はめつのおうこくのキャラ一覧まとめ！主人公アドニスを取り巻く登場人物を紹介

登場人物のプロフィール一覧を見る前に、まずは「はめつのおうこく」の基本情報を紹介していきます。はめつのおうこくは、2019年から連載されている漫画で、2024年1月時点でコミック9巻が刊行されています。作者の「yoruhashi」は、2014年から活動している漫画家で、少年マガジンエッジで「国産少女クラリス」も連載しています。

はめつのおうこくの世界には、特殊な力を持つ「魔女」が存在しています。人間と魔女は共存していましたが、人間の王が魔女の力を恐れ、魔女を絶滅させるための魔女狩りが始まります。主人公のアドニスは、魔女のクロエに育てられた少年で、目の前で人間たちにクロエを殺されました。そのため、同族である人間を滅ぼすことを決意します。

ここからは、「はめつのおうこく」の登場人物を一覧で紹介していきます。はめつのおうこくでは、アドニスの復讐の物語が描かれており、登場人物の命が軽いという意見が挙がっています。登場人物のプロフィールと特徴を一覧でまとめていきます。

アドニスは本作の主人公で、短い黒髪と太い眉毛が特徴的なキャラクターです。普通の人間ですが、魔女のクロエに育てられ、クロエを殺した人間に復讐を誓っています。人間は魔法を使えませんが、アドニスはクロエから「記述式召喚魔法」を教わっているため、羽根筆を使って魔法を発動できます。クロエの死後に脅威レベルSSに指定され、強固な牢の中で幽閉されていました。

アドニスは心の底からクロエを愛しており、「クロエの命は全人類よりも尊い」と考えています。そのため、クロエを惨殺した人間を憎み、人間を絶滅させるために生きることを決めました。物語途中には、クロエを再生しようとしましたが、クロエが生きることに苦しんでいたことを思い出し、代わりに死亡していたドロカを再生しています。

ドロカは本作のヒロインで、ピンク色の長い髪が特徴的なキャラクターです。リディア帝国の収容所に奴隷として囚われていましたが、出荷前に看守長のスマホを奪い、封印されていたアドニスを解放しました。また、兵士に殺害されていますが、アドニスが世界樹の力を使って再生させました。ドロカは自分よりも他人を優先する優しい性格をしており、「愛の魔女」と呼ばれています。

クロエはアドニスを育てていた魔女で、銀色のポニーテールが特徴的なキャラクターです。氷を操る魔法を得意にしており、人間のアドニスに魔法を教えたことで魔女の国を追放されました。また、帝国が魔女狩りを始めたことを知り、他国に逃げようとしていましたが、捕まって処刑されています。

クロエはアドニスを心の拠り所にしており、逃げられないと考えて人間と徹底抗戦していました。ですが、「魔法光子抑制装置」で魔法を無効化され、民衆の前で無残な死を遂げています。アドニスに教えた「記述式召喚魔法」は、人間でも魔法を扱える特殊な力のため、他の魔女が記述式召喚魔法を使って戦争を起こそうとしています。

はめつのおうこくのヤマトは、帝国の国家保安局局長を務めているキャラクターです。丸刈りの頭と福耳が特徴的で、筋肉質な体つきをしています。皇帝が前線に出ることは無いため、ヤマトに皇帝の代理人としての権力が与えられています。アドニスは同族の人間を殺しているため、ヤマトはアドニスに憎しみを抱いています。

ヤマトは妹のユキを溺愛しています。物語途中には、ユキが魔法光子抑制装置で被爆しているため、ヤマトは原因を作ったアドニスを憎んでいます。そのため、月園の襲撃に参戦し、月園にいた魔女を殲滅しました。その後、アドニスと死闘を繰り広げていましたが、ドロカの魔法で動きを止められ、アドニスに頭部を切断されて死亡しています。

