【外見至上主義】王獒春（オウゴウシュン）の過去とは？聡との関係や最後もネタバレ

王獒春の過去や、聡との関係、死亡した最後について深掘りする前に、「外見至上主義」の作品情報を紹介します。「外見至上主義（がいけんしじょうしゅぎ）」は、T.Junの韓国のウェブ漫画。外見至上主義は、2014年からNAVERのウェブトゥーンで連載が開始され、2023年11月現在も連載中の人気漫画です。

「外見至上主義」は、日本でも翻訳版がオンライン漫画サイトのXOYで連載されました。現在は、XOYからLINEマンガに媒体を移行して連載されているウェブトゥーン漫画です。「外見至上主義」は、2018年に日本でも書籍化されており、2023年11月現在4巻までが刊行されています。

「外見至上主義」は、T.Junの代表作である「喧嘩独学」や「クエスト至上主義」などと世界観が繋がっているウェブトゥーン漫画です。T.Junは、「今日から俺は！！」や「闇金ウシジマくん」を参考に、「外見至上主義」を執筆したと語っています。2023年9月には、韓国国内視聴回数が52億回、国外で48億回を達成した人気漫画です。

「外見至上主義」の韓国版は、キャラは韓国人名で、韓国を舞台にしています。一方で日本版では、日本人名で日本を舞台にした物語に変更されています。2022年12月には、Netflixでアニメ化されるなど、多くの話題を集めている人気漫画です。

「外見至上主義」は、外見が原因でいじめに遭っていた高校生の蛍介が、主人公の物語です。蛍介は、いじめに耐えきれず、転校して一人暮らしをすることにします。バイトと学校という忙しい日々を送る中、ある日、目を覚ますとイケメンになっていました。眠ると元の姿に戻ってしまうことに気付いた蛍介は、イケメンの姿で高校に通い始めます。そして、本来の姿で、アルバイトをする二重生活をスタートさせました。

王獒春（オウゴウシュン）は、「外見至上主義」のホステル編に登場する男子高校生です。両親に厳しく育てられており、とても真面目な性格をしています。王獒春は、磯野聡の知人として登場したキャラクターです。

王獒春の過去や聡との関係について、ネタバレしていきましょう。王獒春の過去や聡との関係をネタバレの1つ目が、「どこにでもいる優等生の高校生だった」です。王獒春は、親の言いつけどおりに塾に通う真面目な男子高校生でした。王獒春は、穂乃果や花宮と同じ高校に通っており、とても仲良くしていました。

王獒春の過去や聡との関係をネタバレの2つ目が、「両親のスパルタ教育」です。王獒春が真面目に勉強をしていたのは、親の影響です。王獒春の親は、とても厳しく、幼少期からスパルタ教育を受けていました。王獒春は、この教育方針にストレスを感じていましたが、親に歯向かうことができず、ストレスを溜め込んでしまっていたのでした。

王獒春の過去や聡との関係をネタバレの3つ目が、「家族に憧れを感じる」です。王獒春は、スパルタ教育をする親に、ストレスや不満を抱いていました。しかし、両親に歯向かうことができず、家では親の言いなりになっており、自由がありませんでした。王獒春が、日々の生活に嫌気がさしていた頃、聡や芹那に出会います。聡と芹那は家族がおらず、家族から愛情を受けたことがありません。

それに加え、聡は学校にも行かず、自由奔放に、自分が思うがままに生きていました。そんな中、聡は芹那や穂乃果と過ごしていく中で、徐々に人間らしくなっていきます。そして、聡は、芹那など大切な仲間を集めて、ホステルという家族を作ろうとしていきます。そういった聡達の行動を見た王獒春は、聡たちのような温かい家族に憧れを感じるようになりました。

王獒春の過去や聡との関係をネタバレの4つ目が、「聡に強い憧れを抱く」です。王獒春は、スパルタ教育のせいで、自由が無い日々を送っていました。そのため、王獒春は、自由奔放に過ごしている聡に、強い憧れを抱いていきます。そして王獒春は、聡が作った家族（ホステル）の一員になりたいと思っていました。一方で、聡は、王獒春が、自分たちに何故入れ込んでいるのかを全く理解ができません。

