王様ゲームをネタバレ解説!漫画(無印・終極)の結末や王様の正体を紹介

王様ゲームをネタバレ満載で解説していきます。大人気の漫画、王様ゲームとは一体どのような内容なのでしょうか。王様の正体とは一体誰なのでしょうか。王様ゲームという漫画には、無印から終極まで、どのようなストーリーで進んでいくのかも、ネタバレありで徹底解説していきます。王様ゲームの魅力などを紹介しつつ、王様ゲームの始まり、そして王様ゲームの終極、結末までのあらすじや見所をネタバレ満載で記載していきます。王様の正体は?王様ゲームの結末は?王様ゲームの終極、その他結末までを一緒にみていきましょう。

王様ゲームをネタバレ解説!漫画(無印・終極)の結末や王様の正体を紹介のイメージ

目次

  1. 王様ゲームの漫画の結末や王様の正体が気になる!
  2. 王様ゲームの漫画(無印)を結末までネタバレ解説!
  3. 王様ゲームの漫画(臨場)を結末までネタバレ解説!
  4. 王様ゲームの漫画(起源)を結末までネタバレ解説!
  5. 漫画王様ゲーム(終極)を結末までネタバレ解説!王様の正体は?
  6. 王様の正体とは?ネタバレ解説!
  7. 王様ゲームの漫画の続きは小説で読める!
  8. 王様ゲームの漫画についてネタバレ解説まとめ!

王様ゲームの漫画の結末や王様の正体が気になる!

王様ゲームとはもともと、モバゲータウンで執筆された携帯小説です。爆発的な人気が出て、漫画化、アニメ化、映画化までされています。原作者は金沢伸明です。王様ゲームの漫画は、4つあります。無印と言われる「王様ゲーム」から始まり、終極、臨場、起源と4つの物語で構成されています。時系列で並べると、起源、臨場、王様ゲーム(無印)、終極と続きます。どの順番で読んでも良いように構成されているそうです。

ネタバレで簡単に王様ゲームについて説明します。どの話にも共通する内容となっています。王様ゲームのルールは、「クラス全員強制参加」、「王様メールの命令には24時間以内に従う」、「命令に従わない、もしくはゲームに負けると罰を受ける」「途中棄権は絶対に出来ない」、この4つのルールに逆らうことは出来ません。メールの送信者は「王様」で、メール内容は「命令」であり、一度始まれば逃れることの出来ない恐怖のゲームです。

そんな王様ゲームに巻き込まれた人々たちは、どうなってしまうのでしょうか。漫画王様ゲームの起源から始まり終極まで、ネタバレありでじっくり解説していきます。王様ゲームの漫画の結末はどうなるのか、王様の正体は一体誰なのかをネタバレありで見ていきます。終極までに、どんな結末にたどり着くのかを考察しながら、見ていきます。

TVアニメ「王様ゲーム The Animation」公式サイト

王様ゲームの漫画(無印)を結末までネタバレ解説!

王様ゲームの漫画(無印)を結末までネタバレありで解説します。どのように終極に繋がるのかも見ていきましょう。主人公、金沢伸明と恋人の本多智恵美、親友の橋本直也を含む、32名のクラスメイトに一斉に送信されたメール。送信者は王様でした。この一通のメールから恐怖のゲームが始まります。伸明やクラスメイトたちは、どんな結末を迎えるのでしょうか。完全ネタバレで王様ゲーム(無印)の漫画の解説をしていきます。
 

最初の命令は?

