アンゴルモア 元寇合戦記を9巻までネタバレ!迫力満点の歴史漫画が面白い

漫画アンゴルモア元寇合戦記とは1274年の元寇と言われる文永の役での対馬での戦いを描いた日本の歴史漫画です。元々は漫画雑誌サムライエースに連載されており、現在はWEB連載へと切り替わるもその迫力満点の描写に大人気を集め、アニメ化まで決定しました。今回そんなアンゴルモア元寇合戦記の9巻までのあらすじやネタバレ、さらにはアニメは面白いのかや読者の感想などをご紹介していきます。

アンゴルモア 元寇合戦記を9巻までネタバレ!迫力満点の歴史漫画が面白いのイメージ

目次

  1. アンゴルモア 元寇合戦記を9巻までネタバレ解説!アニメも面白い?
  2. アンゴルモア 元寇合戦記とは?
  3. アンゴルモア 元寇合戦記を9巻までのあらすじをネタバレ解説!
  4. アンゴルモア 元寇合戦記の漫画が面白い理由とは?
  5. アンゴルモア 元寇合戦記の漫画を読んだ人の感想を紹介!
  6. アンゴルモア 元寇合戦記のアニメも話題に?漫画との違いとは?
  7. アンゴルモア 元寇合戦記のネタバレまとめ!

アンゴルモア 元寇合戦記を9巻までネタバレ解説!アニメも面白い?

日本史上最大の危機といわれるフビライハンの日本侵略を今まで描かれることが無かった神風以外の物語を正面から描いたこれまでにない漫画といわれているアンゴルモア元寇合戦記。2018年にアンゴルモア元寇合戦記はアニメ化も決定し、大人気を博している作品になります。今回はそんな漫画アンゴルモア元寇合戦記についてのあらすじやネタバレ、アニメは面白いのかなどを読者の感想を交えてご紹介します。

TVアニメ「アンゴルモア元寇合戦記」公式サイト

アンゴルモア 元寇合戦記とは?

元寇の合戦を描いた漫画アンゴルモア元寇合戦記。漫画のネタバレをご紹介する前にアンゴルモア元寇合戦記の作者たかぎ七彦とはどういった人なのかやこの時代はどのような時代であったか、また主人公である朽井迅三郎とはどんな男などの基本情報についてご紹介し、アンゴルモア元寇合戦記について知っていただきましょう。

作者たかぎ七彦とは?

漫画アンゴルモア元寇合戦記の作者はたかぎ七彦といわれる漫画家です。彼は漫画雑誌モーニングで短編作品を発表したのち、アンゴルモア元寇合戦記を描くことになり現在も連載が続いています。過去の短編漫画は「なまずランプ」とヤングマガジンに掲載した「スクランブル」といった漫画でアンゴルモア元寇合戦記はたかぎ七彦初めての連載漫画にあたる作品となっています。

アンゴルモア元寇合戦記はたかぎ七彦が関西での少年時代に横山光輝の三国志に強い影響があり、三国志をイメージして描いた漫画だと作者は語っています。さらに作者の好きな皇国の守護者という漫画を彷彿とさせる表現も出てきて、アンゴルモア元寇合戦記は作者のおもしろいと思った漫画など好きなものが詰め込まれた作品となっています。

主人公は流刑人というアウトローな存在で、そんな流刑人が命を懸けて戦うシチュエーションが面白いと感じ流刑人を主人公にしたと語っています。さらに鎌倉時代は武士が土地を守るため戦って、幕府によるご恩と奉公の関係に縛られない流刑人がいかに戦いに入っていくのというのが見せ方としてとても熱いとたかぎ七彦は書いた時のことを話しています。

時代背景は?

