【うる星やつら】猫(コタツネコ)の本当の名前と正体は?性別やアニメ登場回は?

『うる星やつら』には、「コタツネコ」と呼ばれている巨大な猫が登場します。コタツネコは人間と同じくらい大きく、二足歩行をしたりキセルを吹かしたりします。まるで猫らしくない姿に、一体何者なのかと疑問を抱く人もいるでしょう。本記事では、うる星やつらのコタツネコの正体や性別、本当の名前などを解説します。うる星やつらの初代アニメでの登場回や、コタツネコ役を担当した声優についてもまとめます。

【うる星やつら】猫(コタツネコ)の本当の名前と正体は?性別やアニメ登場回は?のイメージ

目次

  1. うる星やつらとは?
  2. うる星やつらの猫(コタツネコ)の本当の名前と正体・性別
  3. うる星やつらの猫(コタツネコ)のアニメ登場回
  4. うる星やつらの猫(コタツネコ)のアニメ声優
  5. うる星やつらの猫(コタツネコ)に関する感想や評価
  6. うる星やつらの猫(コタツネコ)まとめ

うる星やつらとは?

うる星やつらの概要

『うる星やつら』は、週刊少年サンデーに連載されていた高橋留美子さんによるラブコメディ漫画です。宇宙人のラムを始めとした、数多くの個性的なキャラが登場します。うる星やつらは漫画だけでなくアニメも人気で、2022年にはリメイク版のアニメの放送も始まりました。

うる星やつらのあらすじ

女好きで浮気性の諸星あたるは、宇宙人のラムと地球をかけた鬼ごっこをしたことがきっかけで、ラムに惚れられてしまいます。ラム1人に縛られることが嫌なあたるは浮気を繰り返しますが、ラムは一途にあたるを思い続けます。ラムと一緒に過ごすうちに、徐々にあたるもラムに思いを寄せるようになります。しかし、素直に愛情を表現できず、すれ違いばかり起こすのでした。

うる星やつら|小学館集英社プロダクション ライセンスビジネスサイト

うる星やつらの猫(コタツネコ)の本当の名前と正体・性別

猫(コタツネコ)の正体は化け猫

うる星やつらに出てくる猫(コタツネコ)は、人間と同じくらい大きくて2本足で歩きます。これだけ見ても、普通の猫でないことはわかるでしょう。では、コタツネコの正体とは一体何でしょうか?コタツネコは誰の目にも見えて触ることもできますが、実体はすでに江戸時代に失われています。

コタツネコの正体は、江戸時代に死んだ野良猫の怨霊が具現化した、化け猫だったのです。コタツネコは生前、行く宛もなく屋外をさまよっている野良猫でした。真冬の寒さに耐えきれずに近くにあった家のコタツに入ろうとしますが、家の人間に追い出されてしまいます。

そのまま飢えと寒さで死んでしまった野良猫の怨念が、コタツネコとなったのです。コタツネコは死ぬ寸前にコタツの暖かさを求めますが、結局コタツに入れないまま死んでいます。そのため、コタツへの執着が激しく、いつもコタツに入っています。

猫(コタツネコ)の本当の名前

うる星やつらに出てくる巨大猫は、周囲から「コタツネコ」と呼ばれています。これはコタツに執着していることからつけられたあだ名で、本当の名前ではありません。ただ、コタツネコに本当の名前があるかどうかもわかっていません。コタツネコは生前野良猫だったため、誰からも名前をつけてもらっていない可能性が高いです。元から名前がなかったとすれば、「コタツネコ」が初めてつけてもらった本当の名前だと考えることもできます。

猫(コタツネコ)の性別

うる星やつらに登場する猫(コタツネコ)に関しては、本当の名前だけでなく性別もはっきりしていません。ただ、作中の描写から、性別はオスではないかと推察できます。うる星やつらの漫画33巻には、「乙女バシカの恐怖」という話があります。乙女バシカとはラムの星の病気で、男性しかかからない伝染病です。この病気に伝染した男性は、目が少女漫画のようなウルウルした瞳になってしまうのです。

