【アンダーカレント】漫画のネタバレあらすじと結末!読んだ人の感想・評価は?

アンダーカレントの漫画を、ネタバレを交えて紹介しています。こちらの記事では、アンダーカレントの漫画あらすじや、最後の結末を紹介しています。ネタバレありでアンダーカレントの物語の内容を知りたい人は、参考にしてみてください。また、物語に登場するキャラクターの紹介や、漫画や映画を見た人の感想・評価もまとめました。アンダーカレントを見ようか迷っている人は、こちらの記事をチェックしてみてください。

【アンダーカレント】漫画のネタバレあらすじと結末!読んだ人の感想・評価は?のイメージ

目次

  1. アンダーカレントとは?
  2. アンダーカレントのあらすじと結末ネタバレ
  3. アンダーカレントの登場人物・キャラ一覧
  4. アンダーカレントに関する感想や評価
  5. アンダーカレントのネタバレまとめ

アンダーカレントとは?

こちらの記事では、2023年に実写映画化した漫画『アンダーカレント』のネタバレあらすじを、最後の結末まで紹介しています。アンダーカレントの漫画のあらすじをネタバレありで知りたい人は、こちらの記事で確認してみてください。『アンダーカレントのあらすじと結末ネタバレ』の項目では、アンダーカレントの漫画のネタバレあらすじを、大まかな流れと最後の結末に分けてまとめました。

アンダーカレントの最後の結末あらすじだけネタバレありで知りたい人は、『アンダーカレントの結末と最後ネタバレ』の項目をチェックしてみてください。また、ネタバレあらすじや最後の結末以外にも、アンダーカレントの登場人物や、漫画や映画を見た人の感想・評価なども紹介しています。アンダーカレントの漫画の内容を紹介する前に、まずは作品概要を紹介します。

アンダーカレントの漫画の概要

2023年に実写映画化されたアンダーカレントは、漫画雑誌・アフタヌーンにて2004年から2005年にかけて連載されていたヒューマンドラマ漫画です。作者は漫画家の豊田徹也先生で、現在講談社から全1巻で発売されています。アンダーカレントの原作漫画は、2009年開催の『Japan Expo』の第3回ACBDアジア賞や、2020年開催の『2000年以降絶対に読むべき漫画100選』で3位を受賞しました。

アンダーカレントの漫画を読んだ人の感想・評価では「人の奥底にある感情や葛藤を見事に描いている」という感想が寄せられたり、「情緒的な作品が好きな人におすすめの漫画」という評価を受けています。アンダーカレントの漫画は、紙面の単行本の他に、電子書籍としても発売されています。アンダーカレントの漫画の発売元である講談社の漫画WEBサイト・コミックDAYSの他に、いくつもの漫画配信サイトで読むことができます。

アンダーカレントの見どころ

アンダーカレントのまんがを読んだ人の感想で特に多かったのが、「誰もが持っているであろう“他人には言えない気持ち”を描いていて考えさせられた」というものです。「アンダーカレント(undercurrent)」とは、「発言の奥底にある抑圧された感情」という意味を持つ英語です。他にも、「底流」や「暗示」という意味もあります。

アンダーカレントの漫画に登場するキャラクターは、一見すると普通の人々のように見えますが、それぞれに忘れられない過去があります。誰かに明かすには重すぎる、しかし、忘れさることもできない過去です。「底流」という意味を持つタイトルのように、人目には見えない、けれど心の奥底で渦巻いている複雑な感情を描いている漫画として、ドラマ性が強い漫画が好きな人から高く評価されています。

アンダーカレントの実写映画化

アンダーカレントは、原作漫画が人気となったことで、2023年に実写映画化されています。映画版アンダーカレントは、原作漫画と同様のあらすじとなっており、女優の真木よう子さんが主演としてキャスティングされています。真木よう子さんが演じる主人公・かなえを支える堀役には井浦新さん、探偵の山崎役にはリリー・フランキーさんなど、豪華俳優陣が出演しています。

アンダーカレントの映画監督は、『ちひろさん』や『からかい上手の高木さん』など、人気漫画をいくつも実写映画化している今泉力哉さんが務めています。2024年3月時点では、映画評価サイトの『MOVIE WALKER PRESS』で5点満点中の3.9点、『Fillmarks』においても5点満点中3.8点と、高い評価を得ています。

映画『アンダーカレント』公式サイト

アンダーカレントのあらすじと結末ネタバレ

アンダーカレントのあらすじネタバレ

かなえは、家業の銭湯を継ぎ、夫の悟と仕事の手伝いをしてくれている年配女性と銭湯を切り盛りし、ささやかな毎日を送っていました。しかし、夫の悟が組合の旅行に行ったきり帰ってこなくなったことがきっかけで、銭湯を休業してしまいます。夫の失踪から2ヶ月経った頃、かなえは手伝いの女性と銭湯の営業を再開しました。

女性2人だけでは運営が難しいことから、かなえは組合から助けを借りることにします。そうして、かなえより少し年上の男性・堀が月の湯の助っ人としてやってきました。堀とは、淡々と仕事をしつつ、一緒に食事をとるという不思議な距離感の付き合いが始まります。そのような生活が開始してから少し経った頃、かなえは大学時代の友人・菅野と再会しました。

菅野に夫の失踪のことを打ち明けると、菅野は「夫の知り合いに探偵がいる」と言って、山崎を紹介してくれるのでした。探偵の山崎に夫の捜索を任せることにしたかなえは、その後、山崎から夫の身の上やこれまでの発言にいくつもの嘘があったことを知るのでした。