漫画アンゴルモア元寇合戦記の時代は1274年に起こった文永の役(元寇)を舞台に描いた漫画になります。文永の役ては日本の鎌倉時代中期に中国大陸を支配していたモンゴル帝国が日本に侵攻してきたことを指し、1度目の襲来が文永の役、2度目の襲来が弘安の役と名付けられ、別名として蒙古襲来ともいわれています。

当時世界最強の艦隊を率いて侵略してきたモンゴル帝国。ネタバレとなってしまいますが文永の役ではモンゴル帝国は対馬へ侵攻してきて博多湾で合戦を繰り広げます。そして文永の役では神風と言われる暴風が吹き、モンゴル帝国は撤退します。2度目の侵攻である弘安の役ではまたしても博多湾への侵入や佐賀島での合戦など多くの戦いが起こります。そんな中またしても神風が吹きモンゴル帝国は撤退し、日本は勝利を飾ります。

そんな戦乱の時代を描くアンゴルモア元寇合戦記は鎌倉武士の朽井迅三郎を主人公に一騎打ちなど手に汗握る物語が繰り広げられ、壮大でこれまでにない面白い日本の歴史漫画となっています。

主人公の朽井迅三郎とは?

アンゴルモア元寇合戦記の主人公は朽井迅三郎という青年です。迅三郎蒙古襲来の際に起こった北条氏の内紛事件二月騒動で対馬に流刑となった鎌倉の武士になります。迅三郎は源義経の兵法を身に着けており、ギケイ流と言われる剣術などを使い多くの苦難を乗り切ります。オリジナルキャラクターですが史実に対馬の合戦で流人として戦った口井藤三なる人物がおり、名前はここから取られています。

アンゴルモア 元寇合戦記を9巻までのあらすじをネタバレ解説!

鎌倉武士であり続ける主人公朽井迅三郎を主人公に戦場と化した対馬を海賊鬼剛丸や輝日など数々の仲間と共に駆け巡る壮大な歴史漫画のアンゴルモア元寇合戦記。今回はそんなアンゴルモア合戦記の1巻から9巻までのあらすじやネタバレを詳しくご紹介していきます。

アンゴルモア 元寇合戦記1巻のネタバレ

主人公朽井迅三郎は戦の指揮を執っていたある日爆弾によって海に落下します。その際海の中で白鰐という大魚が「どうしたもう終わりか?」と語り掛け、迅三郎は以前から城鰐が自分のことを笑っていたと感じるのでした。そしてアンゴルモア元寇合戦記の物語の幕が上がるのでした。そして日は遡り台風の中役人たちが山賊を流刑島に運んでいました。暴風なので山賊たちの枷を外した役人ですがこれが悲劇を生みます。

山賊たちは助かろうと役人を船から落としていく暴挙に出るのです。捕まっていた迅三郎は手枷を自力ではずし山賊たちを切り捨てます。迅三郎はあまりにも強く、彼はギケイ流という源義経の残した兵法を使う剣の達人でした。船には自称大海賊の鬼剛丸が乗っており、二人は協力して流刑島である対馬へと行きつきます。行きついた二人を出迎えたのは島の主宗助国と娘の照日でした。

照日は減っている役人あ山賊達の不在を気にする事は無く迅三郎は不審に思います。実は島流しにされた人たちはモンゴルと戦うために連れてこられた人たちだったのです。照日の父宗助国は対馬での戦いのため鎌倉幕府に援軍の要請をし、迅三郎達が流刑になったということを知ります。その夜輝日がモンゴルの兵士にさらわれ迅三郎が駆けつけます。そして迅三郎は圧倒的剣術でモンゴルの兵士を切り倒していきます。

そして一人のモンゴルの兵士が迅三郎の剣術が義経流と知っておりまた会おうと言い残し撤退します。輝日を救い出したがすぐにモンゴルの軍船が対馬に迫ってきてました。しかし軍議では対馬は強い者が集まっているからモンゴルは来ないというありえない予想をしており、迅三郎は呆れてバカにするのですが外へ放り出されこととなってしまいます。そんな迅三郎に少弐景資という宗呂が訪ねてきます。

景資は対馬に3千の援軍を送るので迅三郎の義経流兵法で指揮を執り勝利に導いてほしいといいます。モンゴルにやられる訳にはいかない迅三郎は承諾します。そして夕刻、モンゴルの船団が出現したという知らせがあり宗助国は兵を率い出陣します。佐須の軍神と言われるほどの戦いを見せる宗助国ですが猛攻により宗助国と照日の親族右馬次郎が討死します。そんな劣勢の中駆けつけたのは主人公迅三郎でした。

