【怪獣8号】怪獣9号がしつこいし長いと言われる理由は？読者の反応や強さを紹介

怪獣8号の最大の敵であり、ラスボス候補にもあがっている怪獣9号。エリンギのような頭部と細身のシルエットが特徴の不気味な見た目で、人語も理解できる知性の高い怪獣です。しかし、知能が高いゆえに討伐が難しく、読者からはしつこい・うざい等と厳しい評価が寄せられています。以下では、怪獣8号から怪獣9号がしつこい・長い・うざいと言われる理由や、9号の強さや能力、謎多き正体や目的をまとめました。

怪獣8号の漫画は、怪獣が存在する架空の日本を舞台に日本防衛隊の活躍を描いたバトル漫画です。作者は松本直也先生で、2024年2月現在まで「少年ジャンプ＋」にて連載されています。

怪獣発生率の高い日本では、怪獣の出現によって多くの町が破壊され、人々の生活が脅かされていました。幼い頃に怪獣の脅威を目の当たりにした日比野カフカ。幼馴染と共に怪獣の全滅を約束するも、成人後は怪獣解体業者となり、鬱屈した日々を送っていました。ある日、防衛隊の採用試験を受けるチャンスが巡ってきたカフカ。同時に、謎の生物が体内に侵入し、カフカは怪獣8号に変身できる能力を手に入れます。

主人公・日比野カフカ達が防衛隊選抜試験を終えた直後に出現した怪獣9号。試験で倒された怪獣を蘇らせ、カフカ達を襲撃しました。怪獣8号（カフカ）によって撃退されるも、怪獣9号が防衛隊に執着するきっかけにもなったでしょう。その後も防衛隊との戦いを繰り広げた怪獣9号。しかし、決着がつくことはなく、9号との戦いはいまだ続いています。以下では、怪獣9号がしつこい・長い・うざいと言われる理由をまとめました。

怪獣9号がしつこいと言われる理由として、追い詰められても生き残るしぶとさがあげられます。怪獣9号の討伐シーンは作中で何度か描かれるも、倒されそうになると逃げる傾向があります。さらに、再登場するたびにパワーアップしており、防衛隊員に苦戦を強いらせました。討伐まであと一歩に迫ったタイミングで、うまく逃亡を図る怪獣9号。倒される前に逃げる行為にも、怪獣9号の目的が隠されているでしょう。

防衛隊員たちが必死に戦って追い詰めても、最後には逃げ切ってしまう怪獣9号。力を蓄えてから再び防衛隊との戦いに挑むという、同じパターンを繰り返しています。怪獣9号を討伐できない限り、防衛隊と9号の戦いは終息しません。終わりのない戦いに描かれている点も、怪獣9号がしつこい・ながい・うざいと言われる要因となっているでしょう。

怪獣8号に登場する識別怪獣といえば、特撮作品に出てくるような怪獣らしいデザインが特徴でしょう。一方、怪獣9号のデザインは、細目のボディとシルクハットをイメージした頭部に描かれています。見た目から他怪獣との違いが感じられる怪獣9号。しかし、その正体や目的などキャラ情報の少なさから、魅力が感じられないでしょう。また、特徴的な頭部はエリンギとも言われ、怪獣9号の愛称になっています。

怪獣8号の序盤から登場し、その後もストーリーに関わっている怪獣9号。再登場のたびに何かしらの変化が見られることから、本作品のラスボスとも予想されています。しかし、怪獣9号の登場シーンは毎回に似たような展開が繰り広げられます。今度こそは倒されると思いきや、最後にはうまく逃げ切るというパターンが固定されているでしょう。

しつこい・うざいとの理由から読者の反応はあまり良くない怪獣9号。しかし、大怪獣としての強さは作中トップクラスです。また、怪獣9号といえば他個体にはない能力を多く持ち、再登場のたびに強さを増していきます。果たして、怪獣9号が防衛隊に討伐される日は来るのでしょうか。以下では、怪獣8号の最強キャラ・怪獣9号の強さや能力をまとめました。

