2024年01月25日公開
2024年01月25日更新
【ラグナクリムゾン】クリムゾンの性別は?竜王の能力が使えない理由や目的をネタバレ
『ラグナクリムゾン』の中性的なキャラ、クリムゾンの性別を考察します!この記事では、竜との死闘を繰り広げる狩竜人を描いたバトルファンタジー漫画『ラグナクリムゾン』のもう一人の主人公、クリムゾンを特集します。これから、表題の「性別」をはじめとしてその正体や活動の目的を解説するとともに、竜王としての能力が使えない理由や不死身で最強の実力者となった経緯についてもネタバレしていきます。
目次
ラグナクリムゾンのクリムゾンとは?
ラグナクリムゾンの作品情報
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この記事では、漫画『ラグナクリムゾン』に登場するもう一人の主人公、クリムゾンを特集します。ラグナが未来の自身の言葉により知ることとなった不死身の青年、クリムゾンの性別や正体・目的、そして竜王の能力が使えない理由を探っていきますが、まずはその前に『ラグナクリムゾン』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ラグナクリムゾン』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。
ラグナクリムゾンの概要
『ラグナクリムゾン』とは、人々と竜との戦いを描いたバトルファンタジー漫画です。作者は小林大樹で、「月刊ガンガンJOKER」にて2017年4月号から連載されています。単行本は、2023年11月現在、13巻まで刊行されています。また、漫画『ラグナクリムゾン』を原作としてテレビアニメが制作され、2023年9月30日からTOKYOMXやMBS、BS11にて連続2クールで放送されています。
ラグナクリムゾンのあらすじ
『ラグナクリムゾン』の世界では、竜という名の怪物によって古代より人類は言いようのない恐怖に晒されてきました。太陽暦498年、物語はレーゼ王国の都ロナベーラで展開されます。狩竜人として相棒のレオニカと共に暮らす少年ラグナは、不思議な声と共に恐ろしい夢を見るようになります。そしてついに、その夢が現実になるかのように、人の姿をした上位竜が竜の大群を引き連れてロナベーラに攻めてきました。
クリムゾンのプロフィール
ここからは、この記事のメインテーマである『ラグナクリムゾン』のクリムゾンの話題に移ります。クリムゾンは、『ラグナクリムゾン』のもう一人の主人公で、竜のような左目を持つ中性的な顔立ちの不死身のキャラクターです。物語ではエリスというメイド服姿の少女として登場し、当初は主人公ラグナのことを知らなかったのです。
#ラグナクリムゾン 14話
— 伊藤とろろ (@itou_tororo) January 22, 2024
クリムゾンは行動に縛りが少なく、見てて楽しいんだよね。 pic.twitter.com/hBJLo0Uum9
『ラグナクリムゾン』では、ラグナからエリスがクリムゾンだと言われたものの、警戒心の強い性格からラグナをすぐに信じずにラグナの価値を見極めようとします。最終的には、自分の銀気を使って戦うラグナの力の価値を評価し、一緒に行動することになりました。
クリムゾンは、現代では正体を隠してメルグブデの使用人として潜伏しています。ラグナとは彼がメルグブデをラグナが撃退したときに再会します。そして、その時ラグナに協力を求められます。ラグナの銀気闘法に惹かれたものの、最初は断り続けていました。バロム・シュエラとの戦闘でラグナの価値を認め、ようやく協力を承諾します。ラグナの能力を利用して、銀の武器を装備した部隊を作ろうと思ったのです。
ラグナクリムゾンのクリムゾンの性別や年齢
クリムゾンの性別
性別不明の中性的な顔立ちをした『ラグナクリムゾン』のクリムゾンですが、性別は男女どちらなのでしょうか?『ラグナクリムゾン』の主役の一人、クリムゾンの性別は、『ラグナクリムゾン』の原作漫画12巻まで読んでも明かされていません。『ラグナクリムゾン』のクリムゾンの元々の性別は不明ですが、性別だけでなく年齢や外見などを自分の意志で自由に変えることができる能力を持っています。
