【め組の大吾 救国のオレンジ】十朱大吾の過去と正体をネタバレ！改名した理由は？

本記事では、め組の大吾 救国のオレンジに登場した十朱大吾の過去と正体を解説していきます。十朱大吾は優れた能力を持つ消防士で、意外な過去を経験していることが分かりました。「名前を改名した理由は？」「中村雪との関係は？」という疑問もネタバレしながらまとめていきます。

「十朱大吾の正体は？」「名前を改名した理由は？」という疑問を見る前に、まずは「め組の大吾 救国のオレンジ」の基本情報を紹介していきます。め組の大吾は1995年から1999年まで連載されていた漫画で、2020年に救国のオレンジの連載がスタートしました。作者の曽田正人は、小学生時代から漫画を描いており、「シャカリキ！」という漫画でプロデビューしています。

救国のオレンジでは、前作のめ組の大吾から十数年後の物語が描かれています。若き消防士たちは救助選抜試験に合格し、厳しい救助研修で疲弊していきます。ですが、仲間と支え合いながら困難を乗り越え、無事に研修を終えることができました。その後、甘粕士郎がレスキューのスペシャリスト集団を作り、メインキャラクターたちが過酷な現場で戦っていきます。

十朱大吾は救国のオレンジの主人公で、癖のある短い茶髪が特徴的なキャラクターです。救助研修で斧田駿、中村雪と出会い、支え合いながら研修を終えました。また、内向的で口数が少ない性格をしており、強烈な自己犠牲精神を持つため、上司が「監視が必要」と言っています。斧田駿よりも早くレスキュー隊員に選ばれており、斧田駿の配属後にバディの関係になりました。

ここからは、救国のオレンジに登場した十朱大吾の過去と正体をネタバレしながら解説していきます。十朱大吾は救助に命を懸けているキャラクターで、物語途中に意外な過去と正体が明らかになりました。「十朱大吾と中村雪の関係は？」「名前を改名した理由は？」という疑問もネタバレしながらまとめていきます。

物語が始まる前には、「ニュースナイシス」というホテルで火災が起きています。火災では140名もの人が亡くなっており、鎮火後に消防設備の不備が見つかっています。また、脱税と違法献金を行っていた経営者は逮捕され、獄中で亡くなったことが分かりました。十朱大吾は経営者の息子で、火災後に小学校で酷い虐めを受けています。

十朱大吾は本名ではなく、火災後に名前を改名したことが分かりました。前述したように、父親は獄中で亡くなっており、母親は植物状態になっているため、十朱大吾は母親の妹に引き取られました。母親の妹から「名前はどうする？」と聞かれた時に、「十朱大吾にします」と言っているため、2023年12月時点で本名は不明です。

救国のオレンジの十朱大吾は、「周囲の物や道具を利用して救助を行う能力」を持っています。ビル火災が起きた時には、ラーメン屋の店主の腕に鉄筋が刺さって脱出できない状況でした。十朱大吾は「店主は左利き」という情報を知っていたため、瞬時に鉄筋を切断する方向を変えています。その後、手術を行った医師が「隊員の判断に感心した」と言っているため、十朱大吾は店主の未来を考えて救助しました。

救国のオレンジの冒頭では、隊員たちが救助研修を受ける様子が描かれています。ほとんど隊員たちは研修で疲弊していますが、十朱大吾は研修後に筋力トレーニングを行っていました。そのため、新人の中では突出した体力を持っています。

朝比奈大吾は前作のめ組の大吾の主人公です。救助者をいち早く発見する嗅覚を持っており、物語途中に推薦を受けてハイパーレスキューに選抜されています。小学生時代の十朱大吾は、虐めの怪我で入院しており、「死にたい」と考えるほどに追い詰められていました。この時に朝比奈大吾と出会い、「レスキュー隊員になれば死ぬかもしれない人を助けられる」と考えています。

ホテルの火災では140名が亡くなったため、十朱大吾は「35歳までに140名を救助する」という目標を持っています。そのため、レスキュー隊員の資格を取得し、20歳の最年少で特別救助隊員になりました。また、自分よりも他者の命を優先するため、自己犠牲の精神が強すぎることが危険視されています。

前述したように、十朱大吾の父親はホテル火災を起こしたことで逮捕されました。母親は10年前に自殺未遂しており、現在は植物状態で入院しています。また、上司の山上隊長の妻が病院に勤務しているため、山上隊長は十朱大吾の正体に気付いていました。そのため、十朱大吾は「自分の正体を秘密にしてほしい」と頭を下げています。

中村雪は救国のオレンジのヒロインで、冒頭で十朱大吾たちと救助研修を受けています。女性初のレスキュー資格を取得していますが、現場に配属されないことで悩んでいます。過去にホテル火災で両親と祖母、弟を失っているため、ホテルの経営者を「殺したい」と言うほどに憎んでいます。2023年12月時点では、十朱大吾は正体を中村雪に打ち明けられていません。

「過去と正体は？」「名前を改名した理由は？」という疑問を見た後は、救国のオレンジで十朱大吾の声を演じている声優を紹介していきます。救国のオレンジは2023年からアニメが放送されており、「真・女神転生デビチル」「不滅のあなたへ」などの作品に携わっている藤田伸三がシリーズ構成を担当しています。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

め組の大吾 救国のオレンジで十朱大吾の声を演じているのは、声優の榎木淳弥です。榎木淳弥は東京都出身で、2010年代から声優活動を行っています。生年月日は1988年10月19日で、所属事務所は「アトミックモンキー」です。役作りをすることは少なく、「ほとんどのキャラクターを地声で演じている」と話しています。

声優の榎木淳弥は、「呪術廻戦」で「虎杖悠仁」というキャラクターを演じています。虎杖悠仁は本作の主人公で、両面宿儺の器になった高校生です。超人的な身体能力を持っており、「正しい死」にこだわりを見せています。榎木淳弥はその他にも、「東京リベンジャーズ」「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」などのアニメでキャラクターの声を演じています。

「過去と正体は？」「名前を改名した理由は？」という疑問を見た後は、め組の大吾 救国のオレンジに登場した十朱大吾に関する感想をまとめていきます。め組の大吾は熱い物語が人気の作品で、十朱大吾に対して様々な感想が挙がっています。

十朱大吾は口数が少ないため、何を考えているのか分からない印象があります。ですが、人命救助に対して強い情熱を持つため、「十朱大吾はかっこいい」「十朱大吾の身体能力が凄い」という感想が挙がっています。

十朱大吾は「父親が獄中死」「母親が植物状態」「小学生時代に虐めを受ける」という辛い過去を経験しています。そのため、「十朱大吾の過去が壮絶」「命を助けようとする姿勢が泣ける」という感想が挙がっています。

本記事で紹介したように、救国のオレンジでは榎木淳弥が十朱大吾の声を演じています。榎木淳弥はイケメンボイスを持つ声優のため、「榎木淳弥が演じる十朱大吾がかっこいい」という感想が挙がっています。また、「榎木淳弥が演じるキャラクターは過去が壮絶」という感想も挙がっています。

本記事では、「十朱大吾の正体は？」「名前を改名した理由は？」という疑問をネタバレしながら解説していきました。十朱大吾は辛い過去を経験しており、亡くなった人たちのために戦っていることが分かりました。また、消防士の優れた能力を持つため、十朱大吾はかっこいいと言われています。救国のオレンジを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。