【葬送のフリーレン】トーンは第二次試験の敗退者！活躍シーンや脱落したその後は？

葬送のフリーレンのトーンは、メトーデやレンゲたちと一級魔法使い選抜試験に臨んだ魔法使いです。登場シーンが非常に少ないため、トーンという名前を聞いてもピンとこない人もいるでしょう。本記事では謎のキャラであるトーンにスポットを当てて、性格や魔法能力、活躍シーンなどを紹介していきます。

トーンが登場する葬送のフリーレンは、2020年から小学館の「週刊少年サンデー」にて連載中の漫画作品です。原作者は山田鐘人先生、作画はアベツカサ先生になります。かつて悪の魔王を討伐した勇者たちの後日談を、テーマにした物語です。また、2023年9月から2024年3月にかけて、テレビアニメ版が日本テレビ系列ほかにて、連続2クールで放送されました。単行本は2024年4月17日に、第13巻が発売されます。

葬送のフリーレンのエルフは長命の種族で、フリーレンも1000年生きてきた魔法使いです。人間との魔王討伐の10年間は、フリーレンにとって一瞬に感じる時間でした。しかし、死を間近にしたヒンメルから、共に旅をしたことは素晴らしい時間だったと告げられます。フリーレンは、これまで人間との関りに無関心で、仲間のことも知ろうとしなかったと後悔しました。そこで、彼女は魔法収集もかねて人間を知るための旅に出ます。

葬送のフリーレンのトーンは、一級魔法使い選抜試験に臨んだ魔法使いです。初登場はコミックス5巻の45話となっています。これといった特徴がなく、センター分けのヘアスタイルと長袖に長ズボンの装いが印象的です。年齢は不明ですが、20代ではないかと考察されています。一次試験ではメートーデ、レンゲとパーティーを組みました。その後、二次試験ではリスクを軽減するために、単独で受けることとなります。

• 名前：トーン
• 生年月日：不明
• 年齢：不明
• 種族：人間
• 職業：魔法使い
• 所属：なし

葬送のフリーレンのトーンは、慎重で合理的な考え方の持ち主です。一級魔法使い試験では偉そうな態度をとっており、自信家で他人を信用しない性格が垣間見れます。二次試験の際は、仲間を助けたり裏切りの行為などでリスクがかかることを懸念し、単独行動を希望しました。しかし、最終的には複製体に襲われて、一人で脱落します。自分の判断を信じて行動したことが、仇となってしまいました。

葬送のフリーレンでは、さまざまな魔法の能力を持ったキャラが登場しました。トーンにはどのような強さや能力があるのでしょうか？実は物語の中で、彼の強さや能力が分かるようなシーンが描かれませんでした。そのため、トーンの強さや能力については不明です。ただ、一級魔法使い試験の受験資格を獲得できたことから、五級以上の実力レベルはあるでしょう。

葬送のフリーレンの一次試験では、3人のパーティーを即席で組まされました。連帯して目的を達成すること、お互いの能力をどのように活かすかが、試験のポイントとなります。トーンはメトーデ、レンゲと共に第一パーティーに所属しました。受験者への課題は、「脱落者を一人も出さずに、結界で閉ざされた一定の空間の中で、制限時間内に隕鉄鳥（シュティレ）という鳥を確保する」ことです。

一次試験でトーンが登場するシーンは、メトーデやレンゲたちと隅に立っているのが映っているだけでした。ただ、敵対する魔法使いを倒したと思われるシーンがあります。おそらく、相手チームが持っているシュティレを奪ったのでしょう。誰がどのように倒したのかは不明ですが、トーンも杖を持っていたため、メトーデやレンゲと共に戦ったことが考察できます。

葬送のフリーレンの二次試験の内容は、いまだに誰も達成していない「零落の王墓」という未踏の迷宮を攻略することです。一次試験では、決められたパーティーと行動を共にすることが条件でした。今回は手を組むかどうかは、受験者で判断してもよいと告げられます。

