【かがみの孤城】リオンの正体はオオカミ様の弟？好きな人やこころとのその後を考察

感動のファンタジーミステリー作品として人気のかがみの孤城に登場する水守理音ことリオンの正体は、オオカミ様の弟なのかという疑問に迫っていきましょう。イケメンな登場キャラであるリオンの正体を知るとともに、好きな人についても考察していきます。

かがみの孤城の水守理音ことリオンについて紹介する前に、まずは作品情報について触れていきましょう。人気作品であり、映画化もされたかがみの孤城の概要やあらすじを紹介していきます。

かがみの孤城は小説家の辻村深月の作品になり、2013年から2014年の約1年間連載されていました。その後大きく修正が入った上で、2017年に刊行されています。累計発行部数は2023年10月の時点で、200万部を突破しているほど人気を博しています。かがみの孤城は初め、『かがみの城』のタイトルの予定でした。しかし、担当編集者が敵に囲まれ、動くことのできない城を「孤城」というと提案し、現在のタイトルに変更されました。

中学一年生の安西こころは、いじめられたことが原因で不登校になりました。そして、ある日自分の家の鏡が光ったとたん吸い込まれ、オオカミ様と呼ばれるオオカミのお面を付けた少女に出会います。オオカミ様の仕切る孤城で、こころは自分の境遇に似た水守理音ことリオンを含む数人の中学生に出会います。

子供たちは赤ずきんと呼ばれ、オオカミ様は願いの鍵を見つけた一人がなんでも願いがかなえられると伝えます。友情をはぐくみ、そして子供たちは成長を遂げていきます。

リオンこと水守理音は、イケメンな容姿をした明るくて優しい性格の少年です。なぜこのような性格のリオンが孤城に来たのか、周りの少年少女は不思議に思っているほどでした。リオンにはミオという姉が居ましたが、リオンが6歳の頃に亡くなっています。

リオンはサッカーが趣味と特技としてあげています。リオンは日本の中学校に通いたいと思っていましたが、母親に言われてハワイの学校へ留学していました。そのため、孤城では日本人のメンバーと関われることから、孤城での時間を大切にしている様子を見せました。

かがみの孤城に登場する水守理音ことリオンは、なぜオオカミ様の弟であるといわれているのでしょうか。その謎について徹底考察していきましょう。また、リオンが持つ願いや学校に行けない理由についても解説していきます。

結論から言うと、リオンの正体はオオカミ様の弟で間違いありません。では、オオカミ様とはどのような人物なのでしょうか。オオカミ様の正体は、リオンの姉であるミオ(実生)になります。ミオは、リオンが6歳のときに亡くなった姉になり、死亡原因は病気でした。幼少期のリオンはミオに対して慕っている様子を見せており、姉が大好きな弟という印象を受けるでしょう。

ミオもリオンに対しては良い姉になり、絵本を読んだりお話を聞かせてあげるなどしていました。リオンは幼稚園で「誰と結婚したい？」という質問に対して、「お姉ちゃん」と答えるほど姉のことが好きな弟でした。お互いに姉と弟を思う気持ちが強く、ミオが亡くなってからリオンにはある願いが芽生えます。

かがみの孤城では、どこかに隠されている願いの鍵を見つけた者は、願いが叶うとされています。7人の中学生はそれぞれ願いを持って、鍵を探すことになりますが、リオンはどのような願いを持っているのでしょうか。

リオンが持つ願いとは、オオカミ様となっている姉のミオを現実世界に戻してほしいというものでした。幼いながらも姉のミオを慕っていたリオンは、姉を取り戻すために孤城で願いの鍵を見つけて願いを叶えようと奮闘するのでした。

リオンは見た目がイケメンなキャラですが、中身も素敵な少年です。そのため、リオンに対して完璧な人間だという人も多いでしょう。リオンの気遣いが分かるシーンとして、クリスマスパーティーがあげられます。リオンはクリスマスパーティーで、母親の焼いたケーキをわざわざ持ってくる様子を見せました。そして、ケーキを食べる際に、オオカミ様も一緒にパーティーを楽しもうと呼び出すのです。