漫画王様ゲーム(無印)で、最初に送られてきたメールは「クラスメイトの井上浩文と中尾美奈子がキスをしろ。24時間以内に命令に従わなければ、罰を与える」という内容のメールでした。面白がったクラスメイトは、浩文と美奈子にキスをするように場を盛り上げます。ネタバレですが、やけくそになり浩文は美奈子にキスをしますが、殴られます。その直後に王様から「服従完了」のメールが一斉送信されました。

クラスメイトは面白半分で明日もメールが来るのではと面白がっていると、次の日も王様から一斉メールが届きました。内容は「豊田秀樹が井上祐子の足を舐める」という内容のメールでした。ネタバレですが、秀樹は嫌がりキレましたが、前日に浩文と美奈子にキスをするように仕向けた張本人という事で、クラスメイトに責められ、半ギレ状態で嫌々祐子の足を舐めました。するとまたすぐに王様から「服従完了」のメールが届きます。
 

若干気味が悪いと思いながらも、お遊びの王様ゲームは、いつまで続くのかと思うクラスメイト達。いつもの日常をいつも通り過ごします。ネタバレですが、次の日に起こる大事件までは、それぞれがいつもと変わらない生活をする中、王様ゲームの本当の恐ろしさを知る事となります。

王様ゲームで初の犠牲者

次の日の深夜に王様からメールが届きました。内容は「豊田秀樹が石井里美の胸を触る」という内容のメールでした。朝学校に登校すると、やる気満々で楽しみで仕方ない様子の豊田秀樹がいました。しかしその日に、肝心の石井里美は欠席しました。残念がる豊田秀樹。これで初めて王様からのメールを破る事となります。深夜23時55分に、クラスメイトに一斉メールが送られてきます。

メールの内容は「残り5分」という内容で、カウントダウンが始まりました。そして0時になると同時に入ってきたメールは「王様の命令に服従しなかった為、首吊りの刑を与える」というものでした。それと同時に次の命令も送られてきました。恋人がいる相手に違う男とエッチをしろとの内容で、バカバカしいと思うクラスメイト達。しかし次の日に登校すると思いもよらぬことを聞かされるのでした。

朝登校すると、命令を実行しなかった豊田秀樹と石井里美がいないことに気が付きます。不安に思いながらも、HRが始まり席につくと、思いつめた顔をした担任が教室に入ってきます。ネタバレですが、その担任の口から出た言葉は「豊田秀樹と石井里美の二人が、首つり自殺をした」という、思いもよらない言葉でした。自殺をするような二人ではなく、二人同時に同じ日に首を吊るなど考えられませんでした。

ここでクラスメイト達は、思い知ることとなります。ただの誰かのイタズラだと思っていた王様ゲームは、本物だという事に。命令に従わなければ、「罰」が与えられるという事に。命令は絶対、服従しなければどんな罰が下されるか分からない恐怖の王様ゲームだという事を、実感させられます。

親友、直也の命を救うため苦渋の決断をする伸明

王様ゲームの命令はどんどんエスカレートしていきます。初めは単純な命令でしたが、次第に複雑な命令や無理難題な命令などもしてくるようになりました。ネタバレですが、ついに伸明の親友、直也に命令が下されます。「クラスの人気投票をして負けた方に罰を与える」という命令でした。相手はクラスメイトの佳奈。反則的な方法で票を集める佳奈に対抗する為、伸明も手を汚します。

ネタバレですが、伸明は元々とても優しい心の持ち主で、常に周りの事を考えながら行動できる人間でした。しかし、親友の命を救うために汚い手を使い、直也へ票が行くように裏で工作をします。その結果、ネタバレですが勝利を確信していた佳奈は負けることになり。直也の命は救われます。このようなことがあり、クラスではみんなが疑心暗鬼に陥る事となります。

また更に、親友の直也に王様ゲームから命令が下されます。内容は「直也が10分以内に性交すること」でした。現実的に考えて、もう伸明の恋人の智恵美以外に救える女性がいませんでした。ネタバレですが、直也自身は死ぬことを覚悟していましたが、伸明は親友をどうしても失いたくないため、直也を殴り失神させ、そのまま智恵美に助けてくれと頭を下げます。その結果行為をし、直也は命を救われます。