『ラグナクリムゾン』のクリムゾンは、男性という性別を思わせる赤毛の青年の姿をしていますが、メイドや貴族の女性になったりもします。この時、外見と一緒に性別も変えてしまうのです。クリムゾンは人間ではないので、人間や他の動物のように決まった性別があるわけでもないのでしょう。性別を持たず型にはまらないのがクリムゾンの個性です。
そして、クリムゾンが性別を持たないのは、誰からも愛されたいという願望からきているのです。クリムゾンにとっては性別を持たない方が都合がよく、相手の性別に関係なく自分を愛させて何でもするように洗脳することができます。クリムゾンは、性別を持たないことでラグナクリムゾンの世界の全ての人間が自分に好意を抱くように仕向けます。そして人間を道具として使うために、あえて性別を持たないことにしていました。
クリムゾンの年齢
見た目を自由に変えられる『ラグナクリムゾン』のクリムゾンですが、それでは彼(彼女)の年齢はいくつなのでしょうか?クリムゾンの年齢ですが、性別と同じく自由に変えられるので決まった年齢はありません。全盛期のクリムゾンは性別や外見だけでなく、時間も自在に操っていました。
『ラグナクリムゾン』のクリムゾンは、時間を早めたり遅くしたりすることができます。未来のラグナまで呼び出すこともできるクリムゾンにとっては、年齢という概念もないのでしょう。
クリムゾンと未来のラグナとの関係
【表紙】「ラグナクリムゾン」【巻頭】
— ガンガンJOKER編集部【公式】 (@gangan_joker) April 21, 2023
未来のラグナに銀気闘法を教えた師匠は
神教にもいた、幼女ルオシーだった!
そんなことも知らず塩対応をしたラグナは
ルオシーに謝罪しに行くが…。#TVアニメ #ラグナクリムゾン pic.twitter.com/orQ6KiTDIz
『ラグナクリムゾン』のクリムゾンと未来から来たラグナは、やがて共に協力して竜と戦うようになりました。しかし、このことは未来のラグナしか知らなかったのです。現在の時代にいるクリムゾンは、ラグナのことをまったく知りませんでした。未来のラグナがクリムゾンと出会ったのはずっと後のことです。未来よりもかなり早くクリムゾンと出会えたことは、竜の全滅を目指すラグナにとっては幸運なことと言えるでしょう。
ラグナクリムゾンのクリムゾンが竜王の能力が使えない理由や目的
クリムゾンの正体
『ラグナクリムゾン』における不死身のクリムゾンの正体は、翼の血族の元血主であり、第一位階の翼の王です。かつて竜の神に対抗しようとして反逆者となったため、正体は竜王ですがその能力は封じられています。ところが怪我の功名で、本来なら太陽光の下では脆弱な竜なのですが、『ラグナクリムゾン』のクリムゾンは普通に活動することができます。
また、クリムゾンには「滅竜導士の預言者オルゴール」という正体もありましたが、このことは未来のラグナにも知られていなかったようです。『ラグナクリムゾン』の滅竜導士は太陽神教に所属し、上位竜に匹敵する戦闘力や異能を有する、その正体は「神の奇跡」とも言うべき存在たちです。
『ラグナクリムゾン』のクリムゾンは正体を隠してこの特殊な集団に加わっていました。なお、預言者オルゴールというクリムゾンの正体の詳細は、『ラグナクリムゾン』の中でもまだ明かされていません。
クリムゾンが竜王の能力が使えない理由
次に、漫画『ラグナクリムゾン』のクリムゾンが竜王の能力が使えない理由について解説します。竜王であるクリムゾンが竜王としての能力を十分に発揮できなくなった理由は、竜の神に楯突いて失脚したためです。
クリムゾンは竜としての能力のほとんどを奪われて世界をさまようことになったのです。しかし、竜王の殺害を諦めたわけではありません。旧文明の知識と技術で部下を作り、竜王だった時に拵えた秘密の拠点で暗躍するようになりました。
クリムゾンは最強?能力や強さは?
