ガチ恋粘着獣をネタバレ解説！ドラマ化で話題の原作漫画のあらすじ・感想は？

配信者と熱狂的なファンとの恋愛を描いた「ガチ恋粘着獣」。ファンの域を超えた恋愛感情を抱く女性ファンの狂気、彼女たちに奔走される配信グループの動向が見どころです。以下では、「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」の原作漫画のあらすじをネタバレ紹介します。その他、登場人物ネタバレや作品の見どころ、実写ドラマの概要やキャスト、原作漫画の感想や評価などもまとめました。

「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」は、webコミックサイト「ゼノン編集部」にて連載されているラブコメディ作品です。2020年に連載が開始され、2023年3月時点で計10巻が刊行されています。

「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」の作者は、本作品が初連載作品となった星来（セイラ）先生です。プロフィールは、2023年6月時点で公式発表がないため不明です。

配信者に本気で恋をする女性ファンの姿を描いた「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」。憧れの人の彼女になるためなら手段を選ばない、欲望に走るガチ恋ファンの狂気にゾクゾクするでしょう。以下では、「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」から、原作漫画1巻～5巻をあらすじネタバレ紹介します。

チャンネル登録者数100万人を達成した人気配信グループ・COSMIC（コズミック）。メンバーはスバル・コスモ・ギンガの3人で、友人同士でもありました。彼らには女性ファンを中心に人気を集め、その中には熱狂的なファンも存在します。大学生・輝夜雛姫（ヒナ）もその1人であり、彼女はスバルを推していました。憧れの彼に振り向いてもらうべく、誰よりも多く投げ銭を投入してアピールするヒナ。

そんなある日、ヒナの元へスバルからのDMが届きます。待ち合わせの場所に向かうと本物のスバルがおり、ヒナは有頂天になります。一方、スバルには別の目的があり、食事を終えたヒナをホテルへ連れて行こうとします。しかし、ヒナに拒絶されたことで、スバルはホテルを後にしました。後日、スバルは、美容系YouTuberえりこすとのカップル動画を投稿します。

「ガチ恋の人が頑張っても視聴者以上になれない」と、スバルファンをあおるような発言をするえりこす。動画を見たヒナは、えりこすへの嫉妬から、裏アカウントで誹謗中傷をはじめます。一方のスバルは、自分が熱狂的なファンに愛されていると解釈し、気にする素振りを見せません。その後、えりこすへの誹謗中傷への謝罪のDMが、ヒナからスバルに送られます。

その後、2人は泊りがけの旅行に出かけるも、スバルはファンへの対応に追われます。そんな彼の姿に危機感を覚えたヒナは、スバルの彼女になりたいと彼を受け入れました。一方のスバルは「彼女が1人増えた」とあらぬことを考えます。もう1人の彼女とは、ヒナがライバル視するりこめろです。ネット上ではゴスロリファッションに身を包む彼女ですが、普段はスーツを着こなすキャリアウーマンでした。

また、ヒナと同じくスバルにガチ恋しており、彼の移り気な性格を承知のうえで彼女になりました。スバルのブレスレットから、新しい彼女を存在を察知したりこめろ。その正体がライバル視するヒナだと突き止めます。ガチ恋ファンとしてヒナの存在が許せなくなり、りこめろはヒナを陥れる行動に出ます。そこで、2人がホテルに入ったところを撮った写真に目を付けました。

スバルからヒナを排除するべく、写真のバラマキを脅しに別れを強要するりこめろ。一方、ヒナも引き下がるつもりはありません。そこで、どちらが彼女なのか確かめるべく、スバルの部屋に向かいます。しかし、部屋には別の彼女がいました。ヒナはショックを受け、りこめろは怒りをぶちまけます。スバルは自分が女の子と遊ぶのはいつものことと言い、気にする素振りも見せません。

傷ついたりこめろは飛び降り自殺を図ろうとするも、コスモに止められて未遂に終わりました。また、この様子はギンガによって撮影され、配信されてしまいます。ガチ恋のファンによる騒動はファンの怒りを買い、ヒナも精神的にボロボロになります。しかし、スバルのことは諦めきれず、それはりこめろも同じでした。スバルの首は自分がもらったと宣言するりこめろに対し、ヒナは対抗心を燃やします。

りこめろとの件を知らせるべくスバルにDMを送り、彼を呼び出します。自分の気持ちを必死に訴えるヒナをよそに、スバルの対応は冷たいものでした。その後、いつものように配信をするスバルでしたが、背後からヒナに襲われます。その様子はリアルタイムで配信され、事態を受けてヒナとスバルの写真もばらまかれます。ネットが大炎上する中、スバルはヒナに監禁させられていました。

自分が好きなのはスバルであって、悪いことをするのはくゆる（スバルの本名）だと信じ込むヒナ。彼を貸倉庫に閉じ込め、大学に行ってしまいます。その後、スバルは管理人さんに発見され、ギンガに身元を引き取られました。スバルの病室に向かったコスモは、謝罪動画を撮影してやり直すことを提案します。騒動を受けてやる気を失っていたスバルでしたが、夜中に忍び込んできたヒナの謝罪を受けて考えを改めます。