テンは乙女バシカにかかってしまい、その治療のための注射が嫌で逃げ出しました。そのとき諸星あたると接触したことで、あたるも乙女バシカにかかってしまいます。その後、あたるが出かけてしまったことで、次々に感染者が増えていきました。コタツネコも感染したうちの1人で、あたるに肩を触られて目がウルウルになりました。

乙女バシカは女性には感染しないため、乙女バシカに罹ったコタツネコの性別はオスで間違いないでしょう。また、アニメオリジナルのエピソードでは、校長先生がコタツネコにお見合いを勧めるシーンがあります。そこで校長先生がメス猫の写真を取り出していることから、コタツネコの性別がオスであることがわかります。

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うる星やつらの猫(コタツネコ)のアニメ登場回

猫(コタツネコ)のアニメ登場回①51話

うる星やつらのアニメ51話は、「階段に猫がおんねん」です。この回は、猫(コタツネコ)の初登場回となります。テンは空き地で出会った巨大猫からたいやきをもらい、諸星家へと連れて帰りました。猫は玄関にあったコタツを見ると喜び、階段の途中にコタツを組み立ててしまいました。猫がそこから動こうとしないため、あたるは1階に下りることもできません。

そこへ、霊気を感じたサクラと錯乱坊がやって来ます。2人は巨大猫を見るなり、正体が化け猫であると見抜きました。猫は「コンセントを入れないとコタツは暖かくならない」という錯乱坊の言葉に説得され、ようやく階段からどきました。しかし、今度はあたるの部屋にこたつを設置し、そこから動かなくなるのでした。

猫(コタツネコ)のアニメ登場回②125話

うる星やつらのアニメ125話では、「プール妖怪!許されぬ恋に燃えて!!」が放送されました。この回では、猫はすでに「コタツネコ」と呼ばれていました。冬はコタツに執着しているコタツネコですが、さすがに真夏はコタツに入っていないようです。この回では、コタツネコがあたるたちと一緒にプールに入る姿が描かれています。準備体操をしたりクロールをしたりと、普段なかなか見られないコタツネコの珍しい姿を見ることができます。

猫(コタツネコ)のアニメ登場回③126話

うる星やつらのアニメ126話の「ランちゃんパニック 友引町に明日はない」は、アニメオリジナルのストーリーです。ランは宇宙の店で超新星のカケラを購入し、それをペンダントにします。しかし、転んだ拍子にペンダントを落としてしまい、それを猫(コタツネコ)が拾いました。超新星のカケラは亜空間以外で長時間大気に触れていると、大爆発を起こすという危険な代物でした。

あたるやラムたちは、コタツネコが超新星のカケラを持っているとも知らず、必死で探し回ります。その後、多くの人間を巻き込んでパニックとなる友引町で、コタツネコは我関せずのんびりと過ごします。そして、最後にコタツネコがランに超新星のカケラを返し、騒動は幕を閉じました。

猫(コタツネコ)のアニメ登場回④146話

うる星やつらのアニメ146話は、「駆け巡るコタツ猫!何が何でも暖まる」です。コタツが大好きな猫(コタツネコ)は、古道具屋で100円のコタツを買いました。このコタツは、面堂家が所有していた「南極一本杉」という特殊な木から作られたコタツでした。南極一本杉は暑さを嫌うため、コタツになってからも布団をかけられることを嫌がって逃げ回るようになります。

面堂家から厄介払いされたコタツが巡り巡って古道具屋の店頭に並び、それをコタツネコが購入したのです。コタツネコはコタツ好きのプライドにかけて、南極一本杉でできたコタツに布団をかけようとします。コタツネコは傍観者として登場することが多いですが、この回では主役として活躍していました。

