【光と影】漫画のネタバレあらすじと感想！主人公エドナの正体は何者？

『光と影』は、恋愛をテーマにした韓国のファンタジー漫画作品です。美しい世界観とイラストで描かれたラブロマンスストーリーが特徴で、主人公エドナの成長と変化が描かれています。

この作品は、株式会社アムタスが運営する電子コミック配信サービス「めちゃコミック」にて2020年8月5日から2024年2月5日まで連載され、全103話で完結しています。また、一部の話は無料で読むことも可能です。書籍版は、Kidari Studioのレーベル「アジュール」から出版され、全10巻が発売されています。

漫画『光と影』の作者について解説します。この作品のストーリーはRYU氏によって創作され、作画はひおんが担当しています。残念ながら二人の詳細なプロフィールは公開されていません。しかしながら、RYUの物語とひおんの美しいイラストに彩られた本作『光と影』は、多くの読者から高い評価を受けている恋愛漫画となっています。

ここからは、漫画『光と影』のあらすじをネタバレ解説していきます。ウィリアム子爵の家で働いていたエドナは、ある日子爵の娘、アナの代わりに結婚式に出席することになります。その相手は、アースワールドを支配する、庶民から出世した冷酷な騎士、イーライです。アナではないことが露見すれば命の危険がありましたが、すぐに見破られてしまいます。

しかし、エドナは命を奪われることはなく、イーライの「夜の伴侶」として生き延びることになります。次の日、二人が訪れたのは、食料不足で困っている村でした。村人を救いたいと真剣な眼差しで見つめるエドナに対して、イーライは復興作業を全て任せます。

エドナの堂々とした態度に、イーライは違和感を覚えます。実は、エドナはかつては前の王家の王子イーサンという名前の男性だったのです。SNS上では、自身の置かれた状況を受け入れ、自分自身を危険にさらしながらも正義を貫くエドナの姿に称賛の感想が寄せられていました。また、イーライがエドナをただの庶民の子とは思っていないことも、さすがだと評価されていました。

続いて、『光と影』の２巻のネタバレになります。かつて国が攻撃を受けた際、エドナは母親である王妃から「外界に逃げ出し、女性として生き抜くこと」を命じられました。その日から、自分のために命を捧げた人々と母親のために全てを背負い、生きることを誓いました。

エドナは村人たちを邸宅に招き、物資の供給と安全を保障すると約束します。しかし、エドナの聡明さに対してイーライは不信感を抱き、剣を彼女の首に向けます。しかし、エドナから村人を救う崇高な動機を改めて聞くと、この行動が不穏当であることを認め謝罪しました。そのような状況の中、雨季が到来し、川が氾濫しました。さらに、エドナは過労で倒れ、寝込んでしまいます。

エドナは多くの人々の命を背負い、生きてきました。そして、無意識のうちに火事に飛び込んで自らの命を絶とうとするほど追い詰められていたのです。それでも彼女は力強く生き抜き、人々を守るという決意を改めて見せました。その姿が頼もしいという感想を持った読者も多かったようです。今回イーライとの距離も少し縮まりましたので、これからの展開に一層期待が高まります。

イーライは村人たちと共に堤防の設置を進めていましたが、予想を上回る規模の氾濫により堤防が壊れてしまいます。その時、エドナは病床から立ち上がると村人たちを励まし、災害を何とか乗り越えることができました。次の日、二人は初めて街へと繰り出し、デートのようなひと時を過ごします。すると、そこにイーライの戦場での仲間たちが帰ってきました。

エドナは屋敷に戻ると、イーライとの間である契約を結びます。それは、これからウェストフィールドの人々と一緒に生きることを約束し、長く伸ばした髪を切るというものでした。一方で、イーライの仲間であるマクファデンとキアンは、エドナにイーサンの面影を見つけました。イーライは徐々にエドナに魅かれていたのです。

髪を切ったエドナの姿を見て、イーサンがこれまで言葉にできなかった「似合っている」「美しい」という言葉を伝えるシーンがあります。このシーンは読者の間で話題となり、素晴らしいシーンだという感想が寄せられました。また、今回のエピソードではキャラクターが一気に増えています。イーライが信頼を寄せている仲間たちがいることで安心感がありますが、少し不穏な雰囲気も漂い始めていました。