王様ゲームの手がかり

王様ゲームの漫画の主人公、伸明は王様ゲームを終わらせるために、恋人の智恵美と親友の伸明と共に、王様ゲームについて調べます。そこで手がかりを発見します。犠牲者の携帯電話には必ず一文字だけ未送信メールが残されている事に気が付きます。伸明たちは、その未送信メールの文字をつなげれば、王様ゲームの王様にたどり着くのではないかと考えます。

伸明たちは、犠牲者の携帯から未送信メールを集め始めます。しかし伸明たちの前に、誰かがメールを消している事に気が付きます。ネタバレですが、その人物はクラスメイトの岩村莉愛でした。莉愛が王様ではないかと疑いますが、違いました。莉愛の目的は王様ゲームに勝つことでした。犠牲者を出しても未送信メールを集め、自分が王様ゲームに勝利するという目的のために動いていました。

王様ゲームの発端の地「夜鳴村」

漫画王様ゲームでは、次々とクラスメイトの命が無残に失われていきます。そんな際、伸明の仲間の陽介は「王様ゲームは過去に夜鳴村で行われていた」との情報を手に入れます。「泣いてはいけない」という王様の命令を破り、ペナルティで虫の息の陽介は、この情報を伸明に託し、命を失います。伸明は夜鳴村に単身で向い、ある資料を見つけます。

夜鳴村には伸明より前に、莉愛がいました。クラスメイトの死を知り、涙を流してしまう伸明。自分の死を覚悟し、莉愛に未送信メールを託し、王様を倒してくれと遺言を残し、意識を失います。ネタバレですが、死んだと思った伸明は、ギリギリ深夜0時を過ぎていたので、命は助かりました。そして次の命令が下り、伸明の親友の直也は、智恵美を守るために自分の命を捨てます。

王様ゲームの正体が判明!ネタバレ解説

漫画王様ゲームで最終的に残ったのは、伸明、智恵美、莉愛の3人。莉愛の正体はトップクラスのハッカーでした。莉愛は夜鳴村で知りえた情報を伸明たちに説明をしつつ、プログラムを作っていた。昔、夜鳴村でも同じように人が亡くなっていた。その原因は強力な暗示だったそうです。智恵美の母、本多奈津子が暗示法のプログラム化を始めたが、そのプログラム自体が意思を持ち、究極の暗示法を研究し続けた。

その究極の暗示法を完成させるため、「王様ゲーム」は最終実験だった。ネタバレですが、伸明のクラスだけが対象になった理由は、本多奈津子の娘である、本多智恵美の携帯から、クラス全体に「王様ウィルス」が拡散されていたからです。そして更にネタバレですが未送信メールの結末は「お前たち31人の命を捧げ、本多奈津子を生き返らせるための犠牲となれ」でした。

漫画王様ゲームの結末は!完全ネタバレ解説

全ての謎を解き明かした莉愛は、王様ゲームに対抗するアンチウィルスを作り上げました。しかし、そのアンチウィルスさえも王様ゲームの罠であった為に、莉愛も伸明に全てを託し、命を失います。残った伸明と智恵美に下された最後の命令は「5分以内に愛する者の命を奪う」でした。伸明は智恵美と共に、強い意志なら王様にも負けないと言い、二人で生き残る事を誓います。

生き残るという強い意志で、王様の罰を回避することに成功した2人でしたが、喜びも束の間、智恵美はクラスメイトに刺された傷が大量出血してしまいます。そして伸明に最後の遺言を残し息を引き取ります。そして最後にメールが届きます。「あなたがこの世界の王様です。あなたはこの世界をどうしたいですか?」そして物語は終極へと繋がります。漫画王様ゲーム(無印)はここで結末を迎えました。

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王様ゲームの漫画(臨場)を結末までネタバレ解説!

