外見至上主義の評価は面白い？面白くない？漫画を読んだ読者の感想・評判を調査

こちらの記事では、LINEマンガで連載中のWEB漫画『外見至上主義』の感想・評価など、漫画を読んだ人の評判を紹介していきます。「面白い」という感想は『外見至上主義は面白い？魅力を考察』の項目で紹介しています。また、「面白くない」という評価は『外見至上主義は面白くない？つまらない理由を考察』にて紹介しています。

「面白い」「面白くない」という感想・評価が気になっている人は、それぞれの項目をチェックしてみてください。また、外見至上主義の評判以外に作品に登場するキャラクターについても紹介しています。まずは、下記の項目で外見至上主義の作品概要と物語のあらすじをまとめました。外見至上主義の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

外見至上主義は、韓国の漫画家・T.Jun（パク・テジュン）先生によるWEB漫画です。原作である韓国版の漫画は、韓国のコミック配信サービスに掲載されていました。その後、日本で人気の電子コミックサービス・LINEマンガにて日本語翻訳版が掲載されました。外見至上主義の原作漫画は、韓国を舞台とした作品となっていますが、日本語翻訳版では舞台や登場人物の国籍が日本に変更されています。

芸術高校に転校する設定や、イケメンに変身するといった大筋の設定は、韓国版の原作漫画と同様となっています。外見至上主義の漫画の連載が始まったのは2014年からで、2023年7月時点では連載が継続されています。また外見至上主義はスマホ版ゲームや、アニメも制作されています。アニメは、動画配信サービス・Netflixにて全8話で配信されています。

高校1年生の長谷川蛍介は、小心者の性格とふくよかな体型が原因で、同級生からイジメを受けていました。その生活から抜け出したい蛍介は、母親に「転校したい」と相談します。蛍介の学校での状況を知った母親はそれを許し、蛍介は学校の近くで一人暮らしをすることになります。引っ越し当日、新居で眠っていた蛍介がトイレに起き、手を洗うために鏡を見ると、そこには見慣れないイケメンの姿があったのでした。

外見至上主義を読んだ読者の感想・評価には、「面白い」という感想と「面白くない」という感想の2つがあります。こちらの項目では、外見至上主義に対する「面白い」という評価をまとめました。外見至上主義のどのような部分が「面白い」と評判となっているのか知りたい人は、こちらの項目をチェックしてみてください。

読者から「面白い」と評判となっている外見至上主義の魅力の1つは、物語に登場するキャラクターの個性です。外見至上主義に限らず、登場するキャラクターの魅力は漫画作品の評判に大きく関わります。外見至上主義の主人公である蛍介は比較的常識人ですが、彼の周りに集まるキャラクターたちに、個性を発揮するが多い傾向にあります。

いくつか例をあげると、口数が少なくミステリアスな雰囲気を持ちながらも、蛍介のためとあらば行動的になる四宮紅輝や、喧嘩っ早いけれども情に厚い馬場晃司などです。また、外見至上主義の物語には直接ないモブキャラクター達も、作中に登場するボケに鋭いツッコミを入れたりと、物語を盛り上げる役割を出しています。

外見至上主義が「面白い」と評判になっている2つ目の理由は、主人公の蛍介が2つの体を行き来するという設定です。蛍介の本来の体は、ふくよかな体型の普通の少年です。しかし、その見た目と小心者な性格が災いし、過激ないじめを受けていたことから転校を決意し、実家を出て一人暮らしを始めることになります。一人暮らしを始めた当日の夜、蛍介がトイレに起きると、体が2つあることに気づきました。

1つは見慣れたふくよかな体です。そしてもう1つは、モデルのようなスタイルのイケメンの体でした。自分の意識が入っていない方の体は眠っており、そちらの体を起こすと蛍介の意識が切り替わるという体質になったのです。できるのであればイケメンの体で生活をしたいところですが、2つの体を手に入れた蛍介には、いくつかのルールが強いられるようになります。

