2023年07月06日公開
2023年07月06日更新
【マザーパラサイト】気持ち悪いと言われる理由は?漫画の魅力や怖いシーンを紹介
「マザーパラサイト」は、多くの読者から「気持ち悪い」という感想を寄せられている漫画です。同作品は、母性愛を求めて自分や他人の母親に寄生し続けている主人公のドラマを描いており、反響を巻き起こしていました。この記事では、マザーパラサイトが気持ち悪いといわれる理由を中心に、漫画の面白い魅力や怖いシーン、読んだ方の感想と評価などを取り上げていくことで、同作品の魅力を浮き彫りにします。
目次
マザーパラサイトとは?
こんばんは!
— もすけ (@2cUWwewu9JnvFmM) December 4, 2021
読書会参加しましたw
マザーパラサイト←
面白いです! pic.twitter.com/1Ln8FYoNPu
「マザーパラサイト」とは、現在最も注目されている漫画です。ジャンルとしては、サイコサスペンスに分類されますが、ストーリーやキャラクターがあまりにも特殊なことから、「気持ち悪い」や「怖い」という評価や感想が多く見受けられました。この記事では、マザーパラサイトが気持ち悪いといわれる理由を中心に紹介しながら、同作品の面白い魅力や印象的なシーン、読んだ方の感想などを取り上げるため、参考にしてください。
マザーパラサイトの漫画の概要
マザーパラサイトは、2023年7月現在、ストーリーが続いている漫画です。同作品の掲載媒体は、コアミックスが運営しているWeb漫画配信サイトのゼノン編集部がメインだとされています。その他にも、LINEマンガやめちゃコミック、コミックシーモア、ピッコマなど多くのWeb漫画配信サイトに掲載されました。同作品の原作者は、佐藤洋寿です。マザーパラサイトのコミックスは、8巻まで刊行されており、電子書籍版もあります。
マザーパラサイトのあらすじ
マザーパラサイトは、タイトルが示すように、母親に寄生する主人公を中心に描いた作品です。三木涼太は、ごく普通の中学生に見えますが、究極の母親を欲している歪んだ思考の少年でした。実は涼太は施設育ちである、実の母親の愛情を知らずに育ったが故に、母親に対して異常な執着心を持っています。その執着心は、継母の早苗にも深刻な影響を及ぼしていて、彼女は涼太に怯えつつも、今では完全に彼に取り込まれていました。
マザーパラサイトが気持ち悪いと言われる理由
理由①母の異常な愛情
最近ピッコマの宣伝でよく見かけるマザーパラサイトって漫画。
— 椿 (@tsubaki_mod) June 13, 2022
1巻読んだけど気持ち悪いのでオススメしません。 pic.twitter.com/JBcjtIlpnU
マザーパラサイトは、読者の間で「気持ち悪い」と言われることが多い漫画とのことです。その理由として真っ先に挙げられるのが、涼太の母親の歪んだ愛情でした。特に彼の継母である早苗は、自分の胸を涼太に吸わせるという気持ち悪い行為を平気で行えます。また、彼が二番目に母親にした笠井リカは、彼のクラスメイト薫の母親ですが、涼太のことを溺愛するあまりに、常軌を逸した行動に出ていました。
例えばリカは、中学生男子の涼太の靴紐を結んであげたり、修学旅行に同行するなど、およそ信じられない行いをし続けていました。挙句の果てに、彼の局部を手入れしてあげるなど、歪んだ愛情は性的な部分にも及んでいるのです。このシーンを目の当たりにした多くの読者が、SNS上などで「気持ち悪い」や「グロイ」という感想を記していました。
理由②涼太の異常さ
顔に釣られて読んでみたけど、マザーパラサイト面白い pic.twitter.com/ksVx0qrVEC
— うーん (@iget_isekaied) October 5, 2022
マザーパラサイトで異常なキャラクターは、母親たちばかりではありません。主人公の三木涼太を「気持ち悪い」と評するファンも、相当数いるとのことです。究極の母親を求めている彼は、巧みな話術や態度で継母たちをたらし込むと、彼女たちを意のままに操るという主人公らしくない行動を見せていました。涼太には、悪の魅力があるらしく、初めは対抗していた仲村はるみも、次第に彼に寄生されていきます。彼はサイコパスなのです。
理由③リアルなイラスト
マザーパラサイト面白いね、浦沢直樹作品が好きならハマりそうかな? pic.twitter.com/yXGMzhZcFa
