【正反対な君と僕】登場キャラまとめ！正反対の二人を描いた恋愛漫画のあらすじや感想も

「正反対な君と僕」は、集英社のウェブコミック配信サイトである「少年ジャンプ+」にて連載中のラブコメ漫画です。原作者は阿賀沢紅茶先生で、2021年1月に読み切り版が公開となりました。そして、それを1話として、2022年5月2日から本格的な連載がスタートしました。「正反対な君と僕」では性格が正反対の高校生の恋愛模様やその周囲の人々の青春ストーリーが描かれており、等身大のラブコメとして高い人気を集めています。

また「正反対な君と僕」の単行本は5巻（2024年2月時点）まで刊行されており、2024年3月4日には最新の6巻が発売される予定となっています。また、小説版「正反対な君と僕 サニー&レイニー」も集英社のJUMP j BOOKSから、2023年11月2日に発売となりました。

「正反対な君と僕」の作者である阿賀沢紅茶先生は、2020年に漫画家デビューしました。デビュー作はLINEマンガで配信された「氷の城壁」で、当初はウェブトゥーンでしたが、大人気を博したことで横読みに再構成され、書籍化も実現しました。

また、阿賀沢紅茶先生の代表作である「氷の城壁」は主役の高校生4人の人間模様や青春を描いた群像劇で、人間味あふれるストーリーが高い人気を集める作品です。単行本は9巻（2024年2月時点）まで既刊で、2024年3月には最新の10巻も発売予定となっています。

漫画「正反対な君と僕」に登場するキャラクターを一覧で紹介し、それぞれのキャラの魅力をネタバレでみていきます。

「正反対な君と僕」の登場人物1人目の鈴木みゆは、ピンク色の髪色にお団子とロングヘアが特徴的なギャルの女子高生です。明るく元気でポジティブな性格の鈴木みゆですが、周囲に合わせてつい空気を読んでしまいがちで、自分の意見をなかなか言えずにいました。そして、自分とは真逆の性格のクラスメイトの谷悠介に惹かれ、勇気を出して周囲に谷のことが好きであると宣言します。その後、谷本人に告白し、付き合い始めました。

「正反対な君と僕」の登場人物2人目の谷悠介は、黒縁眼鏡をかけた男子高校生です。図書委員会に所属しており、物静かな優等生と思われがちですが、いざというときには自分の意見をはっきりと言える性格をしています。そして、やや鈍感な一面もあり、誰に対しても態度が変わらず、平等に接することができるという長所があります。

また、谷は作品開始時点で、よく話しかけてくれるクラスメイトの鈴木みゆに惹かれていました。そして、鈴木と付き合い始めてからは周囲との交流も増え、自分の言葉が相手にどのように伝わるのかや、相手の言葉の意味などをしっかりと考えるようになりました。

「正反対な君と僕」の登場人物3人目の渡辺は、鈴木みゆの高校1年生のときからの友達です。ロングヘアで愛称はナベです。また、鈴木以上に元気な性格をしており、相手に伝える必要があると感じたことをその場の空気を読まずに伝えてしまう傾向があります。

「正反対な君と僕」の登場人物4人目の佐藤は、鈴木みゆの中学時代からの友達です。黒髪のショートヘアで、クールな性格をしており、愛称はサトです。

「正反対な君と僕」の登場人物5人目の山田は、鈴木みゆや谷悠介のクラスメイトの男子生徒です。髪を金色に染めており、鈴木とは中学時代からの友達です。また、山田はコミュニケーション能力が非常に高く、思ったことをすぐに言ってしまう傾向があります。ただ、裏表がなく、明るい性格をしており、誰とでもすぐ友だちになれる人気者です。

そして、自分とは正反対の大人しい性格の西に惹かれますが、タイミングをつかめずに40話の時点で友達の関係からなかなか進展しません。また、不意に見せる笑顔が魅力的で、西もその笑顔がきっかけで山田に惹かれていきます。

「正反対な君と僕」の登場人物6人目の東は、鈴木みゆの高校2年生のときからの友達で、愛称はアズです。ゆるふわなロングヘアをした大人びた見た目の美人で、優しい性格をしています。ただ、過去にあまり良い恋愛ができなかったようで、恋愛に悲観的です。しかし、あるきっかけから、同じ中学出身の平のことを異性として意識するようになりました。

