【鴨乃橋ロンの禁断推理】アリス・モリアーティは生きてる?死亡理由や正体は?

『鴨乃橋ロンの禁断推理』の謎の美少女、アリスの真実を明かします!『家庭教師ヒットマンREBORN!』で知られる天野明の最新作『鴨乃橋ロンの禁断推理』には、主人公の鴨乃橋ロンの最大の敵である犯罪一家、M家が登場します。そのM家の五番目の子供である、華奢で美しい少女、アリス・モリアーティに焦点を当てていきます。これから、M家の血を引く彼女の恐ろしい正体や死亡理由、そして生きてると判明した経緯について詳しく解説します。

【鴨乃橋ロンの禁断推理】アリス・モリアーティは生きてる?死亡理由や正体は?のイメージ

目次

  1. 鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスとは?
  2. 鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスの死亡理由を考察
  3. 鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスは生きてる?
  4. 鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスの正体を考察
  5. 鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスに関する感想や評価
  6. 鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスまとめ

鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスとは?

鴨乃橋ロンの禁断推理の作品情報

この記事では、『鴨乃橋ロンの禁断推理』に登場するM家(モリアーティ家)の新しい首領と目される人物、アリス・モリアーティを特集します。これから、アリス・モリアーティの正体や死亡理由、そして死亡後も生きてるとの説の真偽についても探っていきますが、まずはその前に『鴨乃橋ロンの禁断推理』の作品情報をお届けしましょう。最初に『鴨乃橋ロンの禁断推理』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

鴨乃橋ロンの禁断推理の概要

概要のイメージ

『鴨乃橋ロンの禁断推理』は、漫画家・天野明の最新作で、2020年10月11日より「少年ジャンプ+」での連載がスタートしました。天野明が週刊で作品を発表するのは『家庭教師ヒットマンREBORN!』以来、実に8年ぶりのことです。この作品は連載が開始すると大きな反響を呼び、メディアミックス展開としてテレビアニメ化が決定します。そして、2023年10月からTOKYO MXほかにて放映されました。

鴨乃橋ロンの禁断推理のあらすじ

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主人公の鴨乃橋ロンは、世界最高峰の探偵養成学校BLUEでトップ成績を収め、卒業後は探偵としての活躍が期待されていました。しかし、ある事件で探偵資格を失ってしまい、悶々とした日々を送ることになります。偶然、警視庁の落ちこぼれ刑事・トトこと一色都々丸と出会い、ロンはトトに捜査パートナーとしての可能性を見出します。凸凹コンビの二人は、難事件の解決に挑んでいくのでした。

アリス・モリアーティのプロフィール

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ここからは、この記事のメインテーマである『鴨乃橋ロンの禁断推理』のアリス・モリアーティの話題に移ります。アリス・モリアーティはM家(モリアーティ家)の末っ子に当たる五番目の子供で、かわいらしくて素直な性格をしています。直上の姉であるウィンターからもとても大切にされていました。

『鴨乃橋ロンの禁断推理』の作中では病弱で健康が優れない様子が描かれており、しばしば咳き込んで苦しむシーンが見られます。また詳細は後ほど触れますが、当主になる寸前のマイロによって命を奪われ、その出来事はマイロにとって深い心の傷となっています。

アニメ『鴨乃橋ロンの禁断推理』公式サイト

鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスの死亡理由を考察

考察①アリスはマイロに殺された?

『鴨乃橋ロンの禁断推理』のアリス・モリアーティは死亡したと伝えられています。しかも、実の兄・マイロによって殺されたというのです。アリスは非常に魅力的な美しい少女でした。M家の四番目の子供であるウィンター・モリアーティの妹であり、マイロ・モリアーティは五人兄妹の長兄です。

上述のとおり、アリスは長兄であるマイロによって殺害され死亡したとされています。信頼する者を裏切り、殺害することがモリアーティ家の当主に相応しい行為とされているため、マイロは首領となるためにアリスを射殺しました。愛する者が自分の腕の中で息を引き取る経験は、真のモリアーティ家の一員となるための試練なのかもしれません。

考察②マイロがアリスを殺そうとした理由

アリスは体が弱く、不器用な少女でした。マイロにとって、出来の悪い妹は必要なかったのです。アリスとウィンターが一緒にクッキーを焼いてマイロに届けた際、マイロはアリスのクッキーを足で踏んで砕いてしまいました。アリスのクッキーが少し焦げていたからです。マイロは「不出来なものは要らない」と言い、その言葉を聞いたアリスは過呼吸で呼吸困難に陥りました。

