氷の城壁をネタバレ解説！高校生の青春恋愛物語のあらすじと小雪の恋の結末は？

「氷の城壁」はLINEマンガなどで配信されている人気漫画です。高校生たちの青春や人間模様を描いた人間味のあるストーリーが人気を集めています。「氷の城壁」は元々はウェブトゥーンとして、LINEマンガにて連載されていました。その後、大人気となったことで、横読みに構成し直され、書籍化もされています。

さらに「氷の城壁」の単行本は、現在7巻（2023年12月時点）まで刊行されています。そして、最新の8巻は2024年1月上旬に発売予定となっています。当記事では「氷の城壁」のあらすじや結末をネタバレでみていきます。

「氷の城壁」の作者は阿賀沢紅茶先生です。阿賀沢紅茶先生は2020年にLINEマンガで配信のウェブトゥーン「氷の城壁」にて、漫画家デビューしました。また、2022年には「次にくるマンガ大賞2022」のWebマンガ部門で第2位に選出され、翌年には「マンガ大賞2023」にて第3位を獲得し、注目を集めています。

さらに、阿賀沢紅茶先生の他の代表作として、人気のラブコメ漫画「正反対な君と僕」があります。同漫画は集英社の「少年ジャンプ+」にて連載中で、単行本は5巻（2023年12月時点）まで刊行されています。

ここまで「氷の城壁」の作品情報や、作者の阿賀沢紅茶先生について紹介してきました。次に「氷の城壁」の1話から最終話である117話までのあらすじや、小雪の恋の行方などの結末をネタバレでみていきます。

高校生の氷川小雪は、人付き合いや感情表現が苦手で、いつもクールな表情を崩さないことから、周囲から怖いという印象を持たれていました。一方、小雪の幼馴染で親友の安曇美姫はかわいい系の見た目から、学校のアイドルと呼ばれていました。しかし、美姫は周囲のイメージとは異なり、実は豪快でズボラな性格でした。

この日も小雪と美姫は一緒に下校しますが、美姫は浮かない表情で、いつも周囲が期待する偽りの自分を演じていることに疲れると愚痴を言うのでした。

ある日、小雪は道端で男たちに絡まれ、美姫のクラスメイトで友だちの日野陽太に助けてもらいます。陽太は美姫の素の性格を知っている数少ない友人で、人との関わりが苦手な小雪も彼と意気投合します。翌日、小雪、陽太、美姫の3人で勉強することになり、そこに美姫と陽太の友だちである雨宮湊も合流するのでした。

小雪は中学時代の元カレである五十嵐翼が、自分たちの通う学校に練習試合に来ることを知ります。翌日、小雪は湊から五十嵐の話を聞かされ、動揺してしまいました。そして、その様子を見た湊も慌てて話を変えようとしますが、そのことでさらに小雪を不安にさせてしまうのでした。

陽太が家庭環境の悩みを持つことに気づいた小雪は、彼の悩みを聞きます。彼の気持ちに寄り添い、自身の経験に基づいたアドバイスをする小雪に、陽太の心は軽くなりました。さらに、陽太は美姫のことを好きであることも打ち明け、小雪はその言葉に大喜びするのでした。

学校でも素の自分でいることに決めた美姫は、生き生きと過ごし始めます。一方、湊は自身の小雪に対する気持ちが、それまでとは違うことに気づきました。そして、それぞれの悩みを抱えながらも、小雪、美姫、湊、陽太は2年生に進級し、4人とも同じクラスになりました。

小雪は美姫に誘われ、体育祭の応援団に入ります。しかし、そこには中学時代に小雪とトラブルがあった真夏の妹である秋音の姿があり、小雪と美姫は不安になるのでした。さらに、美姫と陽太がツーリングに出かけたり、小雪と湊が共通の話題を見つけたりするなど、それぞれの恋が進展していきます。

小雪の湊への恋心が陽太に知られ、小雪は彼から応援してもらえることになります。小雪も陽太も恋の仕方が似ており、2人とも自分の片思い相手との現在の関係を壊したくないと思っていました。しかし、ある日、陽太は倉庫の片づけ中に美姫を庇い、その際、自分の気持ちを隠しきれなくなってしまいます。そして、美姫も陽太の気持ちに気づき、戸惑ってしまうのでした。

陽太は美姫とのぎこちない関係に区切りをつけるため、美姫に自分の想いを伝えます。美姫は陽太の真剣な気持ちに対し、しっかりと向き合います。そして、友達以上には思えないとして、陽太を振りました。しかし、美姫はその後、陽太を傷つけたと自らを責め、思い悩むのでした。

