【解雇された暗黒兵士】レーディの強さは四天王以上？ゼビアンテスとの関係は？

2023年1月から放送されたアニメ「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」には、レーディというキャラクターが登場してかわいいと評判です。この記事ではレーディのかわいい魅力や、勇者パーティーを追放されたビーストテイマーとしての強さ、さらに主人公のダリエルや魔族の四天王であるゼビアンテスとの関係を紹介します。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」はアニメ化されていて、2023年1月より1クールアニメとして放送されました。「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」は2023年6月現在で、ライトノベル版が3巻まで、コミカライズ版が9巻まで刊行されていて、累計発行部数は130万部を突破しました。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」は2018年11月15日から2020年7月30日まで「小説家になろう」へ投稿された作品で、2019年からはKラノベブックスでライトノベル版が刊行されています。作者は岡沢六十四さんで、ライトノベル版の挿絵はsage・ジョーさん、コミカライズ版の作画はるれくちぇさんが担当しています。

魔族の四天王であるグランバーザに拾われたダリエルは、彼に育てられたあと、グランバーザの補佐をしていました。しかしグランバーザが引退したあと、新たに四天王になったバシュバーザにより、魔法が使えないものは不要と追放されます。その後ダリエルは森の中で人間族のラクスが襲われているところを救出し、その流れで彼女が住むラクス村へ身を寄せることになりました。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」に登場するレーディは、当代勇者の少女です。先代勇者のアランツィルは、魔族の四天王であるグランバーザのライバルでかなりの強さを誇りました。レーディは強さ的にはまだ未熟ですが、勇者として人間界では随一の実力があります。彼女の強さについては、この記事でより詳しく紹介します。

レーディは実力と美貌を兼ね備えていますが、それにおごることなく謙虚でまじめな性格をしていることが特徴です。また、仲間選びは先代勇者のアランツィルの教えを守って、パーティーメンバーの選出に慎重です。その選出スタイルは、実力よりも心のもちようをメインにしています。また、実力がありマジメですがポンコツな一面があり、それもかわいいとファンの間で評判です。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」のレーディは、勇者としては未熟ながらも、その強さは折り紙付きです。しかし、その一方でポンコツでかわいい一面をもっています。その一例として、レーディが登場したシーンが挙げられます。初登場時に勇者らしい立ち振る舞いをするレーディですが、そのときはどんな発言をするかを腕に書いていてカンニングしていました。

このほかにも、寝起きが悪くて寝ぼけた状態でダリエルに挨拶をするなど、勇者らしくないポンコツなギャップがあります。ファンの間では、このギャップがレーディのかわいい魅力だとファンの間で人気になっているようです。ちなみに、レーディは四天王のゼビアンテスと絡むようになってからは、2人セットでポンコツ化していきます。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」のレーディはポンコツでかわいいキャラとして人気がありますが、その一方で勇者らしい勇者という一面があります。実力的には、完成された先代勇者のアランツィルと比較されてしまい、周囲からは勇者としての存在が疑問視されることがありました。しかし、レーディは実力面ではなく、精神面で勇者らしいところを見せます。

それは、勇者として魔王を倒すという強い意志を持っている点です。先代勇者のアランツィルは実力的には傑出していましたが、戦う理由はあくまでも復讐のためです。また、主人公のダリエルは大切なモノを守るためにだけ戦うという考え方です。まだ実力不足で、それを自覚していても前向きに戦い続ける姿が、作中でもっとも勇者らしいといわれています。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」のレーディの強さを考察します。先代勇者のアランツィルと、実はアランツィルの息子だと判明するダリエルより実力的に劣りますが、彼女は多くの勇者候補から選ばれるだけの実力があります。しかし、魔王の実力は先代勇者のアランツィルやダリエルよりも強いとされているので、いまのレーディでは敵わないようです。

