リアル(漫画)の名言集!登場人物の心に残る名セリフ・名シーンを紹介

漫画「リアル」の名セリフや名シーンを、名言集にして紹介します。漫画「リアル」は、「SLAM DUNK」などを代表作にもつ井上雄彦の車いすバスケットボール漫画です。「リアル」は、「面白くて感動する漫画」・「名言や名シーンが多い漫画」といった声が多く上がっています。そんな、漫画「リアル」の名言を名言集にして、深掘りします。また、「リアル」の主要登場人物も一覧にまとめて紹介していきましょう。

リアル(漫画)の名言集!登場人物の心に残る名セリフ・名シーンを紹介のイメージ

目次

  1. リアル(漫画)とは?
  2. リアル(漫画)の名セリフ・名シーンや名言集
  3. リアル(漫画)の登場人物
  4. リアル(漫画)の作者は井上雄彦
  5. リアル(漫画)に関する感想や評価
  6. リアル(漫画)の名言集まとめ

リアル(漫画)とは?

リアルの概要

「感動する名言や名シーンが多い」と話題を集めている「リアル」は、井上雄彦が描く車いすバスケットボールをテーマにしたスポーツ漫画です。「リアル」は、週刊ヤングジャンプの1999年48号から連載をスタートさせました。2014年に1度休載しましたが、2019年から再び同誌で連載されており、同年11月には累計発行部数が1500万部を突破している人気漫画です。

リアルのあらすじ

漫画「リアル」は、車いすバスケチームのエースである戸川清春が主人公の物語です。西高校のバスケ部に所属する野宮は、バイク事故を起こし女子高生に障害を負わせてしまいます。このことがきっかけで高校を中退した野宮は、罪悪感を抱え荒れた生活を送っていました。そんなある日、体育館で車椅子でバスケの練習に励む戸川と出会うのでした。

『リアル』15巻発売記念特設サイト - 週刊ヤングジャンプ

リアル(漫画)の名セリフ・名シーンや名言集

名言①「ピンチになったとき…」

漫画「リアル」の名セリフ・名言集の1つ目が、「ピンチになったとき…」です。この名言は、戸川清春が、試合中に東京タイガースのチームメイトに言ったセリフです。戸川は一度、東京タイガースを辞めましたが、再び復帰していました。そして、野宮と一緒に弱小といわれている東京タイガースのメンバーの意識から改革しようとしていきます。

ある日、東京タイガースは、格上とのチームと試合をすることになりました。しかし、力の差は歴然でチーム内では不穏な空気が流れます。そんな時に、戸川がチームメイトに投げかけたセリフが、この名言です。

ピンチになったとき 負けそうになったとき 「まあいいや」と思わないで 気持ちをうしろにひっこめないで 前に出して

この名言は勝負にこだわり、前向きで勝ち気な性格をした戸川らしい言葉と話題を集めています。「戸川のこの名言に、勇気づけられた」・「諦めなければチャンスはあると、前向きになれた」といった声が上がるリアルの名言であり、名シーンです。

名言②「等身大の自分を…」

漫画「リアル」の名セリフ・名言集の2つ目が、「等身大の自分を…」です。この名言は、高橋がリハビリをしている病院に勤務する先生が、一生懸命リハビリに励む高橋を見て言ったセリフです。高橋は事故で下半身不随になり、自暴自棄に陥っていました。

自分を受け入れらないなら他人の価値も見えやせん 現在の自分ー等身大の自分を受け入れた人間だけが他人を受け入れることができる 他人を認め受け入れることができたなら 今の自分を受け入れられる日も近い

しかし、病院で同じようにリハビリを頑張る人や、リハビリの先生など、様々な人々と出会う中で、徐々に自分の状況を受け入れられるようになっていきます。そんな高橋の姿を見た先生のセリフであり、「自分も他人を受け入れることからはじめてみようと思えた」・「相手を信じることからはじめてみようと思えた」といった感想などがあがっている名シーンです。

名言③「これは幸せって…」

漫画「リアル」の名セリフ・名言集の3つ目が、「これは幸せって…」です。この名言は、野宮朋美が自身を鼓舞するために試合中に言った名言です。野宮朋美は、プロバスケチームの東京ライトニングスに入るために、トライアウトを受けていました。トライアウトで、野宮は東京ライトニングスのエースでスタープレイヤーの安西とマッチメイクします。

『絶望とは何だ
絶望ってのはあれだ
これは違う
これは幸せって言うんだ』

野宮は、安西とのマッチメイクで、プロとの圧倒的な実力の差に気付いてしまいます。そこで一度は心が折れそうになりますが、過去に起こしたバイク事故を思い出し、「これは幸せだ」と自分を鼓舞している名言です。この名シーンを見たファンは、「厳しい状況で、幸せと考える野宮に勇気づけられた」・「毎日を大切に過ごさないとと思えた名言」といった感想が上がっています。

