【贄姫と獣の王】アヌビスはオズマルゴ王国の宰相!正体・過去やピアスの意味は?

贄姫と獣の王のアヌビスについて紹介します。贄姫と獣の王のアヌビスは魔族が治めるオズマルゴ王国の宰相です。アヌビスは宰相として王国とレオンハート王に忠誠を誓っていますが、過去に王家を憎むような出来事を経験しているということです。ここでは、贄姫と獣の王のアヌビスの正体や過去についてネタバレで紹介します。また、アヌビスが着けているピアスには意味があるということで、ピアスの意味についても紹介します。

【贄姫と獣の王】アヌビスはオズマルゴ王国の宰相!正体・過去やピアスの意味は?のイメージ

目次

  1. 贄姫と獣の王のアヌビスはオズマルゴ王国の宰相
  2. 贄姫と獣の王のアヌビスの過去やピアスの意味
  3. 贄姫と獣の王のアヌビスの声優
  4. 贄姫と獣の王のアヌビスに関する感想や評価
  5. 贄姫と獣の王のアヌビスまとめ

贄姫と獣の王のアヌビスはオズマルゴ王国の宰相

贄姫と獣の王の作品情報

贄姫と獣の王は友藤結によって花とゆめで連載されたファンタジー漫画で、連載期間は2015年から2020年まで、コミックは全15巻です。贄姫と獣の王のコミックは花とゆめコミックスレーベル、ニューヨークのエン・プレス(英語訳版)、ハンブルクのカールセン出版社(ドイツ語訳版)から発売されており、発行部数は210万部を超えています。2023年にはテレビアニメ化されており、同年4月から9月まで全24話放送されました。

贄姫と獣の王の概要

贄姫と獣の王は、魔族の王に生贄としてささげられた人間の少女と、王が心を通わせる様子を描いた物語です。贄姫と獣の王のテレビアニメ化を記念して、スピンオフ作品の連載が、花とゆめにて2022年8月から開始されました。その作品とは、「〜贄姫と獣の王 スピンオフ〜 白兎と獣の王子」というタイトルで、内容は主人公の子ども世代を描いた物語となっています。コミックは2023年12月時点で第4巻まで発売中です。

贄姫と獣の王のあらすじ

贄姫と獣の王の主人公は人間の少女、サリフィです。サリフィは魔族の王の生贄として捧げられることになり、儀式に向かいます。サリフィは自身の運命を受け止めており、魔族の王に対して恐れることなく振舞おうと決意します。魔族の王は巨体に大きな角、鋭い牙という姿ですが、サリフィは王の瞳が優しいことに気づき、王にレオンハートと名付けてあげました。王はサリフィの美しい心を愛し、二人は困難に立ち向かっていきます。

アヌビスの正体

贄姫と獣の王のアヌビスは、魔族が治めるオズマルゴ王国の宰相です。アヌビスの正体は胡狼族という種族で、本名はシリウスです。胡狼族は代々王家を守る一族で、アヌビスの父は暗殺者に襲われた王を守って死亡しました。宰相としてレオンハート王から厚い信頼を得ており、自らを王の頭脳と称し、王の治世を支えています。人間のサリフィが王妃になることに反対で、「王妃になるための試練」をサリフィに課したこともありました。

TVアニメ「贄姫と獣の王」公式サイト

贄姫と獣の王のアヌビスの過去やピアスの意味

ネタバレ①アヌビスの過去

贄姫と獣の王のアヌビスの正体は胡狼族で、代々王家を守る一族でした。アヌビスの過去についてみていくと、アヌビスという名前は家を継いだ者が名乗ることになっており、当時は本名のシリウスのままでした。胡狼族に生まれたシリウスは、父から王家を守るために命を捧げることは当然のことだと教えられていました。その中で、王が暗殺されそうになり、父は王を守って死亡してしまいます。

この時、父の死を王が当然と思っているように見えたシリウスは、王家にとって胡狼族の者はただの駒にすぎないと考えます。そして、アヌビスという家名を名乗ることを拒み、シリウスの名でレオンハート王子に仕えることになりました。レオンハート王子は魔族とは思えない優しい性格ですが、シリウスは反抗ばかりしていました。ところが、ある事件からシリウスは考えを改めます。

それは、レオンハート王子とシリウスが賊に誘拐された事件でした。この時、賊に殺されそうになったシリウスを、王子が身を挺してかばったために、王子が斬られてしまいました。この王子の行動に感動したシリウスは、アヌビスと名乗るようになり、王子に忠誠を誓うようになりました。

ネタバレ②アヌビスの裏切り

レオンハートは魔族ですが、実は正体は人間とのハーフです。ある日、法官のセトの企てによって、レオンハートは国民の前で人間の姿をさらしてしまいました。セトは先代王の側室の息子で、自分こそ魔族王の正統な血筋だと主張します。そして、レオンハートを偽物だと呼び、拘束します。アヌビスはセトに従うことになりました。

セトの命令に従うアヌビスが、磔にされたレオンハートの前にサリフィを連れてくると、セトはサリフィの処刑を命じます。ところが、命令に従うと思われていたアヌビスが、いきなりセトの手を剣で傷つけました。すると、セトは魔力を失い、レオンハートは磔から解放され、サリフィの元へ駆けつけます。アヌビスの思いもよらない行動に、セトは思わず「裏切ったのか?」と叫びます。

