ゾン100が面白いと話題!原作漫画のあらすじ・登場人物や読者の感想評価は?

ゾン100が「面白い」と話題になっています。こちらの記事では「面白い」という感想・評価の多い漫画作品、ゾン100の魅力を紹介しています。ゾン100がどのような作品なのか知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。また、ゾン100の原作漫画のあらすじや、物語の登場人物についても紹介しています。ゾン100の内容を確認したい人も、こちらの記事でチェックしてみてください。

ゾン100が面白いと話題!原作漫画のあらすじ・登場人物や読者の感想評価は?のイメージ

目次

  1. ゾン100が面白いと話題
  2. ゾン100の原作漫画のあらすじ
  3. ゾン100の原作漫画の登場人物
  4. ゾン100の見どころや面白い魅力
  5. ゾン100に関する感想や評価
  6. ゾン100の面白い魅力まとめ

ゾン100が面白いと話題

ゾン100の概要

ゾン100は、月刊サンデーGXの2018年11月号から連載を開始した漫画作品です。ゾン100の原作者は、OVAや実写ドラマが制作されている漫画『今際の国のアリス』の作者である麻生羽呂先生です。また、作画は漫画雑誌・ゲッサンにて『ハレルヤオーバードライブ!』を連載されていた漫画家の高田康太郎先生が担当しています。

ゾン100は、2023年9月時点ではコミックが15巻まで刊行されており、読者の間で「面白い」という感想・評価が多かったことから、2023年7月からテレビアニメが放送されました。同年の8月3日には、Netflixにて実写映画が公開されています。ゾン100の映画を制作した上田慎一郎監督は、ゾン100について「こんなゾンビものを待っていた」と評価しています。

ゾン100の作者

ゾン100のあらすじや登場人物を手掛けた原作者は、今際の国のアリスの作者でもある麻生羽呂先生です。今際の国のアリスは、麻生羽呂先生がゾン100を手掛ける前に制作した漫画作品です。こちらの作品も読者から「面白い」という感想・評価が寄せられたことから、OVAと実写ドラマが制作されました。実写ドラマはゾン100の映画と同様に、Netflixにて公開されています。

麻生羽呂先生は、ゾン100ではあらすじや登場人物を制作する原作を担当しましたが、他の作品ではあらすじや登場人物の設定だけではなく、作画も自ら手掛けています。週刊少年サンデーの新人漫画賞・まんがカレッジにて努力賞を受賞したことで、『金色のガッシュ‼』の作者である雷句誠先生のアシスタントに抜擢され実績をつまれています。その後、読み切り作品が週刊少年サンデー超に掲載され、漫画家デビューをはたしました。

また、ゾン100の作画を担当している高田康太郎先生は、ゾン100を手掛ける前にはハレルヤオーバードライブ!という漫画作品を制作しています。こちらの漫画は2009年から2015年まで漫画雑誌・ゲッサンにて連載されていました。高田康太郎先生は、連載漫画のほかにも震災のチャリティー同人誌や、人気漫画のコミックアンソロジーにも参加されています。

TVアニメ「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」公式サイト

ゾン100の原作漫画のあらすじ

1巻・2巻あらすじ

ブラック企業に就職して3年目となったアキラは、楽しみのない働くだけの生活をしていました。しかし、ある日を境に、ゾンビだらけの世界になったことで、アキラは新たな生活を始めることになります。会社に行かなくてよくなったアキラは、ゾンビになるまでにしたいことを100個書き出します。そして、そのリストを消化するため、行動を始めるのでした。

リストの項目を達成する途中、アキラは大学時代からの友人・ケンチョがゾンビの脅威にさらされている場面にでくわします。ケンチョを助けたアキラはその後、ケンチョと共にリストにあった「CAと合コンする」「ヒーローになる」といった項目を達成していきます。また、ケンチョも諦めていた「芸人になる」という夢に向かって動き出します。

3巻・4巻あらすじ

ケンチョといくつかのリスト項目を達成したアキラは「親孝行をする」という項目を達成するため、地元である群馬に向かいます。その道中、アキラとケンチョはシズカという女性と出会います。シズカもアキラと同じように「ゾンビにならないためにすべき100のこと」というリストを作っていました。そのようなリアリストのシズカも仲間に加わり旅を続けていると、一行はアキラのパワハラ上司と遭遇します。