— 鉄仮面 (@Old_Type_Camper) January 25, 2022
マザーパラサイトが気持ち悪いと評される理由の三番目は、同作品の絵柄にあります。佐藤洋寿は、マザーパラサイトの他に「屍牙姫」や「スズキさんはただ静かに暮らしたい」などの作品を発表しました。彼の描くイラストは、非常にリアルであり、女性キャラクターにおいてはエロティシズム溢れる魅力を湛えています。
佐藤洋寿は、ホラーやサスペンスを得意とする漫画家であり、時にはグロテスクさも辞さないリアルな描写や、人間の心理を鋭く抉り出すストーリー展開で高評価されています。そのことを下支えしているのが、彼のイラストとのことで、「気持ち悪いけど美しい」という感想も見られました。
マザーパラサイトの怖いシーン
怖いシーン①リカを全裸にして調べる
9/20 #新刊 #本日発売
— ひらづみコミック📚 (@hz_comics) September 20, 2022
マザーパラサイト(6) (ゼノンコミックス)
佐藤洋寿
薫が長期間勾留されていた事を発端に親子関係が崩壊していく笠井家。息子からの酷い仕打ちにリカの精神は限界に…。一方、仲村はるみは、逮捕されてしまった息子・聖也をどうにか…
続きは➡️ https://t.co/9NSCNGrzVn pic.twitter.com/VVoDsXvqIL
この章では、マザーパラサイトの怖いシーンを取り上げます。最初に挙げるのは、涼太がリカのことを全裸にする場面です。彼は、リカに睡眠薬を飲ませて意識を失わせた後で、彼女を全裸にして丹念に調べていました。特に、産道や子宮の辺りを見つめて「僕もここから生まれたかった」とつぶやいた描写に戦慄した読者が多かったとのことです。
怖いシーン②カバンの中身に話しかける
#1日1漫画作品紹介
— ユーダイ🧸 (@Kawayuu0912) May 5, 2022
マザーパラサイト
名前の通りお母さんに寄生し取り替えを試みるお話。主人公は三木涼太。ダンボールに捨てられていた孤児?メモ魔でお母さんがしたミスをメモにびっしり書き留めている。結末予想は実の母に会い涼太が本物の愛情を知るか、沢山の母をマザーパラサイトしたことによ pic.twitter.com/L8uLIKqygN
三木涼太は、大きめのカバンを持ち歩いていることが判明しています。そして、彼がカバンの中見に何度も話しかけている様子が、描かれました。現時点でカバンの中見の正体は不明ですが、「新しいお母さんがそっちに行く」などのセリフから、おぞましいものが入っていることが示唆されていて、マザーパラサイトの怖い魅力につながっています。
怖いシーン③涼太に心酔するリカ
マザーパラサイトは笠井リカが超最高 pic.twitter.com/8Zzm445v6r
— リーダー@毎週土曜ときメモ配信 (@leedar1978) February 3, 2023
マザーパラサイトに登場する涼太の継母たちは、一様に異常さを内包しています。その中でも、笠井薫の実母であるリカは、薫よりも涼太を溺愛するようになりました。彼女の涼太に対する異常な愛情行動は先述しましたが、「気持ち悪くて怖い」という感想を多く持たれているのです。
怖いシーン④早苗を殴る涼太
涼太パイセン、勉強になりやす。#マザーパラサイト pic.twitter.com/OnnZ6bp10y
— 脇舐めおじさん (@PN_24601) June 1, 2023
自分の母親が涼太に寄生されてしまった薫は、彼のことを恨んでいます。そして、彼の異常な行動をいくつも目の当たりにするのですが、彼が継母の早苗を花瓶で殴ったシーンを回想していました。この場面には、リカも居合わせており、彼女は早苗を殴って茫然自失の涼太を抱きしめます。しかし、それこそ涼太の待ち望んでいたことであり、ニタリと笑う彼のことを薫は見逃しませんでした。サイコ的な怖さを感じさせる名シーンです。
怖いシーン⑤仲村の母を脅す涼太
#今日買った漫画 嘘
— 眼球舐め舐め👁👁 (@tukotukotuko2) August 24, 2022
マザーパラサイト
佐藤洋寿先生の漫画。
毒親と毒息子、息子の毒が強すぎる……息子を愛するほど不安になっていく不安でおかしくなる母親たち。そしてお母さんの敵はまた他のお母さん。いや涼太が怖すぎる。面白い。 pic.twitter.com/fGTxfKF9Sk