その後、コズミックは一連の騒動に関する謝罪動画を配信します。りこめろはコズミックの登録を解除し、新たなガチ恋を求めて合コンに行きました。一方のヒナは、スバルへの投げ銭に奨学金を使い込んでしまい、大学を退学しました。しかし、スバルのファンはやめておらず、以前のような過激さを抑えながら普通のファンとして彼を応援し続けます。

スバル監禁事件から1年後、コズミックは人気動画配信者が集まるイベントからオファーを受けます。ヒナとの一件から人前に出ることを避けているスバルをよそに、コスモとギンガは乗り気でした。心配するスバルに対し、イベントまでの10ヵ月間、炎上させなければよいと提案するスバル。一方、ギンガは、コスモの性格から何かのきっかけでいい子ちゃんの反動が出てしまうのではと心配になります。

ある日、コスモはガチ恋ファンのゆっこと出会い、彼女に住所を特定されてしまいます。住所をばらまかれたくないコスモは、彼女とのデートを約束しました。一方、ゆっこのTwitterではコスモとのデートをほのめかす投稿がアップされます。ツイートを見て、コスモの危機を察した琴乃。彼女もコスモファンであり、ガチ恋ファンを嫌悪する自称「本当のファン」でした。

一度は2人の関係を疑うも、後に琴乃の勘違いと分かります。しかし、コスモの住所を特定し、迷惑行為に入ったゆっこは、本当のファンとして許せないことです。そこで、ゆっこの本名でアカウントを作成した琴乃は、ゆっこを陥れる内容を送りつけます。その後、学校や親から叱られたゆっこは、友人が情報を流したと思い込みます。一方、ゆっこのアカウント削除を確認した琴乃は、上機嫌でした。

ある日、コズミックのリアルイベントを知った琴乃でしたが、やはりゆっこの存在がきがかりです。また、ガチ恋を気持ち悪いと思っていた自分もその1人だと自覚し、妄想が止まりません。そんな中、琴乃が働く和風カフェ八庵へコズミックが来店します。

ファンであることを隠し、1人の人間としてコスモとの恋愛を期待する琴乃。コスモと同じメッシュをスバルに発見され、それがきかっけでチェキ撮影もできました。その後、和風カフェの様子は、コズミックのTwitterに投稿されました。その頃、閲覧アカウントを作成し、Twitterをのぞいていたゆっこ。ふと、メンバーの後ろに見覚えのある人物が映っていることに気が付きます。

一方、和風カフェに忘れ物を取り来たコスモと一緒に帰ることになった琴乃。ぎこちない会話ながら、別れ際にコスモとのLINE交換に成功します。しかし、その様子を誰かに目撃され、さらにSNSではコスモのガチ恋による悪質な内容が投稿されていました。投稿は日を追うごとに過激化し、恐怖を覚えるコスモ。最初は気に留めていなかったスバル・ギンガも危機感を募らせます。

ストーカーの件で精神的に病み、動画配信を休むコスモは、琴乃に相談を持ち掛けます。友達と楽しくやっていた配信をやめたいと思い詰めるコスモ。優しく見守る琴乃との間に良いムードが訪れた矢先、ゆっこが乱入します。2人の連絡先の交換を目撃していたゆっこは、琴乃がコスモのファンであることを暴露し、彼女を追い詰めようとします。一方のコスモは、琴乃が自分のファンだったことを初めて知りました。

ファンを隠していたことを理由に琴乃を振ってしまい、罪悪感を覚えるコスモ。その頃、琴乃はコズミックが出演するイベントに当選しました。しかし、コスモへの申し訳なさから行くことができません。仕事も休んでしまい、連絡が取れずにいました。そんな中、スバルの説得を受け、コスモは琴乃への連絡を試みます。しかし、琴乃は合わせる顔がないと、返事を返そうとしません。

また、ゆっこへの自分の行いを反省し、友人の奈緒と一緒にゆっこの高校へ謝罪しました。2人は和解し、改めてコスモへの思いを自覚した琴乃は、次のイベントを最後にファンをやめようと決意します。その頃、SNSではコスモファンによる自殺をほのめかす投稿が物議を醸していました。その人物ははるみと言い、コスモの無名時代から応援していた最古参ファンでした。

自分は他のファン以上に報われるべき権利があると、利己的な考えに囚われていたはるみ。コスモのSNSをチェックし、彼に女性の影がないか探っていました。そんな中、和風カフェで撮影された写真から、琴乃がコスモの彼女ではと勘違いします。そして、フェス当日、トイレで琴乃と遭遇したはるみは、嫉妬のあまり琴乃に殴りかかります。

配信者にガチ恋するファンの多くは、配信者としての彼が好きなパターンが多いでしょう。一方で、1人の人間として彼を愛するガチ恋ファンもおり、様々な愛の形を感じさせます。以下では、「ガチ恋恋愛獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」の原作漫画6巻～10巻あらすじネタバレを紹介します。