デンケンが協力してみんなで二次試験を突破しようと提案しますが、トーンは真っ先に反対しました。そして、「仲間を助ける義理はない、いざというときは捨て石にされるリスクもある」と言い放ちます。トーンが自信家で、誰も信用していないことがうかがえる発言でした。彼はメトーデやレンゲと離れて、単独で二次試験に臨みます。その後、ヴィアベル、シャルフ、エーレの「水鏡の悪魔の複製体」から襲われました。

原作漫画では、トーンが複製体に襲われた結果、脱出用ゴーレムに抱えられている一コマがあります。メトーデやレンゲと離れるときは、傲慢な態度をとっていましたが、複製体の襲撃を受けて半泣きの姿が見られました。しかし、脱出用ゴーレムに抱えられているため、無事に逃れたのでしょう。複製体から襲われても無事に生き残っていることから、トーンは二次試験で最後の脱落者だった可能性が高いです。

葬送のフリーレンの二次試験で脱落したトーンは、その後どうなったのでしょうか？その後の行動は具体的に描かれなかったものの、彼の姿が一コマだけ登場しました。メトーデとレンゲと一緒に、馬車の荷台に座っているシーンです。たまたま帰る方向が同じだった可能性もありますが、同じパーティーだったため親交はあるのでしょう。トーンの二次試験の脱落シーンはわずか一コマだったこともあり、今後の再登場の可能性は低いです。

葬送のフリーレンのトーン役を演じたアニメ声優は、坂泰斗（ばん たいと）さんです。プロ・フィット声優養成所を卒業して、2017年4月よりプロ・フィットに所属しました。その後、プロ・フィットが閉鎖することに伴い、2022年1月に大沢事務所へ移籍しています。

• 出身地：福岡県
• 生年月日：1992年12月18日
• 血液型：AB型
• 事務所：大沢事務所
• 趣味：ゲーム、読書、ボルダリング
• 特技：アーケードゲーム

ゲストキャラを担当することが多く、ワンパンマン第2期では努力のヒーローのメガネを熱演しました。また、鬼滅の刃では人気のネタキャラである、サイコロステーキ先輩の役を演じています。2020年のアニメ「魔術士オーフェンはぐれ旅」では、ハーティア役で初のメインキャラを演じました。

• 2017年：アトム ザ・ビギニング（竜巻ハヤト役）
• 2020年：魔術士オーフェンはぐれ旅（～2023年 ハーティア役）
• 2021年：美少年探偵団（咲口長広役）
• 2022年：VAZZROCK THE ANIMATION（立花歩役）
• 2023年：アンダーニンジャ（雲隠九郎役）
• 2024年：俺だけレベルアップな件（水篠旬役）

葬送のフリーレンのトーンは、徒党を組むのを好まずパーティーから離脱しました。しかし、試験が終わったあと、同じパーティーだったメトーデとレンゲと共に帰っているエンディングシーンを見て、非常に嬉しかったという感想が上がっています。試験に落ちたキャラたちも、いずれまた登場してほしいというファンの声もありました。

葬送のフリーレンのトーンは、登場するシーンがわずかしかないけれど、インパクトのあるキャラだったという感想があります。メトーデほどの実力ならば、ヴィアベルたちの複製体の場所が分かっていた可能性もあります。ただ、近くにいるトーンはそれなりに対応できると思い、放っておいたのだろうと考察する人もいました。

パーティーを組まずに単独で行動した際、死亡フラグが立ったと思ったけれど、最後まで生き残ったことが意外だったという声もありました。早々に退場していれば、レンゲのように座っていたと思われます。しかし、彼は複製体から襲われても最後のほうまで残った様子で、葬送のフリーレンの中では、それなりの強さはあったという感想も寄せられました。

葬送のフリーレンのトーンは、一級魔法使い試験に臨んだ魔法使いです。能力や得意魔法などの詳細は不明ですが、二次試験では最後のほうまで残っていることから、それなりの実力はあります。一次試験ではメトーデとレンゲと同じパーティーを組み、その後は単独で行動をしました。目立った活躍はないものの意外と強いキャラのため、葬送のフリーレンのトーンにも、ぜひ注目してみてください。