涼太は、三人目の継母として、仲村聖也の母親はるみに狙いを定めました。当初は子供たちを守るべく、毅然とした態度を取っていたはるみですが、聖也が涼太を刺したことで状況が一変します。涼太は聖也を庇って、罪を薫に擦りつけました。そして、このことではるみに対してマウントを取り、自分の非常勤母親になってほしいと脅したのです。はるみは、次第に涼太に取り込まれていき、遂には自宅の離れに彼を住まわせました。
マザーパラサイトの面白い魅力
面白い魅力①母性とは何なのか考えさせられる
今日から本棚に加わるマンガ。#マザーパラサイト
— マンガカフェ yomigaeru (@yomigaeru_cc) December 16, 2021
家庭に入り込み心を惑わす謎の少年・涼太。今までわからなかった部分がじわじわと明るみになり、涼太君にとっては「敵」かもしれない相手が現れて、俄然面白くなってきました。 pic.twitter.com/iIOg72awMN
マザーパラサイトを読んでいる人が、同作品を面白いと感じている最大の理由は、「母性とは、何かと考えさせられる」というものです。主人公の三木涼太は、施設育ちで母親の愛を知らずに育ちましたが、彼が求めている母性は非常に歪んでいました。また、早苗や笠井リカ、そして仲村はるみら母親たちは、涼太の歪みを受けとめて、自らも歪んでいきます。母性が決して正しく機能していない点が、面白い魅力につながっているのです。
面白い魅力②予想ができない展開
#マザーパラサイト 8巻じゃ〜📕
— ごごてぃー (@dz5itvEQxxnkm0A) June 4, 2023
次巻、涼太の思惑からズレてきた三角関係がどうなんるかの〜?#佐藤洋寿 pic.twitter.com/6HCAqTJUbQ
マザーパラサイトの面白い魅力は、まだあります。同作品には、「次の展開が全く予想できない」という感想が多く見受けられました。特に、涼太に寄生されてしまった継母たちの運命がどうなっていくのか、また、涼太は果たして究極の母親を手に入れることができるのかなどが、熱心な読者の関心事になっているとのことです。さらに、先述した涼太のカバンの中身など、回収されていない伏線も多く、読者は今後を楽しみにしています。
マザーパラサイトに関する感想や評価
この章では、サイコサスペンス作品として名高い漫画のマザーパラサイトに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。マザーパラサイトは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?
LINE漫画のマザーパラサイトってマンガ見始めたんだけど主人公もお母さんズも狂ってて最高に気持ち悪いのに続きが気になっちゃう〜☝🏻☝🏻
— かみごん🎀1y (@ayagoonn) December 20, 2021
こちらは、マザーパラサイトをLINEマンガで読んでいる方のツイートです。好奇心で同作品を読み始めて、主人公と継母たちメインキャラクターが、一様に狂っている点が最高に気持ち悪いとつぶやいており、それ故に続きが気になってしまうという感想を持っています。
マザーパラサイト読んだ 涼太が怖い あと父親が徹底して出てこないどころか中学生以下の男が存在しない世界で本当にすごい
— くこ (@ku____ko) August 19, 2021
こちらは、マザーパラサイトを考察していると思われる方のツイートです。同作品について、三木涼太が怖いという点と、父親が徹底して出てこないところ、さらに中学生以下の男性が存在しない世界観を作り上げていることが凄いという感想をつぶやいていました。
マザーパラサイト面白いけど布教しようにも「ショタの人妻NTRを食い止める話」としか言いようが無いから俺の性癖を疑われそうで無理
— マソソソ・マソソソ (@R_Coconyaaan) February 2, 2023
こちらは、マザーパラサイトの大ファンだと思われる方のツイートです。同作品が面白いので、他の人に読ませたいと思いながらも、妙な性癖があるのではないかと誤解されてしまうかもしれないから勧められないとつぶやいています。
マザーパラサイトが気持ち悪いと言われる理由まとめ
この記事では、マザーパラサイトが気持ち悪いといわれる理由を中心に特集してきました。サイコサスペンス漫画として名高いマザーパラサイトを、是非一度読んでください。