血と灰の女王のネタバレあらすじ！漫画の魅力や登場人物をまとめて解説

漫画「血と灰の女王」のあらすじはもちろん、面白い魅力や登場人物、設定などをネタバレする前に、「血と灰の女王」の作品情報を紹介します。

• 作品名：血と灰の女王（ちとはいのじょうおう）
• 原作：バコハジメ
• ジャンル：ダークホラーバトル漫画
• 掲載サイト：裏サンデー
• 発表期間：2017年1月〜

漫画「血と灰の女王」は、2016年12月にマンガワンで連載がスタートし、2017年には裏サンデーで連載が開始された人気作品です。富士山が噴火した4ヶ月後の日本を舞台にした物語で、「世界観が面白い」といった感想が多く、人気を獲得しました。2018年には、「次にくるマンガ大賞2018」Webマンガ部門の7位を受賞しています。

漫画「血と灰の女王」の作者が、漫画家のバコハジメです。バコハジメは、長野県出身の漫画家で、多摩美術大学情報デザイン科の卒業生。大学在学中に、週刊少年サンデーの漫画カレッジに作品を投稿し、2012年1月に努力賞を獲得しました。翌年の2013年6月には、月例賞大賞を受賞し、2014年に漫画家デビュー。バコハジメのデビュー作は、週刊少年サンデーで連載された「ドリー・マー」です。

漫画「血と灰の女王」のあらすじと魅力をネタバレします。まずは、あらすじを紹介します。日本では、富士山が噴火し、火山灰が降り注いでいました。そんな中、火山灰を浴びた一部の人間が、ヴァンパイアに変化しています。

主人公の男子高校生の善も、ヴァンパイア化した1人であり、善の前に真祖のドミノという少女が現れるのでした。ドミノが出現したことで、善はヴァンパイアの戦いに巻き込まれてしまうことに。善は、罪のない人がヴァンパイアに殺害されることを阻止するために、ヴァンパイアの王を目指すための戦いに参加するのでした。

漫画「血と灰の女王」のあらすじをネタバレしたところで、面白い魅力についても深掘りしていきましょう。漫画「血と灰の女王」は、「キャラクターが魅力的」といった声が多く上がっています。それぞれのキャラクターが、「自分の正義」を信じて戦いに挑んでいきます。

そのため、チームを組んでいても、意見が合わずにぶつかり合うことも多いです。「ぶつかり合いながら、感情が変化したり、チームが強くなっていく姿が面白い」といった感想が多く、人気を集めています。

漫画「血と灰の女王」の登場人物の1人目が、ドミノ・サザーランドです。ドミノ・サザーランドは、金のロングヘアで、翠色の瞳をした美少女で、血と灰の女王の主人公です。ドミノ・サザーランドは、富士山が噴火する前から、ヴァンパイアの能力をもっていた真祖の1人。ドミノ・サザーランドは、ヴァンパイアの戦争に勝利して、女王になろうとしています。

ドミノ・サザーランドは、女王様と自称しており、大胆不敵で他人を見下しているキャラクターです。好戦的な性格の持ち主で、変身すると赤のロングヘアに。コウモリをモチーフにしたような露出の多いファッションになり、桁違いのパワーと高速移動、超音波で超広範囲から敵を探すなど高いスペックを発揮するキャラクターです。見えざる手や、戴冠式（Re・ベイキング）といった能力をもっています。

漫画「血と灰の女王」の登場人物の2人目が、佐神善（さがみぜん）です。佐神善は、富士山の麓の街に住む男子高校生です。血と灰の女王のもう1人の主人公で、とても優しい性格をしています。親友だった京介を殺害されたことがきっかけになり、ヴァンパイアとして覚醒しました。「人の命を粗末にするような相手を、決して許さない」といった意志をもつ、勇敢で正義感の強いキャラクターです。

変身前は黒髪ですが、変身すると青髪になり、怪物のような姿になります。佐神善は、とてつもない怪力とタフさを持っています。中でも再生能力に優れており、手足を失うほどの負傷をしても、すぐに元通りに再生するキャラクターです。コピーといった能力を持ち、遺灰物を捕食するとその持ち主の能力や姿をコピーすることが出来ます。

漫画「血と灰の女王」の登場人物の3人目が、狩野京児（かりのきょうじ）です。狩野京児は、頭脳明晰な理系の男子大学生で、善の親友だった京介の兄です。狩野京児は、金のショートヘアをしたイケメン男性で、とてもモテています。狩野京児は、血と暴力が大好きで、殺人に強い関心を持つキャラクターです。