アンゴルモア元寇合戦記2巻のネタバレ

迅三郎は苦戦している対馬の兵を鼓舞し反撃を行います。迅三郎自身も単騎で突撃し、恐れをなしたモンゴル軍は撤退します。それを見逃さず追撃を掛けます。そしてモンゴル軍の本陣へ突撃。見事モンゴル軍の大将を討ち取りました。しかし宗助国と右馬次郎を失ったことは大きく彼らを慕っていた多くの武士は涙を流します。

勝利の後流刑人の白石が迅三郎に家族はいないかと問うと彼には妻が多いときで4人おり、残ったのは一人だけだったという。そしてその間に一人の娘をもうけるのですがこの娘は強情で庭に庭木を植えることを禁じた迅三郎に逆らうかのように意地でも庭木を見張り続けたのでした。しかしそんな思い出も過去のことであり、娘と妻は病気でこの世を去るのでした。

しばらく休んでいた迅三郎の前にはぐれてしまった鬼剛丸と再会します。鬼剛丸は刀伊という防人の末裔達の集団と知り合っており、そのリーダー長嶺判官という男が輝日に接触するのでした。実は100歳を超える安徳天皇が輝日に会いに行くよう指示し、迅三郎達に協力するか決めにきたのでした。ある夜迅三郎は夜襲を試みることになります。

女房や子供がモンゴルに捕まったという同志を集め総勢64人で夜襲を敢行します。しかし夜襲はバレてしまいます。仲間の銀七達が裏切っており、輝日が斬られてしまいます。しかし輝日の治療をすぐ行い夜襲を決行します。そして迅三郎と鬼剛丸の圧倒的な力でモンゴル軍の陣形を切り崩していき戦況は有利となります。そしてそんな中モンゴル軍将軍劉復亭という男が不適な笑みを浮かべるのでした。

アンゴルモア元寇合戦記3巻のネタバレ

夜襲に成功した迅三郎ですがモンゴル軍もすぐに陣形を整えます。迅三郎はモンゴル軍の中に何か強大な存在を感じていました。そうそれこそが劉復亭でした。女真族という戦において勇猛果敢な民族である劉復亭は対馬の兵を惨殺していきます。そんな劉復亭の前に鬼剛丸が現れ一騎打ちを繰り広げます。しかし劉復亭は強く鬼剛丸が切り殺されしまいそうになり、迅三郎が助けに入ります。

攻撃を仕掛ける劉復亭ですが迅三郎の剣術によって傷を負う劉復亭。強気者を求めていた劉復亭は迅三郎に本気を出します。しかし迅三郎は鬼剛丸を連れて逃げ出します。劉復亭は追いかけますがモンゴル軍元帥の命令で撤退します。迅三郎達は3日目に輝日などを連れ佐須から国府への移動を開始します。そんな中手当をしてくれた迅三郎に輝日は密かに好意を寄せるのでした。

迅三郎達は国府へ到着するのですが目の前はモンゴル軍の襲撃の後で、国府は焼け野原と化していたのでした。阿比留という者を含め国府には何名か生き残りはいたのですが戦意喪失してしまっています。そんな迅三郎は阿比留に喝をいれるのでした。そんな中モンゴル軍が5人迅三郎達がいるところに向かっていました。その姿はなぜか須賀で戦ったモンゴル軍と姿かたちが異なる兵士でした。

輝日、阿比留、弓の達人火垂達がモンゴル兵5人を殺し全ての斥候を討ち取りました。それを見た迅三郎はモンゴル軍がすぐ近くまで来ていると予測します。逃げるため浅茅湾に兵糧や隠れ家があることと知っていたので阿比留たちは浅茅湾へ逃げ始めます。モンゴル軍足止めを覚悟する迅三郎をよそめに鬼剛丸は民から金品を巻き上げていました。これはモンゴル軍を誘惑させるための策略だったのです。

山道を戦場に迅三郎は横矢掛けという義経流兵法を用いモンゴル軍相手に互角以上に渡り合います。無理に攻めては兵を損耗するだけと考えたモンゴル軍将軍ウリヤンエディは振天雷という爆弾で攻撃します。爆弾の攻撃により苦戦強いられる迅三郎。逆転されモンゴル軍が有利になったところで4巻に続くことになります。

