NANA（ナナ）の漫画のあらすじ・ネタバレ！22巻以降の連載再開はいつ？

矢沢あいさんが書いている漫画「NANA（ナナ）」はアニメ化と映画化をし大ヒットになりました。原作は矢沢あいさんが病気のために21巻で連載は止まっており、8年たっても連載を再開していないのでまだ完結はしていません。ですから、1巻～21巻までのあらすじ・ネタバレと「Cookie」で連載されていた21巻の続きのネタバレを紹介します。

NANAの漫画は単行本の連載だけでなく、アニメ化もされています。アニメでは1巻～11巻の47話と総集編の3話までの内容を見る事が出来ます。

NANA(ナナ）には主人公の2人のNANAと2組のバンド「BLACK STONES」と「TRAPNEST」が登場します。これから、主人公についてとバンドのメンバーについてそれぞれ紹介します。

「BLACK STONES」のボーカリストで彼氏である蓮を連想した、二の腕に「蓮」のマークのタトゥーがはいっています。地元から上京する新幹線の中で小松奈々と出会い、名前も歳も同じことから仲がよくなり、一緒に同居することになります。性格はキレやすく、何がなんでも身内は守ると言う男っぽい性格の持ち主です。

彼氏を追っかけて上京する新幹線の中で大崎ナナに出会い、一緒に暮らすことになります。一目ぼれをしやすい体質でナナやみんなからは妙に人懐っこいと言うことで中堅ハチ公からくる「ハチ」と呼ばれています。「TRAPNEST」の一ノ瀬巧の大ファンでナナの彼氏の蓮に紹介してもらい関係を持ち、結婚します。

「BLACK STONES」のリーダーでドラム担当の通称「やっさん」です。見た目からは想像のつかないような優しい性格で、弁護士を目指していました。バンド活動を再開するために上京します。ナナになんかあるとすぐに駆けつけてくれる保護者の役割にもなっています。蓮とは同じ児童養護施設出身で、巧とナオキは中学からの同級生です。

「BLACK STONES」のギタリストで通称「のぶ夫」です。旅館を経営する家庭の一人息子でおぼっちゃまです。とても優しい男の子です。高校でナナと出会い、蓮とナナを出会わせたきっかけを作った人物でもあります。ハチと意気投合し、巧と結婚する前に少しだけ付き合っていました。ハチと別れた後もハチの事を想っています。

「BLACK STONES」のベーシストです。メンバー内で唯一の未成年です。蓮に憧れていて、ベースの弾き方は蓮を参考しています。幼い頃から複雑な環境で育ち、あまり自分の事を話しません。身体を売って生計を立てていて、レイラとも寝ています。

「TRAPNEST」のリーダーでヤスとナオキとは中学からの同級生です。蓮をトラネスに引き抜いたり、色々な女性と遊んでいるせいでナナからはよく思われていないです。ハチと何回か関係をもち、妊娠したということで結婚します。

「TRAPNEST」のギタリストです。ナナと地元にいる時に付き合っていて、上京とともに別れましたが、ナナも上京し再会してよりを戻します。マスコミがきっかけでナナと結婚することになりますが車で事故を起こし帰らぬ人になりました。

「TRAPNEST」のボーカルでヤスの元カノです。少し天然の入った女の子です。同じメンバーの巧とは幼なじみで小さい頃から片想いをしていました。ブラストのメンバーであるシンと最初は体の関係だけだったのが本気で好きになります。

「TRAPNEST」のドラマーです。巧とヤスとは学生時代から知っていて仲がいいです。他のメンバーと違ってあまり目立ちませんが、金髪がトレードマークで明るい性格でムードメーカーな存在です。

1巻で最初にハチが言うモノローグです。ここからナナとハチの2人の物語が始まっていきます。1巻～3巻には大崎ナナと小松奈々の初めての出会い、そして新しい「ブラックストーンズ」の誕生が描かれています。

大崎ナナは20歳の誕生日のお祝いとして東京までの切符を買い上京するために新幹線に乗りました。そして、隣に乗ってきたのが小松奈々です。彼氏の章司が美術の大学に通うため上京したので追いかけて上京することにしました。「もしもし奈々で～す！」の言葉を聞き、同じ名前だと知ったナナと奈々は初めて出会い、意気投合したのでした。

