SHYの登場キャラクター・各国のヒーローを紹介！主要キャラのアニメ声優は？

『SHY（シャイ）』は実樹ぶきみ先生によるヒーロー漫画です。週刊少年チャンピオンにて2019年35号より連載がスタートしました。単行本は2023年10月時点で21巻が刊行されており、累計発行部数が100万部を突破しています。

ここではSHY（シャイ）のあらすじを紹介します。主人公は世界に点在するヒーローの中で、日本を代表するヒーローのシャイです。シャイは恥ずかしがり屋でくよくよ悩み続ける少女でした。ある日、シャイの前にスティグマと呼ばれる謎の少年が現れ、他人の心を利用し暴走させます。その非道な力を目の当たりにしたシャイは、世界に点在するヒーローとともに協力して、スティグマと彼が率いる組織「アマラリルク」と戦うことに…

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、1人目は紅葉山テルです。紅葉山テルは本作の主人公で、作中開始時点ではまだヒーローになったばかりでした。実力不足により一般人に大怪我を負わせてしまい、メディアに叩かれては落ち込んで1ヶ月近く引きこもってしまうほどのひ弱なメンタルですが、人を助ける時は人一倍力を発揮します。のちにイギリスのヒーローであるスターダストの特訓により炎を操る能力を発現させました。

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、2人目は小石川惟子（こいしかわいこ）です。小石川惟子はひまわりランドの事故でシャイが助けられなかった少女で、足に後遺症が残るほどの大怪我を負ってしまいます。

大怪我を負う前は新体操部のエースでした。事故の一件と両親が他界した火災事故への負い目をスティグマに利用され、シャイと対峙します。しかし、シャイによって黒い指輪を回収されてからは良き友人としてシャイへ付き添っています。

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、3人目はえびおです。えびおはエビのような姿をしたシャイの相棒的存在で、シャイのヒーロー活動をサポートする役割を果たしています。本名はエヌ=ヴィリオ。実はかつて日本の先代ヒーローでありシャイの姉でもあるシャインこと紅葉山明の相棒的存在でした。

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、4人目はスピリッツです。スピリッツはロシアのヒーローで、よくシャイの前に現れています。本名はペペシャ・アンドレアノワ。面倒見がよい性格でシャイのこともよく気にかけていましたが、飲んだくれで、大好物のウォッカを持ち歩いていました。ヒーローとしての固有能力は「周囲の気体を操り、自身も煙に変化させる能力」です。

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、5人目はスターダストです。スターダストはイギリスのヒーローにして世界的なロックスターです。本名はディヴィー=W=ジョン。

先天的に共感性が欠如しており、道徳的に問題のある行動でもそれが必要ならば容赦なく実行に移すことができます。しかし、その共感性の欠如から思い悩んだ時期もあり、それを埋めるために慈善活動へ寄付したり国際救護団体・黒十字を設立したりしています。ヒーローとしての固有能力は「熱・空気・力などの流れを操る能力」です。

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、6人目はレディ・ブラックです。レディ・ブラックはスイスのヒーローで、スターダストが設立した国際救護団体・黒十字に看護学生として所属しています。本名はピルツ・デュナン。

負けず嫌いで勝気な性格をしています。口癖は「バカなんじゃないの」です。過去の事故の関係で両足とも義足ですが、度重なるトレーニングの末に山を軽々と踏破できるようになっています。ヒーローとしての固有能力は「治癒」です。

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、7人目はミェンロンです。ミェンロンは中国のヒーローで、「悪い人とも戦わずに、ただ人を救えたらいいのに」と思っている、戦うことが苦手な優しい性格をしています。

小柄な体格でかわいらしい顔立ちをしていることから女性と勘違いされやすいですが、れっきとした男性です。本人は男らしくないことにコンプレックスを感じています。ヒーローとしての能力は「対象の相手を眠らせる能力」です。

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、8人目はユニロードです。ユニロードは世界各国のヒーローを統括している女性で、常にマスクで顔を覆っています。そのため、その素顔を知る者は誰もいません。未だに謎に包まれています。

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、9人目はスティグマです。スティグマはアマラリルクという集団を率いている謎の少年で、神出鬼没で世界中に現れます。瞬間移動をおこなったり、頭部を破壊されても瞬時に再生したりするなど人間離れした能力の持ち主です。「心に自由に」を標語に掲げています。

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、10人目はツィベタです。ツィベタは「氷を操る能力」を持ち、ユーリイ孤児院や北極で失踪した調査船を捜査していたヒーローを襲撃したりしています。見た目はスピリッツの母親レターナ＝アンドレアノワの幼少期の容姿に酷似しているのが特徴です。

SHY（シャイ）のキャラ・登場人物一覧、11人目はクフフです。クフフは「ものを引き寄せる能力」を持ち、ツィベタとよく行動をともにしています。道化師のような見た目をしており、どんなときも笑ってさえいれば平気と嘯いていました。

『SHY（シャイ）』のアニメは2023年10月3日より放送が開始しました。監督は安藤正臣氏、シリーズ構成は中西やすひろ氏、アニメーション制作はエイトビットがそれぞれ担当しています。では、ここからSHY（シャイ）のキャラの声を演じたアニメ声優キャストについて一覧形式で詳しく見ていきましょう。

SHY（シャイ）のアニメにて紅葉山テルの声を務めた声優キャストは、声優・歌手の下地紫野さんです。下地紫野さんは声優事務所「青二プロダクション」に所属しており、声優としては2011年より活動を開始しています。主にアニメやゲームなどを中心に活動中です。2014年には『アイカツ!』の大空あかり役でアニメ初主演を務めています。

SHY（シャイ）のアニメにて小石川惟子の声を務めた声優キャストは、声優・歌手の東山奈央さんです。東山奈央さんは声優事務所「インテンション」に所属しており、声優としては2010年に『グラール騎士団』のシルマ役でデビューしています。主にアニメやゲームなどを中心に活動中です。2010年10月には『STAR DRIVER 輝きのタクト』のスガタメ・タイガー役でアニメデビューを果たしています。

SHY（シャイ）のアニメにてえびおの声を務めた声優キャストは、声優・作家の杉田智和さんです。杉田智和さんは「株式会社AGRS」で代表取締役を務めており、声優としては1998年に『魔装機神サイバスター』のシンジ・キリハラ役でデビューしています。主にアニメやゲーム、ナレーションなどを中心に活動中です。2002年には『ちょびっツ』の本須和秀樹役でアニメ初主演を務めています。

SHY（シャイ）のアニメにてスピリッツの声を務めた声優キャストは、声優・歌手・ナレーターの能登麻美子さんです。能登麻美子さんは声優事務所「大沢事務所」に所属しており、声優としては2000年より活動を開始しています。主にアニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーションなどを中心に活動中です。多数のアニメ作品に出演しており、はかなげな少女や少年役など幅広い役をこなしています。

SHY（シャイ）のアニメにてスターダストの声を務めた声優キャストは、声優の三木眞一郎さんです。三木眞一郎さんは声優事務所「。81プロデュース」に所属しており、声優としては1989年に『ダッシュ!四駆郎』の神崎操役でデビューしています。2010年には第4回声優アワード助演男優賞を受賞しました。

SHY（シャイ）のアニメにてレディ・ブラックの声を務めた声優キャストは、声優の鈴代紗弓さんです。鈴代紗弓さんは芸能事務所「アーツビジョン」に所属しており、声優としてはゲーム『アルテイルクロニクル』でデビューしています。2018年には『ハイスコアガール』の大野晶役で初のメインキャラクターを演じました。

SHY（シャイ）のアニメにてミェンロンの声を務めた声優キャストは、声優の村瀬歩さんです。村瀬歩さんは声優事務所「アスターナイン」に所属しており、声優としては2011年に『Persona4 the ANIMATION』の男子生徒役でデビューしています。2014年には『ハイキュー!!』の日向翔陽役で初主演を務めました。

SHY（シャイ）のアニメにてユニロードの声を務めた声優キャストは、声優の井上喜久子さんです。井上喜久子さんは芸能事務所である「オフィスアネモネ」および「ベルベットオフィス」に所属しており、声優としては1988年に『ハーイあっこです』の女学生役でデビューしています。2010年には第4回声優アワード「助演女優賞」、2016年には第10回声優アワード「高橋和枝賞」をそれぞれ受賞しました。

SHY（シャイ）のアニメにてスティグマの声を務めた声優キャストは、声優の田村睦心さんです。田村睦心さんは声優事務所「アイムエンタープライズ」に所属しており、声優としては2007年に『ef - a tale of memories.』の幼い京介役でデビューしています。翌年には『バトルスピリッツ 少年突破バシン』で初主演を務めました。

SHY（シャイ）のアニメにてツィベタの声を務めた声優キャストは、声優の沢城みゆきさんです。沢城みゆきさんは声優事務所「青二プロダクション」に所属しており、声優としては1999年に『デ・ジ・キャラット』のプ・チ・キャラット役でデビューしています。2001年には『しあわせソウのオコジョさん』のコジョピー役でアニメ初主演を務めました。

SHY（シャイ）のアニメにてクフフの声を務めた声優キャストは、声優の日高里菜さんです。日高里菜さんは芸能事務所「StarCrew」に所属しており、声優としては2008年に『ペンギン娘♥はぁと』の南極かえで役でデビューしています。主にアニメやゲームなどで活動中です。2009年には『こんにちは アン 〜Before Green Gables』のアン・シャーリー役でアニメ初主演を務めました。

まずはじめにツィベタの悲惨な過去を紹介します。前述したようにツィベタの容姿はスピリッツの母親レターナ＝アンドレアノワの幼少期の頃の容姿と酷似していました。

実はスティグマが率いる組織「アマラリルク」のメンバーは非業の死を遂げた人物が、スティグマの力によって疑似的に復活したものです。つまり、ツィベタはスピリッツの母親レターナ＝アンドレアノワであるということです。ツィベタことレターナの最期は暴漢に襲撃され、真冬の川へと突き落とされそのまま死亡しています。

続いてレディ・ブラックの悲惨な過去を紹介します。レディ・ブラックことピルツの両親は黒十字の業務に携わっており、かつて紛争地帯だった地域の復興支援をおこなっていました。そして、その地域の過酷な現実を学ばせるべく、両親は細心の注意を払いながらピルツを招きます。しかし、幼いピルツは不用意に不発弾に近づいてしまいました。その結果、不発弾の爆発により、ピルツを庇った両親は死んでしまいます。

続いてイノリの悲惨な過去を紹介します。もともと誰かの助けがなければ生きていけない盲目のシスターであったイノリは、ある日、教会を探しているという旅人たちに出会います。その旅人たちは見るからに怪しい風貌でしたが、盲目のイノリにはそれが分からず彼らを教会へと案内しました。しかし、その旅人たちはテロリストで、教会に放火し教会の中にいた人たちもろとも燃やし尽くしてしまいます。

続いてクァバラの悲惨な過去を紹介します。クァバラはヒーローのシャインに憧れを抱き、シャインのように正しく生きることを望んでいました。しかし、クァバラの両親は過激なテロリストでした。ある日、両親は国民館の爆破を計画します。この計画は国民館だけでなく多くの人たちを巻き込んでしまいます。そこでクァバラは犠牲者を出してしまってはいけないと、両親を射殺。そして、駆け付けたシャインの目の前で自殺しました。

続いてウツロの悲惨な過去を紹介します。ウツロは現代に残る忍者の家系に生まれた少女でした。ある日、ウツロは里に保管していた神刀・虚無を強奪し、姉を含めた里の多くの人々を殺害して里を抜け出します。

ウツロはもともと心優しき少女でしたが、自分の心を押し殺して暗殺任務をこなさなければならなくなりました。しかし、その心はついに限界に達してしまいます。彼女が里を襲撃したのは、忍者という存在を無くすためでした。そして、里を抜け出してからも追っ手を皆殺しにし続けます。その後は放浪生活の中で力尽きるという非業の死を遂げました。

SHY（シャイ）の紅葉山テルことシャイに関する声があがっています。こちらではシャイのことを「かわいい」と高評価されているようです。

SHY（シャイ）の小石川惟子に関する声があがっています。こちらでは自分の危険より他人の安全を優先した小石川惟子のことを「惟子の心もヒーロー」だと高評価されているようです。

SHY（シャイ）のスターダストに関する声があがっています。こちらではスターダストの「何かを成した時 『誰かのおかげ』なんて存在しない 何も成せなかった時 誰のせいにもできないのと同じだ」というセリフを高評価されているようです。

本記事ではSHY（シャイ）の登場人物・キャラクターや主要キャラのアニメ声優について一覧形式で詳しくまとめてきました。シャイの漫画やアニメを見る際は、本記事のまとめを参考にしつつ、キャラの活躍や声に注目していただければ幸いです。