戦うたびに強さが増す特殊な個体とされている怪獣9号。フォルティチュードは8.5と評価されるも、後に9.0以上の可能性も浮上しました。ちなみに、作中で確認されたフォルティチュードの最大値は、怪獣8号の9.8です。防衛隊との戦いにて四ノ宮長官と識別怪獣兵器2号を吸収し、さらなる進化を遂げた怪獣9号。フォルティチュードが10クラスを超えたとも予想されています。

このように、数値だけをみてもかなりの強さだとみられる怪獣9号ですが、知能の高さもこの個体の強みに上げられます。学習能力が高く、人語を話すことで隊員たちにゆさぶりをかけることもあった怪獣9号。他怪獣にはない強さや恐ろしさを感じさせるでしょう。

怪獣9号の能力は多岐にわたり、肉体再生の他、オリジナルに限りなく近い能力を持つ分身や大怪獣を出現させる能力があります。攻撃面では、指から強烈な光線を放ったり、結界を張ることで通信を遮断しています。その他、倒された怪獣を蘇生する能力もあり、非常に厄介な存在でしょう。また、怪獣9号といえば他怪獣や人間との融合もあげられ、捕食した人間に擬態することも可能です。

さらに、捕食した人間が持つ知識や記憶を自分のものにすることも出来、怪獣9号の高い知性や人語の理解につながっているでしょう。防衛隊長官・四ノ宮功を倒し、彼の身体を吸収した怪獣9号。長官クラスとなれば防衛隊の機密事項を多く持っているはずです。それら情報が怪獣9号に漏れることは、9号の討伐がさらに長引くと予想されるでしょう。

ありきたりな展開が長く続いていることも、しつこいと言われる原因となった怪獣9号。その正体は何者なのか、作中では言及されていません。一方、防衛隊との戦いは怪獣9号なりの理由があると考察できます。ある目的のために防衛隊に接触する怪獣9号。果たして、彼は何を目指しているのでしょうか。以下では、謎多き怪獣9号の正体や目的、9号の死亡について考察しました。

9番目に見つかった識別怪獣として命名された大怪獣・怪獣9号。初登場は1巻6話で、カフカ達が挑んだ防衛隊う選抜試験の二次最終試験を終えた直後に現れました。試験で倒された怪獣たちを蘇らせ、カフカたちに襲い掛かった怪獣9号。その後もカフカ達の前に現れ、しつこいと言われるほど戦いを繰り広げました。一体、怪獣9号とは何者なのか、逃亡を繰り返しながら防衛隊を襲い続ける目的は何でしょうか。

正体が謎めいていることや目的も分からないことから、しつこい・うざいとも評される怪獣9号。一方、断片的な情報から、怪獣9号は怪獣の世界のボス的な存在とも考察されています。怪獣10号のように、大怪獣を生み出すことも可能な怪獣9号。今後の展開によっては、11号、12号と大怪獣が次々と生み出されるでしょう。また、怪獣9号は、ある目的からあらゆる怪獣の力を集めていることが示唆されています。

また、怪獣9号の収集は怪獣だけにとどまらず、識別怪獣兵器や防衛隊員の市川レノや古橋伊春を持ち帰ろうとしました。「次に私が動く時、怪獣の時代が始まる」と意味深なセリフを発した怪獣9号。自分を頂点とする怪獣の時代を築き上げることが目的だと考えられるでしょう。

何度追い詰められても、最後には逃げてしまう怪獣9号。漫画11巻時点まで生存が確認され、死亡していません。怪獣8号のラスボスと予想されることから、おそらく終盤までしつこく生き残るでしょう。

識別怪獣の中でも異色の個体である怪獣9号。怪獣らしからぬビジュアルや人間臭さを感じさせる雰囲気が、しつこい・うざいと感じる要因になっているでしょう。いまだ正体不明である一方、怪獣の時代を目指していることが示唆された怪獣9号。彼の真の目的も気になるでしょう。以下では、ありきたりで長い展開がしつこいと評された、怪獣9号に関する感想や評価を紹介します。

他の大怪獣とは異なるキャラや、序盤から登場し続けていながらいまだ正体不明とされている怪獣9号。登場期間が長いことから、怪獣9号がしつこい・うざいとの感想も多く見られます。また、怪獣9号にはインフレが適用され、再登場のたびにパワーアップしていく特徴があります。SNSでは、怪獣9号を倒した後、次に現れる怪獣の強さはどうなるのかという意見も見られ、読者の間で意見が分かれています。

