【外見至上主義】神谷ヨハンは流星のイケメン幼馴染！過去や目が悪くなった理由は？

流星と瑞希の幼馴染であり、ある出来事をきっかけに2人は疎遠になってしまった神谷ヨハン。流星との間に何が起きたのか、どのような経緯でゴッドドッグのヘッドになったのか気になるでしょう。以下では、「外見至上主義」の神谷ヨハンの壮絶な過去や、母親との関係などをネタバレ紹介します。その他、作中でも描かれた目が悪くなった理由についてもまとめました。

スクールカーストを彷彿させるタイトルや、イケメンに変身できる主人公の活躍が目を引く「外見至上主義」。韓国の漫画家・T.Jun先生による格闘漫画で、日本ではLINEマンガにて連載されています。

国内外で高い人気を誇る「外見至上主義」の漫画。2022年11月には待望のアニメ化が制作され、Netflixにて配信されました。

冴えない容姿から学校でいじめを受けていた長谷川蛍介。ある日、眠ることでイケメンに変身できる能力に目覚め、蛍介の生活は一変します。女子からモテて嬉しい反面、不良からは目を付けられ、喧嘩をかけられることもありました。そして、昼間はイケメンとして過ごす一方、夜は元の姿でアルバイトにいそしむという二重生活が始まります。

才源高校に通う蛍介の同級生で、北原流星と坂根瑞希とは幼馴染の関係です。「外見至上主義」では10人の天才に数えられ、ゴッドドッグのヘッドを務めています。喧嘩では、相手の技を完璧に再現する「コピー能力」を武器としています。

「外見至上主義」では、ゴッドドッグのヘッドとして北原流星と対立関係にあった神谷ヨハン。一方、2人の関係は幼馴染であり、坂根瑞希と共に3人で一緒に遊ぶ仲でした。しかし、中学時代に起きたある出来事がきかっけで、ヨハンと流星・瑞希の関係に亀裂が走りました。以下では、「外見至上主義」の神谷ヨハンの幼馴染である、北原流星と坂根瑞希のプロフィールを紹介します。

才源高校ファッションデザイン科の1年生で、ボクシングで培った高速パンチを武器とします。ヨハンとは仲が良かったものの、ある出来事を機に距離を置くようになりました。また、ヨハンへの敗北がボクシングを辞めたきっかけにつながりました。

流星と同じ学科に通う女子生徒で、クラスのマドンナ的存在です。流星と共にヨハンと仲が良かったものの、2人の間に起きた一件を機に疎遠となっています。また、流星がボクシングを辞めて暴力に走るようになった経緯から、喧嘩や暴力を嫌っています。

「外見至上主義」では、登場キャラの過去や人間関係も丁寧に描かれており、その中でも神谷ヨハンの過去は悲しいものでした。母子2人暮らしで、貧困生活を余儀なくされていたヨハン。一方、流星の実家は裕福であり、喧嘩も強いことがヨハンの人生に暗い影を落としました。以下では、「外見至上主義」の神谷ヨハンの過去から、母親との関係や流星との間に起きた出来事をネタバレ紹介します。

ヨハンと流星・瑞希の交流は幼少期にさかのぼり、3人は一緒に遊ぶ仲であり、同じ教会にも通っていました。しかし、ヨハンは自身の家庭環境が流星たちと異なることに気が付き、劣等感を抱くようになります。経済的に恵まれた流星の家では、莫大な金額を教会に献金する一方、ヨハンの家庭は献金の捻出すら難しい経済状況でした。美容師の母親と2人暮らしのヨハンでしたが、母親は目が悪く、そのために稼ぎは決して多くありません。

思うように仕事ができないために稼ぎが少なく、貧乏から脱出できずにいたヨハンと母親。一方、経済的に恵まれた流星は何不自由ない生活を送っており、ヨハンにとって妬ましいことでした。同時に、瑞希に対して好意を抱いていたものの、自分には釣り合わないと諦めていました。流星・瑞希に対して複雑な感情を抱くヨハンでしたが、自分の心を押し殺して生活を送ること決めます。