#ラグナクリムゾン 14話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) January 21, 2024
死闘の中、濃くなって行く銀装兵団の敗色と、ニコニコの民間人を戦場へ送り出す悪魔なクリムゾン
血塗れの激戦の熱さと、仲間内に異様な思考の得体知れぬ存在を抱える面白さが共存してしまう所に、本作の稀有な魅力を痛感する一話😆
そんな中、ラグナに覚醒か?!#RagnaCrimson pic.twitter.com/hFlXbyppYi
『ラグナクリムゾン』のクリムゾンは、竜と敵対する者の中でも最強クラスの魔力を持っていると言われています。不死身の肉体を持ち、変身、洗脳、暗示、催眠、空間操作などを得意とし、確かに最強レベルの強さと言えそうです。
しかも、竜王としての能力は封じられている状態なので、本来の能力は血族の中でも最強レベルだったと考えられます。ただ、戦闘能力は最強というほど高くなく、基本的には知性派で竜に関する豊富な知識を活かしての作戦立案や裏工作を謀ることに長けています。
クリムゾンが不死身である理由
不死身で最強と言われる『ラグナクリムゾン』のクリムゾンですが、次に彼(彼女)が最強で不死身である理由を探ってみることにしましょう。『ラグナクリムゾン』においてクリムゾンの不死身の理由は、彼の身体に心臓が存在しないことに起因しているとされています。
#ラグナクリムゾン 3話。非常に強い個性が癖になる作品😆 今回ラグナはお休み、クリムゾンの #村瀬歩 の独り舞台で大変な満足感。邪悪な詐欺師で魔女でサディストで不死身とかいちいち癖が強く、厨二心が疼いてすっかり虜に🥰 色々癖強すぎで離脱者出そうだけど「だがそれがいい」状態。たまらんね😊 pic.twitter.com/1V6y6qRsLy
— ぎんこさん (@ginkosankakuii) October 15, 2023
以前にも述べた通り、『ラグナクリムゾン』のクリムゾンは竜王としての能力が封じられています。これに加えて心臓を別の場所に封印することで、さらなる能力の制約と引き換えに不死身で最強の肉体を手に入れていたのです。心臓がないクリムゾンは、どんなに肉体が傷ついても死亡することはありません。
例えば、致命的な傷を負った場合には、死体はそのままにどこかから新しい肉体が現れて、クリムゾンの意識はそちらへ移行されます。ただ、クリムゾンが新しい肉体を得るためには肉体の傷と同時に意識を失う必要があります。最強で不死身とはいえ、意識を失わないと痛みを伴った状態から抜け出せず、とても苦しむことになってしまうのです。
クリムゾンの目的
『ラグナクリムゾン』の不死身のクリムゾンですが、彼の目的は全ての竜を抹消することにあります。これは冒頭でラグナが述べた通りですが、興味深いことにその中にはクリムゾン自体も含まれています。竜は、竜の神を頂点に「翼」「鱗」「爪牙」「咆哮」「眼」「骨」の6つの血族に分かれ、クリムゾンは自分も含めてこれら全ての竜を殲滅しようとしているのです。
ところが、未来のラグナによれば、将来の彼とクリムゾンでさえも、その目的を達成することはできませんでした。そのため、未来のラグナは手にしていた強大な力を過去の自分に託すことを選び、今回こそは最強のクリムゾンとの共闘を通じてその目的を果たすべく奮闘していました。
クリムゾンの目的は、全ての竜を滅亡させることです。ところで、そのような目的を持ったのは、なぜなのでしょうか。残念ながらその理由は不明です。漫画原作12巻まで読んでも、その理由が明かされることはありませんでした。さらに、一緒に竜と戦い続けた未来のラグナでさえも、最強のクリムゾンの目的、すなわち竜を滅亡させる理由については教えてもらっていませんでした。
ラグナクリムゾンのクリムゾンの声優
村瀬歩のプロフィール
ここで、アニメ『ラグナクリムゾン』のクリムゾン役の声優・村瀬歩(むらせ・あゆむ)を紹介します。村瀬歩は、1988年12月14日生まれ・アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の日本の男性声優で、現在、アスターナインに所属し活動しています。
たのしかたーーーん!
