【ワンピース】キングは死亡していない？緑牛（アラマキ）に養分を吸われたその後は？

ワンピースは、海賊王を夢見る少年が仲間と共に大海原を冒険する海洋バトルファンタジー漫画です。尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプにて連載中のワンピースは、コミック107巻（2023年11月現在）が発売され、国内外で累計5憶部を超える発行部数となりました。ワンピースのアニメ版はフジテレビ系列にて放送中です。話数が1000話を超えるなど、東映アニメーション制作のアニメの中で最長寿番組となっています。

ワンピースは1997年に連載が開始され、主人公の少年が仲間との絆を深めながら成長する姿が描かれています。ワンピースの劇場版映画は15作品が制作されており、特に2022年に公開された第15作目「FILM RED」は、ワンピース史上最高の興行収入を記録しました。また、スピンオフ作品、ノベライズ作品が多数発表され、さらにはゲーム版、舞台化、アイスショーなど、ワンピースは様々な形で楽しむことができます。

主人公モンキー・D・ルフィは海賊王を夢見る少年です。17歳になったルフィは伝説の海賊王ゴールド・ロジャーの「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を目指して旅立ちました。航海の途中で出会った大切な仲間たちと「麦わらの一味」を結成したルフィは、偉大なる航路に到達し、大海賊たちとの戦いの日々を過ごします。そして、大海賊に成長したルフィは、新たなる進化を遂げます。

ワンピースのキングは百獣海賊団の最高幹部である大看板の一人です。背中の黒く大きい翼と揺らめく炎が特徴で、炎を思うままに生み出すことができるため、火炎のキングと呼ばれています。懸賞金は13億9000万ベリー、本名はアルベル、47歳、身長は613センチです。悪魔の実リュウリュウの実（古代種、モデルはプテラノドン）の能力者で、武装色と見聞色の覇気を備えています。初登場はワノ国編の92巻925話「ブランク」です。

キングとカイドウが出会ったのはキングがまだ少年の頃でした。当時、世界政府は炎を操るキングに興味を持ち、彼を捕らえました。政府の研究施設で人体実験の対象にされていたキングを救ってくれたのがカイドウです。キングは、この世界を変えるのは俺だと言うカイドウに忠誠を誓い、行動を共にするようになりました。その後、カイドウは百獣海賊団を結成し、キングは最高幹部となり、№2としてカイドウを支えています。

ワンピースのワノ国編で初登場したキングは、白ひげ海賊団の不死鳥マルコと対決しました。キングとマルコの実力については、キングもマルコも四皇の海賊団の№2という地位にあり、両者の実力はほぼ互角だと考えられています。それでは、鬼ヶ島のライブフロアで行われたキングとマルコの戦いをみていきます。鬼ヶ島の屋上にいるカイドウを狙ってゾロが突入するのを、マルコがサポートします。

屋上へと続く道にはキングとクイーンがおり、マルコに対して獣型で挑みますが、飛行能力を駆使するマルコに苦戦します。キングとクイーンはその場に足止めされ、その隙にゾロの屋上突入を許してしまいます。その後もライブフロアでキングはクイーンと共にマルコと戦うことになります。マルコは大看板二人を相手にすることで追い詰められ、そこをキングが圧倒しました。

キングとゾロの戦いについてみていきます。ゾロはカイドウ、ビッグマムと戦ったことで深い傷を負っています。そこでキングがゾロに止めを刺そうとその場に炎をまき散らします。ところが、マルコが底力を見せてキングの攻撃を阻止したため、ゾロが復活します。そして、キングとゾロの戦いが始まりました。

ゾロは名刀「閻魔」が勝手に覇気を放出し、暴走し始めたために、それを制御することに苦労しています。一方のキングは獣型プテラノドンに変身し、その飛行能力と貂自尊皇（テンプラウドン）で、ゾロを圧倒します。ところが、キングは背中の炎が消えたとき、動きが高速になっても防御能力が落ちることを、ゾロに気づかれてしまいます。キングの特性を知ったゾロは渾身の力を込めてキングの顔に一撃を加えました。

