贄姫と獣の王のネタバレあらすじ!アニメ化もされた人気漫画の最終回・結末は?

漫画「贄姫と獣の王」のネタバレあらすじを最終回まで紹介します。贄姫と獣の王は魔族の国に生贄として連れてこられた人間の娘が魔族の王と恋に落ち、様々な困難を乗り越えていく物語です。2023年春にはテレビアニメ化もされており、連載終了後も人気を集めています。ここでは、コミック1巻から15巻の最終回までの各巻あらすじをネタバレで紹介し、物語の感想も紹介していきます。さらに、贄姫と獣の王の主な登場人物の紹介も行います。

贄姫と獣の王のネタバレあらすじ!アニメ化もされた人気漫画の最終回・結末は?のイメージ

目次

  1. 贄姫と獣の王とは?
  2. 贄姫と獣の王の1巻~10巻あらすじネタバレ
  3. 贄姫と獣の王11巻~15巻最終回まであらすじネタバレ
  4. 贄姫と獣の王の登場人物一覧
  5. 贄姫と獣の王に関する感想や評価
  6. 贄姫と獣の王のネタバレまとめ

贄姫と獣の王とは?

贄姫と獣の王の漫画の概要

「贄姫と獣の王」は、花とゆめで連載されていた魔族の王と人間の女の子の恋を描いたファンタジー漫画です。作者は友藤結、連載期間は2015年から2020年、コミックは全15巻で完結となっています。贄姫と獣の王は英語版とドイツ語版が出版されています。2022年からはアニメ化記念の作品として、主人公の子ども世代を描いた漫画「〜贄姫と獣の王 スピンオフ〜 白兎と獣の王子」が、花とゆめで連載中です。

贄姫と獣の王のアニメ化

漫画「贄姫と獣の王」は連載終了後にテレビアニメ化され、2023年4月から9月まで、TOKYO MX他で全24話が放送されました。贄姫と獣の王のアニメは、監督は今千秋、アニメーション制作はJ.C.STAFF、声優は主人公のサリフィ役を花澤香菜、王(レオンハート)を日野聡が担当しました。なお、贄姫と獣の王のアニメはAT-X、または各配信サイトで視聴することができます。

また、贄姫と獣の王のアニメは、各巻4話ずつ収録のブルーレイが発売されています。第21話から最終回となる第24話まで収録された第6巻は2023年11月22日に発売予定です。

TVアニメ「贄姫と獣の王」公式サイト

贄姫と獣の王の1巻~10巻あらすじネタバレ

ここから、漫画「贄姫と獣の王」のあらすじを、1巻から15巻最終回までネタバレで紹介します。それではまず、人間の少女サリフィと魔族の王が出会うところから始まる1巻のネタバレあらすじから、10巻までのネタバレあらすじを紹介していきます。

1巻あらすじネタバレ

魔族が治める国オズマルゴでは、人間の娘サリフィが魔族の王に捧げる99番目の生贄として選ばれ、王宮で供儀の日を待っています。王は野獣の姿をしており、誰もが恐れるはずですが、サリフィは平気な様子で「おーさま」と呼び掛けます。王は実は魔族と人間のハーフで、天啓の夜だけ人間に戻ります。

供儀の日、サリフィは王が生贄を秘かに逃がしていることを知り、その優しさに心を打たれ、王にレオンハートという名をつけてあげました。王もサリフィの心に癒され、彼女を王妃にすると宣言します。魔族の国では人間の王妃は許されていません。当然、家臣たちは反発しますが、王の決意を変えることはできません。こうして、魔族の王妃となったサリフィと王レオンハートの物語が始まります。

2巻あらすじネタバレ

家臣たちは魔族の姫を側室として王のもとへ送り込もうとしますが、王の怒りを買い、姫たちは返されてしまいます。その中で爬虫族のアミト姫はサリフィと仲良くなり、王宮に残ります。サリフィの良き相談相手となったアミト姫には初恋の人がおり、それは近衛隊長のヨルムンガンドです。アヌビス宰相が、王妃として認めるための条件をいくつか用意します。サリフィはまず一つ目の条件である聖獣を使役することに挑みます。