その後、ヨハン・流星・瑞希は同じ中学校に進学しました。ヨハンは、貧乏な家庭環境に加え、喧嘩も弱いころからいじめのターゲットにされてしまいます。一方、流星はボクシングを習い始め、学校で一番の強さを誇っていました。流星にとってヨハンは大切な友人であり、ボクシングで鍛えたパンチ力でヨハンをいじめらから何度も救います。

しかし、流星の優しさは、ヨハンにとっては自分が惨めに思えてしまう苦しいものでした。そして、流星に助けられてばかりの自分では、瑞希を守れないと彼女への恋心を諦めていきます。

美容師として働きながら、1人息子を育ててきたヨハンの母親。しかし、自身が目の病気を患っていることや、働ける場所が限られてしまっているため、貧困から抜け出せません。また、病気によって視力が低下していき、精神的にも追い詰められていました。そのような状況の中で出会ったのが、お犬教という怪しい宗教でした。

貧困生活に加え、自身の眼病もあいまって、母親はお犬教に救いを求めるようになりました。そして、お犬教にのめり込む母親の精神は、次第に狂い始めます。しかし、ヨハンはたった1人の肉親である母親を見捨てることはで来ません。当時の彼に出来ることは、お犬教にすがる母親を見守るだけでした。

母親のお犬教へののめり込みは、ヨハンも危機感を覚えるものとなりました。そこで、流星と瑞希に手を貸してもらいながら、母親をお犬教から救うことに成功します。しかし、母親の救出作戦は順調とは言い難く、ヨハンは瑞希を危険に晒してしまいます。また、ここでも流星に助けられて窮地を脱しました。この出来事は、ヨハンの流星に対する嫉妬や嫌悪、敗北感を芽生えさせ、流星にコンプレックスを感じるようになりました。

母親のお犬教の一件後、流星や瑞希のもとを離れたヨハン。一方、流星はボクシング界期待の選手として注目され、ある大きな大会の決勝戦に進出します。そして、流星の対戦相手として出場したのが、ヨハンでした。実は、ひそかにボクシングに打ち込んでいたヨハン。母親のお犬教騒動でコピーの才能が覚醒し、人知れず流星の打倒を目指して練習に明け暮れていました。

ヨハンの才能は非常に高く、流星の高速パンチすらも完璧にコピーし、世間の予想を覆す形で優勝を果たしました。この出来事にショックを受けた流星はボクシングを辞め、暴力に明け暮れる日々を送り始めます。また、ヨハンも、ボクシングで培った腕を武器に、不良たちを倒す日々を送っていました。ある日、譲に声をかけられたヨハンは、ゴッドドックのヘッドに抜擢されます。

流星へのコンプレックスからボクシングを始め、10人の天才まで上り詰めた神谷ヨハン。ついには、譲の推薦でゴッドドッグのトップに就任します。実は、組織のヘッドになった理由は自分のためではなく、母親に目の手術を受けさせるためでした。果たして、ヨハンの目的は達成されたのでしょうか。以下では、「外見至上主義」のヨハンの視力低下や、ゴッドドッグのトップになった理由についてネタバレ紹介します。

ゴッドドックのトップに就任したものの、1人よがりな性格が災いし、仲間に恵まれなかったヨハン。ある日、才源高校とホステルAとの乱闘に参戦し、流星と顔を合わせます。そして、流星とのやり取りが始まったものの、ヨハンのパンチに違和感が生じます。実は、母親と同様、ヨハンも目を悪くしていました。やがて、片目から光が消えていき、その様子を目の当たりにした流星は悲しみの表情を隠しきれませんでした。

ヨハンがゴッドドックのトップになった理由は、己の強さを世間に知らしめるだけでなく、母親の目を治すためと言われています。貧困生活の中、美容師として一生懸命に働いてきた母親。しかし、眼病による視力低下により満足な仕事ができず、貧困から抜け出せずにいました。それでも、ヨハンにとってはたった1人の身内として、母親を大切に思い続けてきました。

同時に、お犬教の入信によって人が変わってしまっても、母親を見捨てることが出来ませんでした。昔のような母親には戻らないと分かっていても、ヨハンには大切な母親に変わりありません。また、母親の目の手術には莫大な資金が必要であり、そのお金を手に入れるべく、ゴッドドッグへの加入を決めました。また、自身を誘った譲とつながりのあるHNHグループの練馬会長の存在も欠かせません。
 