怪獣9号のパートについて、一部の読者からはありきたりな展開でだるいとの感想が寄せられ、長引かせずに退場させるべきとの意見も見られます。一方で、怪獣9号といえば隊長クラスが2人かかりでも倒せない強さがあげられます。SNSでは、怪獣9号が強すぎるとの感想も多く見られます。このように、隊長クラスも苦戦していることから、怪獣9号の討伐そのものが難易度の高い任務であると言えるでしょう。

ビジュアルから、明らかに他の大怪獣とは異なる個体であることを匂わせている怪獣9号。作中では怪獣10号を生み出したことも言及され、さらに謎を深めています。怪獣の時代を作ることを示唆した怪獣9号。人語を話し、チート級の能力と強さを誇る彼の正体は何者なのでしょうか。作中では怪獣9号の正体に関する伏線も張られておらず、その正体が気になるとの声も見られます。

敵としての魅力のなさも怪獣9号がしつこい・長いと言われる理由の1つにもあげられ、いつまで怪獣9号パートを続けるのかと、批判的な意見も寄せられています。他怪獣と比べて情報量が圧倒的に少なく、その正体や目的を考察することが難しい状態にある怪獣9号。最強の大怪獣としての魅力を見いだすこともできず、敵キャラとしての魅力のなさが怪獣9号をしつこいと見えてしまうとの声も見られます。

怪獣の時代を作ることを示唆したセリフから、怪獣8号のラスボスと予想されている怪獣9号。しかし、作中ではラスボスらしい要素は見当たらず、しつこいキャラというイメージが定着したでしょう。また、一部の読者からは、怪獣9号は章のラスボスとも考察されており、作品全体のラスボスとしては魅力が乏しいとでしょう。SNSでも、怪獣9号のエピソードにうんざりし、はやく9号との決着をつけてほしいとの声も寄せられています。

序盤から登場し、その後も再登場を繰り返してきた怪獣9号。防衛隊の奮闘が実り、やっと討伐の兆しが見えた矢先に怪獣9号は逃げ出します。倒そうとしても最後には逃げられてしまう、終わりのない戦いも怪獣9号がしつこいと言われる理由となっています。また、登場シーンの多さから、怪獣8号の漫画は怪獣9号をメインにした作品のようだとも意見も見られ、怪獣9号と防衛隊との決着に注目が集まっています。

怪獣でありながら人間並みの知性を持ち、目的のためなら手段を選ばない利己的な性格が読み取れる怪獣9号。防衛隊にとっては討伐をさせない厄介な存在であり、彼らもしつこさを感じているでしょう。作中でのしつこさから、読者の反応もあまり良くない怪獣9号。一方、怪獣らしからぬ外見や人間くさいキャラが好感を呼び、圧倒的な強さもあいまって悪のカリスマとも評されています。

討伐されそうになると逃げだす怪獣9号でしたが、この行動には9号なりの意味があったとも考察されています。再登場のたびにパワーアップしている怪獣9号。おそらく戦うたびに進化する特性があると考えられ、防衛隊との度重なる戦いも、己を進化させるためだったでしょう。ようやく目的らしきものが明かされ、怪獣9号の正体は少しずつ明らかなりつつある中、9号がラスボスになるとも予想されています。

怪獣9号に苦戦し、討伐の兆しが見えない怪獣8号の漫画。怪獣9号は本作品のラスボスと予想する一方、敵キャラとしての魅力のなさから、9号の討伐を期待する声も見られます。また、怪獣9号の似たような展開に飽き、他の怪獣との戦いが見たいとの意見も寄せられています。討伐できない怪獣にページを割くよりは、倒せる見込みのある怪獣との戦いを描いた方が面白いとの理由から、新たな怪獣の登場が望まれています。

怪獣9号がしつこい・長いと言われる理由や、強さや能力、正体、目的などを考察を交えながらまとめました。似たような展開の繰り返しから、一部の読者からしつこい・うざいと評された怪獣9号。長い間、その正体が不明だったものの、ようやく目的が語られました。断片的な情報であるものの、怪獣9号の目的は怪獣の時代を作ることと考えられます。同時に、防衛隊との戦いもこれまでにない壮絶な展開が繰り広げられるでしょう。