また、リオンはオオカミ様に対してケーキだけではなく、クリスマスのプレゼントも用意していました。オオカミ様が姉であるため、気遣った可能性もありますが、さりげなくオオカミ様を迎え入れる姿勢がイケメンという評価を得ています。

リオンは日本にある雪科第五中学校に入りたい気持ちを持っていましたが、ハワイに留学することになります。ハワイの学校に通っているものの、雪科第五中学校に入りたいという気持ちは今も変わりません。では、なぜリオンは雪科第五中学校に行けないのでしょうか。実は、ハワイへの留学はリオンの母親が関係していました。

リオンと母親は、ミオの生前からどこか溝がありました。ミオが亡くなったことで、その溝は一層深くなってしまったのです。母親は雪科第五中学校に行きたい気持ちを持っているリオンに対して、ハワイへの留学をすすめました。リオンは雪科第五中学校に行きたい気持ちにフタをして、ハワイへの留学を受け入れたのです。

しかし、リオンは日本に居たいという気持ちを、母親へ伝えなかったことを後悔していました。孤城から解放された後、母親に日本へ帰りたいことを伝え、無事に日本へ戻ることができたのです。また、母親との溝もリオンが思っているものとは違ったため、今後は親子の絆も深まっていくことでしょう。

かがみの孤城に登場するイケメンキャラの水守理音ことリオンには、好きな人がいるのでしょうか。ここからは、かがみの孤城の主人公であるこころとの関係やその後について紹介していきましょう。

リオンの好きな人では、かがみの孤城の主人公であるこころの存在が一番に挙げられるでしょう。作中で、リオンの好きな人は明確になりませんでしたが、こころとリオンの間には何かしらの感情があると予想する人が多くいました。

かがみの孤城では、その後の2人の様子も描かれています。2人のその後について見ていきましょう。かがみの孤城でもイケメンキャラであるリオンは、母親と話し合った後、本人の希望であった日本の学校へ通うことになります。かがみの孤城では、孤城から出たその後は記憶が無くなるとされています。雪科第五中学校に通うこころは、不登校でしたが意を決して登校を決意しました。

そこで出会ったのが、知らない少年であるリオンでした。しかし、小説ではこころがリオンを知っている気がすると描かれ、映画でもリオンはこころを知っている素振りだったと感想が挙げられました。真相は謎ですが、無事に再会を果たした2人だったのです。

かがみの孤城のリオンについて紹介してきましたが、ここからは映画にてリオンの声優にキャスティングされた俳優の北村匠海について紹介していきましょう。

• 名前：北村匠海(きたむらたくみ)
• 生年月日：1997年11月3日
• 出身地：東京都
• 血液型：B型
• 所属事務所：スターダストプロモーション
• グループ：DISH//(活動時名「TAKUMI」)

• テレビドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』
• テレビドラマ『ナイト・ドクター』
• テレビドラマ『名探偵ステイホームズ』
• 映画『君の膵臓をたべたい』
• 映画『思い、思われ、ふり、ふられ』
• 映画『東京リベンジャーズ』

リオンに対する声で多いのが、やはり容姿がイケメンという点です。リオンは原作でもイケメンなキャラクターですが、映画で映像化されることにより理想のイケメン像となりました。

リオンとこころの恋愛模様は、見ている人にとっても少しモヤモヤする部分でもあったようです。こころはリオンに対して恋愛感情を分かりやすく出していましたが、リオンの気持ちはあまり見えないことが原因でした。

かがみの孤城では多くの豪華声優陣がキャスティングされましたが、その中でもリオンの声を演じた北村匠海は高い評価を得ました。

かがみの孤城のリオンは、容姿端麗のイケメンキャラで、その正体はオオカミ様の弟でした。リオンの願いや母親との関係性など、見どころが満載なかがみの孤城をぜひ見てみてください。