そのような体質を手に入れた蛍介は、本当の自分の体とイケメンの体を使い分けながら生活していくことになります。体を2つ持っているということは秘密にしなければならず、「周囲にバレてしまわないか？」というスリルを外見至上主義の読者に与える要素となっています。

外見至上主義は喧嘩のシーンも評判です。体が2つあるという設定から、一見するとミステリー漫画作品に見える外見至上主義ですが、登場人物たちの喧嘩のシーンも評判となっています。主人公の蛍介は、もともといじめられっ子だったことから、不良生徒たちと因縁があります。元の姿の蛍介は非力だったことから、彼らに反発することができませんでした。

しかし、イケメンの体を手に入れた蛍介は、以前のようにいじめられるばかりではありません。モデルのように割れた腹筋や、しなやかな筋肉を手に入れた蛍介は、身体能力まで格段にアップしていたのです。始めは学校の生徒など身近な敵と戦っていた蛍介ですが、物語が進むにつれて敵対勢力が組織になり、見応えのある大乱闘シーンも登場するようになります。

上記では、外見至上主義が「面白い」と評価されている理由を紹介しました。次にこちらの項目では、外見至上主義が「面白くない」と言われている理由を紹介していきます。漫画の読者がどのような部分を「面白くない」と評価しているのか知りたい人は、こちらの項目にも目を通してみてください。

漫画を読んだ読者の感想で「面白くない」「つまらない」と言われている理由が、登場キャラクターの多さです。始めは学校の生徒たちが主な登場人物となっていた外見至上主義ですが、物語が進むにつれて舞台の規模が広がっていきます。それに乗じて、蛍介の仲間や敵対勢力が増えていきます。そのため、登場キャラクター1人1人の背景や魅力を描ききることが難しくなっていきます。

外見至上主義は『面白い魅力①個性的なキャラ』の項目でも紹介したように、個性的な登場キャラクターも作品の魅力として評判となっています。そのように、登場キャラクターが増えていってしまったことで、各キャラクターの魅力が薄れてしまい「面白くない」「つまらない」という感想に繋がってしまっています。

物語の舞台が移り変わっていくのも、読者の感想や評判で「面白くない」「つまらない」と指摘されている原因です。外見至上主義は、物語の序盤では学校生活が舞台となっていました。見た目や性格が原因でいじめを受けていた蛍介が、イケメンの体を手に入れて新しい学校生活を始めるというストーリーが展開されていました。

しかし、次第に蛍介の敵となる勢力が増えていき、現在は社会的な組織との対決にまで発展しています。また「10人の天才」などの設定が登場したことで、蛍介が女で1つで育ててくれた母親の元を去って、新たな学校で生活を始めたという背景のインパクトも薄れていきます。

物語序盤では「不遇な少年が成長していく物語」という雰囲気を放っていたものの、物語の規模が大きくなっていたことで「パワー対決のバトル作品」というジャンルに変更されつつあります。そのような作品の雰囲気の変更により、物語序盤の雰囲気が好きだった人からは「面白くない」「つまらない」という感想を持たれてしまっているようです。

外見至上主義の感想・評価では「蛍介がイケメンの体を手に入れた理由はいつ分かるのか？」という声が上がっています。外見至上主義は、いじめられっ子だった蛍介が、ある日突然イケメンの体を手に入れたことから物語が展開されていきます。しかし、その理由は2023年7月時点では明らかとなっていません。

物語の中核である設定の真相を置いてきぼりにして、ストーリーが進んでいってしまっていることから、イケメンの体が突然現れた理由が気になっている読者から批判を受けています。連載開始当初は、その理由を考察する読者も多かったことから、しびれを切らす読者の姿が見られています。

長谷川蛍介は、外見至上主義の物語の主人公です。高校1年生で、ふくよかな見た目や小心者の性格が災いし、同級生たちのいじめの的となっていました。転校することをきっかけに一人暮らしを始め、引っ越し初日にイケメンの体を手に入れるという不思議体験をします。イケメンの体に意識があるうちは本物の自分の体は寝ており、本物の体を起こすと意識がそちらに戻ります。