自分たちは親がいないのに対して、王獒春には、裕福な家庭出身であり、両親も健在だったためです。そして、聡は「今まで優等生としての日々を過ごしてきた王獒春が、自分たちのように悪いことはしてほしくない」と思い、王獒春をホステルに受け入れることはありませんでした。

王獒春が憧れた聡こと磯野聡（いそのさとし）は、父親のDVと母親の蒸発などによって、ネグレクトを受けていたキャラクターです。家出をして、街を転々としながら、ホームレスのような生活を行っていました。そのため、常識は無く感情の赴くままに行動する獣のような人物でしたが、芹那と出会ったことがきっかけで、人間らしくなったキャラクターです。

王獒春の過去や聡との関係をネタバレの5つ目が、「悪事を働くようになる」です。聡は、ホステルをつくりあげたことで、人間らしく優しくなっていきました。しかし、王獒春は、そんな聡に不満を感じていました。

王獒春は、親の言いつけどおりに、真面目に生活していたため、聡の自由奔放で悪事を働く姿に憧れを抱いていたのです。そこで、王獒春は、「聡には、出会った頃のように戻って欲しい」と思い、お金に困っている聡に強盗の計画を持ちかけます。そうして、王獒春は、お金に困っていないにも関わらず、刺激を得たいがために、聡とともに強盗という悪事を働くのでした。

王獒春の過去や聡との関係をネタバレの6つ目が、「ホステルが離散するように画策する」です。聡は、家族を結成した時に、ホステルという名前を付けていました。ホステル（HOSTEL）という名前は、メンバーの名前から1文字とって名付けたグループ名です。王獒春は、聡と一緒に悪事を働いたのにも関わらず、ホステルの仲間に入れてもらえないことに、苛立ちを隠せませんでした。

そこで、王獒春は、ホステルを解散させる方法を画策していきます。そんな中、ホステルは一姟会の襲撃を受けて、聡がボコボコに殴られることに。聡は、他のメンバーに危害が加わることを恐れ、行方をくらませてします。聡が行方不明になったことに目をつけた王獒春は、聡になりすまして穂乃果に「赤ちゃんを堕ろせ」と連絡。そして、ホステルの情報を警察にリークし、解散するように仕向けるのでした。

王獒春の過去や聡との関係をネタバレの7つ目が、「無痛症に目をつける」です。王獒春は、無痛症という病気を患っていました。王獒春は、幼少期からスパルタ教育を受け続けたことが原因で、感情や痛みへの感覚が無くなっています。

そのため、痛みを伴うであろう状況では、痛みを感じているようなフリをしていたのです。そんな王獒春の無痛症に目を付けたのが、譲でした。無痛症に目をつけた譲は、ホステル解散後に、王獒春を鍛え上げていくのでした。

王獒春の過去や聡との関係をネタバレの8つ目が、「ホステルAのビッグダディになる」です。聡が行方不明になった後、ホステルはAとBに分裂していました。そこで、王獒春は、ホステルAのビックダディになり、チームをまとめていくのでした。

ホステルAの所属メンバー

• 王獒春
• 彭鎮洋
• 郭靑虎
• 倉木文太
• 堀本美栄

ホステルBの所属メンバー

• 花宮芹那
• 澤渡元弥
• 磯野聡
• 鈴木太郎
• 佐藤エリカ
• ライアン

王獒春の過去をネタバレしたところで、王獒春の最後についてもネタバレしていきましょう。王獒春の最後をネタバレの1つ目が、「聡と再会し殴り合いに」です。王獒春は、聡がいなくなったことでホステルAに仲間を加えていき、規模を大きくしていきました。規模が大きくなるにつれて、四代クルーと大きな抗争に発展。ホステルBに戻ってきた聡と再会し、殴り合いの喧嘩を繰り広げていきました。