キングは仮面が破壊され、素顔を見られてしまいます。それでもキングは攻撃の手を緩めず、大技「御守火龍皇」を繰り出します。すると、閻魔の制御に成功したゾロは、覇王色の覇気をまとった「閻王三刀流」で対抗し、さらに、大技「閻王三刀龍 一百三情飛龍侍極」を放ちます。キングは「御守火龍皇」、刀、黒翼がズタズタに斬られて敗北します。そして、キングはカイドウとの日々を回想しながら鬼ヶ島から落ちていきました。

キングがゾロに敗れて鬼ヶ島から落ちたその後、キングやクイーンなどの百獣海賊団の残党は、兎丼の元囚人採掘場に集まっていました。カイドウの手下がいることを知って乗り込んできたのが、海軍大将緑牛（アラマキ）です。緑牛（アラマキ）は悪魔の実モリモリの実の能力者で、手指を樹木の根の様に伸ばして相手の体を貫き、養分を奪うことができます。

緑牛（アラマキ）の襲撃に抗戦したキングたちでしたが、結局、モリモリの実の能力で体を貫かれ、養分を吸い取られてしまいます。キングたちは動くこともできなくなってしまいました。

キングとクイーンは百獣海賊団の残党たちと共に、緑牛（アラマキ）のモリモリの実の能力で体の養分を奪われてしまい、このままキングは死亡するかもしれないと考えられました。このように、キングたちを瀕死の状態にした緑牛（アラマキ）でしたが、彼らに止めを刺さずに軍艦を一隻、海軍に要請します。緑牛（アラマキ）はキングたちを海軍に連行するつもりだったと言われています。

緑牛（アラマキ）に養分を奪われたキングのその後、生死については明らかにされていません。ただ、四皇カイドウの百獣海賊団の№2という地位にあるキングが、養分を奪われたからといって死亡するとは考えられないと言われています。緑牛（アラマキ）としても、かつて人体実験を行うほど興味のある素材であるキングを、生け捕りにして海軍に引き渡すほうが、自分の評価が上がると考えたのでは？と言われています。

キングが死亡していないとすれば、現在はどこにいるのでしょうか？キングが生きていれば、やはり緑牛（アラマキ）が彼らを連行し、インペルダウンに収監したと考えられています。カイドウのもとへ戻る可能性もあるということですが、カイドウは鬼ヶ島で覚醒したルフィに敗北し、地底の奥深くに落下しました。その後、カイドウの生死は不明とされており、キングがカイドウと会えるかどうかはわかりません。

カイドウの生死が不明という中で、キングが再登場する可能性についてみていきます。緑牛（アラマキ）に連行され、インペルダウンの囚人として再登場するという説と、クイーンやジャックなど生き残った仲間とカイドウを探しに行く説があります。キングについては生死や現在の様子は不明となっていますが、再登場の可能性に期待が寄せられています。

キングはゾロと戦った際、仮面を破壊されたことで素顔が明らかになりました。キングの特徴は、白髪のロングヘアに褐色の肌、左目の辺りにある刺青です。登場キャラクターの中では比較的整った顔立ちをしており、イケメンと言われています。キングの素顔が明らかになったとき、そのイケメンな顔立ちに注目が集まったということです。

キングの素顔がゾロによって暴かれました。キングは褐色の肌と白い髪、背中には黒く大きな翼と燃え盛る炎、という特徴を備えています。この特徴がルナーリア族を示しているということです。ルナーリア族とは「歴史の彼方に消えた種族」ではないかと言われており、謎多き種族だということです。ルナーリア族についてマルコが「昔、赤い壁の上に発火する種族が住んでいた…」と語ったことがあります。