「正反対な君と僕」の登場人物7人目の平は、鈴木みゆや谷悠介のクラスメイトの男子高校生です。コンビニでバイトをしています。そして、そこそこ整った顔立ちに高身長というモテそうな見た目ながら、中身は陰キャで、ネガティブな性格をしています。また、中学時代は虐げられており、高校入学を機に髪を茶色に染めて高校デビューを果たしたものの、自分に自信が持てずにいました。ただ、根は優しく、思いやりのある性格です。

「正反対な君と僕」の登場人物8人目の西は、鈴木みゆたちとは違うクラスの女子生徒で、愛称はニッシです。写真部に所属しており、図書委員会に入っています。また、小柄で大人しい性格をしており、コミュニケーション能力は低めですが、よく笑う女の子です。そして、正反対な性格の山田に惚れられ、自身も山田に惹かれるようになりますが、37話の時点でまだ友達同士のままです。

「正反対な君と僕」の登場人物9人目の岡理人は、鈴木みゆの元カレで、鈴木や山田と同じ中学校の出身です。高身長の黒髪イケメンキャラで、気さくな性格をしています。中学時代には仲の良い友だちだった鈴木と、互いに周囲の空気を読む形で付き合い始めました。しかし、互いに合わないものを感じ、すぐに破局しました。

その後、気まずさから鈴木と疎遠になり、高校も別々になっていましたが、文化祭で会った際、再び友だちに戻ろうと試み、和解しました。また、入学した高校が自分に合わず、鈴木たちが通う高校をうらやましがっています。

ここまで、漫画「正反対な君と僕」のキャラを一覧で紹介してきました。次に「正反対な君と僕」の1巻～3巻までのあらすじをネタバレでみていきます。

まず、1巻のあらすじをネタバレでみていくと、明るく元気なギャルな女子高生の鈴木みゆは、隣の席の谷悠介に想いを寄せていました。実は鈴木はついその場の空気を読み、自分の意見を言えずにいることが多々ありました。一方、谷は普段は寡黙ですが、いざというときにはしっかりと自分の意見を言うことができます。さらに、谷には誰に対しても同じ態度で接するという長所もあります。鈴木は谷のそのようなところに憧れていました。

ある日の下校時間、鈴木は下駄箱のところで谷と遭遇します。谷と帰り道の方向が同じことを知った鈴木は勇気を出し、顔を真っ赤にしながら一緒に帰ろうと谷に言いました。こうして、一緒に帰宅することになった2人ですが、鈴木は沈黙に耐えることができず、1人でずっと喋り続けていました。しかし、鈴木もそのうち冷静になり、自分が喋っているハンバーガーの話題を谷が本当に面白いと思っているのか不安になります。

そして、谷に軽いノリで、一緒に食べに行くかと尋ねました。すると、谷はあっさりと「いいよ」と答えました。その反応にドキドキしながら、上手い返答を考えている鈴木の手が、谷の手に当たります。鈴木は思わず手を振り上げてしまいますが、気まずそうに視線を逸らしながらゆっくりと手を下ろしました。その鈴木の手に谷はそっと手を伸ばし、2人は手をつないで帰りました。

ある夏の夜、鈴木は部屋着にしている中学のジャージを着て、ノーメイクのまま近所にオープンしたばかりのコンビニに向かいました。そこで鈴木は友人の山田や、コンビニでバイト中の平と会い、アイスを購入してコンビニの前で山田と喋っていました。

そこにバイクに乗って、コンビニにやって来たナベも合流します。服装のことを指摘される鈴木でしたが、2人とは付き合いが長いので平然としていました。しかし、そこへ塾帰りの谷も現れ、彼氏にラフな服装とノーメイクの顔を見られることを恥ずかしいと思った鈴木は、全速力で走り出します。

しかし、自転車の谷にあっさりと追いつかれ、なぜ逃げるのかと質問されます。鈴木は顔を真っ赤にして、正直に答えます。谷は気にしないと言いますが、鈴木にとっては大問題でした。ただ、谷は山田たちと自分に対する鈴木の態度の違いが気になったようです。そして、それに関して力説する鈴木に谷は、鈴木と山田たちの付き合いの長さがうらやましくなっただけだと伝えたのでした。

