【アンデッドアンラック】ルナは世界の創造神！ジュイスとの取引や三種の心器を解説

アンデッドアンラックに登場するルナは、アンデッドアンラックの舞台となる世界の創造神として登場したキャラクターです。謎に満ちた創造神のルナは、同じく創造神であるサンとは違った思惑を持っていると示唆され、登場と共に注目されました。ここでは、アンデッドアンラックの創造神・ルナに関して、様々な気になる情報をまとめます。

アンデッドアンラックに登場するルナに関して、詳しい情報を紹介していく前に、アンデッドアンラックの作品情報・概要をまとめます。アンデッドアンラックとは、週刊少年ジャンプにて連載されているバトル漫画です。ジャンルはダークファンタジーで、様々な特殊能力を持つ「否定者」の戦いを描く、異能バトルものでもあります。アンデッドアンラックは2020年から連載されています。

アンデッドアンラックは、「アンデラ」との略称で親しまれており、前身となる読み切り作品「アンデッド＋アンラック」が2019年に発表されました。アンデッドアンラックの単行本は、2022年で累計発行部数150万部を越えるヒットを記録しています。2020年に次にくるマンガ大賞の1位、2021年に第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞の7位を受賞しており、注目度の高い作品となっています。

原作漫画も人気が高く、ヒットしているアンデッドアンラックは、2023年にテレビアニメ化もされていました。アンデッドアンラックのアニメは毎日放送、TBS系列などで放送されています。

アンデッドアンラックの主人公・風子は、自身の持つ不運「アンラック」の能力が原因で、両親を失ってしまった過去があります。このトラウマから、人と接することなく過ごしており、絶望から死を選ぼうとしていました。そのような時、風子は絶対に死なない「不死」の男と出会います。風子は男をアンディと名付けました。アンディは「最高の死」を望んでおり、風子の能力で殺してもらうため、共に行動することになります。

アンデッドアンラックに登場するルナのプロフィールを紹介します。アンデッドアンラックのルナは、ほとんどの情報が不明の謎の存在です。世界の創造神として現れたルナですが、何か思惑がある様子で、人間の味方をするような立ち振る舞いを見せました。ルナは見た目もはっきり描写されておらず、光り輝く人型の輪郭で描かれ、顔立ちも不明です。

アンデッドアンラックにはルナの他にもう一人、創造神が登場します。世界の創造神・サンは、名前の通り「太陽」を司る神で、ルナとは対照的な存在として描かれています。アンデッドアンラックの世界を作り出し、理を生み出したのがサンでした。世界はサンとルナが行っている「ゲーム」に過ぎない存在で、サンは理（UMA）が勝利すると賭け、ルナはUMAに対抗する人間（否定者）が勝つと賭けているのです。

アンデッドアンラックのルナの活躍シーンや、ジュイスとの取引について詳しくまとめます。まず、アンデッドアンラック作中で、ルナの存在を示唆していたのはジュイスでした。ジュイスはユニオンを作った否定者で、円卓のナンバー1として幾度もループをしてきた人物です。そのようなジュイスは、古代兵器（アーティファクト）について、「神が神を倒すため」に生み出されたのだと語っています。

アンデッドアンラック作中で、実際に創造神・ルナが登場したのは、95話でのことでした。敵との戦いで瀕死の重傷を負ってしまった風子を助けるため、ジュイスはルナに「取引」を申し出ています。風子は神を倒せる可能性を秘めた「不運」の持ち主であり、ジュイスは風子を救おうと取引として「ポイントの譲渡」を提案しました。ルナはこれに応じ、風子とアンディを1週間後の世界へ飛ばします。

アンデッドアンラックの101話で、ルナはジュイスにコンタクトを取り、月へと呼び出しています。2人は円卓を挟んで座り、ルナはアンディがサンの怒りに触れたことを伝えました。アンディがUMAを次々撃破していったため、サンは苛立っていたのです。このことから、創造神であるルナは「神の権限」で世界を調節してしまいます。このレギュレーションによって、ルインが力を増すとともに、UMA・シールが生み出されます。

ルナはヴィクトルの申し出を受け、風子へポイントを移しています。ポイントの譲渡により、ループの権限が風子へ移ります。世界をゲームとして楽しんでいるルナにとって、ループの権限者が変わることは大きな意味を持ちます。ルナは風子に自らの存在を明かし、ラグナロクの情報も教えています。

ルナはループを迎える風子と共に、ラグナロクを観戦しています。この時、創造神・ルナはジュイスたちの戦いを、まさにゲーム感覚で楽しんでいました。リベリオンやイージスが使用された時には、興奮する様子も見せています。

ラグナロクにより100回目の世界が破壊された時、風子はチャージを終わらせて月面へと飛ばされています。壊れてしまった地球を見て泣く風子を尻目に、ルナはお茶を飲んでいました。創造神であるルナは人間の気持ちが理解できない様子で、風子を激怒させています。その後、101回目の世界では、ルナは登場していません。

アンデッドアンラックに登場する古代兵器たちは、ルナが神に対抗するアイテムとして生み出したとされています。その中でも、最上位の古代兵器が三種の心器です。三種の心器の1つ・イージスは、絶対の護りを誇る心器です。神の攻撃も防ぐことができる盾で、スプリングの討伐報酬として登場しました。

三種の心器の1つ・リベリオンは、武器に憑依させることで飛躍的に攻撃力を挙げることができるアイテムです。その代償として、使用者の命を食べさせる必要があります。また、使用者の復讐心が強ければ強いほど、威力が高くなっていきます。

三種の心器のジハートは、アンデッドアンラック作中で未だ登場していない心器です。風子は三種の心器・ジハートは、101回目のループでしか発見することができないのだと推測していました。

アンデッドアンラックに登場する、ルナに関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。ルナに関しての感想では、碌でもない神だという感想が挙がっていました。アンデッドアンラックにルナが登場した際、もう1人の神・サンを倒すために古代兵器を作り出し、人間に力を貸す存在なのか？とも考えられていました。

しかし、その後ラグナロクを楽しんで見ている姿などから、結局はサンと同じように世界をゲーム感覚で扱っている、碌でもないキャラクターと言われるようになりました。

アンデッドアンラックのルナに関しては、何を考えているのか分からないといった感想も挙がっています。ルナは作中で、瀕死になった風子を未来にタイムリープさせており、風子を助けるような行動もしています。このような行動から、ルナの真意が分からないと言われています。

アンデッドアンラック作中でルナが登場した際には、謎が謎を呼ぶ存在だと注目されました。ルナの存在は古代兵器を作り出した者として示唆されていましたが、実際にルナが登場した時には、ルナに関する様々な考察がされていました。

ここでは、アンデッドアンラックに登場するルナの情報をまとめました。アンデッドアンラックのルナは、サンと同じく創造神で、UMAを生み出すサンに対抗するため、古代兵器を生み出した存在でした。ルナはサンと同様に、世界をゲームとして楽しんでいました。人間の味方のように立ち振る舞うこともありますが、人の心は理解できないようで、風子を激怒させていました。

ここでは、アンデッドアンラックのルナについて、作中での活躍シーンや、三種の心器について紹介しています。是非、アンデッドアンラックをチェックして、ストーリーの鍵を握る創造神・ルナにも注目してみて下さい。