【英雄王、武を極めるため転生す】エリスは天恵武姫の一人！レオンに怒った理由は？

『英雄王、武を極めるため転生す』には、「天恵武姫（ハイラル・メナス）」という女神のような女性たちが登場します。エリスは、『英雄王、武を極めるため転生す』に出てくる天恵武姫の一人です。本記事では、エリスが作中でレオンに怒った理由や、エリスの強さなどを解説します。まずは、『英雄王、武を極めるため転生す』の作品情報を見ていきましょう。

『英雄王、武を極めるため転生す』は、2019年から小説家になろうで連載が始まったライトノベルです。原作者はハヤケンさんで、小説版のイラスト担当はNaguさんです。『英雄王、武を極めるため転生す』には、「そして、世界最強の見習い騎士♀」という副題がついています。『英雄王、武を極めるため転生す』は2023年にテレビアニメにもなり、テレビ東京などで放送されました。

国のために尽くして生涯を終えようとしていた英雄王のイングリスは、死の間際に女神アリスティアと再会しました。アリスティアからひとつだけ願いを叶えてやると言われたイングリスは、自分の武を極めるために生まれ変わることを望みます。アリスティアの力で騎士の娘として生まれ変わったイングリスは、新しい人生では自分だけのために生きようと心に決めるのでした。

『英雄王、武を極めるため転生す』に登場するエリスは、金髪碧眼の美しい少女です。しかし、人間ではなく、天恵武姫（ハイラル・メナス）という存在です。人間と違って長命であるため、見た目通りの年齢ではありません。凛としていて見た目はクールですが、困っている人を放っておけない心優しいキャラです。

エリスは天上領（ハイランド）が地上を支配するやり方を良くは思っていませんが、地上の人々にとっては現状維持が一番だと考えています。エリスは基本的に真面目な性格で、戦うことしか頭にないイングリスのツッコミ役としても活躍しています。

『英雄王、武を極めるため転生す』の天恵武姫とは、聖騎士だけが使える魔印武具（アーティファクト）のことです。天恵武姫は普段は人の形をしていますが、戦闘になると武器化して聖騎士とともに戦います。天恵武姫はもともと天上領のものですが、莫大な貢物と引き換えに地上の人々に貸し出されています。最強の魔石獣に対抗できるのは天恵武姫と聖騎士の組み合わせだけで、その存在は地上の人々にとって生きる希望となっています。

『英雄王、武を極めるため転生す』でイングリスがエリスと初めて会ったのは、イングリスが12歳のときでした。天恵武姫と会えることを楽しみにしていたイングリスとラフィニアでしたが、レオンから2人を紹介されたエリスは怒ってレオンを張り飛ばしました。エリスが怒った理由がわからないイングリスとラフィニアは呆然としていましたが、レオンはエリスが怒った理由に心当たりがあるようでした。

その後、イングリスはエリスに直接怒った理由を尋ねています。しかし、エリスは怒った理由を言いたくないようで、このときはイングリスに答えを教えてくれませんでした。その後、物語が進む中で、エリスがレオンに怒った理由が明らかになります。ここでは、エリスがレオンに怒った理由や、エリスの強さについて解説します。

『英雄王、武を極めるため転生す』のエリスは、天恵武姫としていざというときは聖騎士の武器とならなければなりません。しかし、武具化した天恵武姫を装着した聖騎士は、天恵武姫の力を使えば使うほどに自らの命を削り取られてしまいます。天上領は聖騎士と天恵武姫が手を組んで自分たちに反旗を翻さないように、敢えて欠陥ともいえる機能を仕込んでいたのです。

天恵武姫であるエリスは、いずれは自分を使ったラファエルが命を落とす可能性があることを知っていました。もしも自分のせいでラファエルが死んでしまった場合、ラファエルと親しい人間に合わせる顔がなくなってしまいます。

そのため、ラファエルの血縁者であるイングリスやラフィニアとは、距離を置いておきたかったのです。しかし、エリスの内心の葛藤をよそに、レオンが勝手に2人を連れてきてしまいました。イングリスやラフィニアと必要以上に近づきたくなかったエリスは、空気の読めないレオンに怒って平手打ちをしたのでした。

『英雄王、武を極めるため転生す』のエリスは、武具化することで本来の力を発揮します。しかし、人間の姿のままであっても、並の人間では通用しないほどの強さを持っています。エリスは人の姿で戦うときは2本の剣を使い、尋常でない速さで攻撃をします。