アンゴルモア元寇合戦記4巻のネタバレ

モンゴル軍の爆弾で窮地に陥る迅三郎達。その裏でモンゴル軍将軍ウリヤンエディを輝日と火垂が背後から射貫こうと考えます。そしてウリヤンエディ将軍に矢を放つ二人。しかし近くにいた兵士に弓を防がれてしまい失敗に終わってしまいます。輝日の姿に惚れたウリヤンエディは生きて捕らえよと命令します。その頃迅三郎の激戦でモンゴル軍の数を減らせたので逃げることを決めました。

しかし撤退中にモンゴル軍の武器「銃」で胸を撃ち抜かれてしまい絶命します。そしてその時須賀からの急報で須賀にモンゴル軍が来襲した知らせを受けます。そして一計を案じます。それは鎧の違うモンゴル軍たちを引き合わせたら混乱するのではないかという策でした。策は的中し、モンゴル軍とウリヤンディ達の軍は鬼剛丸が仕掛けた金品を巡り争いが起きたのです。

蒙古襲撃をなんとか凌ぎきった迅三郎の前に一人の老人が姿を現します。老人は迅三郎達を連れて安徳天皇に合わせてくれるというのです。しかし安徳天皇は壇之浦で死去したはずだと思っていました。迅三郎は海の見える白嶺の頂まで案内されると先ほどの老人が正装に着替え、実はこの老人こそ95歳にもなる安徳天皇本人だったのです。

アンゴルモア元寇合戦記5巻のネタバレ

迅三郎の持っている刀は今剣という源義経が使用していた刀で、安徳天皇は源義経の技を受け継いだ者が見たいということで迅三郎に会いにいったのでした。今剣は実は帝の所有するものであり、源義経が戦のさなか帝7の元にやってきて都へ連れて帰ろうとしたところ踏みとどまり、自分の代わりに今剣を源義経に渡したことから義経が使用していた刀となったのです。

しばらくしたのち、輝日が到着すると輝日は帝を見て幼いころにあったあの方だと思います。輝日は生き延びることを帝と約束し、浅茅湾へ足を運びます。刀伊祓の勢力稚である浅茅湾に向かっている迅三郎の前にモンゴル軍が立ちはだかります。どうやら逃げる女たちを追いかけているようでした。しかし女たちは海へ飛び込み、潜んでいた伏兵がモンゴル軍を皆殺しにします。

伏兵を指揮していたのは刀伊祓のリーダー長嶺で迅三郎は協力を申しだてます。しかし受け入れない長嶺に輝日が帝からの書状を見せ、帝の命で動いてきた刀伊祓は迅三郎達に加勢することとなったのでした。刀伊祓い大昔から異国の者と戦ってきた経験があり、金田城を主城に石で周りを囲い鮮卑族と戦い続けていたのでした。しかし迅三郎は城は役に立たず、モンゴルから逃げるべきだと提案します。

だが先祖の魂が眠る浅茅湾、そして金田城を捨てる訳にはいかない長嶺達は断ります。しかし冬将軍が近づきこのままではみんな凍死してしまいます。城から出ると義経流が見たい人たちに喧嘩を売られます。喧嘩に軽々勝利した迅三郎は顔も名前も知らない人同士で命を預け合うことができないと説き、お互いの名前を言い合います。そして迅三郎は長嶺達と浅茅湾で戦うことを決意します。

アンゴルモア元寇合戦記6巻のネタバレ

対馬にモンゴル軍が来襲した知らせが福岡城に届き、少弐景資は船団と武器、兵糧などを積めるだけ積みすぐに対馬に向かわせることにしました。迅三郎もまた少弐景資のことを信じて援軍を待っていました。一方仲間の白石と男衾の二人は地頭に返り咲くために裏切ろうとしていました。しかし白石は裏切るわけにわ行かない心を持っていたので男衾の裏切るの誘いを断ります。

そして男衾は去ろうとする白石めがけて斬りかかろうとします。しかしお見通しだった白石は逆に男衾を斬りつけて惨殺します。そして男衾の持っていたモンゴルの通行証を拾い誰とも手を組まずモンゴルに寝返ることとなるのでした。裏切った白石はモンゴルの将軍ウリヤンエディに金田城にみんな隠れていることを告げとうとう攻撃が開始されようとしていたのです。

