【ミラベルと魔法だらけの家】カシータはペドロの生まれ変わり?蝶の意味を考察

ミラベルと魔法だらけの家のカシータの謎について考察しました。映画の舞台であり、部屋ごとに住民の個性が現れた魔法の家・カシータ。アルマの夫・ペドロの魔法がろうそくに宿ったことで誕生した経緯が明かされた一方、カシータの正体はペドロとも考察されています。ここでは、ミラベルと魔法だらけの家から、カシータはペドロの生まれ変わりと言われる理由や蝶の意味、「2匹のオルギータス」の歌詞を考察しました。

【ミラベルと魔法だらけの家】カシータはペドロの生まれ変わり?蝶の意味を考察のイメージ

目次

  1. ミラベルと魔法だらけの家のカシータとは?
  2. ミラベルと魔法だらけの家のカシータはペドロの生まれ変わり?
  3. ミラベルと魔法だらけの家がひどいといわれる理由
  4. ミラベルと魔法だらけの家のカシータに関する感想や評価
  5. ミラベルと魔法だらけの家のカシータまとめ

ミラベルと魔法だらけの家のカシータとは?

ミラベルと魔法だらけの家のカシータの紹介・イメージ画像

ミラベルと魔法だらけの家に登場するカシータは、マドリガル家が暮らす魔法の家です。劇中では、ろうそくを探すミラベルを手伝うなど、意思があるように描写されたカシータ。その正体は、アルマの夫・ペドロの生まれ変わりと考察されます。以下では、ミラベルと魔法だらけの家のカシータの謎を考察しました。その他、重要なシーンで登場する蝶の意味や、「2匹のオルギータス」の歌詞の意味などもまとめました。

ミラベルと魔法だらけの家の作品情報

ミラベルと魔法だらけの家は、2021年に公開されたディズニーのアニメ映画です。日本では、2021年11月26日に上映開始されました。

ミラベルと魔法だらけの家の概要

南米・コロンビアを舞台に、魔法使いである大家族の危機を救おうと立ち上がった主人公の奮闘や成長を描いたミラベルと魔法だらけの家。魅力的なミュージカル音楽や華やかな映像美に加え、多様性を取り入れたキャラクターの登場などが評価されました。

ミラベルと魔法だらけの家のあらすじ

魔法使いの家に生まれながら、魔法のギフトを授けられなかったミラベル。しかし、自分なりの方法で人々の役に立とうと考えます。ある日、魔法の家・カシータで大事に灯していたろうそくの火が消えかかり、家族の魔法が弱まります。いち早く、危機的状況を察したミラベル。家族の魔法と取り戻すべく、カシータの崩壊を防ぐべく、行動を開始しました。

カシータとは?

ミラベルと魔法だらけの家の舞台であり、マドリガル一族が暮らす大きな魔法の家です。カシータ自体に意思があり、家族の生活を支える一方、ある出来事を機にカシータが崩壊する危機に見舞われました。

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ミラベルと魔法だらけの家のカシータはペドロの生まれ変わり?

カシータはペドロの生まれ変わりを言われる理由を考察・イメージ画像

以下では、ミラベルと魔法だらけの家からカシータはペドロの生まれ変わりと言われる理由を、蝶の意味や「2匹のオルギータス」の歌詞から考察しました。

ペドロとは?

ペドロは、マドリガル家の長・アルマの夫であり、ミラベルの祖父にあたる人物です。故郷で迫害を受け、アルマと幼い三つ子の子供たちを連れて逃避行に出たペドロ。追っ手の兵士から家族を守るため、自ら犠牲になる道を選びました。その時、手に持っていたろうそくにペドロの魔法の力が移ります。アルマ達を守るように山々が隆起し、彼らの家となるカシータが誕生しました。

カシータはペドロの生まれ変わりだと言われる理由を考察

カシータはペドロの生まれ変わりだと言われる理由を考察・イメージ画像

ペドロの死後に誕生したカシータ。この出来事は、「マドリガル家の伝説」としてアルマによって語り継がれました。一方、カシータは、ペドロの魔法がろうそくに宿ったことで誕生しました。ここから、カシータはペドロの生まれ変わりとも言われています。以下では、カシータはペドロの生まれ変わりと言われる理由について考察しました。

理由①蝶の意味

ミラベルと魔法だらけの家において、蝶は重要なキーワードであり、映画の至るところで見ることができます。そして、ペドロとアルマが初めて出会ったシーンでも、黄色い蝶が2人を結び付ける役目を担いました。蝶に視線を誘われ、アルマと目があったペドロ。黄色い蝶は、2人の関係を結び付けるキューピットのような存在でしょう。

理由②「2匹のオルギータス」の歌詞

「2匹のオルギータス」の曲のイメージ画像

ミラベルと魔法だらけの家の劇中曲「2匹のオルギータス」は、ゴールデングローブ賞主題歌賞とアカデミー賞歌曲賞にノミネートしたヒット曲です。オルギータスはスペイン語で「いもむし」を意味し、ペドロとアルマに例えられています。歌詞の「成長するために離れ離れになる」は、家族を守るために自ら犠牲になったペドロを表現しているでしょう。

夫を失った後、黒いショールを身につけ始めたアルマ。その姿は歌詞のようにさなぎの状態であり、さなぎである黒いショールを纏いながら、ペドロとの再会を待ち続けます。同時に、家族を守りたいという強い思いから、魔法が使えないミラベルに辛く当たるようになりました。歌詞の通り「変化することを恐れている」とも捉えられ、アルマはさなぎから抜け出せない状態を表しているでしょう。

