【アオのハコ】匡（きょう）の好きな人は誰？過去の恋愛や三角関係への発展も考察

「アオのハコ」の笹原匡（きょう）は、主人公の大喜のことを応援している親友です。しっかり者で周囲の人を気にかける優しい彼には、好きな人がいるのでしょうか？アオのハコの51話では、好きな人がいたけれど、身を引いた過去があることを語っていました。本記事では、匡の恋愛にスポットを当てて、好きな人や過去に彼女がいたのかなどを考察していきます。

アオのハコは、三浦糀先生が描いた青春部活ラブストーリー漫画です。2020年35号の週刊少年ジャンプにて、読み切りとして掲載されました。その後、2021年19号より連載中となっています。2023年8月時点で単行本の累計発行部数は、250万部を突破するという記録を残しました。

ラブコメ要素も含まれていますが、色気のある描写は控えめで、タイトルにもあるように青臭くも爽やかな作風が特徴です。「次に来るマンガ大賞2021」では、コミックス部門第8位に入賞し高い評価を獲得しました。

猪股大喜はスポーツ強豪校の栄明学園に通う高校1年生で、バトミントン部に所属しています。1年半前、彼は1つ学年が上で同校バスケ部の鹿野千夏に恋をしました。ある日、彼女の親が海外へ転勤することになります。日本に残るかバスケを辞めて海外へ行くか、千夏は迷いました。そして、バスケを続けたいため、日本に残ることを決心します。母親同士が親友だったことから、大喜の家に千夏が居候をすることになったのです。

笠原匡（きょう）は、大喜のことをいろいろと気にかけてアドバイスをするなど、一番の理解者です。大喜も彼を信頼しており、当初は千夏との同居のことを打ち明けていた唯一の友人でした。髪色は明るく、ツーブロックのセンター分けをしており、メガネをかけているのが特徴です。落ち着きのあるクールな性格で、周囲を俯瞰的に見ることができ、理解力にも優れています。

結果は不明ですが、インハイ予選にはダブルスで出場しました。大喜が岸に勝利すれば、水族館でデートすることを千夏に提案しています。大喜や雛の気持ちを敏感に感じ取れるものの、傍観者の立場で敢えて無言ということも多いです。匡にも好きな人がいたようですが、相手に彼氏ができたと知り諦めています。また、文化祭の衣装を任されるほど、手先が器用です。本作の第1回キャラクター人気投票では第4位を獲得しました。

アオのハコの笠原匡（きょう）は、仲間たちの中でいつも中立の立場にいます。しかし、彼も多感な高校生で、好きな人や彼女がいてもおかしくありません。物語が進むにつれて、好きな人がいるような言動もチラホラ出てきます。ここでは、匡の好きな人または彼女候補がいるのかについて、考察していきます。

結論からいうと、笠原匡の好きな人や彼女候補がいるのかは不明です。ただ、好きな人がいることは間違いないでしょう。雛ではないかという読者の声もありますが、物語の中では明かされていません。今後の展開で、好きな人は雛だという可能性も充分あります。

笠原匡の好きな人が不明ということは、本作に未登場なのでしょうか？実は原作コミックで、少しだけ彼の好きな人が登場しています。顔の下半分だけの描写だったため、誰なのかはハッキリしませんでした。雛によく似ていたという声もあります。

一方、顔の下半分で登場した際に、制服ではない装いだったため、先生や学校の外の人物かもしれないという声もあるようです。冷静に物事を判断できる匡の性格からすると、年上の女性という可能性もあります。

笠原匡の好きな人は誰なのか話題になっていますが、現時点では不明です。最も可能性が高い人物は、蝶野雛といわれています。以前に匡が「好きな人に彼氏ができて諦めた」と語っていました。このことから、雛が大喜に恋をしていることを知って、彼女を諦めたとも考察できます。