奈々は章司の元に行くがアパートから追い出されアパートを探すことにします。そこで見つけたのがレトロなアパートでおまけに部屋が707号室！ここに決めたと思っていたら、先約相手がナナでした。偶然にも運命の再会をした2人は優しい不動産屋の提案でシェアハウスとすることになりました。

ナナは奈々が人懐っこく犬みたいだからと「ハチ」とあだ名をつけます。そして、ナナの親友であるノブが上京し、地元でバンドを組んでいたナナは新しいバンドメンバーを募集し、シンが入ります。もう1人のメンバーである最年長のヤスが弁護士を辞め上京してきて新成「ブラックストーンズ」として活動を再開することになりました。

ハチがナナに向けて言っているモノローグです。4巻～5巻にはハチと章司のまさかの別れ、そしてトラネスのライブへ行き、蓮とナナがよりを戻します。

ハチの彼氏である章司のバイト先のファミレスに行きナナとハチは章司のバイトが終わるのを外で待っていました。すると、バイトの後輩である幸子と章司が一緒にいる姿をみていしまい浮気をしていると察したハチ。ナナは章司に殴りかかろうとしますがハチは「いらない…顔も見たくない」言います。

「ブラスト」が初のライブをすることになり地元からのファンである美里が登場します。ナナは美里の事を昔から知っているのでアパートに泊めて仲良くしているとそれをみたハチは嫉妬してしまいますが和解し、蓮がブラストのメンバーだったことを知ります。

トラストのライブが当たったハチはナナを誘いましたが断った理由が蓮の事だったのだと理解し気まづくなりますがナナが一緒にライブに行くと言い出したので何も聞かずに行くことになりました。

気になったハチはライブの前に蓮との話を聞きます。そして2人はトラネスのライブ行き運がいいのか悪いのか蓮のど真ん中の席だった2人はトラネスが出てきた瞬間涙を流しました。ライブの途中、一度も目が合わせなかった蓮はヤスに電話をし、再びナナと再会することになり、よりを戻しました。

ナナがハチに向けて言ったモノローグです。7巻～9巻はハチの三角関係になり、そして妊娠。ナナとハチの関係が気まづくなってしまう切ない物語が描かれています。

ナナに巧と出会わてもらってから関係をもつようなったハチでしたが、仕事で忙しく連絡が来ないのは当たり前でただの都合のいい女状態でした。そんなハチを側で見ていたノブは次第にハチを好きになり、告白をしました。ノブのやさしさを知っていたハチは巧とは別れたといいノブと付き合うことにしました。もちろん、ナナにも報告しナナも大喜び！ですが、そんなうまくはいきませんでした。

ハチは巧と別れたといっていたが、巧にはその気はありませんでした。ハチの体調が悪くなり、いきなり家にきた巧はハチが妊娠していることに気づきます。ハチはノブに迷惑をかけたくないと思い、子供を巧の子供として育てる決意をし、巧と結婚することにします。

巧のことが好きでないナナはハチを取られたと思い、ハチとの関係が気まづくなってしまいます。ナナの態度にも気づいていたハチはナナがいない間にアパートを出てしまい、置手紙を置いて行きます。手紙には「ナナが許してくれないこと寂しいこと、だけどナナはずっとヒーローだ」と書いてありました。

ナナがハチに向けて言ったモノローグです。10巻～12巻はお互い離れ離れでも想いは通じ合っているというのが伝わります。ナナの結婚から６年後の未来が描かれています。

蓮とナナがマンションから出てくるところをマスコミに撮られます。そして、これをきっかけにブラストのデビューが決まります。ずっとナナの事を心配してテレビにくぎ付けだったハチでしたがナナがカメラに向かって「ハチ公、見てなよ！あんたの望みは絶対叶えてやるから」と言いハチは涙を流します。ナナはあんな別れ方をしてもハチを忘れることはできませんでした。