しかし、アルマが変化を恐れるあまり、さなぎから抜け出せずにいることはペドロにとっても望ましくありません。そこで、ミラベルに魔法を授けなかったことで、アルマに変化を促したとも考察できます。2匹のオルギータスは、離れ離れになったペドロ・アルマを表現した曲でしょう。

理由③カシータの行動

2匹のオルギータスの歌詞のように、アルマもいつまでも過去に囚われ、さなぎの状態でいるわけにいきません。カシータをアルマからミラベルに継がせる時が近づくにつれ、変化を恐れるアルマ。やがて、家族の魔法が使えなくなり、カシータの力である魔法のろうそくも消えかかります。そんな中、魔法の使えないミラベルが、家族の危機を救おうと立ち上がりました。

魔法のろうそくの火を絶やすまいと、ろうそくのある場所へ向かうミラベル。危ないところをカシータに守られながら、魔法のろうそくにたどり着きました。一方、イザベラなど他の家族も、魔法のろうそくを取りに出たものの、カシータに邪魔をされています。最後には、ミラベルを除いた家族がカシータから追い出される事態に見舞われました。

なぜ、他の家族を安全な場所に避難させながら、ミラベルだけは危険な場所へ留めたのでしょうか。その理由は、ミラベルが次の長として相応しいか、カシータなりにテストを課したと考察できます。一度は瓦礫となったものの、ミラベルの手で復活を遂げたカシータ。さなぎから蝶へ変化するように、新たなカシータが誕生しました。

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ミラベルと魔法だらけの家がひどいといわれる理由

ミラベルと魔法だらけの家がひどいといわれる理由・イメージ画像

以下では、ディズニーファンの間で賛否両論となった、ミラベルと魔法だらけの家がひどいと言われる理由をまとめました。

理由①ミラベルだけ魔法が使えない

ミラベルと魔法だらけの家の主人公でありながら魔法が使えないミラベル。マドリガル家でも、魔法が使えないことを理由に不遇な環境を強いられています。また、ミラベルに対する家族の冷たい態度もあげられ、作品がひどいという評価につながったでしょう。ミラベルにだけ魔法のギフトが与えられなかった理由は、作中では明らかにされていません。

一方、魔法の家のカシータの継承がミラベルに与えられた魔法のギフトだったとも解釈でき、ミラベルが魔法を使えない理由と考察されています。しかし、魔法が使えないだけで家族から冷遇されるのは、やはりひどいと感じやすいでしょう。

理由②アルマがミラベルに冷たい

ミラベルと魔法だらけの家に登場キャラであり、マドリガル家の長であるアルマ。町の人々のために魔法を使うことを信条としていました。そのため、魔法のギフトを与えられなかった者は認めまいと厳しい態度を取っています。それは、孫のミラベルに対しても例外ではなく、特にミラベルへのあたりが厳しすぎると批判の声が上がりました。

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ミラベルと魔法だらけの家のカシータに関する感想や評価

ミラベルと魔法だらけの家のカシータに関する感想や評価・イメージ画像

以下では、ミラベルと魔法だらけの家の舞台であり、マドリガル家の伝説になったカシータに関する感想や評価を紹介します。

感想1:ミラベルの心情とシンクロしている?

ミラベルと魔法だらけの家の舞台であり、ユニークな部屋の数々が目を引くカシータ。物語後半からは、マドリガル家の危機に立ち向かうミラベルを支えるなど、人間臭い行動をみせています。カシータはペドロの生まれ変わりとも考察される中、カシータはミラベルの心情とシンクロしているとの意見も見られます。また、ミラベルと魔法だらけの家のラストは、カシータ全体がミラベルの部屋になったとも解釈されています。

感想2:ミラベルを守ろうする姿が良い

ミラベルと魔法だらけの家で多くの注目を集めたカシータ。作中では、崩壊の危機に見舞われたものの、家族を救おうと奔走するミラベルを助けるなど、健気な姿を見せました。最後には崩壊してしまったものの、主の交代を告げるように新しい家を生み出したカシータ。2匹のオルギータスの歌詞のような展開を迎えたカシータも、ミラベルと魔法だらけの家の注目ポイントとなっています。

感想3:カシータと会話が出来るのはミラベルとアルマだけ?

ミラベルと魔法だらけの家ではカシータとの会話シーンもあり、カシータはペドロの生まれ変わり説の根拠にもなるでしょう。一方、カシータと会話ができた人物はミラベルとアルマであり、2人はカシータの後継者と主です。ミラベルに関しては、アルマの後継者という理由から会話が出来たとも考えられ、このように考察しがいのある展開も、ミラベルと魔法だらけの家の面白い魅力でしょう。

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ミラベルと魔法だらけの家のカシータまとめ

ミラベルと魔法だらけの家のカシータまとめ・イメージ画像

ミラベルと魔法だらけの家のカシータがペドロの生まれ変わりと言われる理由や蝶の意味、2匹のオルギータスの歌詞から考察しました。マドリガル家の始まりであり、残された家族のためにペドロによって生み出されたカシータ。意思を宿した家としてマドリガル一族を見守り続けました。一度は崩壊したものの、再び新たなカシータが誕生するまでの経緯は、まさに2匹のオルギータスの歌詞の通りでしょう。

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