また、回想したシーンでの描写が、雛の髪色や長さとよく似ているようです。アオのハコの第63話では、舞台袖の2人を見ながら「異性の友達と恋人の違いは何なんだろうな…」とつぶやいていました。2人の様子を見て発言したかもしれませんが、自分のことも含めて思わず出てきた言葉とも考察できます。

アオのハコのあやめは、守屋花恋の年子の妹です。黒髪のツインテールで、かわいい八重歯が特徴になります。あやめは、これまで軽い恋愛ばかりをしてきました。誰かを真剣に好きになることや、まともな恋愛ができることを、羨ましいと思っています。

上辺だけで付き合っていた元彼たちと比べると、匡は自分としっかり向き合ってくれる存在です。だからこそ、時には意見をして歯向かったり、自分を理解しようとして肯定くれたのだと、あやめは悟ります。今までの男性とは違う匡に対して、あやめが恋心を抱いてもおかしくありません。

ただ、匡が同じようにあやめを好きになるかは不明です。もしも、匡が過去の好きな人を引きずっていれば、あやめの好意に応じられないという可能性もあります。失恋経験のないあやめが、本気で匡のことを好きになり、初めて苦い経験をする展開も考察できます。

笠原匡の好きな人が雛であれば、大喜を含む三角関係となります。大喜は千夏に片想いをしており、雛は大喜に片想い中です。そして、匡は雛に想いを寄せており、大喜とは親友の仲になります。大喜は自分で気づける性格ではないため、複雑な状況になるかもしれません。

ただ、匡は好きな人に彼氏ができたため、恋を諦めたという過去がありました。親友の大喜を思って、自分は身を引く可能性もあります。今後の匡の恋の行方にも、目が離せません。

アオのハコの笠原匡（きょう）は、メガネをかけた正統派のイケメンです。高校生の彼が、過去に彼女がいてもおかしくないでしょう。ここでは、匡の過去の恋愛について解説していきます。これまでに彼がどのような恋愛をしてきたのか、気になる人はぜひチェックしてみてください。

笹原匡（きょう）は過去に好きな人はいましたが、彼女ではなく片想いでした。あやめにはあれこれアドバイスをする一方、自分の恋愛に関しては積極的に行動を起こすタイプではないようです。優しい性格のため、相手の気持ちや立場を優先して、自分のことは後回しにしていたのかもしれません。あえて行動を起こさなかった可能性もあります。

匡は「好きな人に彼氏ができたから諦めた」と、過去に自ら身を引いたことがあると話しています。好きな人に対して気持ちを伝える勇気もなかったようですが、開き直った様子でクールな物言いでした。片想いの相手の立場を考えた結果、好きな気持ちさえも伝えられなかった自分のことを、意気地なしと後悔しているかもしれません。

アオのハコの64話では、白雪姫の公演のシーンがあります。白雪姫の脚本は匡が少し手を加えており、最初に王子様と出会い恋をするという展開にしました。匡は「ポッと出と結ばれるのが納得いかない」と言います。すると、あやめが「長年の想いとか、そういうのは重くない？」と返し、2人の意見は分かれます。軽い恋愛のほうが楽しいという価値観のあやめが、初登場したシーンです。

アオのハコのあやめは、バトミントン部のマネージャーとして入部します。イケメンの遊佐（ゆさ）目当てが理由でしたが、他校の選手だと知り残念がります。大喜は彼女に仕事を教える係となり、一緒に行動することが多くなりました。あるとき、苦手な虫が出てきて、あやめはチャンスとばかりに大喜へしがみつきます。たまたま千夏が目撃してしまい、心を揺さぶられました。

大喜はあやめの距離感の近さに警戒します。しかし、彼女は気が付かない振りをして、積極的に密着しようとしました。状況をかき回す第3のヒロインになりつつあります。さすがに大喜が「距離感を考えてくれ」とお願いしました。すると、彼女は「自分のことを大切に思ってくれる人の言うこと以外は、ガン無視でも支障ないよ」と言います。彼女なりの恋愛観があるのでしょう。