ですが、四天王が相手であれば互角以上に戦えるだけの強さをもっているとされています。しかも、自身の力不足を知りながら戦い続けるレーディは、これからも成長し続けていく可能性があります。ちなみに、「小説家になろう」版の「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」でレーディは、魔王相手に単独で挑み行方不明になる描写があります。

行方不明になったレーディは、戦いで死亡したのではなく異空間で修業していることが判明します。そこで彼女は、魔王よりも強力な存在と修業をしています。このことを語ったのは、ほかならぬ魔王でした。魔王はダリエルに、レーディが異空間で修業していることや期待通りにとてつもなく強くなるはずだということを語っています。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」に登場するゼビアンテスは、魔王軍四天王の1人で、強力な風魔法を使いこなします。「華風」の２つ名を持ち、お嬢様気質なキャラクターで、自分がしたいこと以外はしないというサボリ魔です。ゼビアンテスとレーディは、魔王軍四天王と勇者という立場からぶつかりあうことになりました。

レーディとゼビアンテスの戦いは、ダリエルの立ち合いのもとで行われました。人類を代表する勇者、魔族を代表する四天王という2人にふさわしい激しい戦いが繰り広げられますが、意外な形で戦いが終わってしまいます。それは、ダリエルとマリーカの子供であるグランが2人の間に割って入ったからです。その結果、2人は戦意喪失して戦いが終結したわけです。

激しい戦いを繰り広げた2人は、関係が悪化するかと思いきや、意気投合して仲良くなります。おたがいを「ゼビちゃん」「レーディちゃん」と気軽に呼び合う関係で、その後は共闘するシーンもあります。また、ゼビアンテスとレーディが意気投合してから、2人セットでポンコツ化して「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」のギャグ要員になっています。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」の主人公であるダリエルとレーディは、ラクス村ではじめて出会いました。このときレーディはラスパーダ要塞を攻めあぐねていて、それを打開するためにミスリルの装備を求めていたのです。レーディはラクス村で出会ったダリエルと手合わせをしますが、勇者である自分が太刀打ちできない力、さらにそれでいて心根が良好なことに感激します。

レーディは彼をパーティーメンバーに誘うため、勇者としての特権まで利用しようとします。しかし、ダリエルに「仲間とか装備以前に君が強くなれ」と説教されて心を入れ替えました。また、このままラクス村へ居座るようになったレーディはこの地で修業します。しかし、勇者として成長するとともに、ポンコツ化も進んでいるようです。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」でレーディ役を演じる声優は鬼頭明里さんです。鬼頭明里さんは2014年にアニメ「六畳間の侵略者!?」の藍華真希役としてデビューを果たし、それから「僕だけがいない街」のヒロミ役などメインキャラクターを演じています。とくに、2019年に「鬼滅の刃」の竈門禰󠄀豆子役に抜擢されて大きな話題となりました。

• 僕だけがいない街 ヒロミ
• タブー・タトゥー アリヤバータ
• ようこそ実力至上主義の教室へ 堀北鈴音
• ウマ娘 プリティーダービー セイウンスカイ
• 鬼滅の刃 竈門禰󠄀豆子
• 地縛少年花子くん 八尋寧々
• 俺だけ入れる隠しダンジョン ルナ
• 解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ レーディ

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」のレーディが、原作版よりアニメ版の方がかわいくなっているという感想がありました。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」のレーディとゼビアンテスが、修羅場を経て仲良くなったことを楽しんでいるファンの方がたくさんいます。また、2人が似た者同士という感想がありました。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」のレーディとダリエルの関係について、レーディの思いが実らない方が美しいという感想を抱く方がいます。

「解雇された暗黒兵士（30代）のスローなセカンドライフ」のレーディについて紹介しました。勇者として未熟ながらも、精神的には勇者らしい魅力あふれるキャラクターです。その一方でポンコツでかわいい面もあるレーディに注目をして、作品を楽しんでみてはいかがでしょうか？