猫(コタツネコ)のアニメ登場回⑤149話

うる星やつらのアニメ149話は、「友情パニック!わいはフグが好きやねん」です。この回ではテンがフグに宇宙キャラメルをあげてしまい、フグは空を飛ぶようになってしまいます。猫(コタツネコ)は空き地で錯乱坊と鍋を囲んでいたところ、空飛ぶフグと遭遇します。2人はフグを鍋の具にしようと考え、協力してフグを捕まえようとします。コタツネコは虫取り網でフグを捕獲しようとしましたが、フグが捕まることはありませんでした。

猫(コタツネコ)のアニメ登場回⑥152話

うる星やつらの152話は、「あやうしラン!コタツ猫の初恋オデン!?」です。ランはレイを自分に惚れさせようと、ホレホレ茸入りのオデンを作りました。しかし、それを猫(コタツネコ)が食べてしまい、コタツネコの目はハートになります。ホレホレ茸を食べた者は、最初に見た人間を好きになってしまいます。

オデンを食べているコタツネコに文句を言いに行ったランは、コタツネコに惚れられたと思いあわててその場から逃げ出します。しかし、コタツネコはしつこくランを追ってきました。逃げても逃げても追いかけてくるコタツネコに恐怖したランは、もう一度ホレホレ茸入りオデンを作り、さっさとレイと両思いになって地球を離れそうとします。

しかし、ランが地球から逃げ出す前に、コタツネコがランの元へとやって来ました。ランは悲鳴を上げてラムの後ろに隠れますが、コタツネコはオデンが入った鍋にすがりつくと、一心不乱にオデンを食べて帰っていきました。コタツネコはランではなく、ランのオデンに一目惚れしていたのです。

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うる星やつらの猫(コタツネコ)のアニメ声優

うる星やつらの猫(コタツネコ)は一言も喋りませんが、喉を鳴らす声やため息、あくびなど、言葉にはならない声を発することがあります。こうした難しい声をアニメで表現したのは、声優の西村朋紘さんです。ここでは、コタツネコ役の西村朋紘のプロフィールや、これまでの出演作などを紹介します。

西村朋紘のプロフィール

西村朋紘さんは1961年2月2日生まれのO型で、出身地は北海道旭川市です。以前はトルバドール音楽事務所や81プロデュースに所属していましたが、現在はどの事務所にも属していません。以前は、本名である「西村智博」という名義で活動していました。2003年からは、有限会社OMOの代表を務めています。

西村朋紘の主な出演作品や演じたキャラ

西村朋紘さんは、うる星やつらで声優デビューしました。猫(コタツネコ)よりも先に、チビ役として出演しています。うる星やつら以外の出演作品と演じたキャラは、『鎧伝サムライトルーパー』の秀麗黄(金剛のシュウ)、桃太郎伝説のクマゴローと白魔鬼、『アリスSOS』のなめくじネコ、『神八剣伝』のギョウ・エンジョウなどです。

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うる星やつらの猫(コタツネコ)に関する感想や評価

うる星やつらの猫(コタツネコ)には、「かわいい」という感想が多く見られます。コタツで丸くなって暖まる姿や、何を考えているかわからないぼーっとした姿などが人気です。

うる星やつらの猫(コタツネコ)は、原作や旧アニメでは初登場シーンが詳細に描かれています。しかし、リメイク版のアニメでは、コタツネコの初登場回がカットされました。いつの間にか作中に登場しているコタツネコを見て、原作の初登場エピソードがなくなったことを悲しむ人もいました。

うる星やつらの猫(コタツネコ)は、錯乱坊と仲良しです。作中ではよく錯乱坊と一緒にいるため、このコンビが好きだという人が大勢います。リメイク版のアニメで、コタツネコと錯乱坊の活躍に期待する声も上がっていました。

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うる星やつらの猫(コタツネコ)まとめ

うる星やつらの猫(コタツネコ)の正体や性別、アニメでの登場回などをまとめました。うる星やつらのコタツネコは化け猫ですが、人に悪さをするような存在ではありません。作中では癒やしキャラとして、多くのファンに愛されています。本記事で紹介した登場回以外にも、コタツネコが出てくる話は数多くあります。ぜひ漫画やアニメで、コタツネコの活躍を確認してみてください。

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