— 村瀬歩 (@murase_pipipi) November 28, 2021
せんきゅピーポ🤲🥷🏾!! pic.twitter.com/ROJWeK8Htn
大学生の時に声優になりたいと思った村瀬歩は、大阪の日本ナレーション演技研究所を訪ね、その後同研究所に入所します。2011年、テレビアニメ『Persona4theANIMATION』の男子生徒役で声優デビューを飾りました。次の年、『新世界より』の青沼瞬役で初めてメインキャラクターを担当し、2014年には「ハイキュー!!」の日向翔陽役で初主演を果たしました。2016年には「第10回声優アワード」で新人男優賞を受賞しています。
村瀬歩の主な出演作品や演じたキャラ
次に、アニメ『ラグナクリムゾン』で主人公クリムゾンの声を演じた声優・村瀬歩の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。
劇場版 #ハイキュー!! #ゴミ捨て場の決戦
— 劇場版「ハイキュー!! FINAL」 (@animehaikyu_com) January 23, 2024
◤2/16(金)公開◢
春高バレーの中継で見た
“小さな巨人”に憧れ
烏野高校バレー部に入部した日向翔陽。
そこには中学最初で最後の公式戦で
惨敗した相手、影山飛雄の姿が―
反目しあうも、"最強の敵"から
今度は"最強の味方"に。
烏野復活の力となっていく🏐 pic.twitter.com/kncYoALfNR
- ハイキュー!!(日向翔陽)
- 魔入りました!入間くん(鈴木入間)
- さらざんまい(矢逆一稀)
- エルドライブ【ēlDLIVE】(九ノ瀬宙太)
- 怪盗ジョーカー(ジョーカー/ジャック)
- 美少年探偵団(双頭院学)
- ブラッククローバー(ラック・ボルティア)
- ヴァニタスの手記(アストルフォ)
- 王様ランキング(カゲ)
- ひろがるスカイ!プリキュア(夕凪ツバサ/キュアウィング)
ラグナクリムゾンのクリムゾンに関する感想や評価
ここまで『ラグナクリムゾン』のもう一人の主人公・クリムゾン特集をお届けしてきましたが、最後にクリムゾンに関する感想や評価をTwitterより紹介します。
「ラグナクリムゾン」第14話
— のえら (@areonoera) January 21, 2024
・クリムゾン達の頭脳戦がメインで展開しているから、主人公ラグナの脳筋戦闘も素直に楽しめる
・「愛とか勇気とか、なんかそう言う素晴らしい系の力を結集して、竜どもに一泡吹かせてやりましょう!」バトル漫画をからかうようなセリフが最高だ#ラグナクリムゾン pic.twitter.com/2hgudvE1cJ
後半のセリフは、ラグナが竜王アルテマティアとの決戦に向かう前に、クリムゾンに言ったものです。投稿者は、従来のバトル漫画とは一線を画する、頭脳戦がメインの『ラグナクリムゾン』の戦い方に共感を示しているのかもしれません。
ラグナクリムゾン
— ウサギ (@cG7DgIJJmvr4uK6) January 20, 2024
15話
洗脳をさせた人々と薬漬けにさせた人々を戦わせるクリムゾンのやり方は残虐非道だったがこの戦いに勝つ為の最善の策だと思う。ラグナはシンの言葉によって改めて自分を見つめ直し更なる力を手に入れる事が出来た。
クリムゾンは、竜の軍団を倒すために、洗脳したり、薬漬けにした人間の軍団を利用しました。残虐で非人道的な行為ですが、この戦いに勝つための最善の策であり、竜を滅ぼすことが人間の幸せにつながると確信していたのでしょう。
ラグナクリムゾンを観ています。クリムゾン理想の上司過ぎるナ………
— スイートミルキーブロードウェイ河童ラブリーTOKYO (@dreamhopekiss) January 22, 2024
クリムゾンは、相棒のラグナに竜との戦いの技術や知識を教え、厳しくも優しく接し、彼の成長を見守っているようでもあります。そんなところに「理想の上司像」を感じたのかもしれません。
ラグナクリムゾンのクリムゾンまとめ
この記事では、「ラグナクリムゾンのクリムゾンの性別は?」と題して、クリムゾンの性別をはじめ彼の正体や目的、そして竜王の能力が使えない理由についてネタバレ解説してきました。
『ラグナクリムゾン』のクリムゾンの性別は、中性的な見た目に違わず、男女どちらかに特定することはできません。赤毛の青年の姿をしていたかと思えば、メイドや貴族の女性になったりもします。外見と共に、性別も自由に変えることができるのです。
また、その正体は、翼の血族の元血主で、かつ第一位階の翼の王ですが、竜の神に反逆したことで竜王としての能力は封印されてしまいました。戦闘能力は高くありませんが、豊かな知識を使って作戦を練る知性派として知られています。その個性を生かして全ての竜を滅ぼすことを目的に活動しています。