人殺しのイメージ

「不出来なものは要らない」という言葉は、単にクッキーに向けられたものではなくアリス本人に対して言われていたのかもしれません。M家は、伝統ある犯罪一家として知られており、プロフェッショナルな犯罪組織です。しかし、アリスは不器用だったため、M家にとっての恥部と見なされ、出来損ない呼ばわりされていたのです。

モリアーティ家の裏の祭壇にはアリスの写真が飾られていました。そしてウィンターは、マイロがアリスを死亡させたことに対して、未だに怒りを感じています。この時点で、アリスの死亡はマイロによるものと確信されていました。

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鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスは生きてる?

考察①幻想獣連続殺人事件とは?

殺人事件のイメージ

『鴨乃橋ロンの禁断推理』の第114話では、「幻想獣連続殺人事件」の容疑者として、BLUEの学生であるビリゴジが拘束されました。この事件はBLUEの敷地内で発生し、エメ校長も死亡しています。これらの出来事は、ビリゴジによる所業でした。さらに、ビリゴジは「街を守った勇者」と題された書籍のページを、犠牲となった生徒の遺体のそばに残していたのです。

ビリゴジの目的は、BLUEで育つ優れた探偵候補生をダメにすることでした。探偵養成学校であるBLUEが、まさに探偵の才能を伸ばす場所であるにも関わらずです。ビリゴジは事件の当日までBLUEに潜伏していたと考えられます。ビリゴジはもはや、探偵の理念の対極に位置する存在と言えるでしょう。

考察②アリスは生きてると判明した経緯

死亡したとされるアリスが生きてると判明した経緯は次の通りです。ウィンターは、「幻想獣連続殺人事件」で犠牲となった生徒の遺体のそばに残されていた「街を守った勇者」という書物に見覚えがありました。それはアリスがまだ生きていた頃のことで、クッキーを作っていたアリスはクッキーが焼きあがるまでの間、その本を読んで過ごしていました。

ウィンターが「マイロのようにそういう話が好きなの?」と尋ねると、アリスはそれを否定し、「マイロは怪物を嫌っているけど、自分は怪物に共感して読んでいる」と答えました。怪物に共感するというのは、アリスにもM家の血が流れている証拠なのでしょうか?その時、ウィンターはアリスの手にクッキー作りで使った卵黄が付着しているのを見つけ、それが殺人現場に残されていた本にも付いていたことに気づきました。

こうして、幻想獣連続殺人事件の犯行現場にアリス・モリアーティの「街を守った勇者」という本が残されていたことから、アリスがまだ生きてることが判明したのです。

考察③アリスが生きていた理由

理由のイメージ

アリスがなぜ生きてることができたのかについての疑問を解明しましょう。アリスはマイロの腕の中で息を引き取ったはずですが、どうして彼女は今、マイロの前に生きてる状態で立っているのでしょうか。マイロはアリスに「これは復讐なのか?」と問いかけます。アリスの返答は、「その日、お兄ちゃんが自分を殺しに来ると知っていた」というものでした。そのため、彼女は銃をいじって細工していたのです。

アリスはマイロを憎んでいたのでしょうか?答えはノーです。彼女は憎むどころか、実際には彼を応援していたと言います。しかし、その後、彼女は「失望」していました。その理由は、マイロが彼女を殺した後に「ごめんね、アリス」と泣いたからです。アリスはそれを聞いて、「マイロも結局は普通の人間だ」とガッカリしたのでした。

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鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスの正体を考察

考察①アリスはビリゴジの正体だった?

まず初めに、謎の男、ビリゴジの正体を考察します。ウィンターは、亡くなったと思われていた妹アリスが実際には生きてることを知り、衝撃を受けました。ウィンターはアリスの死亡に憤っており、マイロに背を向けたのもそのためです。

シーンは変わり、護送中のビリゴジが乗る車両へと移ります。ビリゴジが乗っていた車両が何者かに襲撃されました。驚くべきことに、この正体不明の襲撃者はM家の配下であり、仮面をつけた黒いスーツの人物でした。この黒スーツの男はマイロの近くにもいた人物です。

この正体不明の黒スーツの男は、運転手を殺害した後、ビリゴジの手錠をはずしました。ビリゴジは「ありがとう」と感謝の言葉を述べながら、そばかすを隠し、さらにカラーコンタクトを取り外すと束ねていた長い髪をおろしました。そして、その黒スーツの男が「YES,ALICE・MORIARTY」(アリス・モリアーティ)と答えたことで、ビリゴジの正体がアリスであり、アリスが生きていることが明らかになりました。

考察②アリスがマイロを監禁していた?

