【極楽街】アルマの正体は半禍？能力・過去や読み切り版との違いを解説

こちらの記事では、ジャンプで連載中の漫画『極楽街』の主人公・アルマの情報を紹介していきます。『アルマのプロフィール』では、極楽街の作中で明かされたアルマのプロフィール、『アルマの正体は半禍？』では、アルマの正体について紹介しています。また、『極楽街のアルマの能力や過去・読み切り版との違い』の項目では、アルマの過去や、強さ・能力についてまとめました。

極楽街の主人公・アルマがどのようなキャラクターなのか知りたい人は、こちらの記事に目を通してみてください。他にも、極楽街を読んだ人のアルマに対しての感想についても紹介しています。まずは、下記の項目で極楽街の作品概要と物語のあらすじを紹介しています。極楽街の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

アルマが主人公として登場する漫画・極楽街は、2022年7月4日からジャンプスクエアで連載が開始された少年漫画です。2024年1月時点では、第3巻までコミックスが発売されています。極楽街の作者は佐乃夕斗先生で、作画の完成度の高さや、ストーリーが面白いと注目を集めている漫画家です。極楽街は、ジャンプSQ.RISEにて読み切り作品として掲載された漫画を元にして作られています。

タオの営む解決屋の従業員として働くアルマは、極楽街で起る事件解決を引き受けています。極楽街で、変死体と行方不明者が増加していたある日、アルマはルカという少年と出会いました。禍という怪物に襲われそうになっていたルカを救出したアルマはその後、行方不明事件の真相に近づくことになります。

アルマは、極楽街の主人公で、タオの営む解決屋の従業員として働く少年です。赤い髪の毛と青い瞳をしており、タオと出かけた時のシーンから大食いであることも判明しています。過去にタオに助けられたことで、タオに懐いています。強さは一人で複数人を倒すことができるほどで、強敵との戦いでは自分の胸に刺さっている杭を変形させ、圧倒的な強さを見せます。

また、嗅覚もアルマの強さの1つです。アルマの強さや能力については『極楽街のアルマの能力や過去・読み切り版との違い』でさらに詳しく紹介しているので、そちらにも目を通してみてください。極楽街の作中では、タオや対禍組織のメンバーと行動を共にしており、人に仇なす禍に立ち向かっていきます。

普通の人間の少年のように見えるアルマですが、その正体は「半禍」です。半禍とは、その名前の通り人間と禍の間に生まれた者のことをさします。禍は、人や動物の死体を使って作られた怪物です。アルマの詳しい出生や過去は、コミックス第3巻までのストーリーでは明かされていませんが、禍の血をひいていることから、何かしらの実験などで生まれた実験体が正体の可能性が示唆されます。

正体が半禍のアルマですが、そのような暗い過去とは無縁の、明るい性格をしています。タオとの食事シーンでは、大きな口で食べ物を美味しくたベ、困っている人がいたら手を差し伸べる優しさも持ちあわせています。そのようなアルマの性格に惹かれて、アルマを慕う者もいます。

極楽街の登場キャラクター・叶多は、一度死亡し、その後蘇らせられた禍です。そのような立場の者にも優さを見せました。アルマの優しさに触れたことで、叶多はアルマの「人間を食べないこと」という約束を守り、人間を襲わなくなりました。

極楽街に登場するキャラクターは、特殊な能力を持っている人物が多くいます。アルマもそのうちの一人です。アルマの能力は、自分の胸にある杭を抜くことで、その杭を中華包丁のような武器に変えることができます。この杭を抜くと、アルマの中にある禍の能力を使うことができるようになり、さらなる強さを発揮することができます。

杭を抜くためには、タオに「解」の能力を使ってもらう必要があり、タオが近くにいない時は杭を外せません。しかし、杭が刺さっている普段の状態でも、アルマは普通の人間の何倍もの身体能力と強さを持っています。そのため、大抵の相手であれば、杭を抜く必要はありません。また、アルマは観察力も武器となっています。匂いに敏感なことや、人の目を見れば、その相手が嘘を言っているかどうかが分かる特技を持っています。