3巻あらすじネタバレ

サリフィの幼なじみのイリヤが王宮に侵入し、捕らえられます。サリフィがイリヤの助命を願ったので、王は彼を解放します。自由になったイリヤが彼女を連れて帰ろうとしたため、王はサリフィを抱き寄せて「この娘は私の妃だ」と言いました。その晩、イリヤはサリフィを説得しますが拒絶されたので、彼女を無理やり連れ去ります。王は、人間の国に戻ることがサリフィの幸せだと分かっていても苦悩します。

4巻あらすじネタバレ

サリフィは人間と魔族の争いの歴史を知り、気持ちがふさぎます。そのような中で、王妃と認められるための2つ目の試練として、魚竜族のガロア公爵をもてなす役を務めることになりました。ガロア公爵も人間の王妃を認めておらず、様々な意地悪をしてサリフィを試します。サリフィはそれらの試練をクリアしていきますが、ガロア公爵の要求はますますエスカレートし、サリフィの立場は危うくなります。

5巻あらすじネタバレ

サリフィは舞踏会を成功させたことで、ガロア公爵に認められました。アヌビス宰相はそのことが気に入らず、サリフィを事故に見せかけて殺そうとしますが、自分が事故に遭い、意識を失います。アヌビスは夢の中で、王子だった王と出会ったときのことを思い出しています。目が覚めると、アヌビスを心配そうに見ているサリフィがいました。つい強い口調になったアヌビスに、サリフィは満面の笑顔を見せるのでした。

6巻あらすじネタバレ

王国の建国記念大聖祭の翌日、会議が開かれ、サリフィは一連の条件をクリアしたことで、とりあえず王妃代理となることを認められます。最初の公務として訪れた猫族の国サブ―ルでは、サリフィは人間嫌いのカルラ王妃の自分を見る瞳の冷たさに驚きます。さらに、サリフィはテトラ王女に召使いのように扱われ、翻弄されます。しかし、テトラは次第にサリフィの優しさに気づき、苦しい胸の内を打ち明けます。

7巻あらすじネタバレ

サリフィは王から子ども時代の辛い思い出を打ち明けられます。レオンハートの父である先代王はレオンハートに対して冷たい父親でした。父王は、死の瞬間でさえも息子に呪いの言葉を投げかけるなど、レオンハートにとって辛く悲しい思い出です。このような悲しい過去を抱える王に、サリフィは手料理で励ましました。サリフィが一人で公務に行くことになり、出世しか考えていないラントブェルトが王妃付きの親衛隊長となります。

8巻あらすじネタバレ

新しい新鋭隊長のラントブェルトは荒っぽい言動で周りを困らせています。その中で、サリフィの護衛でマースヤを訪れたラントブェルトは、領主を襲って重傷を負わせたと疑われます。事件を冷静に判断したサリフィは、ラントブェルトを信じることにし、彼は犯人ではないと主張します。ラントブェルトはサリフィが信じてくれたことに感謝し、これまでの態度を改め、サリフィに忠誠を誓います。

9巻あらすじネタバレ

アミト姫がヨルムンガンド隊長に贈り物をしますが、何故か返されてしまいます。涙にくれるアミト姫ですが、隊長の本当の気持ちを知り、自身も強くなろうと決意します。王とサリフィが視察でボルストバス国を訪問すると、そこでは他国の人々を連行し、奴隷にしていることがわかりました。さらに、他国の王女が宮殿内に捕らわれていることを知ったサリフィは、一人でボルストバスに残って調査を始めます。

10巻あらすじネタバレ

マースヤで救出した王女と人々を国まで送り届ける途中、サリフィの船が狼王フェンリルに襲われます。フェンリルはオズマルゴを手に入れるという野望を抱いており、王(レオンハート)を倒すと宣言し、サリフィを連れ去ります。サリフィは、自分よりも国民のことを考えて欲しいという伝言を王に残しており、それを聞いた王は怒り狂います。一方、ラントヴェルトはサリフィを探すため、砂漠をさまよいます。