ヴァンパイアの能力に目覚めてからは、他のヴァンパイアを殺害したり、拷問や強姦をするなど、やりたい放題しています。残虐性と嗜虐性に溢れていますが、子どもにだけは優しいといった一面をもつキャラクターです。変身すると悪魔のような姿になり、トリッキーな戦闘スタイルで戦います。電撃を操ることができる能力を持ったキャラクターです。

漫画「血と灰の女王」の登場人物の4人目が、七原健（ななはらけん）です。七原健は、善の小学生時代の友人で、茶髪をセンター分けにしたヘアスタイルの青年です。七原健は、目つきが悪く、チンピラのような強面ですが、お調子者で常に明るい性格をしています。

美女と広島カープが大好きで、見た目とは異なり、涙もろくて逃げ癖があるキャラクターです。変身すると、狼男のような姿になり、鋭い爪で戦闘します。加速という能力を持ち、自分はもちろん相手を加速させることもできるキャラクターです。

漫画「血と灰の女王」の登場人物の5人目が、日ノ元明（ひのもとあきら）です。日ノ元明は、日ノ元士郎の娘で、黒のショートヘアをした16歳の少女です。日ノ元明は、ストイックで、まっすぐな性格をしており、柔軟な考え方が苦手なキャラクター。常に凛としていますが、実際は天然で頭が悪いといった一面も持ち合わせています。

一方でヴァンパイア歴が長く、幼少期から鍛錬を怠らず、とてつもない強さを誇っているキャラクターです。変身すると白のラバースーツのようなファッションになり、髪が水色に変化します。弓道や槍術に優れている上、全身をまとう外外殻を武器に変えて闘う「変形」といった能力をもっているキャラクターです。

漫画「血と灰の女王」の登場人物の6人目が、日ノ元士郎（ひのもとしろう）です。日ノ元士郎は、多くのヴァンパイアが所属している燦然党の党首であり、ドミノと同格の真祖の1人。自由民生党に所属していた元国会議員で、「万人が能力によって公平に評価される社会」を掲げ、燦然党を立ち上げたカリスマ性に優れた男性です。

これだけを聞くと善人のように思えますが、実際は差別主義で、ヴァンパイアが民間人を虐殺することを容認し、一般人を愚民と思っています。その上、ヴァンパイアのことも捨て駒としか思っておらず、とてつもない非道な性格をした男性です。変身すると仁王のような姿になり、圧倒的な武才を発揮。エネルギーを拘束振動させることができる超光といった能力を持つ、とてつもなく強いキャラクターです。

漫画「血と灰の女王」の登場人物の7人目が、堂島正（どうじまただし）です。堂島正は、大学病院で勤務している中年の医師で、善の命の恩人です。とても優秀な医師でありながら、とても人当たりが良く、患者からも慕われています。

昼間は医師として勤務していますが、夜になるとヴァンパイアになり、犯罪者などを殺害していた連続殺人鬼。変身すると、白いマントを身に着けたヒーローのようになります。とてつもないパワーと、剣で防御無視攻撃ができる万物両断といった能力をもつキャラクターです。

漫画「血と灰の女王」の登場人物の8人目が、加納クレタ（かのうクレタ）です。加納クレタは、士郎が立ち上げた燦然党に所属するヴァンパイアです。妹のマルタと一緒に、昼間はアパレルショップを営んでいます。

当初は、ヴァンパイア姉妹と考えられていましたが、作中で、マルタは既に死亡していました。マルタと思われていた女性は、クレタが分身して一人芝居をしていたことが判明。加納クレタは、京児にとてつもない殺意を抱き対戦しますが、敗北し致命傷を負って、亡くなってしまったキャラクターです。

漫画「血と灰の女王」の登場人物の9人目が、芭藤哲也（ばどうてつや）です。芭藤哲也は、片耳が欠損しているヤクザの男性です。貧困で過酷な子ども時代を送っていたため、同じような境遇の七原健を可愛がっていました。

過去の境遇によって、他人の幸せを壊すことに生きがいを覚えている歪んだ性格をしたキャラクターです。健が離反したことで、健と対峙することになりましたが、最終的に倒されました。ムカデのような変身姿で、銃器を使う戦闘スタイルのキャラクターです。