裏切った白石は十分な報酬が約束され、ウリヤンエディの命令で迅三郎達のもとに戻ります。そして4日目モンゴル軍は金田城目掛け接近してきました。万全の準備を整えていた迅三郎は迎え撃ちます。そんな中白石が裏門の守備が気になるとのことで西側に行くこととなるのです。奇襲攻撃などで攻めては退いての繰り返しでモンゴル軍は苦戦を強いられることとなります。

長嶺率いる投石部隊に攻めあぐねるモンゴル軍は白石のはたらきを期待し、軍を裏門へと移し攻撃しようとします。しかし迅三郎や長嶺は兵が違うところを攻めると読んでいました。西側からどんどんと侵入してくるモンゴル軍ですが突如火の手が上がりモンゴル軍を焼き殺していきます。ウリヤンエディ将軍は何かの異変に気が付くのでした。

アンゴルモア元寇合戦記7巻のネタバレ

ウリヤンエディ将軍は自分の部下が起こした火だと勘違いしたが実はその火の手は刀伊祓が放った炎であり、モンゴル軍は多くの被害を被ります。そして一旦モンゴル軍は兵を引き上げることとなったのです。作戦を考えるウリヤンエディ将軍は総攻撃を考えますが突如対馬軍がモンゴル軍に奇襲をかけます。そして迅三郎は多くのモンゴル軍の兵士を撃破し兵を引き上げていくのでした。

本来九州征伐が目標のモンゴル軍は迅三郎を相手にすることはやめ、浅茅湾から軍を撤退させるモンゴル軍。その頃迅三郎達は白石が裏切ったのではないかという疑問が浮かんでおり、西側に確認をとることに。すると放心状態となった白石がおり、迅三郎は白石の裏切りを確信するのでした。白石は自分の一族と土地を取り戻すため迅三郎と戦い白石は首をはねられることとなるのでした。

戦いが終わり寝ていた迅三郎に火事だという声があがります。付け火なのか裏切りものがまだいるのかなど考えを巡らす迅三郎。そして対馬兵のスパイが火をつけたと判明します。そのスパイこそ前に戦った義経流を知っていたモンゴル兵でした。対馬兵に化けており、迅三郎は再度戦いを挑みます。しかし決着が着かず、モンゴル兵は両蔵と名乗り迅三郎の前から姿を消したのでした。

アンゴルモア元寇合戦記8巻のネタバレ

アンゴルモア元寇合戦記8巻では高麗国王諶の物語から始まります。モンゴル帝国皇帝フビライハンが世界帝国を収めており、高麗はずっと屈辱的な扱いを受けていました。これを不服に思っていた高麗国王諶は部下の趙義光と共に強気の姿勢でモンゴル帝国と関わるようになります。モンゴル帝国はチンギスハンを天神と崇めるチンギス統原理と呼ばれる宗教まで出来上がっていたのです。

高麗国は30年間モンゴル帝国に歯向かっており、フビライハンは高麗を気にかけていました。そこでフビライハンは皇帝の娘婿とならないかと提案します。高麗国王諶は自らの国王としての地位を高めるため娘婿となり、高麗国の地位を上げようと目論みます。しかしその折諶の父親である現高麗国王の父親が部下の林衍の手により国王の座を降ろされてしまいます。そこで諶は一計を案じるのでした。

高麗国の政変にモンゴル帝国を介入させることにより父を高麗国王に戻そうと考えます。フビライハンは兵を率い諶の協力をし、父の王の座を戻し、反逆者林衍は処罰されることとなります。そして婿となるためにモンゴル帝国の親衛隊に入ることが条件だったため、諶は親衛隊に入り、武功をあげることとなたのでした。

諶は完全にモンゴル帝国に従う人間となっており、歯向かい続けていた忠臣趙義光は裏切り反乱軍に入るのですが高麗連合軍によって滅ぼされてしまいます。そして娘婿となることが許され、諶は父親に報告するのだが父は民・武人・モンゴル・日本の均衡を保ってきた人間でこのことをよくは思いませんでした。しかし父が急死し諶が高麗国の玉座につくこととなります。