練馬会長の権力を利用すれば、母親の目の手術を優先的に行えると考えたヨハン。さっそく資金集めに奔走するも、組織のヘッドとしての手腕はいまいちでした。結果的にゴッドドックは壊滅し、肝心の練馬会長との面会も上手くいきません。しまいには邪魔者とみなされて散々な仕打ちを受ける羽目になりました。ヨハンは母親に手術を受けさせることもできず、途方に暮れました。

流星のイケメン幼馴染であり、壮絶な過去を秘める神谷ヨハン。流星へのコンプレックスや恵まれない家庭環境、母親の存在がヨハンの人格を変えてしまったと推測されます。また、ヨハンの視力低下を示唆するシーンもあり、ヨハンの眼病も気になるでしょう。以下では、「外見至上主義」から、壮絶な幼少期や流星との間に起きた出来事に衝撃が走った、神谷ヨハンに関する感想や評価を紹介します。

10人の天才に数えられ、相手の動きを模倣できる能力に優れた神谷ヨハン。しかし、キャラデザは喧嘩の強さを感じさせない柔和な雰囲気を醸し、SNSでもヨハンがかわいいとの感想が見られます。「外見至上主義」の登場キャラにて、もっとも壮絶な過去を経験してきたヨハン。幼少期に味わった惨めさや流星への嫉妬、コンプレックスがヨハンの強さの源になっているでしょう。

「外見至上主義」は、一見するとスクールカーストを題材にしたような作風に思えるものの、実際は格闘要素の多い作品です。主人公・長谷川蛍介はもちろん、彼を取り巻く人々の喧嘩の強さが目を引き、格闘技を応用した技も登場しています。神谷ヨハンは、ボクシングを習得しているため、喧嘩でもその腕前が発揮されています。ファンからは、狂気に満ちたヨハンが強すぎるとの声も寄せられています。

「外見至上主義」の神谷ヨハンといえば、キャラデザがかわいいだけでなく、かっこいいとの感想も寄せられています。ボクシング界で期待されていた流星を決勝戦で破ったヨハン。その強さは本編でも発揮され、10人の天才に相応しい能力を発揮しています。また、少年時代の壮絶な過去も、ヨハンが強さを求める原動力となっているでしょう。また、SNSでは数あるキャラクターの中でヨハンが好きとの声も見られます。

登場キャラの過去の深堀も「外見至上主義」の見どころである中、ゴッドドッグのヘッド・神谷ヨハンの過去はもっとも壮絶な内容だったと評されています。貧困家庭に育ち、母親も眼病を患うなど厳しい少年時代を強いられたヨハン。流星に対するコンプレックスから捻くれた性格に変貌してしまったでしょう。読者からはヨハンの過去がきつくて泣いた、バスコの過去より壮絶だった等の感想が寄せられています。

「外見至上主義」では、悪役ポジションで登場した神谷ヨハン。幼少期の壮絶な過去から、そうならざるを得なかったと見られ、SNSではヨハンが可哀そうとの声も見られます。また、母親のために一生懸命になれるヨハンの姿を評価する声も見られ、優しい人物ではとも推測されています。作中では荒れた行動が多かったヨハンですが、ファンの中には、ヨハンは本当は良い人だと信じたいとの声も見られます。

ゴッドドッグの壊滅後、本編から退場をした神谷ヨハン。「外見至上主義」では、ヨハン自身も眼病を患っているような描写があり、片目の視力を失ったことが示唆されました。ヨハンのその後は不明となっているものの、読者からはヨハンの再登場を望む声も寄せられています。眼病が示唆されたヨハンは今、どのような生活を送っているのか、眼病はどのくらい進行しているのか、ヨハンの現在も気になるでしょう。

「外見至上主義」のヨハンのプロフィールや過去、流星との関係などをネタバレ紹介しました。ゴッドドッグのヘッドであり、10人の天才の1人にも数えられるヨハン。相手の技術を模倣できる能力を武器とするヨハンは、喧嘩の天才に相応しい強さの持ち主でしょう。一方、「外見至上主義」では、ヨハンの視力低下が示唆されています。母親と同じく眼病になったと推測されるヨハンのその後にも、注目が集まっています。