はめつのおうこくのユキは、帝国の国家保安局副局長を務めているキャラクターです。長い金髪と頬の丸いチークが特徴的で、兄のヤマトを強く慕っています。最年少で副局長になった優秀な人物ですが、兄のことになると周りが見えなくなる欠点があります。また、被爆後にサイボーグ化しましたが、新任の局長に廃棄処分を命じられました。

はめつのおうこくのシロウサギは、諜報局の局長を務めているキャラクターです。ドレッドヘアとテンガロンハットが特徴的で、月園から転移したアドニスを追跡していました。強化兵装備「蜂鳥」で無数の手を操る能力を使用しており、ドロテーアからは「ウサギちゃん」と呼ばれています。王妃のドロテーアの正体が魔女であることを知っていますが、強い忠誠心を抱いています。

はめつのおうこくのゲーテは、リディア帝国の第23代皇帝です。茶髪のオールバックと口髭が特徴的で、「人間を成長させるためには、人間を弱者として扱う魔女の絶滅が必要」と考えています。アドニスの師匠であるクロエを惨殺していますが、自身も魔法光子抑制装置の副作用で寿命が僅かになりました。また、王妃で魔女のドロテーアに操られていることが判明しています。

はめつのおうこくのアンナは、ドロカと共に帝国の収容所に収容されていた魔女です。魔女のオフィーリアの指示で帝国に潜入し、封印されていたアドニスを解放しようとしていました。また、「任意のものを複製する能力」を持っており、死体を作ってアドニスの死を偽装しています。月園で敵の攻撃からドロカを庇い、頭部を切断されて死亡しました。

はめつのおうこくのオフィーリアは、重力を操る能力を持つ魔女です。白髪のシニヨンが特徴的で、魔女狩りから逃れた後に月園を作りました。「記述式召喚魔法を手に入れ、人間の子供を使って代理戦争を起こすこと」を目論んでおり、記述式召喚魔法を使用できるアドニスを解放しようとしました。物語途中に月園が襲撃を受け、他の魔女と同様に死亡しています。

はめつのおうこくのシータは、帝国の国家科学局局長を務めているキャラクターです。ワンレングスのミディアムヘアが特徴的で、常に白衣を身に着けています。魔法光子抑制装置の危険性を知っており、保安局に使用を禁止していましたが、ユキが無断で起動したことで被爆しました。ヤマトとユキを幼い頃から知っており、2人を叱る様子が描かれています。

はめつのおうこくのパンチは、廃材平原の頭目を務めているキャラクターです。モヒカンヘアと尖ったサングラスが特徴的で、革製のヘルメットを被っています。帝国の庇護を受けられない民は廃材平原で暮らしており、パンチは生前のクロエと面識があることが分かりました。

登場人物のプロフィールと特徴を見た後は、「はめつのおうこく」のアニメに出演している声優を一覧で紹介していきます。はめつのおうこくは、2023年にアニメが放送されており、「ヨルムンガンド」「デート・ア・ライブ」などの作品に携わっている元永慶太郎が監督を務めました。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

はめつのおうこくのアニメでアドニスの声を演じたのは、声優の石川界人です。石川界人は東京都出身で、2010年から声優活動を行っています。生年月日は1993年10月13日で、所属事務所は「ステイラック」です。小学生時代の学芸会が演技に興味を抱いたきっかけで、高校では深夜アニメに没頭していたと話しています。プライベートでは、サウナやゲームを趣味にしています。

声優の石川界人は、「ダンベル何キロ持てる？」「カッコウの許嫁」「わたしの幸せな結婚」「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」などのアニメで登場人物の声を演じています。デビューして3年ほどは端役を演じており、「東京レイヴンズ」「凪のあすから」の出演で知名度を上げました。影響を受けた作品には「パイレーツ・オブ・カリビアン」を挙げており、2020年の声優アワードで助演男優賞を受賞しています。

