【ゾン100】ヒグラシがアキラを目の仇にする理由とは?最後はゾンビ化する?

『ゾン100』のヒグラシに関する謎を徹底究明します!小学館の「月刊サンデーGX」で連載中の人気漫画『ゾン100』に登場するヒグラシこと日暮莞太は、主人公アキラの大学の同級生で、社会に復讐しようと企むニートの青年です。この記事では、ヒグラシが社会を憎むに至った背景や、アキラを目の仇にする理由、そして最後は死亡しゾンビ化したのかどうかなどについて考察していきます。

【ゾン100】ヒグラシがアキラを目の仇にする理由とは?最後はゾンビ化する?のイメージ

目次

  1. ゾン100のヒグラシとは?
  2. ゾン100のヒグラシがアキラを目の仇にする理由や最後
  3. ゾン100のヒグラシの仲間たち
  4. ゾン100のヒグラシの声優
  5. ゾン100のヒグラシに関する感想や評価
  6. ゾン100のヒグラシまとめ

ゾン100のヒグラシとは?

ゾン100の作品情報

この記事では、主人公アキラの大学の同級生で社会に復讐しようと企むヒグラシこと日暮莞太を特集します。これから、ヒグラシがアキラを目の仇にする理由や最後にゾンビ化し死亡する可能性を考察していきますが、まずはその前に『ゾン100』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ゾン100』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

ゾン100の概要

概要のイメージ

『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』(BUCKET LIST OF THE DEAD)は、麻生羽呂が原作を手掛け、高田康太郎が作画を担当した日本の漫画です。この作品は小学館の「月刊サンデーGX」で2018年11月号から連載されており、2023年9月現在、電子書籍を含む単行本の発行部数は125万部を超えています。

また、この作品『ゾン100』はメディアミックスの一環として、2023年にテレビアニメシリーズが放送され、同年には実写映画版『ゾン100』がNetflixで配信されました。

ゾン100のあらすじ

あらすじのイメージ

ブラック企業で3年間耐えてきたアキラでしたが、今なお続く絶望的な毎日にうんざりしていました。やがてパワハラやサービス残業に悩まされた末に最後は自殺願望を抱くに至ります。ところが、ある朝、目を覚ますと街はゾンビで溢れかえっていました。「会社に行かなくてもいいんじゃね?」。彼の口からは歓喜の声が漏れました。その後、ゾンビの群れに追われ絶体絶命のアキラに、突如「人生を変える言葉」が閃きました。

ヒグラシ(日暮莞太)のプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである『ゾン100』のヒグラシこと日暮莞太の話題に移ります。ヒグラシ(日暮莞太)は、アキラの大学時代の同窓生です。くわえタバコをする姿が印象的で、アキラの記憶にも強く残っています。ダイナマイトを武器としており、その扱いに長けていました。

ヒグラシは、ゾンビ発生に伴い仲間たちと共にアキラの故郷の村に避難しますが、村の防衛のために封鎖されていたトンネルを開放してしまいます。その結果、ゾンビを村に引き寄せることになりました。ヒグラシ自身も「ゾンビになる前に成し遂げたい100のこと」リストを作成していましたが、そのリストは「ダイナマイトを爆発させる」、「本物の銃を撃つ」といった危険極まりない項目で埋め尽くされていました。

TVアニメ「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」公式サイト

ゾン100のヒグラシがアキラを目の仇にする理由や最後

ヒグラシがアキラを目の仇にする理由

『ゾン100』のヒグラシ(日暮莞太)の周りには、寒林、蔵杉、阿天坊という性格の荒い連中がたむろしています。ヒグラシ(日暮莞太)の号令の下、彼らは行動を共にしていました。

リア充のイメージ

ヒグラシは、成長するにつれて人付き合いが困難になり、大学時代から引きこもりを続けニートになった青年です。ゾンビだらけの世界で、自分も死亡しゾンビ化するなら最後に関わってきた全ての人間に復讐したいとの考えから、「ゾンビになる前に成し遂げたい100のこと」リストを作成していました。

ヒグラシ(日暮莞太)は、村でアキラを発見すると、彼を睨みつけました。その後しばらく経ってから、アキラは、ヒグラシが自分の大学時代の同級生であることに気づきます。実は、ヒグラシは大学時代のアキラを、充実した人生を送っているいわゆるリア充だと考え、妬ましく思っていたのです。

ヒグラシとアキラの戦い

アキラは、両親と一緒にいた時にゾンビの大群に襲われました。アキラの父は、家族や避難してきた女性たちを守るために民家にとどまり、一人でゾンビの群れと戦おうとしました。孤軍奮闘しましたが、最終的にゾンビたちに囲まれてしまいます。そのとき、ヒグラシが現れてアキラの父を捕らえ、アキラに民家を出てゾンビになるように命じました。

