【ニーア オートマタ】ヨルハ計画とは何?真実を隠していた目的や黒幕を考察

ヨルハ計画はニーア オートマタにおける、非常に重要なキーワードになっています。このヨルハ計画は、ニーア オートマタのストーリーの根幹にも関わるものであり、最終段階に描かれるものになっています。この記事では、そもそもニーア オートマタのヨルハ計画とは何なのか、目的は何なのか、ヨルハ計画の黒幕と思われるジニアや9号について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

【ニーア オートマタ】ヨルハ計画とは何?真実を隠していた目的や黒幕を考察のイメージ

目次

  1. ニーア オートマタとは?
  2. ニーア オートマタのヨルハ計画とは何?目的は?
  3. ニーア オートマタのヨルハ計画の黒幕や立案者を考察
  4. ニーア オートマタのヨルハ計画に関する感想や評価
  5. ニーア オートマタのヨルハ計画まとめ

ニーア オートマタとは?

ニーア オートマタの概要

ニーア オートマタは、2017年に発売されたアクションRPGです。元々は2003年に発売した『ドラッグオンドラグーン』の系譜に連なる作品で、2010年に発売した『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』の後継作品として開発されました。とはいえ、単独でも楽しめるように仕上げられており、体験版発売時点から高い評価を受けて高い人気を獲得した作品になっています。

ニーア オートマタは、ゲームでも高い人気を得たこともあって、メディアミックス展開も積極的に行われる作品になりました。これまでに小説化、漫画化、舞台化などが行われ、さらにはニーア オートマタ本編のゲームBGMのコンサートが開催されるほどになっているのです。さらには2023年にはアニメ化も行われるなどしており、2024年現在も展開が継続して行われている作品になっています。

ニーア オートマタのあらすじ

西暦11945年、ヨルハ部隊の隊員2Bは、第243次降下作戦に従事することになります。この作戦で敵の機械生命体に捕捉され、無事に地上に辿り着けたのは、2Bだけでした。2Bはこの作戦を継続し、単独で作戦対象であった超大型機械生命体の討伐に当たります。これに際し、サポートという形で駆けつけた9Sと共に地上での作戦を行うことになるのでした。

『NieR:Automata Ver1.1a』(ニーア オートマタ Ver1.1a)TVアニメ公式サイト

ニーア オートマタのヨルハ計画とは何?目的は?

ヨルハ計画とは何?

そもそもニーア オートマタにおけるヨルハ計画とはなにかというと、『アンドロイドに人類が既に滅亡しているという事実を隠し続ける』という計画です。ヨルハ部隊を含め、アンドロイド達は、月に逃げた人類が、今も生きているという前提の元で地球奪還のために行動を続けているのです。そのため、アンドロイドには人類の滅亡は隠す必要がありました。

ヨルハ計画の目的や真実を隠していた理由

ヨルハ計画は、長い年月をかけて目的が変遷してきたものになっています。元々純粋なヨルハ計画の目的は、『アンドロイド兵士の士気の向上』でした。実際に過去に、アンドロイド達の間で、人類は既に滅亡しているという噂が流れたことがあります。元々アンドロイド兵士達は人類のために戦っているという目的意識のため、前提となる人類の滅亡で士気が低下してしまったのです。この噂をもみ消すべく、計画されたのがヨルハ計画でした。

しかし、そこから、様々な者の思いや、ヨルハ計画自体を利用するような黒幕的な動きにより、ヨルハ計画の目的自体が捻じ曲げられる結果になりました。ただ最終的な結果は変わっておらず、ヨルハ計画の最終段階では、ヨルハ計画のために作られた新型アンドロイド兵士、つまり『ヨルハ部隊の壊滅』が含まれていました。

ヨルハ計画の真実を2Bは知っていた?