全てを捨て今の地位についた諶は日本遠征になんとしてでも勝つという強い意気込みで参戦することとなります。そして舞台は金田城へと戻ります。大軍が迫ってきている中迅三郎は兵の士気を必死で鼓舞しながら待ち構えていたのですがモンゴル軍元帥洪茶丘の策で大量の松明を炊き、大軍特融の威圧感で士気を下げようとします。これを見て驚いた輝日と鬼剛丸は密かに対馬から脱出を試みます。

迅三郎はあの大軍が攻めてきて太刀打ちできないと判断し、長嶺と共に城から落ち延びることを決断します。しかしモンゴル軍の軍勢は思っている以上に多く、援軍が来なければ脱出できないほどでした。しかし援軍は少弐景資の父が手勢を裂きたくないため反対し、援軍を送ることはできませんでした。そして援軍が来ないと腹を括った迅三郎は少勢でモンゴル軍と戦うこととなります。物語は9巻へと続くことになります。

アンゴルモア元寇合戦記9巻のネタバレ

9巻は立てこもる金田城にモンゴル軍が攻撃を仕掛けるところから9巻が始まります。迅三郎達は奮戦しモンゴル軍に損害を与えますが多勢に無勢。攻撃は止まることなくモンゴル軍の侵入を許してしまいます。長嶺も奮戦しますがモンゴル軍の弓を受けさらに腕や腹に攻撃を受け長嶺が絶命してしまいます。そしてどんどんモンゴル軍の攻撃が加速していくこととなるのでした。

一方鬼剛丸も女真族が立ちはだかり逃げることが出来ず対馬へと引き返すこととなります。兵が減っていく中火垂や迅三郎は敵に囲まれながらも奮戦します。その時迅三郎の元に鬼剛丸が助けにやってきます。二人は共闘し最強の力の二人でモンゴル軍を圧倒し、手出しすることが出来なくなりました。しかしそんな中火垂もモンゴル軍の銃撃で倒れ討死してしまいます。

迅三郎と鬼剛丸が奮戦している中モンゴル軍は民へ攻撃を開始します。鬼剛丸はこの場を任せろと言い、迅三郎は山頂へと向かいます。そんな鬼剛丸の前に女真族最強の男劉復亭が現れ一騎打ちを行います。山頂まで逃げた迅三郎ですがそこにはモンゴル帝国が待ち構えており、輝日達と必死でモンゴル軍に抵抗します。モンゴル軍の戦士トッムヤスが立ちはだかりますが迅三郎は一瞬で首をはね、撤退に専念します。

そこでモンゴル軍が爆弾を迅三郎に投げ、海へ落下します。そう9巻の終わりに1巻の初めの内容に繋がることとなるのです。そして海に放り投げられた迅三郎は海に沈んでいき、アンゴルモア元寇合戦記の9巻は幕を閉じるかたちとなるのでした。

アンゴルモア 元寇合戦記の漫画が面白い理由とは?

アンゴルモア元寇合戦記の9巻までのあらすじやネタバレをご紹介しました。数少ない兵で戦うシーンは手に汗握り、見ている読者も熱くなる物語となっています。そんなアンゴルモア元寇合戦記ですがなぜ面白いといった声があがっているのかその面白い理由をご紹介します。

息が詰まる展開が面白い!

世界帝国と呼ばれるほど巨大な国モンゴル帝国は大軍を率いて日本へ進軍を開始します。それに対抗する日本の武士たちは対馬で迎えうつのですがわずか少数で話にならないほどの数の差が生まれています。そんな圧倒的に不利な状態から主人公迅三郎達は知恵を出し合いモンゴル軍に戦いを挑む物語となっており、9巻の絶望感は息が詰まる戦いで大変面白い漫画になっています。

緊迫感が面白い!

アンゴルモア元寇合戦記は緊迫感が伝わり面白いといった感想もあります。大軍相手に成す術もない迅三郎達は何回も仲間の裏切りなどの危機を迎えます。そんな中迅三郎は義経兵法や仲間との協力で気抜けていき、9巻の全てを投げ出し撤退する緊迫はたいへん面白い話となっています。

歴史には無いオリジナル設定が面白い!