名言④「この子ならきっと乗り越えられると…」

バスケシュート

漫画「リアル」の名セリフ・名言集の4つ目が、「この子ならきっと乗り越えられると…」です。この名言は、高橋久信が小学生時代のバスケットボールチームの監督に言われたセリフです。高橋は、交通事故で下半身不随になり、「なぜ自分がこんな目に遭わなくてはならないのか?」と自暴自棄に陥っていました。

神サマ仏サマか何かそれっぽいものがいる として、その神サマは「この子ならきっと乗り越えられる」と判断してお前を選んだ…。俺は最近そう思うんだ

ある日、病院で偶然小学生時代のバスケットボールチームの監督に出会います。その時に、監督が高橋に向けた名言です。高橋は、過去に父親が家から出ていった時にもこの監督にこの言葉を向けられたことがありました。高橋を勇気づけようと言った監督の名言であり、「よくある言葉だけど、改めて感動した名言」として人気を集めている名シーンです。

名言⑤「もっと早くやったらよかった…」

花を嗅ぐ女子

漫画「リアル」の名セリフ・名言集の5つ目が、「もっと早くやったらよかった…」です。この名言は、高橋久信の母親の高橋千鶴子のセリフです。高橋千鶴子は、今まで周囲の目や体裁を気にするあまり、自分のやりたいことが出来ずにいました。そんな高橋千鶴子の唯一の誇りが、出来の良い息子でした。しかし、息子が事故に遭い、暴言を吐かれたことがきっかけで、酒に溺れ体調を崩してしまいます。

もっと早くやったらよかった やりたいことを やれない理由を並べて誰かのせいにしてた

病院で療養し退院後は、自分のやりたいことをしようと決意します。退院後に、髪をブリーチしてイメージチェンジをした時に、口にした言葉です。このシーンを見たファンは、「心に響いた名言」・「自分も人のせいにしないで、やりたいことをやっていこうと勇気づけられた」といった声が上がっています。

名言⑥「今いる場所が…」

漫画「リアル」の名セリフ・名言集の6つ目が、「今いる場所が…」です。この名言は、アルバイト中に野宮が呟いたセリフです。野宮は高校を中退し、アルバイトに励んでいました。一生懸命バイトをする中で、同じアルバイトの人に「たかがバイト」と言われてしまいます。

今いる場所がつまんねえ職場だろうと 俺の道であることに変わりはねえ 俺のゴールにどうやってつながるかは知らねえが いつかつながることだけは確かだ

「確かにバイトだが、自分の人生でたかがなんてことはない」と考える野宮の名言であり、「小さなことでも、しっかり頑張ろうと思えた名言であり、名シーン」といった感想があがっています。

名言⑦「本当に歩けなく…」

漫画「リアル」の名セリフ・名言集の7つ目が、「本当に歩けなく…」です。この名言は、高橋が事故に遭った後、下半身不随を実感した時のセリフです。高橋は、成績優秀で運動神経も良く、周囲からチヤホヤされている人気のイケメン男子高校生でした。しかし、交通事故に遭い、下半身不随になってしまいます。入院しているときは、「下半身付随は今だけで、いずれ治る」とどこか楽観的に考えていました。

本当に歩けなくなったんだ、俺。本当に・・・。なんで俺なんだ。

そんな中、医師に「二度と歩けない」と告げられてしまい、ショックを受けた高橋が呟いた名言です。「自分の状況を理解しないといけないと思いながらも、全部を受け入れられずにいることがリアルにわかる、感情移入してしまう名シーン」といった感想があがっています。

名言⑧「番狂わせの可能性…」

漫画「リアル」の名セリフ・名言集の8つ目が、「番狂わせの可能性…」です。この名言は、野宮が東京タイガースの水島に言ったセリフです。東京タイガースは、東京都大会で、全国大会常連の強豪チーム「調布ドリームス」と対戦することになりました。

番狂わせの可能性ってのはな。全員が信じて初めてゼロじゃなくなるんだ。ベンチを含めた全員のうち誰か1人でも勝利を疑い始めた時点で勝ちは逃げていくんだ。

過去にタイガースは2度対戦し、大敗していましたが、今回は日本代表候補の長野が加入し、試合は接戦に。この試合をベンチで見ていた野宮が、新人の水島にかけた名言です。結果試合は敗北してしまいましたが、「野宮のまっすぐさがよく分かる名言」・「全員が同じ方向を向くことの大切さを教えてもらった」といった感想が上がっている名言です。

Thumbリアル(漫画)のあらすじ!スラムダンクとの繋がりや登場人物・感想を紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

リアル(漫画)の登場人物

登場人物①戸川清春

漫画「リアル」の登場人物の1人目が、戸川清春(とがわきよはる)です。戸川清春は、車いすバスケチーム「東京タイガース」に所属しているイケメンエースです。戸川清春は、骨肉腫を患い、右脚の膝関節より下を切断しています。病気を患う前は陸上をしていましたが、病気を患い引きこもりになっていました。