ヨルハ計画については、基本的には管理レベルの者しか知らないものとされています。しかし、厳密にどこまでの者が知っていたのかは不明です。特にヨルハ計画とは何か知っていた可能性もあるのではないかと考察されたのがニーア オートマタの主人公である2Bでした。2Bの正体は、2Eという処刑人タイプであり、必要に応じて9Sを倒す役割を担っていました。この役割から真実を知っていたのではないかと考察されたのです。

2Bがヨルハ計画について、知っていたかどうかについては、ニーア オートマタ本編では明確な描写はありません。ただ9Sの破壊は、正確には『9Sがヨルハ計画の真実に近づいてしまった』と判断されたタイミングで執り行われます。この判断を行うのは2Bではなく司令部からの指示だったことが、小説版で明らかになっているのです。このことからも、あくまでも2Bは実行役であり、ヨルハ計画自体については知らなかったのだと考察されています。

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ニーア オートマタのヨルハ計画の黒幕や立案者を考察

ヨルハ計画の黒幕

当初はアンドロイド兵士の士気向上のための計画だったヨルハ計画。しかし、この計画を利用しようと考えた存在がありました。それが、ニーア オートマタ本編でも描かれたように、機械生命体から生まれた概念人格、通称赤い少女です。赤い少女についても、ニーア オートマタ本編でも不明点が多いですが、機械生命体がより進化するために、ヨルハ計画を利用していた、いわゆる黒幕という形になっているのです。

ヨルハ計画の立案者はジニア?9号?

赤い少女は、あくまでもヨルハ計画を利用しただけに過ぎません。当初のヨルハ計画の立案者は別にいますが、ゲーム版では立案者については、言及されませんでした。しかしニーア オートマタの朗読劇において、この立案者が『ジニア』と呼ばれるアンドロイドであったことが明らかになっています。ジニアは、科学者的なポジションのアンドロイドで、実際にヨルハ機体を開発した存在でもあります。

ちなみに立案者であるジニアですが、ヨルハ計画にはリスクがあることも理解していました。実際、ヨルハ計画が赤い少女に利用されているように、機械生命体側に利用される可能性があったのです。そのため、ジニアはヨルハ計画を立案こそしたものの、1度は計画を断念しており、この時点では『ヨルハ計画』という名前もありませんでした。しかし、これを許さなかった存在がいました。それが9号です。

9号はヨルハ部隊の初期世代であり、ベースモデルとも言われる存在です。ベースモデルはA2なども該当しますが、2B達量産型を作る前にデータを集めるべく作られました。言ってしまえば9号らベースモデルは、『ヨルハ計画』の前段階として製造されたモデルであり、ヨルハ計画自体が実行されなければ不要になってしまう存在だったのです。

ジニアを殺害した後、9号は、このジニア立案の計画に正式に『ヨルハ計画』という名前をつけて実行します。ニーア オートマタ本編で描かれたようにヨルハ計画の最終段階として、ヨルハ部隊が破壊される筋書きを整えたのもこの9号です。9号は最終的に2号に倒されて死亡していますが、ヨルハ計画だけは残ることになりました。

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ニーア オートマタのヨルハ計画に関する感想や評価

ここからは既にニーア オートマタを視聴した人の、ヨルハ計画についての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。ヨルハ計画は、ニーア オートマタのストーリーの根幹に関わるとも言える重要要素でありながら、ゲーム中で全容が解明されたとは言えない状態になっています。元々ニーア オートマタ自体、1から10までしっかり説明があるタイプの作品ではないので、壮大な計画であるヨルハ計画は分かりにくいと言われているのです。

ヨルハ計画がゲーム中で特に分からなかったとされるのが、黒幕の存在です。最終的には赤い少女によって利用されていたヨルハ計画。しかし、それだけでは説明できない部分が多く、アンドロイド側の黒幕がいるのではないかという声もあったのです。その後のメディアミックス展開の中で、ジニアや9号のことが判明するまで、ヨルハ計画についてはあまりにも情報がなさすぎると言われる結果になりました。

2024年3月現在では、ヨルハ計画について、メディアミックス展開も含めておおよその概要が判明しています。とはいえ、全部をしっかり追いかけている人は少なく、中々、全ての情報が浸透しているとは言えなくなっています。2024年にはアニメ2期の放送も決定していることから、このアニメ版である種の完全版になってほしいという声も見られる結果になっているのです。

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ニーア オートマタのヨルハ計画まとめ

ニーア オートマタのヨルハ計画は、物語の根幹に関わる壮大な計画であると同時に、全容が解明されることはなかったものです。その実、計画の元の立案者から実行者、最後の黒幕までの間に、計画自体の内容も大きく変わっており、それが結果的に、より全容が分かりにくくなっている要因になっています。アニメニーア オートマタでは、このあたりがすっきり整理されるのではないか、とも機体されているので、注目してみてみましょう。

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