王獒春の最後をネタバレの2つ目が、「飛び降り自殺をして死亡？」です。結論からいうと、王獒春の最後は、自殺して死亡しています。王獒春は、聡と殴り合いの喧嘩を繰り広げた後、「ホステルという家族に憧れていた」と自身の思いを周囲に伝えました。

その後、笑顔で飛び降り自殺をして、死亡しています。王獒春は、聡に憧れ、間違った行動を起こしたことで、色々な人を傷つけました。その結果、最後には、今まで行ってきた悪事が自分を苦しめていき、飛び降り自殺を図り、死亡してしまいます。王獒春の最後は、聡の仲間になることもできず、孤独に死亡したのでした。

王獒春以外の四大クルーのボスについても、紹介していきましょう。四大クルーのボスの1人目が、迫田充紀（さこたみつのり）です。迫田充紀は、闇カジノで儲けている西のビッグディールのボスです。迫田充紀は、闇カジノの事件で主犯として逮捕されました。しかし、迫田充紀が刑務所にいる間もビッグディールはボスを立てていません。このことから、とてもメンバーに信頼されている事がわかるボスの1人です。

迫田充紀以外の主要メンバー

• 東郷太嗣
• 湯村圭
• 飯島健祐
• 泉瑠花
• 筋彫タケ

四大クルーのボスの2人目が、結城（ゆうき）です。結城は、南の一姟会（いちがいかい）のボスです。一姟会は、四大クルーの中で一番大きな組織で、5つの子会社に分かれています。結城は、後に四大クルーを統合した張本人で、大手企業の社長をしています。

四大クルーのボスの3人目が、神谷ヨハンです。神谷ヨハンは、北のゴッドドッグのボスです。神谷ヨハンは、高い戦闘力の持ち主で、中学生時代にはボクシングでチャンピオンになっています。地位を得るためには、手段を選ばない青年です。相手の動きを見様見真似で、トレースすることができます。こういった能力を持っているため、「コピーの天才」と称されています。

神谷ヨハン以外の主要メンバー

• 神野仁
• 真田雄馬
• 蛸田鶴丸
• 希／歩

漫画「外見至上主義」に登場するキャラクターは、「魅力的」といった声が多く、推しキャラを決める読者も少なくありません。そんな中、王獒春は、良いキャラクターとは言い難い性格をしています。そのため、「王獒春の性格が腐ってる」といった声や、「かっこいいけど性格が悪くて好きじゃない」といった声が多く上がるキャラクターです。

「外見至上主義」の王獒春は、「性格が悪くて好きになれない」といった声が多く上がっているキャラクターです。一方で、王獒春の人間味を評価する声も上がっており、「王獒春はお世辞にも性格が良いとは言えないけれど、人間味があって嫌いになれないキャラクター」といった声もあがっています。

王獒春は、「聡のつくったホステルの仲間になりたい」といった思いから、聡に悪事を働くように勧めるなど良くない行動が目立つキャラクター。そのため、「王獒春がとにかく嫌い」・「王獒春はどうしても、好きになれない」といった声が多いです。一方で、無痛症であることや、最後の死亡シーンなどを見て、「王獒春は嫌いだが、死亡シーンには感情移入してしまった」といった声も上がっています。

「外見至上主義」の王獒春は、嫌いといった声が多いですが、「死亡してしまった王獒春を、憎めない」といった声も上がっています。「王獒春が、自殺という最後を迎えてしまったことが、悲しすぎる」・「王獒春は、良いキャラクターとはいえないけど、悪いともいえないキャラクター」といった声も上がり、賛否両論が上がる話題キャラクターです。

「外見至上主義」に登場する王獒春は、両親のスパルタ教育を受け続けたことにより、悪事を働き、最後には自殺してしまったキャラクターです。王獒春の過去のネタバレや、最後の死亡シーンなどを見て、王獒春のことが気になった方は、一度「外見至上主義」を見てみてはいかがでしょうか？