社畜だった頃の記憶がフラッシュバックしたアキラは、ゾンビのはびこる世界でさらにモラルを失った上司に言いくるめられそうになります。しかし、ケンチョやシズカの支えにより、アキラはその危機を無事に乗り越えられることができました。その後、群馬に辿り着いたアキラたちは、ベアというドイツ人と知り合い、一緒に行動するようになります。

5巻・6巻あらすじ

地元・群馬に到着したアキラは、両親と生きて再会することができました。親の無事を喜ぶアキラでしたが、平和はすぐに過ぎ去っていきます。アキラたちは、ヒグラシという社会不適合者と出会います。彼は「ゾンビになるまでにした100のこと」という、社会への復讐方法をまとめたリストを持っていたのです。

その中には「人を騙す」「銃を撃つ」という非道な行為が記されていました。ヒグラシによって人里にゾンビが解き放たれ、アキラの故郷は危機に瀕します。ヒグラシは、アキラの父親を人質にとり「父親をゾンビにされたくなければ、お前がゾンビになれ」とアキラに言います。そして、アキラは自分がゾンビになることを選びました。

ゾンビの姿となったアキラは、ブルドーザーに乗ったヒグラシに近づき、彼をブルドーザーから引きずりおろします。そこへゾンビがやってきてヒグラシの足を噛んだことで、ヒグラシはゾンビへと変化していきます。一方、アキラはゾンビの姿にそっくりの特殊メイクを施していたため、無事に生還することができました。

アキラは、ゾンビに噛まれ、間もなく自我を失うであろうヒグラシに「本当にやりたかったことは?」と問いかけます。その質問に、ヒグラシは「友達とプールで遊びたかった」と答えます。その返事を聞いて、アキラは「俺がゾンビになったら一緒に行こうぜ」とヒグラシを抱きしめるのでした。

7巻・8巻あらすじ

アキラの地元を離れた一行は「日本の最北端に行く」という項目をクリアするために北海道へ向かいます。北海道に着いたのはいいものの、アキラたちの乗っていた車が突如ガス欠してしまいます。移動手段がなくなったアキラたちですが、アキラのリストの中にあった246キロを36時間以内に完走する「スパルタスロン」を決行することで、ピンチをチャンスに変えます。

ケンチョとシズカは、一般人にとって過酷すぎるその提案に拒否の意向を示していましたが、ベアの誘いによって半強制的に参加することになります。10キロ地点では、北海道の雄大な景色とランナーズハイで爽快感を感じていた4人ですが、徐々に苦悶の表情となります。200キロ地点に到達した頃には、4人とも地面に倒れ伏してしまいました。

そこにゾンビの集団が現れたことで、生きるために走り抜けたことで、4人はスパルタスロンを完走することができました。日本最北端に到着した4人はその後、近くにあったホテルに宿泊することにします。このホテルは、全てAIで管理されている最新技術を駆使した施設でした。そのうえ、アキラたちはなぜか無料で泊まらせてもらえることになるのでした。しかし、就寝後にシズカとベアの女子組が攫われてしまいます。

目を覚ました2人の前にホテルのオーナー・江戸川勝一郎が現れ、江戸川の愛した人の脳のデータを移植するための被検体にすると言い出します。2人は、助けに来たアキラとケンチョによって救出され、4人は再びリストを達成するための旅に出かけるのでした。その後、4人は北陸地方をまわり「新潟での滝行」「富山湾でカニの食べ放題」「石川県千里浜で仏像を彫る」などの項目を、次々と達成していきます。

9巻・10巻あらすじ

アキラたちは、北陸を抜けて関西地方に向かいました。大阪に到着したアキラたちは、そこでタケミナという人物に出会います。タケミナは、アキラとケンチョの大学時代の友人で、気の良い青年でした。タケミナから、大阪では缶詰が通貨になっていることや、缶詰を大量に保有する富裕層が存在することを聞きます。

「富裕層であれば、ゾンビウイルスに対するワクチンについて知っているかもしれない」と教えてもらったアキラは富裕層に会いに行こうとしますが、貧乏人には会ってくれないと知り、バーを経営して缶詰を手に入れることにします。バーテンダーとして働いたことのあるタケミナに教えてもらい、店を開店させたアキラたちですが、お客さんのノリが掴めず暫くの間は赤字経営となってしまいます。

巻き返しを図ろうと考えた一行は、コンセプトバーに路線変更することにしました。この作戦があたり、アキラたちは大量の缶詰を集めることに成功します。大量の缶詰を手に入れたアキラたちは、リストにあった「大博打を打つ」も達成しようと考えます。缶詰を持ってカジノにやってきたアキラたちは、そこで「勝てば缶詰2倍、負ければゾンビ化」というゲームに挑戦することになるのでした。

11巻・12巻あらすじ

大阪・京都を満喫した一行は、次にお遍路に挑戦します。しかし、野宿をしていた際に、アキラたちの持つ缶詰を狙う悪党によって、ベアが攫われてしまいます。ベアを救出するため、アキラたちは悪党の根城となっている廃寺にゾンビをおびき寄せます。ゾンビたちが押し寄せたことによって、寺は崩れ悪党のボスが寺の下敷きとなりました。

アキラたちはその隙に逃げようとしましたが、ベアはその行動がお遍路の「不殺生」の規則に背くとして、悪党のボスを助け出します。その後、お遍路を再開し巡礼を達成した一行は、広島で豪華クルーザーのパーティーに参加することになりました。

クルーザーに搭乗したアキラたちは、いつものようにゾンビに襲われ、アキラとシズカが海に転落してしまいます。そして、2人は辿り着いた無人島で「ゾンビウイルスの抗体を持つ人物がいた」という手記を発見します。

13巻・14巻あらすじ

ゾンビに噛まれてしまったシズカを助けるため、アキラたちはゾンビウイルスの抗体を持つイズナという人物の血液から、血清を作ります。とある製薬会社の施設で血清を作ったアキラたちは、シズカにそれを打ち、目が覚めるのを待ちました。その後、目を覚ましたシズカはゾンビになることもなく、血清が効いていることが判明します。

そのような事件から数日、アキラたちは製薬会社の施設に留まっていました。すると、アメリカから派遣されてきたアンブルエル社の研究員と、護衛の軍人たちが施設にやってきます。彼らは、施設が研究開発していた生物兵器のサンプルを回収するために訪れました。彼らが目的の物を持ち去ろうとしたその直後、培養槽で保管されていた生物兵器が、彼らに襲いかかります。

クラッシャーと呼ばれるその生き物たちは、軍人たちだけではなく、アキラたちにも牙を向けます。そのような危機的状況に置かれたアキラは、リストの中にある「サバゲーをする」という項目を思い出します。そして、リストを消化するため、アキラは近くに落ちていた銃を手に取るのでした。

Thumb【ゾン100】あらすじをネタバレ!ゾンビの世界を楽しむポジティブ漫画? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ゾン100の原作漫画の登場人物

登場人物①アキラ

ゾン100の登場人物紹介1人目は、主人公のアキラです。アキラの本名は天道輝で、世界がゾンビだらけになる前は、ブラック企業で働くサラリーマンでした。世界にゾンビが出現したことで、会社に行かなくてよくなったことを非常に喜んでおり「どうせゾンビになるなら、悔いを残したくない」という思いから、やりたいことをリストに書き出し実行することにします。年齢は24歳です。

登場人物②シズカ

2人目の登場人物は、ヒロインキャラクターのシズカを紹介します。シズカは、ゾンビだらけの世界になる前は外資系金融会社に務めていた26歳の女性です。本名を三日月閑といい、アキラと同じように「ゾンビにならないためにすべき100のこと」というリストを作っています。計画的なリアリストでしたが、アキラと行動するうちに、かつての夢だった「医者になりたい」という気持ちを思い出します。

登場人物③ケンチョ

ケンチョこと竜崎憲一朗は、ゾン100の主人公であるアキラの大学時代からの友人です。ゾンビが世界に現れるまでは不動産の営業マンとして働いていました。ゾンビに襲われそうだったところをアキラに助けてもらい、行動を共にするようになります。アキラと話しているうちに「お笑い芸人になりたい」という夢を追いかけるようになりました。年齢はアキラと同じ24歳です。

登場人物④ベア

ベアは、アキラたちが旅の途中で出会った21歳のドイツ人大学生です。アキラが地元の群馬に向かっている途中で出会いました。見た目は普通の女子大生ですが、甲冑をかぶり、日本刀や薙刀といった武器でゾンビと戦う逞しい姿を見せています。

登場人物⑤小杉権蔵

アキラの会社の上司で、利己的で自己中心的なパワハラ上司です。ゾンビが出現した後は高速道路のサービスエリアで生活しており、そこでアキラと再会しました。道路にスパイクベルトを設置して故意に事故を起こさせ、車に乗っていた人物がけがを負うと、治療を肩代わりする代わりに同乗者を働かせるという詐欺を行っていました。

ゾン100の見どころや面白い魅力

面白い魅力①主人公の変態的な発想

「ゾン100が面白い」という感想・評価が見られている理由は、主人公のキャラクターにあります。多くのゾンビもの作品では、襲ってくるゾンビに恐怖し、必死に戦ったり息をひそめて逃げのびる主人公が多い傾向にあります。

しかし、ゾン100の主人公・アキラは「社畜生活と比べたらゾンビなんてかわいいもの」と感じており、ゾンビのいる生活を謳歌しています。そのようなブラック企業で培ったメンタルやポジティブさが、読者から「面白い」と評価されています。

面白い魅力②やりたいことを優先する爽快感

ゾン100読んだ人の感想では「やりたいことを実行する姿がいい」と評価されています。多くの作品と同じように、ゾン100でもゾンビに噛まれると、噛まれた相手はゾンビ化してしまいます。しかし、そのような環境のなかで、美味しいものを食べたり、遊んでみたりと、やりたいことを次々と実行していきます。そのような、キャラ達の明るく前向きな行動や姿勢が「面白い」と人気になっています。

面白い魅力③様々な登場人物の夢

読者の感想では「それぞれの登場人物が夢を持っていて面白い」という声もあがっています。主人公のアキラは「100個のやりたいこと」、シズカは「医者になる」、ケンチョは「芸人になる」という夢を持っています。1度は夢を諦めて社会人になったキャラたちが、環境が変わったことをきっかけに、再び夢に向かって動き出すのが「素敵だ」と評価されています。

面白い魅力④アキラの心の変化

主人公のアキラの心境の変化は、共感できる人も多いのではないでしょうか?生活のために、やりたくない仕事を我慢して続けていたアキラですが、それから解放されたことで、本来の好奇心や感情を取り戻しています。そのようなアキラの変化を目の当たりにして「自分も今の生活から解放されたい」という感想を持った人もいるようです。

ゾン100に関する感想や評価

こちらの感想では「ゾン100のアニメを見続けてしまった」というコメントが投稿されています。アニメ好きの人のなかには、アニメ3話前後まで見て、面白くなければ見るのをやめる人も少なくありません。しかし、こちらの方の感想を見ると、ゾン100のアニメは最後まで見続けてしまう面白さがあるようです。

こちらの方は「シズカのやりたいことも実現できてよかった」とツイートされています。ゾン100は、アキラのやりたいことリストに、仲間たちが付き添う物語となっています。しかし、旅のなかで、他のキャラクターたちも自分のやりたいことを達成するシーンが登場します。アキラに感化され、それぞれの夢を思い出したり、考えが変わっていく姿が「見ていて爽快」という感想・評価を持つ人もいました。

ゾン100は、原作漫画が「面白い」と評判だったことから、アニメも制作されています。「原作は面白いけれど、アニメは微妙」という感想・評価が見られる作品もありますが、ゾン100は「アニメも面白い」と評判となっています。

ゾン100の面白い魅力まとめ

以上、ゾン100の面白い魅力や、原作漫画読者の感想・評価、物語あらすじを紹介してきました。ゾン100は、主人公が社畜生活で培ったポジティブな性格や考え、ゾンビに対する恐怖よりもやりたいことへの好奇心が「面白い」と評価されています。原作漫画のほかに、アニメや実写映画も制作されているので、気になった人は好きなものから手にとってみてはいかがでしょうか?

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