【ブラッククローバー】ザグレドは白夜の魔眼編の黒幕?強さ・序列や最後は?

言霊の悪魔・ザグレドの謎を明かします!ザグレドとは、2015年から連載中の田畠裕基による魔法ファンタジー漫画シリーズ『ブラッククローバー』に登場するキャラクターで、一度見たら忘れられない見た目と邪悪極まりない性格や策謀により白夜の魔眼編の黒幕と言われています。この記事では、彼の使う魔法の強さや悪魔界における序列、そして突然訪れた最後について詳しく解説していきます。

【ブラッククローバー】ザグレドは白夜の魔眼編の黒幕?強さ・序列や最後は?のイメージ

目次

  1. ブラッククローバーのザグレドは白夜の魔眼編の黒幕?
  2. ブラッククローバーのザグレドの強さ・序列や最後
  3. ブラッククローバーのザグレドの声優
  4. ブラッククローバーのザグレドに関する感想や評価
  5. ブラッククローバーのザグレドまとめ

ブラッククローバーのザグレドは白夜の魔眼編の黒幕?

ブラッククローバーの作品情報

この記事では、『ブラッククローバー』に登場するキャラクター、ザグレドを特集します。これから、「ザグレドは白夜の魔眼編の黒幕?」と題して彼の強さ・序列や最後について解説していきますが、まずはその前に『ブラッククローバー』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ブラッククローバー』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

ブラッククローバーの概要

概要のイメージ

『ブラッククローバー』(略称:ブラクロ)は、田畠裕基による日本の漫画シリーズです。2014年の「少年ジャンプNEXT!!」Vol.2にて読み切り作品として初登場し、翌年の「週刊少年ジャンプ」2015年第12号より正式に連載がスタートしました。

その後、田畠の制作スケジュールの都合により、2024年WINTER号からは「ジャンプGIGA」での連載へと移行しました。シリーズの全世界累計発行部数は、2022年1月の時点で1700万部を超え、その人気の高さを証明しています。

ブラッククローバーのあらすじ

あらすじのイメージ

クローバー王国では、王国最強の魔道士、魔法帝と九つの魔法騎士団によって平和が保たれていました。孤児のアスタとユノは魔法帝を目指し日々努力を重ねています。魔法の力がないことがわかったアスタは一度は夢を諦めますが、「五つ葉の魔導書」を得て再び夢の実現を誓います。その後、アスタは最低最悪の魔法騎士団「黒の暴牛」に、ユノは最強の騎士団「金色の夜明け」に入団し、魔法帝への第一歩を踏み出しました。

ザグレドのプロフィール

『ブラッククローバー』に登場する言霊の悪魔、ザグレドは、黒くて長い体を持つ典型的な悪魔の外見をしています。性格は邪悪そのもので、自分の利益のために他者を欺き、その絶望を楽しむ姿は、まさに典型的な悪魔です。ザグレドが初めて現れた「白夜の魔眼」編では、彼の名前は明かされていませんでしたが、「スペード王国」編で最上位悪魔ルチフェロが彼の名を口にしました。

ザグレドは白夜の魔眼編の黒幕?

黒幕のイメージ

言霊の悪魔ザグレドは「白夜の魔眼」編における黒幕であり、クローバー王国で長きにわたり続く人間とエルフの紛争の元凶ともいえる存在です。500年前、人間とエルフが友情を育み、共存を目指していた時代に、後の魔法帝ルミエルとエルフ族のリーダー、リヒトがいました。ところが、こちら側の世界に魂の形で現れたザグレドが、両種族間に不和をもたらし、深い分断を引き起こしました。

ザグレドの野望は、こちら側の世界で自身の完全な受肉を実現することでした。そのためには「四つ葉の魔導書」の持ち主を絶望させ、「五つ葉の魔導書」を創り出して手に入れる必要がありました。この計画遂行にあたって、人間とエルフは欺かれた上に、争いを強いられたのです。

TVアニメ『ブラッククローバー』公式サイト

ブラッククローバーのザグレドの強さ・序列や最後

ザグレドの言霊魔法

言霊の悪魔ザグレドによる「言霊魔法」は、言葉にした内容を現実化させるというチート級の魔法です。例えば「刃の嵐」「真空の壁」「雷の矛」といった言葉を言えば、それに応じた事象が具現化し、「こちらに来い」「潰れろ」といった命令形の言葉を発すると、命令通りの現象を引き起こすことができます。

この魔法は非常に強大ですが、当然のことながら制約もあり、他の生物に直接影響を及ぼすことはできません。つまり、「死ね」という命令は効力を持たないわけです。それでも、その応用範囲の広さと強さは、脅威となりえます。

ザグレドの強さや序列

ザグレドの強さにおける序列は、ルチフェロなどの最上位の悪魔には及ばないものの、それでも高位に位置しています。しかし物語が進むにつれて、登場する悪魔たちの中にはザグレドを上回る強さを持った者が多数現れます。

悪魔は通常の魔法に対して抵抗力を持つため、アスタやヤミ団長の冥域の魔法、またはユノやノエルの聖域の魔法でなければ倒すことができません。もちろんその魔力量は人間を大きく上回ります。最上位の序列でなくとも、決して弱いわけではありません。

『ブラッククローバー』の物語において、最上位の悪魔たちは人間の体を借りて実体化するため、完全な力を発揮できない状態で登場します。しかし、「五つ葉の魔導書」を得て受肉したザグレドは、人間の体を借りておらず、最上位悪魔と比べても引けを取らない強さを持っていたと言えるでしょう。