アルマの詳しい過去は、極楽街の3巻までの内容ではまだ明かされていません。人間と禍の間に出来た子供・半禍であること以外では、タオに拾われたことで、今の生活を始めたことのみ判明しています。アルマは、幼い頃に、自分の中にある禍の力に負けそうになった時があります。そのようなアルマをタオが救ったことで、アルマはタオと一緒に暮らすことになりました。

極楽街には、前身となる作品があり、そこに登場するアルマには、現在のアルマと違う点がいくつかあります。極楽街の前身作品である極楽街三番通の件では、アルマの髪色は青で、瞳の色は赤で彩色されています。現在連載されている極楽街では、髪色が赤で瞳の色が青のため、正反対の色となっています。

他にも、極楽街三番通の件のアルマは、黒い服を着ていることや、帽子を被っている違いがあります。耳にもリング状のピアスをつけており、極楽街のアルマよりもオシャレなイメージのキャラクターとなっています。明るい性格をしているところや、食べ物が好きなところは、連載版も読み切り版も共通しています。

極楽街の作中で、アルマはさまざまな人物と出会います。そのうちの一人がネイです。ネイは対禍組織「蛇穴」のメンバーで、アルマとは同業者です。性格はアルマと似ており、思ったことをハッキリと口に出すことから、アルマと主張がぶつかり喧嘩に発展することがしばしばあります。

アルマが禍の力を使えるように、ネイも特殊な能力を持っています。ネイの血には禍を誘発させる効果があり、その能力を使って禍をおびき寄せて仕留めるという戦法を使って戦います。褒められるのが好きで、日々努力を惜しまないボクっ子キャラクターです。

アルマと最も関係の深い人物はタオです。アルマとタオは解決屋の事務所で一緒に暮らしており、アルマが洗濯物などの家事をこなしています。なぜ二人が一緒に暮らしているのかというと、その理由はアルマの幼少期の出来事がきっかけでした。アルマが、自分の中にある禍の力を抑えられなくなりそうになった時、それを助けてくれたのがタオだったのです。それをきっかけに、アルマはタオに信頼を寄せるようになります。

叶多は、一見普通の女の子に見えますが、一度死亡しており、その後禍として生まれ変わった存在です。しかし、アルマはそのような叶多にも優しく接します。アルマの優しさに触れた叶多は、そのような彼に信頼を寄せるようになります。

極楽街は、現在ジャンプスクエアで連載されている漫画の中でも、特に人気のある作品です。そのため、極楽街を読んだ人からは「今後アニメ化される」と予想されています。こちらのかたは、「もし極楽街がアニメ化されたら、声優は柿原徹也さんがいい」とコメントされています。

極楽街には、さまざまなキャラクターが登場します。アルマのような明るい性格のキャラクターや、タオのようにかっこいいキャラクターなど、個性的なキャラクターが揃っています。なかでも、アルマは真っ直ぐな正義感や優しさが人一倍あるため、読者からは「光属性のキャラ」として愛されています。

人気キャラクターのアルマは、アニメや漫画を好きな人から注目されています。コスプレイヤーの間でも、アルマのコスプレが人気となっています。SNSでは、アルマのコスプレをしたかたの作品がたくさん投稿されています。

以上、極楽街の主人公・アルマの正体や過去、強さ・能力について紹介してきました。アルマは、動物や人間の死体から作られた「禍」と、人間の間に出来た「半禍」という存在です。そのため、普段は禍の能力が覚醒しないように、胸に杭が刺さっています。杭を引き抜くと、禍の力が備わって能力が上昇したり、杭が中華包丁のような武器になります。

杭は、相棒であるタオの「解」という能力によって抜くことができるようになるため、タオがいない時には抜くことができません。アルマは、幼い頃に禍の力を暴走させそうになったことがあり、タオがそれを助けてくれたことで信頼関係ができました。明るく優しい性格をしていることから、極楽街の読者からは「かわいい」「光属性キャラ」と親しまれています。