文化祭が終わり、鈴木や山田たちの同じ中学校の仲間が集まります。そこには鈴木たちとは別の高校に進学した、鈴木の元カレの理人もいました。理人は高校生活が楽しくないと話し、鈴木や山田たちと一緒に過ごした中学時代が楽しかったと懐かしがります。その翌日、山田は平に理人が高校が合わず、中学時代を懐かしんでいるという話をします。

しかし、高校デビューの平にとって、中学時代は楽しかったという理人の話は全然共感できないものでした。そして、平は理人の話よりも、その集まりに鈴木がいたことが気になり、鈴木の彼氏である谷に大丈夫かと尋ねました。すると、谷は大丈夫と答え、平が気遣ってくれたことを感謝しました。

ここまで、漫画「正反対な君と僕」のキャラを一覧で紹介し、各巻までのあらすじをネタバレでみてきました。次に「正反対な君と僕」のタイトルの意味や、見どころを考察していきます。

「正反対な君と僕」というタイトルの通り、物語の中で鈴木みゆと谷悠介、山田と西、東と平といった、正反対な性格の2人が恋をしていきます。そのような正反対な2人の恋模様や、周囲の人々との関わり、青春が描かれていることが、タイトルの由来となっているようです。

「正反対な君と僕」作中では正反対な2人の恋愛模様が描かれ、全体的に優しい雰囲気で物語が進んでいきます。そして、ドラマティックな要素はあっても、悲しい描写や切ない描写も少ないため、平和なラブコメとして人気を集めています。さらに「正反対な君と僕」では正反対な性格の主人公の2人がすれ違うたびに、丁寧なコミュニケーションをとることで絆を深めていく様子が描かれています。

それについて、作者の阿賀沢紅茶も、付き合った2人の継続的な関係を表現するために、恋人同士の対話や言葉、そして現実をしっかりと描くことを意識していると語っています。このように、コミュニケーションの大切さが上手く表現されているところも、本作の見どころと言われています。また「正反対な君と僕」では会話のテンポやノリが今風で面白いと好評で、会話の1つ1つが秀逸であると高く評価されています。

ここまで、漫画「正反対な君と僕」のキャラを一覧で紹介し、各巻までのあらすじをネタバレでみてきました。さらに「正反対な君と僕」のタイトルの意味や、見どころを考察してきました。次に「正反対な君と僕」のキャラに関する、読者の感想や評価を紹介していきます。

「正反対な君と僕」のキャラクターに関して、メインヒロインの鈴木みゆが真っすぐで可愛いという感想です。さらに、谷悠介も基本的に無表情ながら、彼女の発した言葉の1つ1つを大切にしているところなどが高く評価されており、鈴木と谷の関係性が非常に心地よいと絶賛されています。

「正反対な君と僕」に登場するキャラクターが、面白くて好きだという感想です。さらに、その中でも特に山田と西のカップルが、推しであるという感想となっています。

「正反対な君と僕」のキャラクターに関して、主人公を取り巻く周囲のキャラがみんな良い人なところが評価されています。さらに、平に非常に共感しているという感想となっています。

「正反対な君と僕」に登場する平と東のペアが推しであるという感想で、自身の中で葛藤するキャラの思考に非常に共感できると評価されています。

「正反対な君と僕」のキャラについて、それぞれ鈴木と谷や、平と東の関係が好きだという感想です。さらに、どのキャラもオシャレでみんな自分に似合うものを着ており、特に山田と西が可愛いという感想となっています。

以上、人気漫画「正反対な君と僕」の登場キャラを一覧で紹介し、各巻のあらすじをネタバレでみてきました。さらに「正反対な君と僕」のタイトルの意味や見どころを考察し、読者による感想や評価も紹介してきました。そして、タイトルの意味について、鈴木みゆと谷悠介、山田と西、東と平といった、正反対な性格の2人がそれぞれ恋をしていくのがタイトルの由来となっていることが分かりました。

さらに「正反対な君と僕」のキャラに関して、鈴木と谷や、山田と西、平と東のそれぞれの関係が好きという声が多くあがっていることが分かりました。さらに、鈴木の真っすぐなところや、谷が鈴木の言葉を大切にしているところなどが好評で、平の思考に共感するという感想もあることが分かりました。