SHYはヒロアカのパクリ？漫画のあらすじや共通点・似ている所は？

こちらの記事では、週刊少年チャンピオンで連載中の少年漫画『SHY』が「ヒロアカに似ている」「ヒロアカのパクリでは？」という感想について調査しました。なぜSHYが「ヒロアカのパクリ」と言われているのか気になった人は、こちらの記事に目を通してみてください。また、SHYのヒロアカパクリ疑惑のほかにも、SHYの面白い魅力も紹介しています。

SHYのあらすじや、アニメを見た人の感想が気になる人も、こちらの記事を最後まで読んでみてください。まずは、下記の項目でSHYの作品概要と物語のあらすじを紹介しています。SHYがどのような作品なのかおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

「ヒロアカのパクリ」という声もあるSHYは、漫画雑誌・週刊少年チャンピオンにて連載中のヒーローアクション漫画です。SHYの連載が開始されたのは2019年8月からで、2023年11月時点ではコミックスが21巻まで刊行されています。SHYの作者は実樹ぶきみ先生で、秋田書店が開催した企画・第2回「3誌合同新人まんが賞NEXT CHAMPION」にて、SHYで新人大賞を受賞されています。

現在までにコミック累計発行部数100万部を突破しており、2023年10月からはアニメも放送されています。下記の項目『SHYのあらすじ』では、SHYがどのような物語なのか、簡単にあらすじを紹介しています。SHYのあらすじを振り返りたい人は、そちらの項目をチェックしてみてください。

SHYの簡単なあらすじを紹介します。突如として、世界各国に"ヒーロー"と呼ばれる者が現れます。ヒーローは1つの国に1人現れ、彼らの活躍により、地球から戦争が無くなりました。"シャイ"と呼ばれる恥ずかしがり屋の少女も、そのうちの1人です。戦争はなくなったものの、ヒーローたちの前には次の敵が現れました。人々のこころを操り暴走させる"アマラリルク"という組織です。

SHYは「ヒロアカのパクリ」といわれることもある漫画です。なぜそのような感想が出ているのかというと、その理由は「ヒーローもの漫画だから」でしょう。近年人気のヒーロー漫画といえば、アニメ化もされているヒロアカを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか？SHYもヒロアカも、世界にヒーローという存在が浸透しているというあらすじとなっています。

また、昔のヒーロー漫画やアニメのように、周囲の人に隠れて善行をするのではなく、ヒーローだという事実を明かしています。人々に期待されながら、己の心との戦いを経て、少年少女たちが成長していきます。そのような共通点があることで「SHYはヒロアカのパクリ」といわれることが多いようです。しかし、実際にSHYを読んだ人からは「そこまで似ていない」という声もあがっています。

次の項目『SHYとヒロアカの違い』では、SHYとヒロアカを見た漫画読者・アニメ視聴者の「似ていない」という感想から、SHYとヒロアカの違いを紹介しています。SHYとヒロアカがどのように違うのか知りたい人は、そちらにも目を通してみてください。

SHYとヒロアカは、何人ものヒーローが登場すると言う共通点がありますが、細かくみてみると、その設定にも違いがあります。ヒロアカは、地球に存在する多くの人々が自分だけの特別な能力を持っており、ヒーローになれる者がごまんといます。しかし、SHYでは各国に1人という設定になっており、日本にいるヒーローはシャイ1人のみです。

また、国のヒーローになるには、変身用のブレスレットが必要となります。このブレスレットは、前代のヒーローから次の世代のヒーローへと継承されていきます。そのため、ヒーローになる素質を持っている者が複数人いたとしても、選ばれるのは1人のみとなっています。

SHYとヒロアカの違い2つ目は、ヒーローとなる者の年齢です。SHYでは、主人公のシャイのように、10代の学生がヒーローとして活躍することが多いです。しかし、ヒロアカの主人公たちは、ヒーローになるための専門学校に通う生徒たちであり、ヒーローとして活躍できるのは卒業した後です。

そのため、ヒロアカに登場するヒーローは、必然的に大人世代となっています。また、ヒロアカはヒーロー本人が引退を表明するまでヒーローで居続けることができるため、老年のヒーローもいます。SHYのヒーローは継承式となっているため、若い世代のヒーローが多い傾向にあります。

ヒロアカでは、ヒーローの名前やプロフィールを知ろうと思えば、簡単に知ることができます。しかし、SHYではヒーローという存在自体は認知されているものの、それがどこの誰であるかは伏せられています。主人公のシャイも、普段は学校に通う普通の女子中学生・紅葉山輝として生活しています。そのような設定があるため、SHYはヒロアカよりも身元を明かせられないというスリルがあります。

人々に認知されているという共通点があるものの、物語のあらすじにおいては「SHYとヒロアカはそんなに似ていない」という感想もみられます。ヒロアカは、ヒーローになるためのカリキュラムが整っている学校が舞台です。そのため、度々成長のための壁に阻まれることはあっても、仲間たちと協力して、その壁を難なく乗り越えていきます。

しかし、SHYはヒロアカよりも心理描写が繊細に描かれており、主人公のシャイが1ヵ月近くものあいだヒーローとして活動できなくなることもあります。ヒーローになったものの、心が追いついていかない様子は、ヒロアカよりもリアルな10代の姿を描いているといえます。

SHYを見た人の感想では「恥ずかしがり屋の女の子が主人公なのが斬新でいい」という意見があがっています。ヒーローものの漫画やアニメでは、熱血だったり正義感の強い少年が主人公の傾向があります。しかし、SHYの主人公は、恥ずかしがり屋の女の子です。そのような異例な設定が、これまでのヒーローもの作品とは違うため「どのような物語が展開されるのか気になる」と、読者の興味を惹いているようです。

ヒロアカは、ヒーローが身近なものとして描かれています。ヒーローとして活躍しているとき以外は、普通の民間人として生活していたり、人気のヒーローの人形などのグッズも販売されています。しかし、SHYの世界ではヒーローの素性が隠されています。そのような謎があることで、SHYはヒロアカよりもスリルのある物語となっています。

SHYは、2023年10月からアニメ化されています。「ヒロアカのパクリ」という低評価もみられていますが、アニメを見た人からは「面白い」という声があがることも少なくありません。こちらのかたは、SHYのアニメを見て面白かったため、原作漫画を全巻購入するか悩まれているようです。SHYの漫画は2023年11月時点で21巻まで発売されています。アニメの続きが気になる人は、原作漫画も手に取ってみてはいかがでしょうか？

こちらのかたは「SHYアニメに期待している」という感想を投稿されています。SHYのアニメ監督を務めている安藤正臣監督は『がっこうぐらし！』や『クズの本懐』など、多くのアニメを手掛けています。そのような作品を見た人からは「安藤正臣監督は原作の魅力を引き出してくれる」と評価されており、SHYのアニメも期待されているようです。

SHYは、ヒーローもの作品として連載されていますが、原作漫画を読んだ人からは「バトルよりもヒューマンドラマ色が強い」と評価されることも少なくありません。しかし、アニメではヒーローものの醍醐味であるバトルシーンにも力を入れており、漫画とアニメ両方を見た人からは「アニメを見るとバトルものだと再認識した」という声があがっています。

以上、SHYが「ヒロアカのパクリ」と言われる理由や、違いを紹介してきました。SHYは「ヒーローが複数人登場する」という設定によって「ヒロアカに似ている」と言われているようです。しかし、主人公がシャイな女の子であったり、心理描写が繊細に描かれている点など、違いの方が多いようです。SHYは2023年10月からアニメも放送されているので、まだ見ていない人は、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか？