【推しの子】鈴城まなの登場シーンは？再登場の可能性やルビーとの関係は？

鈴城まなとは、推しの子に登場するアイドルの1人です。この記事では、そのような鈴城まなについてネタバレありでまとめて紹介していきます。

鈴城まなが登場する推しの子は、2020年から少年ジャンプ+、週刊ヤングジャンプで連載されている作品です。転生モノであり、サスペンス要素や恋愛要素、現代社会の風刺など様々な要素を孕んだ作品として高い人気を集めています。そのリアルさから人気と共に評価も高い作品であり、様々な漫画賞でノミネートされる作品になっています。メディアミックス展開も行われるなど、幅広い展開をされている作品です。

アニメ主題歌には、赤坂アカ先生が描き下ろしたスピンオフ小説『45510』を原作として製作された楽曲『アイドル』が採用。日本国内はもちろん、海外でも爆発的にヒットし、Billboard Global Excl. U.S.で日本の楽曲で初の1位になるなど誰もが知る名曲になっています。作品の内容に即した楽曲のヒットが、そのまま推しの子人気にも繋がる相乗効果を生み出す結果になっています。

人気アイドル星野アイの出産の主治医になったことがきっかけで、何者かに殺されてしまった医者のゴロー。しかし、気が付くとアイの双子の子供の1人、アクアとして転生していることに気が付きます。アイの子供としてアイの活躍を見守るアクアでしたが、アイが20歳になる誕生日の日、今度はアイが何者かに殺されることになってしまいました。アクアは犯人を探すべく行動を開始することになります。

鈴城まなは、推しの子において、4巻収録の39話サブタイトル『ちょっと楽しいお仕事』にて登場したキャラクターです。アイドルグループのメンバーでセミロングの髪をサイドでくくった髪型をしています。アイドルとして舞台に立つ時は裸眼ですが、プライベートではメガネをかけています。年齢は24歳で、17歳でオーディションに合格して芸歴6年にもなっています。

また、自身もアイドルである鈴城まなですが、かわいい子が好きでアイドル好きでもあります。自身のステージが終わった後に別のステージを見に行く程になっています。ちなみに彼女が所属するグループについては詳細は明らかになっていませんが、200人以上が所属する大所帯で埋もれているという描写があります。このことからAKB48グループがモデルなのではないか、と考察されています

鈴城まなが登場した4巻収録のエピソードでは、新生B小町がジャパンアイドルフェス（JIF）に出場するというエピソードが展開されることになります。このエピソードの中で登場したのが鈴城まなでした。彼女は新生B小町のステージを見ており、ルビーの姿に芸能界引退を決めるという形で登場したのです。

彼女のその後の様子がそのエピソードで描かれており、このJIFでルビーのステージを見てから2週間後、芸能界の完全引退を発表しました。そしてその後は大手衣料メーカーの営業職についたことが明らかになっているのです。

鈴城まなのエピソードは、芸能界には新しくデビューする者もいれば、引退する者もいる厳しい世界であることを示すエピソードになっています。このJIFでのエピソードは推しの子アニメ1期にて既に映像化されています。しかし、アニメでは残念ながらこのエピソード自体がほぼカットされてしまっているのです。そのため、アニメ推しの子だけを見た人にとっては鈴城まなは『誰か分からない』と言われる存在になっています。

ちなみにアニメでは、エピソード自体はカットされてしまったものの、全く登場していないわけではありません。JIFの会場にいるアイドルの1人としてはしっかり登場しており、しっかりセリフもあるキャラクターになっています。原作にもあったルビー達のステージを見に行く前にグループメンバーと話しているシーンだけはアニメになっています。

鈴城まなは、推しの子のモブキャラでは珍しく、明確に『芸能界引退』と出番のあとの展開が描かれたキャラクターになっています。完全に芸能界を引退していることもあり、2024年2月現在、その後のエピソードで再登場することもありません。

仮に再登場するとすれば、ルビー絡みで再登場する可能性はあります。鈴城まなはルビーの姿に引退を決めており、ファンになっているためです。

残念ながらアニメ推しの子では出番が大きく減ってしまった鈴城まなですが、セリフはしっかりあり声優も明らかになっています。アニメ推しの子で鈴城まな役の声優を担当したのが新田ひよりさんです。2014年から声優として活動し、少女役から、大人びた女性を演じることが多くなっています。

新田ひよりさんがこれまでに演じたキャラクターとしては『人生』の遠藤梨乃役、『ハイスクール・フリート』の和住媛萌役、『緋弾のアリアAA』の星伽粉雪役、『アイドルマスターシンデレラガールズ』の道明寺歌鈴役、『ウマ娘プリティーダービー』のマチカネフクキタル役、『おちこぼれフルーツタルト』の桜衣乃役などを演じています。

ここからは既に推しの子を読んだ人の、鈴城まなに関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。鈴城まなは、何気に推しの子では珍しいアイドルとして登場したキャラクターで、最初に登場した時は、今後新生B小町のライバルになるのでは、と期待したとする声も多くありました。しかし、実際にはそのエピソードで引退を決めるというポジションであり、驚いたと言われることが多くなっています。

推しの子は、様々な要素を持った作品ではありますが、単発でこのようなエピソードが描かれる例は他にもあります。ただ、やはりインパクトが強かったこと、最後にルビーに向けたセリフなどが印象的であり、何らかの形で再登場してほしいとする声が上がる結果になっています。

その一方で、アニメ推しの子では、鈴城まなは重要シーンがカットされており、登場こそするものの、アニメだけを見た人からすればモブキャラと変わらず「誰？」と言われるほどの扱いになっています。どうしても登場シーンがアニメ11話と最終盤の最終回だっただけに、入れられなかったとされる声がある一方で、原作ファンからはなぜカットしたのか分からないと言われる結果になっています。

推しの子は高い人気を誇りアニメ2期が放送されることも決定しています。この発表以降、アニメ2期の冒頭に鈴城まなのエピソードを断片的にでも入れてほしいという声が上がるほどになっているのです。特にアニメ2期のエピソードはルビーの変化が描かれる部分でもあるため、変化する前を象徴するシーンの1つとしてこのシーンはぜひ採用してほしいと言われているのです。

鈴城まなは、推しの子のモブキャラの1人で、ルビーのステージを見て芸能界引退を決めたアイドルです。リアルさをウリとする推しの子だからこそ、意味のあるキャラクターとして原作ファンは誰もが知るキャラクターであり、原作ファンからは、再登場を期待されています。その一方で、アニメでは、該当シーンがカットされており、アニメから見た人には誰か分からないと言われる結果になっています。

推しの子ではエピソードごとに登場するモブキャラは他にもいますが、鈴城まなほど印象的なモブキャラは、誰もいないと言われるほどになっています。それだけに再登場を期待する声が多くなっているのです。芸能界引退後は大手衣料メーカーの営業になったことまで明らかになっていますが、ルビーのファンになった描写もあるので、何らかの形で再登場する可能性もあります。鈴城まなの再登場にも期待しながら推しの子を読んでみましょう。