アキラは窮地に立たされました。父を助けたいけれど、自分が死亡しゾンビ化するのはごめんだと思い、途方にくれます。そして、最後にゾンビ化してヒグラシの元に出ていくことを決断しました。実際には特殊メイクアーティストによってゾンビ化したのですが、ヒグラシを騙すことには成功します。ヒグラシは、アキラがゾンビ化したことを確認するため近づいていきますが、その時突然現れたゾンビに噛まれてしまいました。

ヒグラシ(日暮莞太)はゾンビ化ウイルスに感染し始め、死亡も覚悟しなければならない絶体絶命の事態に直面します。死亡することを意識した彼は、最後に自分が本当はアキラと友達として遊びたかったと伝えます。アキラはヒグラシを死亡から救えないことはわかっていましたが、彼とハグをし、そして別れを告げました。何とか村を救ったアキラたち一行は、次にやりたいことを書き込むと、新たな旅に出発しました。

ヒグラシの最後はゾンビ化する?

ゾンビのイメージ

はたして、ヒグラシは最後に死亡しゾンビ化してしまうのでしょうか?ヒグラシには「社会をめちゃめちゃに壊す」という願望がありました。それを「やりたいことリスト」に加えていたのです。そんなヒグラシに、その願望を実行に移す時がやって来ました。彼は村のバリケードを撤去し、大量のゾンビを放ちました。ゾンビの襲撃で村がパニックになる中、アキラの父親を人質にしてアキラにゾンビになるよう迫ります。

ところが、前述のとおり、アキラはコスプレでゾンビになったふりをしヒグラシを欺きます。アキラに集中していたヒグラシは、背後に忍び寄る本物のゾンビに気づきません。そして、足を噛まれ感染してしまったのです。最後は「友達として市民プールで遊びたかった」という本当にやりたかったことをアキラに告げたことは前述のとおりです。ここで描写は途絶えていますが、最後は感染して死亡しゾンビ化したと考えられます。

Thumb【ゾン100】死亡したキャラクター一覧!最期のシーンや生存キャラの今後は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ゾン100のヒグラシの仲間たち

ヒグラシの仲間たち①寒林陶子

ここからは、『ゾン100』のヒグラシ(日暮莞太)の仲間を紹介していきます。最初は、元市役所事務職の寒林陶子(かんばやし・とうこ)です。寒林陶子は、眼鏡をかけたリクルートスーツ姿の女性で、自分の正しさを絶対と信じ、職場になじめずに孤立していました。ゾンビの時代になっても、彼女の信念は変わらず、「私の正しさを理解できない奴は全員ゾンビになってしまえばいい」と考えています。

ある時、寒林は村の動力源である水車を止めようとしていたベアトリクスに襲いかかりました。日本刀を持つベアトリクスに対し、寒林はチェーンソーを振るいます。剣道経験者の寒林に対し、ベアトリクスは苦戦を強いられました。

さらに悪いことに、寒林のチェーンソーの音でゾンビが集まり始めました。ゾンビと寒林に追い詰められたベアトリクスは、壊れた水車の上に避難し、水車でゾンビと寒林を轢いて何とか撃退することに成功しました。

ヒグラシの仲間たち②蔵杉重信

蔵杉重信(くらすぎ しげのぶ)は元携帯ショップ店員の中年男性で、家庭での居場所がなく、妻から馬鹿にされていることに不満を募らせていました。強い被害者意識を持ち、自分には当然与えられるべきものが与えられないと考えています。そして、自分を尊重してくれない人はみんな死亡しゾンビ化すればいいとも考えていました。

この蔵杉が、ゾンビから逃れて家の屋根に避難していたケンチョのところに現れました。彼は自分の家庭での不満をケンチョにぶつけ、「落ちてしまえばいい!」と怒りをぶちまけます。女性にモテるケンチョは、蔵杉の不満について、それは全て彼自身の問題だと指摘します。激高した蔵杉はケンチョと共に屋根から転落し、ゾンビに囲まれてしまいました。

絶体絶命の状況で、ケンチョはすぐそばにあった汚水溜めに飛び込みました。意外なことに、その汚水溜めの臭いがゾンビを寄せつけず、ケンチョは生き延びることができたのです。

ヒグラシの仲間たち③阿天坊直己

阿天坊直己(あてんぼう・なおき)は、以前見習いシェフをしていた肉付きのいい青年で、コック服を着用しています。悪い結果になっても決して自分で責任を取らず、自分の過ちを周囲のせいにします。女性にモテなかったことも、ただ運が悪かっただけと考え、懲りずに女性に迫っていきます。