その後も、あやめは積極的に大喜へ近づいて、マネージャーの仕事をサポートしてもらいます。あやめは活動中も、いろいろな男子から声をかけられていました。驚くことに全員が元カレだったそうです。彼女は告白されたら「もしかすると自分も好きになるかもしれない」と、とりあえず付き合ってみるスタイルです。

そして、部活動合同での秋の合宿が話題となります。合宿最終日で行われるキャンプファイヤーで告白されると、カップルができるそうです。

アオのハコの75話で、大喜と雛の関係を見て、あやめは友達みたいなカップルに憧れると言います。「恋愛は好かれるほうが幸せだよね」と、自身の感想を述べていました。すると、笠原匡（きょう）が、「じゃぁ、好きになるほうは、どうやって幸せになるの？」と尋ねます。続けて、長く付き合った経験のないあやめが言っても、説得力がないとバッサリと切り捨てました。あやめは怒りで顔を真っ赤にします。

そして、76話でキャンプファイヤーに点火するシーンで、あやめは匡に言われたことを思い出しては、ムカムカしていました。彼にあっかんべーをして反抗していましたが、「まともな恋愛をしたことがない」と自分でも気が付いているようです。これまで、付き合ってはすぐに別れるパターンを繰り返していたのでしょう。

大喜に失恋をして泣いている雛に、何と言葉をかけてよいかわからずに、戸惑うあやめでした。人を本気で好きになった彼女の姿を目の当たりにして、衝撃を受けます。そして、雛を元気づけようと、二人でゲームセンターへ遊びに行きました。これをきっかけに、2人の友情が深まったようです。その後、あやめは大喜に誰が好きなのかを、聞き出そうとします。そこへ、匡が中に入ってきて、会話を終わらせようとしました。

あやめは匡に、「思ったことはハッキリ言わせて頂くんで！」と言い放ちます。匡が止めに入った理由も察しつつ、大喜のことを干渉していく宣言をしました。すると、匡は1人くらいそういう人がいても良いだろう的なことを言います。あやめは上から目線の物言いの彼にイラついていた様子です。ただ、これまで自分に近寄って来た男性のタイプと全く違うため、これから匡が気になり始め、恋心を抱く可能性もあります。

アオのハコの笠原匡（きょう）は、雛のことが気になっていると考察する人が非常に多くいました。また、あやめも本当はいい奴で、匡のことが好きになり始めている自分自身の気持ちに、気づいていないようだという感想もあります。それぞれのキャラの恋の展開が楽しみだという声もありました。

アオのハコの雛が大喜に失恋をして落ち込んでいるとき、あやめは匡（きょう）に彼女の話を聞いてあげるように促します。失恋してヤケになっているかもしれない雛を任せるということは、あやめが匡を信頼しているということだと考察する声もありました。匡をにらみつけるほど嫌っていた合宿の頃と比較すると、大変な変わりようだという感想もあります。そして、このシーンが非常に好きだと評価していました。

匡と雛のやり取りは、見ていて落ち着くという感想がありました。今後2人が付き合うかどうかは分からないけれど、お互いを気にかけている男女の友達という関係性も、好きだという評価も上がっています。また「恋愛に支配される人間関係は少し寂しく思う」という匡のセリフにグッときたという声もありました。

匡は自分の感情を抑えてまでも相手の幸せを思えるところがスゴイ、泣けるほど良い奴、幸せになって欲しいという感想も多く、好感度の高いキャラであることが分かります。

アオのハコの笠原匡（きょう）は、高校生とは思えないほどの洞察力や理解力があり、相手の表情や言動から思考を読み取れます。見た目もイケメンで、メガネをかけた知的な男性です。ただ、恋愛には奥手で相手の気持ちを優先させるため、片想いで終わってしまった過去もあります。現時点で彼女はいませんが、好きな人はいるようです。匡の本命の女性は誰なのか、今後の展開に注目しておきましょう。