続いて、『光と影』の４巻のネタバレです。エドナは、イーライの行動に深く影響を受け、自分が彼に恋をしていることに気づきます。同時に、エドナの髪を切った姿を見て、キアンは彼女がイーサン王子であると確信しました。そして、エドナの見張りを仲間のクリスに託すのでした。

エドナは、その知恵と素晴らしい行動により村の人々からの信頼を勝ち取りました。その姿に感銘を受けたクリスは、エドナを信頼し、イーライのパートナーとして彼女を守ることを誓います。一方、イーライとキアンは、村を襲っていた賤民たちを追い払うことに成功します。その賤民たちはポーリット伯爵の次男であるモンドであり、なぜかイーライを敵視していました。

普通の女性として生きることを願っていたエドナが、ついに恋心を自覚しました。喜ばしいことであり、今すぐ幸せになってほしいという読者も多いことでしょう。イーライとのやり取りも自然になってきて、二人は笑顔で会話を交わすようになりました。周りに良い影響を与えるエドナは本当に凄い人物と言えるでしょう。

エドナは、ある日突如として倒れ込んでしまいます。専門家を集めようとするイーライですが、全員が診察料を支払っても診断は不可能だと言われます。エドナの状況を把握したクリスは、仲間たちの元へと向かい、事態を説明します。すると、仲間の一人であるリトレルから、妹のリアが薬草学を学んでいることを教えられました。

イーライはすぐにリアに接触しますが、魔女狩りで受けた顔の傷が原因で彼女は家に引きこもっていました。一方で体調を取り戻したエドナは、自分に好意を示してくれたイーライに対して罪悪感を感じます。頭を冷やすために外に出ると、そこにはリアの姿がありました。彼女の過去を聞いたエドナは、優しく抱きしめて慰めます。

エドナのためにすぐに行動を起こすクリスは、とても頼りになる存在です。そして、深い闇を抱えるリアまでもがエドナの圧倒的な包その結果、リアは心を開き、エドナの健康管理を担当することになります。そして、エドナが妊娠していることが明らかになりました。容力により仲間入りしました。おそらく、本心から相手に共感し言葉を紡ぐからこそ、多くの人を救うことができるのでしょう。

イーライはマクファデンと共に王宮を訪れ、国王ケイドンに面会します。二人だけの時間が訪れたとき、ケイドンはイーライを「兄弟」と呼びました。ケイドンはマクガレー家の次男でしたが、私生子であり、常に軽蔑の眼差しにさらされていました。マクガレー家は代々ヘイドンの名を継承していましたが、結局異母兄であるイーライがヘイドンの名を受け継ぎました。

しかし、マクガレー家の束縛と狂気に満ちた国王に耐えられなくなった二人は、狂ったこの世界を変革することを誓います。一方、街に向かっていたエドナは、ポーリット伯爵の策略により窮地に立たされます。新たな命を宿していたエドナでしたが、ついに自分自身が戦うことを決心するのでした。

エドナは民に呼びかけ、共に戦う決意を固めました。そして、クリスが使っていた鞭を手に取り、先頭に立って戦場へと向かいます。一方でキアンは、エドナを保護するために馬を駆ります。キアンは以前、イーサンを一生守ると誓った騎士でした。そしてイーサンと同じ瞳を持つイーライの期待を裏切らないよう、急いでエドナ救出に赴きます。しかし、モンドの騎士であるキーファーに襲撃され、負傷してしまいました。

ポーリット伯爵の長男・ゴットと次男・モンドは戦闘中に命を落としていました。後継者がいなくなったポーリット伯爵は、イーライに対する復讐を誓うのでした。一方、体調を取り戻したエドナは、母親が大切にしていたネックレスをイーライから贈られます。その後、マクファデンと共にお茶を楽しみながら、イーライとケイドンの関係について話を聞き出しました。

かつて、狂気に満ちた国王は、11歳のケイドンに狂犬をけしかけて楽しんでいました。その場にイーサンが現れ、震えながら国王にショーの中止を懇願します。その様子を見ていたマクファデンは心動かされ、以来イーサンを信頼するようになりました。3年後、エドナとイーライの子・アレックスは無事に3歳の誕生日を迎えます。その後、街へ出かけたエドナですが、リトレルが何者かに攻撃されてしまいます。