王様ゲームの漫画(臨場)についての内容を、完全ネタバレで解説していきます。王様ゲーム(臨場)の漫画では、物語の重要人物「本多奈津子」が出てきます。本多奈津子といえば、王様ゲーム(無印)の漫画で、本多智恵美の母親として、出てきた名前です。臨場での本多奈津子は、智恵美の母親とは違います。

終極のネタバレとなりますが、ここでの本多奈津子は、実は智恵美の双子の姉妹です。本多奈津子も智恵美同様、ほかの学校で王様ゲームの被害者となっていました。この臨場では、今度は智恵美の双子の姉妹、本多奈津子が主人公となって話が進んでいきます。この学校での王様ゲームの結末はどうなるのかを、ネタバレしていきます。

王様ゲームの臨場では、舞台は2009年6月、紫悶高校で王様ゲームが行われます。「大切なものを失え」との命令を実行しようと、本多奈津子を襲う石田猛。猛はずっと奈津子の事が好きだったので、奈津子を殺せば命令を実行したことになると思ったのです。間一髪のところで、安田健太郎が現れ奈津子を救い出します。結果、猛は自分の目を抉り出し、命令に服従したのでした。

そして臨場でのもう一人の重要人物が、佐竹舞でした。舞は王様ゲーム自体を楽しんでいました。舞は親が医者という事で、色々な知識を持っていました。その知識を使い王様ゲームでの勝負などにも勝利していました。殺人を楽しむ舞の事を奈津子は理解できませんでした。仲が良かったクラスメートたちも次々と豹変していき、誰も信じられないような心理状態になっていきます。

元々奈津子はとても友達思いの優しい女の子でした。同じく安田健太郎も、とても友達思いの男の子でした。二人は何とかこの王様ゲームから、クラスメイトを助け出そうと必死でした。何度も裏切られ、殺されかけ、それでも必死に何とかしようとしていきましたが、徐々に奈津子も平常心が保てなくなり、豹変していきました。そして健太郎は自分のせいでクラスメイトが死んでしまった事に罪悪感に飲まれてしまいます。

そして健太郎は自ら命を絶ちます。そして残ったのは奈津子と舞。王様の命令は舞を殺すという内容でした。舞に促され、奈津子は舞を屋上から突き落とし、勝者となりました。王様から最後のメールで、ゲームを続けるか、罰を受けるかとメールがきますが、全てに絶望した奈津子は、そのまま屋上から身を投げました。しかし死ぬことが出来ず、その後終極へと物語が繋がっていきます。

王様ゲームの漫画(起源)を結末までネタバレ解説!

王様ゲーム(起源)は、王様ゲームの始まりの話です。漫画王様ゲームでは、起源から始まり終極まで続いていきます。舞台は遡って、1977年に夜鳴村での出来事から始まります。王様ゲームの始まりの地では、どのように王様ゲームが始まったのでしょうか。そして結末はどのようになるのか、解説していきます。ネタバレ補足ですが、ここでの奈津子は臨場や終極の本多奈津子とは別人という設定です。

まず他の話とは違う事は、携帯電話が無い時代ですので、王様の命令は全て手紙です。それと他の物語では、クラスメイト全員でしたが、起源では夜鳴村の住民全員が対象となります。子供から老人まで、村人全員が巻き込まれてしまいます。起源での主人公は本多一成です。一成は本多奈津子と従兄妹であり、恋人でもあります。ネタバレですが、一成は本多智恵美と奈津子(臨場)の父親です。

奈津子の母は、一成と奈津子との仲をよく思っていません。そのことで喧嘩をしてしまい、奈津子は蔵へ閉じこもります。そこにある薬を誤って奈津子は割ってしまいます。ネタバレですが、これが後に王様ゲームの根源となります。そして次の日に、王様からの初めての命令の手紙が届きます。「10代の村人は人間の死体に触れ」との内容でした。半信半疑で死体に触る村人たち。二人だけ触ることなく朝を迎えました。

そして次の日の朝、二人は首を吊った状態で発見されました。これが初めての王様ゲームでの罰となります。一成たちは、命令に従わなかったからなのかと疑いますが、まだ信じ切れていませんでした。しかし。次々と王様からの手紙が届き、従わないものは罰を受けていきます。そしてついに村人は9人となります。その際に奈津子は失踪してしまい、生死不明の状態でした。