監禁のイメージ

『鴨乃橋ロンの禁断推理』第115話でアリスの正体が判明し、マイロが実は生存していたことが明かされます。アリスは楽しげに鼻歌を歌いつつ、クッキーを焼いている様子です。しかし、そのクッキーは焦げてしまい、ぼろぼろになっています。アリスはそんなクッキーを持って、どこへ行くのでしょうか?彼女が向かったのは、地下室や倉庫のような無機質な空間でした。そこにいたのは、あのマイロでした。

マイロは首や手足に鎖をはめられ、見るも無残な姿でした。頬はこけ、無精ひげの長さが彼がどれほどの期間囚われていたかを物語っています。そして、彼はアリスを前にして明らかに恐怖を感じているようでした。これは、以前のマイロとは想像もつかないほどの変貌ぶりです。

考察③アリスは真のラスボスだった?

このようにして、アリスの恐ろしい真実が露わになりました。そのため、アリス・モリアーティが実際のラスボスであるとの推測が成り立ちます。アリスは幼い頃から恐ろしい考えを持っており、自らが危険にさらされているにもかかわらず、それを応援していました。妹が兄に抱かれて息を引き取る瞬間に、その本人が微笑みを浮かべているとは、まるで悪魔のようです。

ボスのイメージ

血も涙もない存在はマイロではなく、アリスだったのです。モリアーティ家の者は、英雄になることは許されず、忌み嫌われる怪物でなければなりません。そのため、アリスは本の中の怪物に共感しながら読んでいたのです。モリアーティ家の天才とされる長兄マイロが、最も軽蔑していた妹に打ち倒されるとは皮肉なものです。アリスの思考は非常に危険であると言えます。

例えば、他人を見返すために勉強に励む、またはスポーツで一生懸命になることは良いことですが、アリスの場合はその歪みがひど過ぎます。モリアーティ家の血を引く者として称賛されるべきか、それとも行き過ぎた行動を戒めるべきでしょうか?アリスはマイロたちとは根本的に異なる考えを持っており、ラスボスとしてのオーラを放っています。

考察④アリスが新しい首領になる?

黒幕のイメージ

アリスが生きてることが明らかになり、彼女の本性も徐々に解明されてきました。総じて、アリスが新たな首領として台頭する可能性があると考えられます。前述の通り、アリスが物語のラスボス、すなわち黒幕であることはほぼ間違いないでしょう。

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鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスに関する感想や評価

ここまで『鴨乃橋ロンの禁断推理』のアリス・モリアーティ特集をお届けしてきましたが、最後にアリスに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

『鴨乃橋ロンの禁断推理』に登場するアリス・モリアーティの真実が明らかになり、多くの人が衝撃を受けたようです。彼女が実は生きていたという事実が判明した時点で十分驚きでしたが、それを上回る意外な展開がさらに待ち構えていたとは、誰も予想していなかったでしょう。

こげたクッキーをわざとマイロに渡すなど、すべて計算ずくのアリスに恐怖を覚えた読者も多かったことでしょう。この投稿者の方は、マイロのその後を見て、「人を侮ったり蔑んではいけない」という教訓を得たようでした。

か弱く美しい少女のアリスが全てを演じていたという事実は、読者に衝撃を与えたことでしょう。予想もつかないストーリー展開がこの作品『鴨乃橋ロンの禁断推理』の真骨頂なのかもしれません。

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鴨乃橋ロンの禁断推理のアリスまとめ

この記事では、「鴨乃橋ロンの禁断推理のアリス・モリアーティは生きてる?」と題して、死亡理由や正体を考察するとともに、彼女が生きてるのかどうかの真相を解明してきました。

まとめのイメージ

アリス・モリアーティは、長兄のマイロに殺害されたと考えられていました。マイロにとってアリスはかわいい妹でしたが、体が弱く不器用でマイロにとっては無用の長物だったのです。マイロはM家の首領になるにあたり、アリスを邪魔者として射殺してしまいました。

ところが、死亡したはずのアリスが生きていたのです。実はマイロに殺害されることを察知したアリスは、銃に細工し殺されたように装いました。その後、アリスはマイロを監禁し、凶悪事件「幻想獣連続殺人事件」を起こしました。実は、モリアーティ家の真のラスボス、首領はアリス・モリアーティだったのです。

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