はめつのおうこくのアニメでドロカの声を演じたのは、声優の和氣あず未です。和氣あず未は東京都出身で、2015年から声優活動を行っています。生年月日は1994年9月8日で、所属事務所は「東京俳優生活協同組合」です。学生時代に声優のアフレコ映像を見たことが、演技に興味を抱いたきっかけで、専門学生時代にラジオ番組のパーソナリティをしていました。

声優の和氣あず未は、「ウマ娘 プリティーダービー」「100万の命の上に俺は立っている」「女神のカフェテラス」「葬送のフリーレン」などのアニメで登場人物の声を演じています。デビュー1年目は端役を演じており、2年目に「おしえて！ギャル子ちゃん」の主人公を演じました。2021年の声優アワードで新人女優賞を受賞しており、2023年に一般男性との結婚を発表しています。

はめつのおうこくのアニメでクロエの声を演じたのは、声優の白石涼子です。白石涼子は奈良県出身で、2002年から声優活動を行っています。生年月日は1982年9月7日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。これまでに「ハヤテのごとく！」「物語シリーズ」「ピアノの森」などのアニメで登場人物の声を演じています。

はめつのおうこくのアニメでヤマトの声を演じたのは、声優の日野聡です。日野聡はアメリカ合衆国出身で、2000年から声優活動を行っています。生年月日は1978年8月4日で、所属事務所は「アクセルワン」です。これまでに「ゼロの使い魔」「オーバーロード」「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」などのアニメで登場人物の声を演じています。

はめつのおうこくのアニメでユキの声を演じたのは、声優の遠野ひかるです。遠野ひかるは東京都出身で、2010年代から声優活動を行っています。生年月日は1996年3月5日で、所属事務所は「響」です。これまでに「耐え子の日常」「イジらないで、長瀞さん」「ウマ娘 プリティーダービー」などのアニメで登場人物の声を演じています。

はめつのおうこくのアニメでシロウサギの声を演じたのは、声優の谷山紀章です。谷山紀章は山口県出身で、1996年から声優活動を行っています。生年月日は1975年8月11日で、所属事務所は「賢プロダクション」です。これまでに「おおきく振りかぶって」「とある魔術の禁書目録」「黒子のバスケ」などのアニメで登場人物の声を演じています。

登場人物のプロフィールと声優を見た後は、「はめつのおうこく」のアニメ主題歌を一覧で紹介していきます。主題歌を歌っているアーティストのプロフィールをまとめていきます。

はめつのおうこくのOP主題歌は、「Hana Hope」の「消えるまで」です。Hana Hopeは2019年から活動している歌手で、「たゆたう」「それでも明日は」などの楽曲を発表しています。

はめつのおうこくのED主題歌は、「Who-ya Extended」の「Prayer」です。Who-ya Extendedは、2019年から活動しているクリエイターズユニットで、「呪術廻戦」「PSYCHO-PASS サイコパス3」でも主題歌を担当しています。

登場人物のプロフィールと声優を見た後は、「はめつのおうこく」に関する感想をまとめていきます。はめつのおうこくは、累計発行部数100万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっています。本記事で紹介した登場人物と声優に関する感想をまとめていきます。

アドニスは人間に対して強い復讐心を抱いており、目的のためには手段を選ばない姿が描かれているため、「アドニスがかっこいい」という感想が挙がっています。

はめつのおうこくのクロエは、抜群のスタイルを誇る美人キャラクターです。物語冒頭で人間に虐殺されているため、「クロエの死亡が辛い」という感想が挙がっています。

はめつのおうこくのアニメには、石川界人や和氣あず未、白石涼子などの人気声優が出演しています。そのため、「声優の演技が凄い」「声優が豪華で面白い」という感想が挙がっています。

本記事では、はめつのおうこくに登場したキャラクターを一覧で紹介していきました。はめつのおうこくには、個性的なキャラクターが登場しており、特殊な能力を使って戦っているため、キャラクターのバトルが面白いと言われています。はめつのおうこくを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。