そんな時、車いすバスケに出会い、持ち前の身体能力を活かしてガードとして活躍しています。勝ち気な性格で、チームメイトと対立することも多いキャラクターです。

登場人物②野宮朋美

漫画「リアル」の登場人物の2人目が、野宮朋美(のみやともみ)です。野宮朋美は、バスケットボールをこよなく愛しているまっすぐな性格をした男子高校生です。ある日、バイク事故を起こしてしまい、山下夏美に半身不随の怪我を負わせてしまいます。このことがきっかけで、高校を中退し荒れた生活を送っているキャラクターです。

登場人物③高橋久信

漫画「リアル」の登場人物の3人目が、高橋久信(たかはしひさのぶ)です。高橋久信は、幼少期からバスケを始め、戸川と同じ高校のバスケ部でキャプテンを務めていた男子高校生です。ある日、交通事故に遭ったことがきっかけで、半身不随になってしまいました。今までの生活と一変し、自暴自棄になっているキャラクターです。

登場人物④安積久美

漫画「リアル」の登場人物の4人目が、安積久美(あづみくみ)です。安積久美は、戸川の幼馴染で、車いすバスケチーム「東京タイガース」のマネージャーをしています。安積久美は、優しい性格の女性で、戸川のことを常に支えているしっかり者のキャラクターです。

登場人物⑤山内仁史

漫画「リアル」の登場人物の5人目が、山内仁史(やまうちひとし)です。山内仁史は、車いすバスケチーム「東京タイガース」に所属している選手で、戸川の親友です。難病である筋ジストロフィーを患っており、20歳までは生きられないと言われています。病気が進み、車いすバスケができなくなりますが、前向きに生きている芯の強いキャラクターです。

登場人物⑥山下夏美

漫画「リアル」の登場人物の6人目が、山下夏美(やましたなつみ)です。山下夏美は、野宮にナンパされた女子高生です。このナンパがきっかけでバイクに同乗し、事故で半身不随になってしまいました。事故後は野宮のことを許しませんでしたが、徐々に打ち解けて今は良き友人関係になっています。

登場人物⑦花咲満

メガネ

漫画「リアル」の登場人物の7人目が、花咲満(はなさきみつる)です。花咲満は、高橋と同じリハビリ施設に入所している男性です。交通事故に遭ったことがきっかけで、半身不随になりました。プロレスとフィギュアが大好きで、プロレスラーのスコーピオン白鳥の大ファンです。自分の状況を理解し、前向きにリハビリに取り組んでいます。

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リアル(漫画)の作者は井上雄彦

井上雄彦のプロフィール

  • 名前:井上雄彦(いのうえたけひこ)
  • 本名:成合雄彦(なりあいたけひこ)
  • 生年月日:1967年1月12日
  • 出身地:鹿児島県伊佐市
  • 職業:漫画家
  • デビュー年:1988年

井上雄彦の「リアル」以外の作品リスト

  • 楓パープル
  • カメレオンジェイル
  • SLAM DUNK
  • ピアス
  • HANG TIME
  • BUZZER BEATER
  • バガボンド

井上雄彦の経歴

井上雄彦は、熊本大学に進学しましたが、漫画家になるために大学を中退し上京。井上雄彦は、「シティーハンター」の漫画家である北条司のアシスタントを務めて、漫画技術を学んでいます。その後、「楓パープル」が第35回手塚賞に入選し、1988年に本名の成合雄彦で漫画家デビューを果たしました。

1990年には現在の漫画家名の井上雄彦で、バスケットボール漫画「SLAM DUNK」の連載をスタート。「SLAM DUNK」が面白いと人気を獲得し、第40回小学館漫画賞を獲得しています。その後、「バガボンド」や「リアル」を連載している人気漫画家です。

リアル(漫画)に関する感想や評価

「リアル」は、「SLAM DUNK」を代表作にもつ井上雄彦の車いすバスケットボールをテーマにした青年漫画です。そのため、連載当初から高い注目を集め、人気を獲得しています。「リアルは、SLAM DUNKよりも面白い」といった声も多く、「感動する名シーンが多い面白いバスケ漫画」と話題を集めている人気漫画です。

漫画「リアル」は、「とにかく名言が多くて、感動する名シーンが多い漫画」といった感想が多くあがっています。「井上雄彦のSLAM DUNKが好きで、リアルを見て同じくハマった」といったファンも多く、「SLAM DUNKに続いて、名言が多い漫画」・「井上雄彦の漫画は名言が多くて好き」といった声も上がっている人気作品です。

漫画「リアル」は、「とにかく毎回感動させられる漫画」・「心に響く名言が多い漫画」といった感想が多く上がっている人気作品です。「登場人物の心理描写がリアルで、感情移入してしまう」といった声や、「色々考えさせられるシーンが多い漫画」といった声も上がっています。

リアル(漫画)の名言集まとめ

漫画「リアル」は、「SLAM DUNK」や「バガボンド」を代表作にもつ井上雄彦の青年漫画です。車いすバスケットボールをテーマにした青年漫画であり、「名言や名シーンが多く、感動する漫画」といった声も多くあがっています。「リアル」の名シーン・名言集を見て気になった方は、一度「リアル」を見てみてはいかがでしょうか?

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