ザグレドの過去

ザグレドの策略は、500年前のクローバー王国にさかのぼります。ルミエル王子とエルフ族長リヒトの絆、そしてリヒトと王女テティアの婚約は、人間とエルフの融和の兆しでした。しかし、魂のみで現れたザグレドが王国の大臣に取り憑き、エルフへの攻撃を仕向け、エルフ族はほとんどが滅び、リヒトのみが残されました。

過去のイメージ

ルミエルの魔道具が襲撃に利用されたことで、リヒトはルミエルの裏切りを疑い、絶望に陥りました。彼の持つ四つ葉の魔導書は五つ葉に変わってしまい、ザグレドに身体を奪われそうになります。しかし、間一髪で駆けつけたルミエルにより、誤解が解けたリヒトは、自身を魔神へと変える禁断の呪いを使いました。

魔神はルミエルによって討たれ、ザグレドの魂はセクレの封緘魔法で封じ込められました。しかしながら、ザグレドはエルフの魂を未来へ送り込み、パトリに転生魔法を施すことで、自らの受肉計画を進めていたのです。

ザグレドの最後は死亡?

『ブラッククローバー』のザグレドは最後に死亡してしまうのでしょうか?ザグレドによる禁断の呪いで現代に甦ったパトリですが、復讐のためにリヒトが自分を蘇らせたと思い込んでいました。そして「白夜の魔眼」というテロ集団を立ち上げると、魔石を集めて禁呪を行い、エルフたちを現代に転生させたのです。この際、ザグレドは転生したエルフ、ロンネに取り憑き、肉体を得る機会を窺っていました。

死亡のイメージ

その後、ザグレドは、ライアに真実を暴かれると姿を現し、ユノから奪った魔石を用いて不完全ながらも肉体を手に入れました。そして、パトリに真実を告げて彼を絶望させ、五つ葉に変わった魔導書を手に入れたのです。

しかし、影の王宮から脱出しようとしたザグレドの前には、ヤミ団長、転生したリヒト、封印を解かれたルミエル、自我を取り戻したパトリ、そしてアスタ、ユノ、セクレが立ちはだかりました。最終的にはアスタがザグレドの心臓を斬り裂き、ザグレドは死亡してしまいました。

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ブラッククローバーのザグレドの声優

森久保祥太郎のプロフィール

ここで、アニメ『ブラッククローバー』のザグレド役の声優、森久保祥太郎(もりくぼ・しょうたろう)を紹介します。森久保は、1974年2月25日生まれ・東京都八王子市出身の男性声優で、俳優や歌手、ナレーターとしても活動しています。

森久保の声優としてのキャリアは、1996年にたまたま受けたオーディションに合格したことから始まります。『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のミニ四ファイター役で声優デビューし、以降、アニメやゲーム、ラジオ、音楽、舞台など多岐にわたる活動を展開してきました。

声優アワードでは、2016年に富山敬賞を、2020年にはパーソナリティ賞を受賞しています。また、2018年には声優・俳優・タレントのマネジメント業務を行うアドナインス株式会社を立ち上げ、代表取締役に就任しました。

森久保祥太郎の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ『ブラッククローバー』でザグレドを演じた声優・森久保祥太郎の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • メジャー(茂野吾郎)
  • NARUTO -ナルト- 疾風伝(奈良シカマル)
  • 弱虫ペダル(巻島裕介)
  • 薄桜鬼(沖田総司)
  • 幕末Rock(桂小五郎)
  • テニスの王子様(切原赤也)
  • うたの☆プリンスさまっ♪(寿嶺二)
  • Persona4 the ANIMATION(花村陽介)
  • 魔術士オーフェンはぐれ旅(オーフェン)
  • あんさんぶるスターズ!!(遊木真ほか)

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ブラッククローバーのザグレドに関する感想や評価

ここまで『ブラッククローバー』のザグレド特集をお届けしてきましたが、最後にザグレドに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

ザグレドは、黒幕的存在ですが、ザグレドが示した「心臓を潰されると悪魔は死ぬ」というルールは、その後の物語の中で重要な意味を持っているようです。その意味でも本作の重要キャラクターなのかもしれません。

こちらのツイートの投稿者は、ブラッククローバーの心に残る名シーンとして、この記事でも紹介したアスタがザグレドを倒す場面を挙げています。音楽の素晴らしさも影響しているようですが、敵役ザグレドの存在も大きかったことでしょう。

ザグレドが大好きという投稿者は、その魅力を悪役の基本ができていると語っています。悪役の基本とは、人心やエルフの心をつかみ騙し切る能力だそうです。

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ブラッククローバーのザグレドまとめ

まとめのイメージ

この記事では、「ブラッククローバーのザグレドは白夜の魔眼編の黒幕?」と題して、彼の強さ・序列や最後について解説してきました。

ザグレドは、「言霊魔法」というチート級の魔法を使うことができます。他の生物に直接使うことはできませんがそれでも応用範囲は広く、魔導士たちにとって脅威となっています。悪魔界における序列こそ最上位ではありませんが、最上位の悪魔にも引けを取りません。そんなザグレドにも最後が訪れます。ヤミ団長やリヒトらに取り囲まれ、最後はアスタによって心臓を斬り裂かれ死亡してしまいました。

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