ブラストのデビューが決まり、メンバー4人は事務所の寮に入ることになります。まだなれない環境の中、久しぶりに蓮とナナが会い、蓮の深刻な表情をみてナナは別れをきりだされると思っていたら、なんと「結婚して」といきなりのプロポーズでした。

ハチがブラストのメンバーを多摩川の花火大会に誘います。そして、物語は6年後になります。ハチは皐と言う娘が産まれていて、707号室のアパートに行くとヤスとシンがいれ後からノブが来ました。みんなそれぞれ元気そうでしたがそこにはナナの姿はありませんでした。

そして、実際の花火大会の日に戻り、始まる直前にハチはノブに会えないから行けないといいますが、ナナがノブはこないというので花火大会にいきました。

ハチのモノローグです。13巻～15巻はシンとレイラの関係が巧みにバレてしまい、本気で人を好きになったシンが涙を流すシーンが描かれています。

誕生日が近いと言うことからシンとレイラの合同パーティーが開かれました。もちろんハチも行きますが、巧に怒られてしまい、ヤスが間に入り無事にシンに会うことができます。ナナとハチも再会し、2人はお揃いの指輪をしていました。

家庭環境が複雑だったシンは親の愛情がなく、いつも母親みたいに接してくれるハチが大好きでした。そんなハチが2人で誕生日のお祝いをしようと家に招待します。ハチはシンにレイラの事を聞くとシンがレイラの事を本気で好きなんだということを知り2人で涙を流しました。

ナナのモノローグです。16巻～18巻はナナと蓮の関係が気まづくなり、シンの逮捕という場面もあり、ナナのブラストへの想いがよくわかるシーンが描かれています。

ナナの元にプレゼンとが届き、開けるとそこには蓮とレイラが抱き合っている写真でした。ナナは蓮と会い不安に思っていることをぶつけ過呼吸の発作を出してしまいます。ギクシャクしたまま、蓮はレコーディン合宿のためイギリスに旅立ちまた離れ離れになってしまいました。

シンの年齢を偽りブラストのメンバーになりましたがヤスにバレてしまいます。幼い頃から家庭環境が複雑だったので育ての親とも言われている凌子に色々教わりました。その凌子と一緒にいて薬物所持で逮捕されてしまいます。そして、ブラックストーンズは活動停止になります。

ナナがハチに宛てているモノローグです。19巻～20巻は皐の他にもレンという男の子が登場し、まさかのレイラと巧ができてしまうというシーンが描かれています。

ロンドンに暮らしている巧と一緒にレンと言う小さい男の子がいます。皐がお兄ちゃんと呼んでいるので巧とハチの子供です。歌が歌えなくなってしまったレイラは子供のレンがギターを弾くと歌うことができるようになりました。

幼なじみでずっと巧に片想いしていたレイラとレイラの事を妹として見ていなかった巧でしたが、ついにレイラの想いが通じてハチと子供がいるのに愛人関係になってしましいます。

ハチが蓮に宛てているモノローグです。現在発売されているNANAの漫画の最終巻は21巻です。物語の中で最も印象に残る最大のシーンが描かれています。

地元に帰っていた蓮が車を走らせているとナナの幻想を見ます。そして、そのまま車で突っ込み即死してしまいます。ヤスとノブと巧で蓮の遺体を確認しにいくと遺体の損傷が激しかったが両腕だけが綺麗でした。

21巻以降の漫画の物語はcookieで連載され、蓮が亡くなった後、ナナを励ますためにハチが寮に住み込んでいるお話でした。どんなことがあってもナナとハチの絆は強いのだと言われています。NANAの漫画は途中から回想シーンがあります。その中に、未来のナナが描かれているのですが蓮が亡くなった後にどこかに消えてしまいハチが探していました。未来のナナは海沿いの街で歌を歌っている姿でした。

単行本で21巻が発売されてから、Cookieで82話から84話まで連載されました。その後、矢沢あいさんの突然の病気の発表により連載が休載になり、現在も連載はされていません。多くの方がNANAの漫画の連載の再開を待ち望んでいます。いつになるかわかりませんが22巻以降の連載を楽しみに待ちましょう。