奈津子が失踪してから、王様の手紙はしばらく届かなくなり、村人や警察も奈津子が犯人ではないかと疑い始めます。そしてしばらくしてまた王様から命令が届きます。この際に王様の正体が、新種のウィルスで夜鳴村の住民だけが感染し、人の意思も自由に操れるということを発見します。それを知った政府は、夜鳴村を封鎖し、住民を外に出さないようにしてしまいます。

夜鳴村の住民は、それからも続く王様の命令に、次々と命を落としていきます。自分の命を守るために、人の命を奪うしかない状況。王様ゲームも終盤に差し掛かった時、一成は奈津子を瀕死の状態で発見する。村人に王様と疑われ、崖から突き落とされたのです。奈津子を守ると決心する一成。最後に残ったミチ子や修平からの攻撃に耐え、最終的に一成と奈津子が生き残ります。

奈津子を看病する一成。奈津子は、自分が王様の手紙を出していたと一成に告白をする。蔵で薬の瓶を割ってしまい、それでウィルスに感染してしまった。そして奈津子は薬を一成に手渡し、飲ませる様にお願いする。その薬の中身は毒でした。一成を救うために、奈津子は自分で毒を飲み、一成の腕の中で永遠の眠りにつくのでした。

それから32年後、一成は結婚をして双子を授かります。その双子に、「奈津子」「智恵美」と名づけました。自分が好きだった奈津子の名前を娘につけてしまったがために、過去のトラウマを思い出し、奈津子を虐待する一成。結局、一成の母親に奈津子を預けることとなり、双子の姉妹は別々に暮らすこととなります。

漫画王様ゲーム(終極)を結末までネタバレ解説!王様の正体は?

漫画王様ゲーム(終極)の内容をネタバレ解説していきます。終極の結末はどうなるのか?最後の命令は何なのか?王様ゲームの正体は終極では何なのか?などを、ネタバレ解説していきます。時系列的には、4つの漫画の最後の話となります。終極での主人公は、無印の主人公の金沢伸明です。悪魔の王様ゲームを体験し、心を閉ざした伸明は呉広高校に転校してきます。クラスメイトが話しかけるも、伸明は拒絶します。

そんな伸明に、隣の席の本多奈津子は、拒絶されても何度も根気よく話しかけ続けます。とても明るくて元気でクラスのムードメーカーのような存在の奈津子に、少しづつですが伸明は心を開きはじめ、徐々に昔の自分を取り戻していきます。穏やかな高校生活が続くと思っていた矢先、王様ゲームが始まってしまいました。ネタバレですが終極での本多奈津子は、臨場で王様ゲームを体験した奈津子です。

本多奈津子の豹変ぶりが凄い!ネタバレ解説!

本多奈津子は、臨場で一度王様ゲームを経験しています。元々奈津子は友達思いの、心優しい女の子でしたが、王様ゲームに巻き込まれてしまい、生きる為には手段を選ばないようになってしまいました。終極でもゲームが始まるまでは、昔のような友達思いのいい子を演じていますが、王様ゲームが始まると徐々に本性を現していきました。自分が生き残るために他人は犠牲にするという、ゲームの本質を理解していました。

伸明は王様ゲームの事をクラスメイト達に説明しようとしますが、逆に伸明が犯人だと決めつけられ、集団リンチに合ってしまいます。奈津子は本性を伸明には見せつつ、クラスメイトの前では、いい子キャラを演じ、伸明を更にボコボコにします。ピンチの伸明を健太が救い出します。熱血キャラの健太に命を救われ、健太と美月と共に、王様ゲームのヒントがある夜鳴村へ向かいます。しかし二人は王様の命令により命を落とすこととなります。

王様の命令と罰が次々と下される中、奈津子は友人を犠牲にしたりしながら、生き延びていました。クラスメイト達も奈津子の豹変ぶりに徐々に気づいていきます。伸明は奈津子は王様ゲームの生き残りで転校生だったとの事実を、里緒菜に聞かされます。奈津子の本性を知り、伸明の皆を助ける姿を見て、クラスメイト達もみんな奈津子の敵になりました。それでも奈津子は最後まで汚い手を使い、他人を犠牲にし、生き延びます。

王様の最後の命令は?ネタバレ解説!