赤い壁はレッドラインのことで、現在、マリージョアがあるところにルナーリア族の国があったと考えられています。そして、その国は「神の国」と呼ばれていたとも言われています。キングの素顔が現れたときカイドウの部下が、世界政府に通報すれば1億ベリー貰えるそうだと言っています。

このように、現在、唯一のルナーリア族とされているキングは、かつて世界政府に人体実験の対象にされていました。カイドウに救われてからは、ルナーリア族の特徴を隠すために仮面を被っていたと推測されます。また、ビッグ・マムは自分の国「トットランド」にいない種族ということで、キングを勧誘したこともありました。

キングは悪魔の実リュウリュウの実の能力者です。リュウリュウの実は動物系古代種で、モデルはプテラノドンです。能力は、炎をまとったプテラノドンに変身することができるというものです。キングはこの能力で空中を超高速で飛び回ることができ、また、通常時でも強い脚力がさらに強力となります。

キングの技についてみていくと、炎をまとった拳で攻撃する「炎皇（アンドン）」、獣型で発動する「貂自尊皇（テンプラウドン）」、一発で周囲を火の海にする「火龍皇（カリュウドン）」、さらに進化した大技で、ゾロに向けて発動した「御守火龍皇（オオモリカリュウドン）」などがあります。

キングの懸賞金についてみていくと、四皇カイドウの百獣海賊団の№2で大看板のキングは、13億9000万ベリーです。ちなみに同じ大看板のクイーンの懸賞金は13憶2000万ベリーということで、海賊団の№2であるキングはクイーンよりも少し高くなっています。

ワンピースのキングの声優、田村真は1975年4月11日生まれ、富山県出身、懸樋プロダクションに所属する俳優、声優です。俳優としてニナガワ・カンパニー・ダッシュ（現在のニナガワ・スタジオ）で活動後、2009年に吹き替えで声優活動を開始しました。現在、ジョン・デヴィッド・ワシントン、チャドウィック・ボーズマンを担当しています。ワンピースではキングの他にアニメオリジナルのシードル役も担当しています。

吹き替えでは「ザ・クリエイター/創造者」ジョシュア、「アムステルダム」ハロルド・ウッドマン、「マーベル・シネマティック・ユニバース」ティ・チャラ 、 ブラックパンサー、「マーシャル 法廷を変えた男」サーグッド・マーシャル、「21ブリッジ」アンドレ・デイビス。アニメでは「FAIRY TAIL」ジーセルフ 、 カージー、ジェイコブ、「メガロボクス」アラガキ、「平家物語」滝口入道、「キングダム」紫伯。

ワンピースのキングについて、ワンピースに登場するキャラクターの中で、キングは正統派でかっこいいキャラで嬉しいという感想です。

ワンピースは、ゾロやキングのように、登場キャラクターそれぞれがみんな「何かを守る人たち」だということです。仲間、国、心、夢など、人によって守るものは違ってもそれらを守るために戦う壮大なエピソードになっているという感想です。そして、すべての人が自分の夢を守るチャンスがあるというところが、とても好きだということです。

キングは兎丼で緑牛と戦ったその後、生死が不明となっています。こちらの方は、キングは再登場する可能性があるということです。また、キングはルナーリア族唯一の生き残りということで、ワンピースの中で重要なキャラのような気がするという感想です。

ワンピースのキングは死亡していない？についてみてきました。キングはワノ国でゾロと戦って敗北し、その後、兎丼で緑牛（アラマキ）と戦いました。その後生死が不明となり、現在も明らかになっていません。キングが死亡したというシーンは描かれておらず、現在の予想としてインペルダウンに収監されている説や、生き残った仲間と共にカイドウを探す説などがありました。

また、ルナーリア族という貴重な種族の唯一の生き残りということもあり、ファンの間では再登場するかもしれないという声が寄せられていました。ここまで、ワンピースのキングは死亡していない？についてと、その後や現在についての考察でした。