幼少期からエドナは多くの人々を救い続けてきました。残酷で恐ろしい実の父親である国王に対して意見を述べるシーンは、多くの読者の感動を呼びました。それから3年が経過し、息子も元気に育っています。幸せを手に入れたエドナですが、まだイーライには自分の真の身分を明かしていません。これからの展開で気になる注目点となっていくことでしょう。

漫画『光と影』の主人公、エドナの正体は、一体何者なのでしょうか。エドナの真の姿、つまり正体は、かつての王家の王女（または王子）でした。その時、エドナの母である王妃は、男性名としてのイーサン、女性名としてのエドナという二つの名前を用意していました。暴君である王の下で生き抜くため、エドナは王子として育てられました。

しかし、暴君であった王に対する反乱が起こり、王妃はエドナに女性としての生き方を伝えると、炎の中に姿を消しました。幸せを願う母の心とは逆に、エドナの罪悪感に苛まれる日々が続きました。そうした背景もあって、これまでエドナとして生きてきたのです。人々の期待に応えるような生き方をしてきたエドナが、イーライと出会い、幸せを見つけていく様子は非常に感動的と言えるでしょう。

しかし、エドナの正体を理解するのはかなり後のことでした。イーライは、彼女の持つ魅力や、専門的な知識を持つ彼女がただの家政婦であるはずがないと感じていました。しかし、彼はエドナを徐々に愛するようになり、そのため彼女の正体について問いただすことはありませんでした。エドナもまた、いつか話さなければならないという思いがあったものの、話すことなく時間だけが過ぎていきました。

そんなある日、イーライは、敵と果敢に戦うエドナの姿を見てしまいます。それにより、期せずしてエドナの正体が白日の下にさらされました。しかし、正体を知っても二人の絆に亀裂が入ることはありませんでした。イーライはエドナを愛していましたし、何より彼自身にも秘密があったからです。二人はこの時、初めてお互いの正体を打ち明け合いました。これにより、エドナとイーライの関係は一層強まったと言えるでしょう。

ここからは、漫画『光と影』の続編についてネタバレしていきます。『光と影』の続編として創作されたのは、漫画『光と影ゴールデンタイム』です。この作品では、エドナとイーライ夫婦の長男アレックスが主人公として活躍します。内戦終了後の大国アースワールドを舞台に、王位継承権を得たアレックスのストーリーが語られます。

アースワールドは大国となり、人々は平和を満喫していました。ところが、突如大問題が発生します。協調関係にあったネパルナが海洋技術の提供を停止したのです。それに対処するため、アレックスは国際結婚に活路を見出そうとします。

数日後、好戦国のノースイアンから第一王女アネスがアースワールドに到着します。彼女は、アレックスの王太子妃候補として選ばれたのです。さらに、アネスの妹でありノースイアンの第二王女イェシカも同行し、自らの意志でアレックスに会いに行きます。そして、この二人の出会いが、後に国家の運命を大きく左右することになるのでした。

ここまで漫画『光と影』のネタバレ解説を中心にお届けしてきましたが、最後に漫画『光と影』に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する感想・評価は、『光と影』の完結編である第10巻を読んだ方の感想です。エドナの気高さや慈愛に満ちた性格が深い印象を与えたようです。投稿者にとって『光と影』が特別な作品であることが伝わってくる感想でした。

続いて紹介するのも『光と影』の主人公・エドナに関する感想・評価です。男性キャラクターよりかっこよくて惚れてしまうと言います。エドナの個性と魅力をよく表したツイートでした。

最後に紹介するのは、『光と影』が滅茶苦茶に面白いという方のツイートです。主人公のエドナとイーライがまるで「ロミオとジュリエット」のようだと述べています。素晴らしい作品と、新しいメディア形式であるWeb漫画に出会えたことに喜びを感じているようでした。

この記事では、漫画『光と影』のあらすじと感想のネタバレ解説を中心に、主人公エドナの正体などについて考察してきました。

エドナは前の王家の王子（または王女）で、その正体は『光と影』の後半部分で明らかにされました。エドナとイーライは子宝に恵まれ、夫婦で力を合わせて領地を統治することとなりました。二人は玉座につくことを選ばず、アレックスが王太子となりました。エドナとイーライの息子であるアレックスがどのように成長し、どのような王になるのか、これからの展開に注目していきましょう。