ある時、阿天坊は、ゾンビから逃れるためにトウモロコシ畑に身を隠していたヒロイン・シズカと出くわします。拳銃を手にした阿天坊は、シズカに近づき無理やりチューをしようとします。シズカは断固拒否し、逃げ出そうとしてもがきました。しかし、最後は阿天坊に押さえつけられてしまいました。

その時、以前シズカが親切にしてあげた村の元狩人が銃を撃ち、阿天坊の腕を射抜きました。さらに、シズカが話し相手になっていた村人たちも加勢し、阿天坊はボコボコにされてしまいました。こうしてシズカの唇は守られたのです。阿天坊は、最後に心を入れ替え、村人のために畑を耕すことになりました。そして、阿天坊青年は、死亡しゾンビ化することも免れました。

Thumb【ゾン100】登場キャラ一覧!漫画の登場人物・アニメ声優をまとめて紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ゾン100のヒグラシの声優

岡本信彦のプロフィール

ここで、アニメ『ゾン100』のヒグラシ(日暮莞太)役の声優・岡本信彦(おかもと・のぶひこ)を紹介します。岡本信彦は、1986年10月24日生まれ・東京都出身の男性声優で、歌手としても活動しています。現在、声優事務所である株式会社ラクーンドッグに所属していますが、同事務所の代表取締役も務めています。

岡本信彦は、幼いころからアニメ好きだったことや、母親の朗読ボランティアをしていたことから、声優にあこがれるようになりました。高校に通いながら養成所に通い、数々のオーディションに挑みました。その結果、プロ・フィット養成所に入所し、声優の道への第一歩を踏み出しました。

その後、BLCD『追憶のキスを君は奪う』の和希役で声優デビューを果たし、『N・H・Kにようこそ!』の男子生徒A役でテレビアニメ初出演を飾りました。2007年にはテレビアニメ初主演となる、『sola』の主人公・森宮依人役を演じています。こうした活躍が評価され、2009年には第3回声優アワードにて新人男優賞を受賞し、さらに2011年には第5回声優アワードにて助演男優賞に輝きました。

岡本信彦の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ『ゾン100』でヒグラシ(日暮莞太)を演じた声優、岡本信彦の『ゾン100』以外の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • 僕のヒーローアカデミア(爆豪勝己)
  • 青の祓魔師(奥村燐)
  • 暗殺教室(赤羽業)
  • ハイキュー!!(西谷夕)
  • 鬼滅の刃(不死川玄弥)
  • 葬送のフリーレン(ヒンメル)
  • バクマン。(新妻エイジ)
  • 食戟のソーマ(黒木場リョウ)
  • 3月のライオン(二海堂晴信)
  • 赤髪の白雪姫(オビ)

ゾン100のヒグラシに関する感想や評価

ここまで『ゾン100』のヒグラシ(日暮莞太)特集をお届けしてきましたが、最後に『ゾン100』のヒグラシ(日暮莞太)に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する『ゾン100』のヒグラシに関する感想・評価は、ヒグラシの行く末を案じるツイートです。『ゾン100』の読者としては見過ごせない境遇にいるキャラクターとのことで、心配になるようでした。

続いて紹介する『ゾン100』のヒグラシに関する感想・評価は、ヒグラシの最後にホッとしている方のツイートです。敵にもかかわらずヒグラシに感情移入してしまったとのことで、死亡もゾンビ化もせず良かったと述べていました。

『ゾン100』のヒグラシに関する感想で多かったのは、つい感情移入してしまうというものです。こちらの方は、自分を見ているようで悲しくなると呟いていました。

ゾン100のヒグラシまとめ

この記事では、「『ゾン100』のヒグラシがアキラを目の仇にする理由とは?最後はゾンビ化する?」と題して、ヒグラシこと日暮莞太が主人公のアキラを敵対視するわけや、死亡しゾンビ化することがあるのか否か、彼の最後について解説してきました。

『ゾン100』のヒグラシが主人公アキラを目の仇にする理由は、とても個人的なものでした。ヒグラシこと日暮莞太は、人付き合いが苦手で大学生になると引きこもりになりました。人気者で大学生活を謳歌していたアキラのリア充ぶりがうらやましくて妬んでいたのです。また、周りに寒林陶子や蔵杉重信、阿天坊直己といった荒っぽい連中がいたことも影響していたかもしれません、

まとめのイメージ

一方、ヒグラシは、「ゾンビになる前に成し遂げたい100のこと」リストを作成しており、その中には「世界をめちゃくちゃに壊す」という世の中に対する理不尽な恨みを顕わにした願望が含まれていました。

ヒグラシは、その願望を実行に移すべく、アキラの村のバリケードを撤去し、ゾンビを村中に放ちました。しかし、その試みは成就せず、最後はゾンビに足をかまれて万事休すとなりました。これ以降の描写は『ゾン100』にはありません。その後については想像の域を出ませんが、感染したのですから死亡しゾンビ化したと考えられています。

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