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贄姫と獣の王11巻~15巻最終回まであらすじネタバレ

サリフィはオズマルゴを手に入れるという野望を抱くフェンリルに連れ去られてしまいました。王(レオンハート)はサリフィを救い出すことができるのでしょうか?11巻では、王とフェンリルの対決が描かれます。それでは、漫画「贄姫と獣の王」の11巻から15巻最終回までのあらすじを、ネタバレで紹介していきます。

11巻あらすじネタバレ

フェンリルはラントヴェルトやキュクの命と引き換えに、自分の妃になることをサリフィに迫ります。サリフィはその提案を受け入れ、油断したフェンリルにラントヴェルトが一撃を加えます。しかし、ダメージを与えることはできず、フェンリルに追い詰められます。そこに王が現れ、とうとう王とフェンリルの戦いが始まります。彼らの激闘に誰も手を出すことができず、サリフィはただ王を信じて見守るだけです。

12巻あらすじネタバレ

フェンリルに勝利した王を祝福するため、オズマルゴでは凱旋パレードが行われます。王はサリフィを聖なる大樹に連れて行き、そこに生る果実から指輪を作り、サリフィに贈ります。そして、パレードに参加するよう言いますが、サリフィは自分がいることで騒ぎになることを恐れ、断ります。雷が鳴り響く夜、王が自身の血筋についての悩みをサリフィに打ち明け、そして、人間の生贄制度の廃止を考えていることをサリフィに話します。

13巻あらすじネタバレ

人間の国マクヴィアナにやってきたサリフィは、シダイ村の魔女と呼ばれるアナスタシアことアーシャと出会います。アーシャは王(レオンハート)が人間に戻ったときとそっくりな顔をしており、サリフィは驚きます。アーシャと親しくなったサリフィは、彼女から王のルーツを知る手がかりとなる日記をもらいます。オズマルゴでは、法官のセトが王の正体を暴くための計画を実行しようとしています。

14巻あらすじネタバレ

法官セトの企みで王は国民の前で人間の姿に戻ってしまいます。混乱の中、サリフィが王を救出します。セトは先代王と側室(魔族)の間の子で、自分こそ正統な魔族の王だと主張し、そのように振舞います。その中で、捕らわれていたヨルムンガンド隊長がアミト姫に救出され、レオンハートの下に駆けつけて忠誠を誓います。大きな味方を得たレオンハートはセトと対決するために王宮に戻ります。

15巻あらすじ最終回ネタバレ

ここから、最終巻となる15巻の最終回のあらすじをネタバレで紹介していきます。人間に戻ってしまったレオンハートは魔族であるセトに太刀打ちできません。捕らえられたレオンハートは磔にされてしまいます。一方、サリフィはアヌビスに「王(レオンハート)が純粋な魔族であっても愛したか?」と、問われます。サリフィは、王は両方の血を持つことで苦悩してきたから、誰よりも強くて優しいと言います。

サリフィは王のことを「それが私の大好きなおーさま」と、答えます。その答えを聞いたアヌビスは秘かに心を決めました。アヌビスはサリフィを処刑せよとセトに命令されますが背き、セトの手を剣で貫きました。傷ついたセトは魔力が弱まり、レオンハートは磔から解放されます。怒り狂うセトは残った魔力で攻撃をしますが、そこにガロア公爵率いる海軍が現れ、セトを王として認めないと宣言します。

レオンハートとセトの出生の秘密も明かされ、反乱は鎮圧されました。王国は平和を取り戻し、レオンハートとサリフィは晴れて結婚式を挙げました。その後、二人の間にかわいい子どもが生まれ、リチャードと名付けられます。やんちゃなリチャードは魔力を駆使して教育係のアヌビスを煙に巻くなど、幸福感あふれる最終回となりました。ここまで、贄姫と獣の王の1巻から15巻の最終回までのあらすじを、ネタバレで紹介しました。

贄姫と獣の王の登場人物一覧

ここまで、漫画「贄姫と獣の王」のあらすじを、1巻から15巻最終回までネタバレで紹介してきました。ここからは、贄姫と獣の王の主な登場人物を紹介していきます。

登場人物①サリフィ

主人公のサリフィは人間界ヨアナで生まれた人間です。魔族の王が治める国オズマルゴに王の生贄として送り込まれます。両親に生贄になるために育てられたことを知っており、生きることに希望を持てずにいました。そのため、王の前でも恐れることなく振舞います。供儀の日、王の優しさを知り、王にレオンハートという名前をつけてあげます。王妃となるための様々な試練を与えられ、奮闘します。