最後の命令は「クラス全員で、己で己の体を引き裂き、切り裂いた部位を繋ぎ、人形を形づくれ」という、とんでもない内容の命令でした。その場に残っているのは、伸明、奈津子、里緒菜、遼、彩の5人。奈津子が拾ってきたチェーンソーで、遼と彩は殺された。奈津子は王様ゲームを体験しながらも、友人との絆を信じることが出来る伸明に、憎悪を向け殺そうとするが、里緒菜が伸明を守るため、奈津子をチェーンソーで引き裂いた。

奈津子を殺し、束の間の時間を共有しようとした矢先、最後の力を振り絞った奈津子は、伸明の首を切断し、生き途絶えた。伸明を失い、泣き崩れながらも遺体を引きずりながら、海岸へと向かう里緒菜。動かなくなった伸明の唇にキスをし、涙を流す。そしてそのまま伸明の遺体とともに、海の中へと入っていくのでした。生き残りは0人で、王様ゲームは幕を閉じました。

王様の正体とは?ネタバレ解説!

王様ゲームの正体は、終極では新種のウィルス「ケルドウイルス」だと判明しました。王様ゲームの終盤、伸明に一本の電話が入ります。電話は夜鳴村の事を研究していた宮澤という男性からだった。宮澤は夜鳴村で亡くなった少女を解剖し、突然変異の新種のウィルスを発見したという。ウィルスには自我があり、恐怖の感情で増殖する。このウィルスはネットワークを通じて自己増殖する。

ウィルスを根絶させることは不可能だが、ウィルスの感染者全員をこの世から消すことで止めることができる。このウィルスを放っておけば、人類は滅亡する…と言い残しました。つまりは人類の為に、感染者は全員犠牲になってほしいとの内容でした。今回の終極で、王様ゲームの生き残りは誰もいません。これで王様ゲームのケルドウイルスは撲滅されたはずですが、本当に消え去ったのでしょうか。謎は残ります。

王様ゲームの漫画の続きは小説で読める!

王様ゲームは漫画以外にも小説も発売されています。ネタバレですが、実は終極で絶滅したと思われたケルドウイルスは、根絶されてはいなかったようです。更にネタバレですが、今度はもっと大規模になって、日本中を騒がす問題となります。この続きが気になる方は、小説の王様ゲームで確認してみて下さい。

王様ゲームの漫画についてネタバレ解説まとめ!

王様ゲームの漫画は、かなりグロいですが、なぜか引き付けられる魅力のある漫画です。読んでいくうちに、などが増え、それを回収していく面白さもあります。王様がだれだとクラス中で疑心暗鬼になり、人格が壊れる人、正義を貫く人、殺しを楽しむ人など、人間本来の本性が垣間見えるのも面白さの一つです。今回は漫画のネタバレでしたが、漫画ではいくつか疑問が残る点などもあるようです。

そのひとつが本多奈津子という人物。本多奈津子は二人登場しますが、一人は智恵美の双子の姉妹、もう一人は研究者で智恵美たちの母親とありますが、智恵美たちの母親は違う人物だとの指摘もあります。この辺りは、作者のミスなのか、他になにか伏線があるのか謎な部分です。ネットでもその指摘はいくつか見受けられました。

王様ゲームは漫画以外にも、アニメや小説、映画化までされていますので、そちらも確認してみると、漫画との違いや、矛盾点なども解決するかも知れません。それぞれに、魅力のある作品ですので、ぜひ王様ゲームを見て頂けたら面白さがわかるのではないでしょうか。王様ゲームの漫画ネタバレ解説、楽しんでいただけましたか。大人気の王様ゲームを一度読んでみて下さい。

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