじを最終回までネタバレ紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？ういらぶ。の漫画最終回は、優羽と凛の幸せな結婚式や暦と和真のプロポーズについて描かれ、完璧なハッピーエンドでした。最終回を読んだ人の感想としても、ハッピーエンドで本当に良かった、むしろもっと優羽と凛のイチャイチャがみたいという感想ばかりでした。

もし、まだういらぶ。の漫画を読んだことがないという人がいたら、ぜひこの機会に一度読んでみてください！また、ういらぶ。の実写映画も（2018年12月現在）絶賛公開中です！実写映画もぜひこの機会にご覧ください！