登場人物②レオンハート

レオンハートは魔族の国オズマルゴの王です。レオンハートという名前はサリフィが名付けました。ライオンの様なたてがみと鋭い爪、頭には2本の角が生え、大きな尾を持つ獣人です。魔族の王として生贄が捧げられますが、いつも生贄となる姫を秘かに逃がしていました。実は魔族と人間とのハーフです。そのため、天啓の夜には魔力を失い、人間の姿に戻ります。サリフィを愛しく思い、王妃として迎えようとします。

登場人物③キュク&ロプス

キュク&ロプスは2人一組で行動する魔族で、サリフィに仕えています。キュクは目がついており、ロプスには口がついています。サリフィが人間でも差別することはなく、王がサリフィを王妃にするという発言を聞き、アヌビスたちが反発する中で彼らだけは祝福していました。サリフィに魔族や王国のことを教えるなど、彼女をサポートします。サリフィも彼らを「キューちゃん」「ロプちゃん」と呼び、友人のように接しています。

登場人物④アヌビス

アヌビスはオズマルゴの宰相で、側近として王を支えています。国を思う気持ちは誰よりも強く、たとえ王の意思に反対することでも、国や王のためになるなら自分の意思を貫きます。人間のサリフィを王妃に迎えようとすることに反対しており、サリフィが王を上手く操ったと思い込んでいます。王妃として認めるためのいくつかの試練をサリフィに与えます。

登場人物⑤アミト

アミトはオズマルゴに従属する、ムルガ国の王女です。種族は爬虫類族となります。王の側室候補として王宮に上がりますが、どの種族に対しても平等に思いやりを持って接するサリフィに感動します。やがてサリフィとは互いに恋の相談に乗るなど、親友同士となります。初恋の相手である近衛隊長ヨルムンガンドをずっと想い続けています。

登場人物⑥ラントヴェルト

ラントヴェルトはハイエナ族出身で、サリフィの護衛を担当しています。ハイエナ族はかつて国を裏切った種族としてさげすまれており、ラントヴェルトも誰にも信頼されずに生きてきました。サリフィの護衛となった当初は、自らひねくれ者として振舞っていましたが、サリフィの優しさに触れ、忠誠を誓います。

贄姫と獣の王に関する感想や評価

贄姫と獣の王が面白かったという感想です。この物語は種族差別をテーマにしており、サリフィと魔王の恋は様々な困難が伴いました。その中で、サリフィの差別と向き合う姿が説得力があり、セリフや表情もとても良く、良い漫画だという感想です。

贄姫と獣の王のアニメを視聴した感想です。アニメ全24話は、原作漫画の最終回まで描かれていたのが嬉しかったことと、ハッピーエンドということで、観てよかったと思える作品だったという感想です。感動的な場面が多く、泣いてしまうということと、登場人物ではサリフィと王の微笑ましいところや、ラントヴェルトが好きということです。

贄姫と獣の王を全巻読んだ感想です。生贄になるために育てられたサリフィは自分の運命を悟っており、生きることに希望を持たずに生贄となることを受け入れていました。そのサリフィが王を愛するようになり、彼女が持つ優しさと強さで王と国を守ります。サリフィについて、どんどん強くなり、欲深くなっていく様子が素敵だったという感想です。さらに、レオンハートとの大切な未来を望んで戦う姿が美しかったという感想です。

贄姫と獣の王のネタバレまとめ

漫画「贄姫と獣の王」は人間を差別する魔族の国で、様々な困難の末に恋を成就させ、魔王の妃となる物語です。読者の感想では、魔族の王と恋をしたサリフィが、困難を乗り越えるたびに強くなっていく様子が素敵だという感想がありました。また、種族差別に向き合い、優しさや思いやりを見せる所が良かったという感想がありました。ここまで、漫画「贄姫と獣の王」の1巻から15巻最終回までのネタバレあらすじを紹介しました。

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