漫画「血と灰の女王」の登場人物の10人目が、ユーベン・ペンバートンです。ユーベン・ペンバートンは、黒のロングヘアをした真祖の男性です。ヴァンパイアになってしまった人間で構成されている企業の「ゴールデン・パーム」を経営しています。ゴールデン・パームは、「飢えなき世界」を掲げており、貧困地域で慈善活動をしたり、農作物を輸出入している貿易会社です。

ゴールデン・パームの裏の顔は、ヴァンパイア戦争に勝つための軍事組織。ユーベン・ペンバートンはとても人当たりが良く、明るい性格をしています。変身すると、ゴールドの鎧を身にまとった騎士のような姿になり、髪は銀色になります。小麦操作といった能力を持ち、黄金の小麦を自由自在に変形させることが可能。真祖のため、とてつもない戦闘能力を持ち合わせているキャラクターです。

漫画「血と灰の女王」のあらすじや登場人物をネタバレしたところで、設定についてもネタバレします。富士山が噴火した際の火山灰を浴びてしまい、人智を超えた力を手に入れた人間のことをヴァンパイアと称しています。ヴァンパイアは、夜間のみ変身し能力を発揮することが可能。心臓以外の傷は、自然に治癒するといった再生能力も持ち合わせています。

漫画「血と灰の女王」に登場する遺灰物（クレメイン）とは、ヴァンパイアの心臓です。ヴァンパイアの死亡後に残る変化した心臓であり、ヴァンパイアが遺灰物を捕食すると、能力が強化。しかし、遺灰物にも質があり、強いヴァンパイアほど遺灰物の質が良いと言われています。

漫画「血と灰の女王」に登場する真祖（しんそ）とは、富士山が噴火する前からヴァンパイアだった人のことを指します。噴火によってヴァンパイアになった人とは、比べ物にならないほどの強さを誇ります。

真祖キャラクター一覧

• ドミノ・サザーランド
• 日ノ元士郎
• ユーベン・ペンバートン

漫画「血と灰の女王」に登場する創血式（そうけつしき）とは、ヴァンパイアの能力を短時間で引き上げる方法です。便利な手法ですが、創血式には真祖2人が必要で、しかも1度に4人しか参加できません。その上、創血式に参加したヴァンパイアは、精神世界で自身のコピーヴァンパイアに勝利しなければいけません。創血式の成功には勝利が必須で、敗北すれば命に危険が及ぶ危険な方法です。

漫画「血と灰の女王」に登場するD・ナイトとは、真祖ではないヴァンパイアが繰り出すことができる真祖レベルの攻撃です。しかし、D・ナイトは1夜に1回しか放つことが出来ません。攻撃は主に2パターンに分かれており、攻撃を直接相手に放つタイプと、環境や自身に作用するタイプがあります。

漫画「血と灰の女王」に登場するRe・ベイキング（リベイキング）とは、ドミノが考案した技です。真祖が能力を再配分し、戦闘に特化した形態にする技。攻撃に特化するため、防御力を失い弱くなったり、発動自体に時間がかかり、制限時間もあるリスクの高い技です。

漫画「血と灰の女王」は、「安定して面白い漫画」といった感想が多く上がっている人気作品です。「とにかく面白いので、色々な人に見てほしい」といった感想が多く、「あらすじなどが拡散すれば、もっと魅力が伝わるのに」といった声も。「もっと人気が出てほしい」といった声が多く上がっている話題作品です。

漫画「血と灰の女王」は、「有名では無いけれど、面白い漫画」といった感想が多く上がっています。「1巻を読んでハマってしまい、その後大人買いした」といった声も。「キャラクターをしっかり掘り下げるあらすじが好き」といった感想や、「過去などがわかるので悪役も嫌いになれない漫画」といった感想も多いです。

漫画「血と灰の女王」は、「すごく面白い漫画」といった感想が多く上がっている人気作品です。「もっと多くの人に見てほしい漫画」といった感想が多くあがっています。そのため、「血と灰の女王をアニメ化してほしい」といった声が多く、アニメ化が期待されている人気作品です。

漫画「血と灰の女王」は、「面白い漫画」といった感想が多く上がっているバコハジメの人気作品です。あらすじネタバレや、面白い魅力、主要登場人物一覧などを見て気になった方は、一度「血と灰の女王」を見てみてはいかがでしょうか？