ゾン100のアニメが打ち切りになったのはなぜ？延期理由や放送されたのは何話まで？

「ゾン100」の正式名称はゾン100～ゾンビになるまでにしたい100のこと～」で、麻生羽呂さん原作、高田康太郎さん作画の漫画作品です。「月刊サンデーGX」に2018年11月から連載されている作品で、2023年11月現在で15巻まで単行本が発行されています。2023年9月時点で電子書籍を含む累計部数は125万部を突破している人気作品で、アニメ化・実写映画化されました。

アニメ版「ゾン100」は2023年7月から1クールアニメとして最終回まで放送される予定でしたが、途中で延期になってしまいました。最終回までなぜ放送できなかったのか？今後放送されるのか？などについてこの記事で詳しく解説します。ちなみに実写映画版は2023年8月3日全世界公開されています。

主人公のアキラは制作会社に就職しますが、その会社はブラック企業でした。そのためアキラは人間らしく生きることができずに、自殺まで考えるほどのうつ病になってしまいます。ある日アキラが目覚めると、街にはゾンビがあふれかえっていることに気づきます。そのときアキラは「今日から会社に行かなくてもいいんじゃね？」と歓喜しました。

ここからはアニメ版「ゾン100」が打ち切りになったのはなぜかについて解説します。アニメ版「ゾン100」は2023年夏アニメとして放送され、1クールで最終話の12話まで放送される予定になっていました。しかし、アニメ版「ゾン100」は夏アニメが終わる9月までに最終話が放送されることはなく、放送の延期が発表されました。

アニメ版「ゾン100」が放送開始された2023年7月時点では、クオリティーの高さから話題になっていて順調に放送されました。しかし、アニメ版「ゾン100」はだんだんと順調に放送できなくなります。アニメ版「ゾン100」の何話からうまくいかなくなったかというと、2023年8月6日に予定されていた第5話からです。アニメ版「ゾン100」の第5話は1週間延期をして8月13日に放送されました。

アニメ版「ゾン100」の放送延期は第5話だけではなく、その後の放送でもたびたび延期されることになります。8月13日の第5話が放送されると、第6話は1週間後ではなく2週間後の8月27日に放送されると発表されました。さらに、第7話放送のあとは第9話を放送するのではなく、第1話～第7話総集編放送されることが発表し、制作が順調に行っていないことが判明しました。

また、2023年9月24日にアニメ版「ゾン100」の第9話の放送が公式サイトで発表されましたが、その後の予定については詳しく書かれていませんでした。そのことから、アニメ版「ゾン100」が打ち切りになったと噂されるようになりました。アニメ版「ゾン100」がなぜ延期になり打ち切りになったと噂されるようになったのか、その理由については次の項で詳しく紹介します。

アニメ版「ゾン100」が放送延期になってしまった理由はなぜなのでしょうか？その理由について公式サイトや制作会社からはっきりとした理由は語られていません。ですが、アニメ版「ゾン100」の放送が延期している最大の理由が制作の遅れであることは間違いないとされています。アニメ版「ゾン100」の制作会社はBUG FILMSで、2021年9月にツインエンジン社の子会社として設立されました。

BUG FILMSはこれまで「古見さんは、コミュ症です。」と「サマータイムレンダ」の制作協力をしてきましたが、メインで制作するのは「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」がはじめてです。そのため、アニメ制作の経験不足や人員不足があったのではないかとされています。また、アニメ版「ゾン100」は延期はあるもののクオリティーが高く、それで制作が間に合わなくなった可能性があるようです。

アニメ版「ゾン100」が放送されたのは何話までなのでしょうか？「ゾン100のアニメが打ち切りになった理由は制作の遅れ？」の項で紹介しましたが、公式サイトで放送の予告がされたのが何話までかというと、9話までです。つまり、アニメ版「ゾン100」は10話以降の放送が延期されているというわけです。アニメ版「ゾン100」9話は「ツリーハウス オブ ザ デッド」というサブタイトルがついています。

この話で新キャラクターの日暮莞太が登場しました。また、主人公のアキラの第3のやりたいことリストが登場する場面まで描かれました。アニメ版「ゾン100」の主人公のアキラがやりたいことリストとは、ゾンビになってしまうまでに本当にやりたいことをやりとげると定めたものです。100個の内容を作る予定ですが、最初の段階では30ほどしか埋まっていません。

ちなみに、やりたいことリストの1は「好きだった人に想いを告げる」であり、初日に達成をしています。2つめは「部屋の大掃除をする」であり、9話で判明した3つ目のリストは「昼間からビールを飲んでダラダラする」というものでした。ちなみに、この話で登場した日暮莞太はアキラの学生時代の同級生で、同じように100のやりたいことリストを作成しています。

しかし、日暮莞太がつくったやりたいことリストは、アキラがつくったリストとは違う身勝手極まりない悪辣なものでした。それは「世界中のドラッグを試す」というものから「嫌いな奴をゾンビにする」のような他人を巻き込むものまでありました。

アニメ版「ゾン100」の10話以降や最終回の放送はいつになるのでしょうか?アニメ版「ゾン100」は9話の放送日が発表されて以降の情報がしばらくありませんでした。しかし、2023年11月にアニメ版「ゾン100」の10話から最終回の放送日が発表されました。アニメ版「ゾン100」の最終回が何話かというと12話で、つまり残り3話の放送日が明らかになったわけです。

アニメ版「ゾン100」の10話のサブタイトルは「ホームタウンオブザデッドⅠ」で2023年12月25日23時40分から放送されます。それでは、アニメ版「ゾン100」の11話と12話の放送はいつなのでしょうか？なんと、アニメ版「ゾン100」の10話から12話までは同日に一挙放送されることが発表されました。つまり、12月25日の深夜に3話連続で放送されて最終回まで完結するというわけです。

アニメ版「ゾン100」の10話からは、コミック版「ゾン100」の5巻からの内容が描かれます。9話で登場した日暮莞太の黒い100のリストを防ぐための攻防が描かれるのではないかとされています。

アニメ版「ゾン100」が延期されて残念という感想がありました。その一方で、楽しみなアニメだから延期されても待つという声があります。また、クオリティーが高いアニメのため「延期されてもクオリティーが維持される方がうれしい」というファンの感想がありました。

「ゾン100」には個性的で魅力的なキャラクターがたくさん登場します。9話までの放送分でも、多くのキャラクターのことを細かく描いていて楽しいという感想がありました。

アニメ版「ゾン100」は2023年11月現在で9話までしか放送されていませんが、ここまでの内容だけでも「今年のアニメでもっとも好き」という方がいました。

アニメ版「ゾン100」が何話まで放送されたのか？なぜ延期したのか？について紹介しました。正式に発表されているわけではありませんが、放送延期は制作の遅れが原因だとされています。延期をしてしまった「ゾン100」ですがクオリティーが高くて面白いという評価が多い作品です。最終回までの放送も決定したので、興味を抱いた方はチェックしてみてはいかがでしょうか？