セトの問いかけにアヌビスは、一度たりともお前を王と呼んだことはないと答えます。アヌビスは、たとえレオンハート王が人間とのハーフでも、自分が仕えるのはこのお方だけと言い切ります。このように、アヌビスはセトを裏切ったのではなく、元からレオンハート王への忠誠心は揺らいでいなかったのでした。

ネタバレ③レオンハートへ本当のことを話すアヌビス

セトの企てによってレオンハート王の正体が人間とのハーフであることが明らかにされ、王座が奪われた事件で、アヌビスはセトに仕えることになったと思われました。しかし、アヌビスは、たとえ王の血の半分が人間であっても忠誠心を失うことはありませんでした。それでもアヌビスは、これまで王の前で人間を否定してきた自分自身を許すことができないと言います。

王の元から去るつもりでいると言うアヌビスに対して王は、自分の心の弱さから人間の血についてアヌビスに言わなかったことを告白し、アヌビスは悪くないと話します。このように弱い自分が王でいられるのは、アヌビスが嫌われ役を引き受けていてくれたからだと言います。

さらに王は、サリフィの王妃の件でも、強引に押し切ることもできたのにしなかったのは、アヌビスに認められたかったからと話します。そして王は、アヌビスが自分にとって初めて得た友人であると言い、シリウスと呼びかけます。これからも自分を助けて欲しいと言われたアヌビスは、再び宰相として仕えることになりました。

ネタバレ④アヌビスのピアスの意味

アヌビスの耳を見てみると、ピアスを着けていることがわかります。このピアスには意味があるということで、ここでは、ピアスの意味についてみていきます。アヌビスのピアスは、人生が変わるような大きな出来事が起こったときに着けることになっています。これはアヌビスの一族の伝統となっており、アヌビスも伝統にならって、一つずつピアスを増やしていきました。

一つ目のピアスはアヌビスが生まれたときに、父親が与えたものです。二つ目はアヌビスの父が死亡したとき、三つ目は自分が仕えている王子を必ず王にすると強く決意したとき、四つ目は王の戴冠式に着けました。そして、五つ目は王が王妃(サリフィ)を迎えたときに着けています。ここまで、贄姫と獣の王のアヌビスの正体と過去、ピアスの意味についてネタバレで紹介しました。

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贄姫と獣の王のアヌビスの声優

寺島拓篤のプロフィール

贄姫と獣の王のアヌビスの声優、寺島拓篤は1983年12月20日生まれ、石川県出身、血液型B型、アクセルワンに所属する声優で、妻は声優の佐藤聡美です。高校時代は演劇部に所属しており、芝居を好きになったことがきっかけで、当時アニメが大好きだったこともあり、声優を目指しました。専門学校東京アナウンス学院出身で、声優デビュー作は2004年のドラマCD「悪魔のミカタ」(山崎誠一役)です。

寺島拓篤の主な出演作品や演じたキャラ

「FAIRY TAIL」ジャッカル、「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ」一十木音也、「デュエル・マスターズシリーズ」百獣レオ、「ログ・ホライズン」シロエ、「黒執事 Book of Circus」スネーク、「魔法科高校の劣等生」西城レオンハルト、「ブラッククローバー」クラウス・リュネット、「転生したらスライムだった件」三上悟、「アイドルマスター SideM」天ヶ瀬冬馬、「東京リベンジャーズ」千堂敦。

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贄姫と獣の王のアヌビスに関する感想や評価

贄姫と獣の王のアヌビスは、人間のサリフィが王妃になることに反対の立場をとっており、サリフィに対して冷たい態度で接することがありました。こちらの方は、そのような二人の関係についての感想です。アヌビスにサリフィを認めて欲しい気持ちはありますが、二人のやり取り、関係性が面白いので、優しくならないで欲しいという感想です。

贄姫と獣の王のアヌビスの過去についての感想です。シリウスは父が王のために死亡したことで、冷酷で野心を抱く性格になりますが、王子の臣下を思う優しさに触れ、忠誠を誓うようになりました。こちらの方は、シリウスがアヌビスを受け継ぐ決心をしたシーンが良かったという感想です。また、アヌビスがサリフィと過去の王を重ねるシーンも良かったということです。

贄姫と獣の王のアヌビスのピアスについての感想です。アヌビスのピアスには意味があり、人生で大きな転換となる出来事があったとき、ピアスを一つずつ増やしていきます。このピアスが増えていく様子が好きだという感想です。

贄姫と獣の王のアヌビスまとめ

贄姫と獣の王のアヌビスの正体は魔族の王に仕え、守る役目を定められた胡狼族でした。アヌビスはシリウスという名の少年で、父が王の身代わりで死亡したことを許せないと思っていましたが、当時王子だったレオンハートの優しさに触れて深い忠誠心を抱きます。また、アヌビスのピアスは大きな出来事の度に一つずつ増やしていくということでした。ここまで、贄姫と獣の王のアヌビスについてのまとめでした。

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