小雪は桃香から、彼女が湊と付き合い始めたことを報告されます。最初は断っていた湊でしたが、桃香の熱意に負け、最終的に桃香と付き合い始めたのです。そのことを知った美姫は激怒しますが、湊は今度こそ本気で桃香と付き合うと宣言します。一方、小雪は一度は封じ込めたはずの湊に対する想いに再び気づきます。そして、自分の気持ちに正直でありたいとして、密かに湊を思い続けることに決めました。

文化祭が始まり、湊は桃香の想いに応えようと努力しますが、湊を思い続ける小雪の存在により、桃香の不安は払拭されません。そして、その不安感から、2人に距離を置いてほしいと懇願するのでした。ある日、湊がストレスから体調を崩し、桃香との交際を止めにします。桃香を振ったことで自己嫌悪に陥る湊でしたが、小雪の言葉に救われるのでした。

小雪は湊と桃香が別れたことを知り、今度こそ後悔したくないと考えます。そして、湊に対して積極的にアプローチし始めました。そして、修学旅行中に偶然、湊に会った小雪は告白しようと決意します。一方、陽太との関係を進展させたい美姫も、2人で遊びに行った際にとうとう陽太に告白しました。

付き合い始めた小雪と湊は、クリスマスを迎えます。自分が意外と嫉妬深いことを知った湊は、小雪にネックレスを付けながら、不安を打ち明けます。そして、これまでの気持ちを互いに伝え合い、これからはどのようなことでも話し合いながら解決していこうと決めるのでした。

最終話をみていくと、新学期が始まり、小雪、美姫、湊、陽太は全員別々のクラスになりました。しかし、これまでと変わらずに仲良しの4人です。ある日、小雪が湊と出会った階段の鏡を見つめていると、1話のシーンと同じように4人が自然と集まってくるのでした。

ここまで「氷の城壁」の作品情報や作者について紹介し、1話から最終話までのあらすじや結末をネタバレでみてきました。次に「氷の城壁」の主要キャラの一覧をネタバレで紹介していきます。

氷川小雪（ひかわこゆき）は「氷の城壁」の主人公で、明天高校1年2組に所属しています。誕生日は2月2日、身長は150㎝台で、血液型はAB型です。人との関わりと感情表現が苦手で、1人でいるのが好きな女の子です。「こゆん」の愛称で呼ばれています。

安曇美姫（あずみみき）は明天高校1年5組に所属しており、小雪の幼馴染であり、親友です。誕生日は6月6日、身長は163㎝、血液型はO型です。高校では周囲に合わせていた結果、アイドル扱いされてしまいましたが、実は豪快でズボラな性格であり、素の自分と周囲のイメージとのギャップに悩んでいました。

雨宮湊（あまみやみなと）は、明天高校1年6組に所属している陽キャなイケメンです。誕生日は9月29日、身長は170㎝台、血液型はB型で、サッカー部に所属しています。中学時代には美姫と同じ塾に通っていました。小雪に興味を持ち、それが次第に恋心に変わっていきます。

日野陽太（ひのようた）は湊の友だちで、明天高校1年6組に所属しています。誕生日は4月4日、身長は180㎝台で、血液型はO型です。優しくて温厚な性格をしており、バスケ部に所属しています。そして、中学時代に同じ塾だった美姫と仲良くなり、その頃から想いを寄せています。

ここまで「氷の城壁」の作品情報や作者について紹介し、1話から最終話までのあらすじや結末をネタバレでみてきました。さらに「氷の城壁」の主要キャラをネタバレで紹介してきました。次に「氷の城壁」に関する読者の感想や評価を紹介していきます。

「氷の城壁」の人間関係に現実味のあるストーリーが高く評価され、面白いと絶賛されています。そして、今後の展開が気になるという感想となっています。

「氷の城壁」では非常に上手く人間の感情が描かれていると高く評価されており、おすすめの漫画であるという感想となっています。

「氷の城壁」ではキャラクターの1人1人の成長が丁寧に描かれているという感想で、素晴らしい作品であると絶賛されています。さらに、アニメ化を期待する声となっています。

以上、人気漫画「氷の城壁」の1話から最終話までのあらすじをネタバレで解説し、最終話の結末をみてきました。さらに、小雪、美姫、湊、陽太の4人の主要な登場人物の一覧をネタバレで紹介してきました。また「氷の城壁」に関する読者の感想や評価をみてきました。そして、現実味のあるストーリーや、キャラたちの成長が丁寧に描かれているところが高く評価され、素晴らしい作品であるなどの感想があることなどが分かりました。