アンダーカレントの結末と最後ネタバレ

アンダーカレントの漫画の最後の結末では、月の湯で働くことになった堀の正体や、かなえの過去が判明します。かなえが経営する月の湯に、組合の人間としてやってきた堀は、かなえが子供の頃の友達・さなえの兄だったことが判明します。さなえは、かなえと顔がよく似た友達でした。25年前のある日、かなえは不審者に腕を掴まれる事件に遭遇しました。

かなえと一緒にいたさなえは、大声を出して助けを呼ぼうとしました。それに気づいた不審者は、さなえの口を塞ぎ、かなえを放します。突然の出来事に恐怖したかなえは、気が動転し、さなえを置き去りにしてその場を逃げ去ってしまいました。逃げる時、不審者はかなえに「誰にも言うんじゃないぞ。いつでもお前を見てる」と釘を刺します。不審者のその言葉によって、かなえは事件のことを誰にも言えずにいました。

クッキーと本

そして事件から数日経ったある日、池でさなえの遺体が発見されました。この出来事によって、かなえの心には大きな後悔と罪の意識が芽生えます。その感情を引きずったまま大人になったかなえは、水に沈められる夢を見るようになりました。一方、さなえの家族は、その出来事によって家庭崩壊を起こします。母親が精神を病んでしまい、堀は別の街に引っ越しました。

そして、子供の頃住んでいた故郷の街に立ち寄ったとき、偶然かなえを見かけます。亡くなった妹とよく似たかなえを見て、「もし今もいきていたらあんな子に育ったのかもしれない」と気になるようになった堀は、この街に訪れる度にかなえを見て、彼女を気に掛けるようになりました。そして、月の湯が休業するようになったことで、「彼女の手助けをしたい」と、行動に移すことにしたのです。

ピンクの花と本

そして、一緒に過ごす時間が増え、かなえがさなえの事件で今も苦しんでいることを知りました。さなえの兄である自分が傍にいることで、かなえを更に苦しめてしまうのではないかと考えた堀は、月の湯から去ろうとします。

しかし、バスを待っている時に月の湯の常連である男性に「同じ理由で苦しんでいるのなら、その苦しみをぶつけ合って一緒に泣けばいい」と助言されます。その言葉を聞いて思うことがあった堀は、かなえが待つ月の湯に戻っていきます。

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アンダーカレントの登場人物・キャラ一覧

登場人物①関口かなえ

関口かなえは、アンダーカレントの漫画の主人公です。2年前に銭湯・月の湯を経営していた父親が他界したことで、月の湯を引き継ぎます。幼い頃に不審者に襲われ、そのとき一緒にいた堀の妹・さなえを置き去りにしたことをトラウマになりました。夫が失踪するまでは、夫婦仲は良いと思っていましたが、夫が多くの嘘をついていたと判明したことで、決別する気持ちを固めます。

登場人物②白石悟

大学のゼミでかなえと知り合い付き合うようになり、結婚して婿養子となりました。彼女と一緒に銭湯の経営をしていました。しかし、本当は両親が健在だったにもかかわらず「事故で両親を亡くしている」など、いくつもの嘘をかなえについていました。

登場人物③堀隆之

かなえが子供の時に見殺しにしてしまった友達・さなえの兄です。さなえが亡くなってからは街を離れていましたが、帰郷したときに、さなえとよく似たかなえを偶然目撃し、気に掛けるようになります。月の湯が休業したことをきっかけに、かなえの力になろうと組合の派遣員として月の湯にやってきます。

登場人物④田島三郎

男性のシルエット

かなえが経営する月の湯の常連の老人男性です。噂が好きで、堀が月の湯にやってきてからは、度々話し相手になってもらっています。漫画の最後に、堀の気持ちを改めさせたキーマンです。良い人物ではあるものの、家賃を滞納したり、適当な一面が玉に瑕となっています。

登場人物⑤山崎

かなえが、友人・菅野に紹介してもらった探偵の男性です。身辺調査などを仕事にしており、失踪したかなえの夫・悟の足取りを追っていました。山崎の調査によって、悟の「両親が事故で死亡している」という発言が嘘であったことや、過去に仕事で横領事件を起こしていることが発覚します。

アンダーカレントに関する感想や評価

アンダーカレントは、心の奥にある感情を描いた物語として、ヒューマンドラマをテーマとした漫画が好きな人に人気の作品です。こちらのかたは、「『人のことをわかるとは、どういうことか?』と考えさせられる漫画だった」と感想を述べられています。

こちらのかたの感想では、アンダーカレントの映画で真木よう子さんが主演を務めていることを喜ばれています。真木よう子さんは、これまでにも多くのドラマや映画で主演を務めており、アンダーカレントの主人公・かなえをどのように演じるのか注目している人も多いようです。

アンダーカレントの原作漫画を読んだ人の中には、「絵が良かった」という感想を持った人もいたようです。親しみやすく、素朴な登場人物の見た目や、日本の風景を細かいところまで描いているところが、漫画好きの人から評価されています。

アンダーカレントのネタバレまとめ

以上、アンダーカレントの原作漫画をネタバレを交えて紹介してきました。アンダーカレントは、銭湯を経営する女性の物語で、夫が失踪したことで過去のトラウマと向き合う物語となっています。漫画の他に、実写映画も公開しているので、気になった人は手に取っていてはいかがでしょうか?

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