アンゴルモア元寇合戦記には歴史と違うオリジナルストーリーも含まれていてまた違う視点で見る歴史で面白い作品となっています。例えば源平合戦で死んだはずの安徳天皇が生きていて迅三郎に会いにいったり、メインヒロインの輝日というオリジナルキャラクターが大活躍する場面など見ていて面白い作品となっています。

国々の武具の違いが面白い!

アンゴルモア元寇合戦記は様々な国が出てきて国ごとの衣装や武器の違いも面白い見どころです。例えば女真族やモンゴル帝国、高麗族など一つの国でも形が変わっていたり、集団戦法で銃や爆弾を使うモンゴル軍など全てきめ細かく描かれていてたいへん面白いです。

仲間達との友情の物語が面白い!

アンゴルモア元寇合戦記では友情も一つのみどころです。最初流刑の身にあった迅三郎ですが、自称大海賊の鬼剛丸や輝日、火垂など様々な人物と出会いモンゴル軍と戦います。数で圧倒的に勝るモンゴル軍相手に仲間の裏切りや討死など様々な事が起きながらも諦めずに仲間たちと勝利を目指す姿は涙無しではみれない作品となっています。

アンゴルモア 元寇合戦記の漫画を読んだ人の感想を紹介!

アンゴルモア元寇合戦記には面白いといった声や他にも様々な感想が見られ、手に汗握るおもしろい物語といった好評な感想から見ていて悲しいなどの不評な感想など様々あります。今回はそんなアンゴルモア元寇合戦記の1巻から9巻までの感想を好評、不評と分け、ご紹介していきます。

好評な感想を紹介!

モンゴル軍が攻めてきて奮戦しますがどんどん仲間がやられていくところに緊迫感を感じる人が多いです。今までにない元寇という時代をテーマに壮大なストーリーを描いているので9巻までではなくこれからも読み続けたいという人が多く見られました。

今までにない対馬を舞台とした物語で珍しいのもありますがやはり主人公迅三郎や輝日など個性豊かに人物が描かれていて、それぞれが生きるために戦い続ける物語は圧巻の一言です。

不評な感想を紹介!

アンゴルモア元寇合戦記は主人公迅三郎の仲間が多く討死してしまいショックな場面が多くあります。やはり好きな登場人物が死んでしまうところは悲しみに溢れてしまうのでそういった方には後味が悪く感じてしまう方も多いようです。

アンゴルモア 元寇合戦記のアニメも話題に?漫画との違いとは?

アンゴルモア元寇合戦記の9巻までのあらすじやネタバレ、面白いところや9巻まで読んだ人の好評な感想・不評な感想なども交えてご紹介しました。そんなアンゴルモア元寇合戦記ですが実は2018年にアニメ化しており人気をたくさん集めているのですが漫画版のアンゴルモア元寇合戦記とアニメ版では少し違うところがあるとのことでその少し違う点についてご紹介します。

アニメ版では全てが語られていない?

漫画のアンゴルモア元寇合戦記は超大作になっていおり、アニメ版では尺の問題で語られていない場面が数多く存在します。漫画では主人公迅三郎の過去などが細かく描写されているのですがアニメ版では詳しく語られていないので視聴者から見ると分からないという場面が存在します。そうなると仲間の裏切りや共に戦ってくれる仲間がなぜ共に戦うかなど分からなくなってしまい、物足らなさを感じるかたちとなります。

アニメ版はアンゴルモア元寇合戦記9巻までのストーリーになっていてもし細かくやっていると何話構成になるか分からないほど長い話になってしまいます。こういった理由から語られていない場面が多くあったアニメ版ですが裏切者の白石と主人公迅三郎との戦いなど原作と少し違った描写も描かれております。もしかするとDVDなどで新たに描かれるかもしれないです。

アンゴルモア 元寇合戦記のネタバレまとめ!

今回はアンゴルモア元寇合戦記を9巻までのあらすじやネタバレ、作者についてやアニメ版との相違点などをご紹介しました。漫画アニメ問わず大人気を集め今後とも注目が離せない漫画となっています。もしこの記事を読んでご興味頂けたなら是非とも読んでみてください。

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