北原流星は、蛍介が新たな生活を始めた際に、一番初めに知り合った人物です。当時は、通りすがりの蛍介を殴るといった不良行為を見せていましたが、物語が進むうちに改心していきます。蛍介と同じく、ファッションデザイン学科の1年生で、中学時代にボクシングをしていたことから、高速パンチが得意です。クラスのマドンナ的存在の瑞希に想いを寄せています。

蛍介と同じファッションデザイン学科の1年生で、両目が隠れている前髪が特徴的な人物です。無口で、周囲の人物がセリフを代弁するミステリアスな雰囲気を持っています。蛍介のことを気にかけており、蛍介のピンチを察知するとどんなことでも解決しようと行動します。成績はクラスで1位を取っており、財閥一族の御曹司という出自の持ち主です。

ファッションデザイン学科1年のマドンナ的存在で、流星の幼馴染の少女です。流星がボクシングをやめて喧嘩に明け暮れていたことから、喧嘩や暴力を嫌っています。流星とは幼馴染ですが、そっけない態度を見せることもあります。しかし、不器用な優しさを見せる流星を意識している一面もあります。

イケメンが大好きなファッションデザイン学科の1年生です。初めはイケメンの姿の蛍介に興味を持っていましたが、暴漢に襲われそうになっていた際に、本当の姿の蛍介に助けられたことで、人の見た目だけではなく中身を見るようになっていきます。本当の姿の蛍介に好意を抱いており、「ブーちゃん」と呼んで親しくしています。

ファッションデザイン学科1年のクラスでいじめられていた、気弱な少年です。しかし、以前の蛍介と同じくいじめられっ子という立場にありますが、見栄っ張りでこだわりが強いという一面があり、頻繁にトラブルを起こしている人物です。イケメンの体の蛍介をビルから突き落としたことで少年院に入ることになり、そこでのストレスによって暴力的な性格に変わります。その後、少年院の入所者たちを恐怖で支配していくようになります。

「怪力のバスコ」と呼ばれている人物で、建築学科の1年生です。正義感が強く、涙もろい一面があります。「バーンナックル」というグループの番長を務めており、前述の人柄によってメンバーたちに信頼されています。初めはイケメン姿の蛍介のことを誤解していましたが、誤解が解けてからは、一緒に肉体強化の特訓をする仲になります。

こちらの方の感想では、外見至上主義の喧嘩シーンについてコメントされています。外見至上主義では、主人公の蛍介が騒動に巻き込まれたことによって喧嘩をするシーンが登場します。そのようなアクションシーンが「面白い」と話題になることも多いですが、なかには「物語が進むにつれて非現実的になってきた」という声もあるようです。

外見至上主義は、物語序盤ではいじめられっ子がイケメンに変身し、新たな学園生活を始めるストーリーとなっています。しかし、現在では敵対勢力と戦うバトル漫画という作風になっており、読者からは賛否両論の声があがっています。

外見至上主義の読者のなかには「本来の体の体型が変わらないのが不思議」という感想を持つ人もいるようです。イケメンの体に意識がある時は、蛍介の本来の体は寝ています。睡眠中は体力の消耗などは抑えられますが、生命維持のためにカロリーは消費されます。そのため、寝ているだけでも痩せていくはずですが、本来の体はふくよかなままです。そのような現象が気になっている読者の姿が見られています。

以上、外見至上主義の原作漫画の「面白い」という感想・評価と「面白くない」「つまらない」という評判を紹介してきました。外見至上主義は、イケメンの体を手に入れたことで、いじめを克服する少年のストーリーとして物語が始まりました。しかし、2023年7月時点では、バトルアクション要素が増えてきており、物語序盤の雰囲気からガラリと変わっています。

そのような変更点を「物語序盤の雰囲気よりも面白い」と感じる人と、「非現実的になってきて面白くなくなってきた」と感じる人に別れるようです。外見至上主義はLINEマンガで配信されている原作漫画の他に、ゲームやアニメなども制作されています。アニメはNetflixで見ることができるので、気になった人はチェックしてみてはいかがでしょうか？