また、剣の技量や俊敏さだけでなく、身体能力自体も常人離れしたものを持っています。エリスは近距離だけでなく、遠距離の相手を斬るという技を使うこともできます。ただ、この技は何度も使えないというデメリットもあるようです。

『英雄王、武を極めるため転生す』のリップルは、エリスと同じ騎士団にいる天恵武姫です。イングリスたちがアールメンの町にいるとき、ラファエルと一緒に登場しました。犬のような耳と尻尾を持った明るくかわいい少女で、誰とでもすぐに仲良くなってしまいます。リップルはエリスから聞いていたため、イングリスの本当の実力を知っています。

『英雄王、武を極めるため転生す』のティファニエは、イングリスたちが住んでいる国の隣国である、アルカード国に存在している天恵武姫です。水色の長い髪を持ったかわいらしい見た目で、多くの取り巻きを連れています。ティファニエは取り巻きの天上人（ハイランダー）たちを使い、住人から食料などを無理やり奪っていました。ティファニエは天上領の役人という地位にいて、エリスやリップルたちのことを「道具」として見下しています。

しかし、ティファニエは、本当は自分も道具に過ぎないということをわかっていました。だからこそ、天上領の指揮官として功績を上げ、自由になることを目指していたのです。ティファニエは自分の計画の邪魔になりそうなイングリアを消そうとしましたが、力及ばず敗れてしまいました。ティファニエは原作の「15歳のイングリス・悪の天恵武姫」のエピソードに登場する天恵武姫で、アニメでは出番がありませんでした。

『英雄王、武を極めるため転生す』のシスティア・ルージュは、長い赤い髪を持った天恵武姫です。背が高い好戦的な美女で、意志の強そうなキリッとした目つきが特徴です。長槍を使った攻撃を得意としており、高速で槍を繰り出してきます。また、槍や自分の体を空間移動させ、離れた場所にいる相手を攻撃することも可能です。システィアは天上人（ハイランダー）に敵意を抱いており、血鉄鎖旅団のメンバーの一員になっています。

『英雄王、武を極めるため転生す』のアニメでは、声優の白石晴香さんがエリスの声を担当しました。大人っぽい凛々しい声が、天恵武王であるエリスにぴったりでした。ここでは、アニメでエリス役を担当した声優の白石晴香さんのプロフィールや、主なアニメの出演作などを紹介します。

『英雄王、武を極めるため転生す』のエリスの声優である白石晴香さんは、1995年4月8日生まれのAB型です。中学生の頃から女優として活躍しており、舞台などに出演していました。当時から声がいいと褒められていましたが、声優になるとは思っていなかったようです。

しかし、『コクリコ坂から』のオーディションにボイスサンプルを送ったところオーディションに受かり、松崎空役として声優デビューを果たしました。今まではヒラタオフィスに所属していましたが、2019年に退所しました。その後、半年ほどフリーとして活動し、2020年の6月からトイズファクトリーの所属となりました。

白石晴香さんがこれまでに出演した主なアニメと担当キャラは、『ガラスの仮面ですがZ』の姫川亜弓、『山賊の娘ローニャ』のローニャ、『ゴールデンカムイ』のアシㇼパなどです。その他、『ヒーリングっど♥プリキュア』のラテ、『失格門の最強賢者』のアルマ＝レプシウス、『終末のハーレム』の周防未来などを演じています。

『英雄王、武を極めるため転生す』のエリスには、「キレイ」や「かっこいい」という感想が寄せられていました。美しいだけでなく強いエリスは、男性だけでなく女性からの人気も高いようです。

『英雄王、武を極めるため転生す』には、かわいい女性キャラが大勢登場します。エリスは出番が少ないながらに、他の女性キャラに負けないほどの人気がありました。見た目のかわいさはもちろん、ツンデレなところなどもかわいいと評判でした。

『英雄王、武を極めるため転生す』のアニメでは、それほどエリスの登場回数は多くありませんでした。エリスのことを推しているファンからは、「エリスの活躍をもっと見たい」という声が多く上がっていました。

『英雄王、武を極めるため転生す』のエリスがレオンに怒った理由や、アニメでの声優などをまとめました。エリスは心根が優しい天恵武姫で、レオンに怒った理由もエリスの優しさからきたものでした。『英雄王、武を極めるため転生す』の原作はまだ続いているため、これからのエリスの活躍が大いに期待されます。