はるみに殴られ、流血する怪我を負った琴乃。大切なイベントを前に騒ぎを起こしたくないと、警察への通報は取りやめました。一方、はるみとの一件からコスモにも危険が及ぶと察し、注意を促すべく彼に連絡を入れます。しかし、コスモは電話に出ることができず、イベントが始まってしまいます。初めての生出演に会場が沸く中、はるみが舞台の下にやってきました。

手には刃物を持っており、コスモめがけて振りかざしました。会場が大騒ぎになる中、琴乃はコスモを守るべく立ち上がります。警備員に取り押えられ、コスモへの不満をぶちまけるはるみ。しかし、コスモは彼女の存在を知っており、名前も憶えていました。その後、はるみは殺人未遂で逮捕され、この騒動はネットニュースにも取り上げられました。

一方、琴乃はコスモから連絡を受け、今度こそきちんと話すべく待ち合わせ場所に向かいます。すれ違いにより険悪ムードになってしまった2人。しかし、コスモは自分の気持ちと向き合い、琴乃に交際を申し込みます。琴乃は恋人としてふさわしくないと思うも、自分に嘘をつくことはできません。コスモの告白を受け入れ、琴乃はガチ恋ファンから恋人になりました。

それから2か月後、琴乃は正社員として働くべく転職活動をはじめました。一方、コスモは怪我のため配信活動を休止します。

コスモの襲撃事件から半年後、コスモの怪我はだいぶ回復し、リハビリを兼ねてゲーム実況を始めました。一方、NewTube界では、黎明期に人気を博したグループが解散が話題となります。ニュースを受けてコズミックも今後の在り方を考えるコズミックは、外交を検討します。外交には、リーダー代理のギンガが赴き、人気配信者が集う会合に出席しました。その中には、前回のフェスに参加したHZのミツクリの姿もありました。

彼はギンガの古参ファンであり、彼に憧れて配信者になりました。「ヒリつくようなギンガ」が好きだったミツクリは、数字にこだわるギンガにがっかりします。そして、今のコズミックを「沈みゆく泥舟」と評します。そこで、再生回数のアップもかねてコラボ企画を持ち掛けるも、ギンガはその話を断りました。しかし、ミツクリの存在が気になり、落ち着かないギンガ。

夜中の12時に生配信をはじめるも、何も話さないギンガにファンは戸惑います。辛辣なコメントも寄せられる中、スバルの配信と被ったとの理由から、配信は打ち切られました。酒に酔い、だらしない姿をファンに晒して落ち込むギンガ。そんな中、実家に暮らす妹から連絡が入ります。どうやらギンガのファンとみられる女性が、実家をうろついているようでした。

配信者を仕事と認めない実家とは距離を置いていたギンガでしたが、トラブルを防ぐべく実家へ戻ります。万が一のために動画を撮影しながら、女性と出会います。その人物はギンガの熱狂的なファンで、桔梗と名乗りました。ギンガのためなら何でもできると話し、連絡先を渡して去っていきました。その頃、新たにギンガファンになった林檎は、彼氏と映画館デートに行きます。

推し活を巡って彼氏と喧嘩したものの、ようやく自分の趣味を理解してもらえてうれしくなる林檎。しかし、映画上映前に、コズミックの配信予告が届きます。ギンガのことが気になり、映画にも集中できません。トイレに行くと席を外し、フロアで配信に見入ってしまいます。林檎を心配して駆けつけた彼氏も、これ以上寛容にはなれず、林檎を置いて帰っていきました。

ミツクリとのコラボに成功したギンガでしたが、再生回数や登録者数を比較しては嫉妬を覚えていました。そんな中、彼と一緒に桔梗の家に行くことにしたギンガ。部屋に入ると、20歳ごろのギンガの写真が飾ってありました。その頃のギンガに精神的に助けてもらったと話す桔梗でしたが、彼女と正反対のミツクリは理解できません。どっちがギンガを強く思っているかを巡り、口論を始めます。

自分には見せない楽しそうな笑顔をメンバーに見せるギンガを見て、激しい嫉妬に襲われるミツクリ。桔梗も、他リスナーがギンガに名前を呼ばれることを面白く感じません。一方、生配信でコメントを読まれた林檎は、ギンガへの想いを募らせていました。ギンガ推しは趣味の域を超え、彼氏と別れてまで推し活に専念する林檎。ギンガを自分のものにするべく、大胆な行動に出ます。

編集合宿と称して箱根の温泉にやってきたコズミック。ギンガは、メンバーが寝静まった夜に生配信を行い、ファンから手渡された手紙を読み始めます。手紙の内容から今は恋愛をしたくない、ファンを恋愛対象とみていないと公言した直後、封筒から丸型の何かが出てきました。それはボタン型のGPSで、動画を見ていたミツクリは驚き、桔梗は送り主の特定に取り掛かります。

数日たってもGPSによる被害は起こらなかったものの、住所を特定されかねない事態にギンガは不安を覚えます。その頃、林檎が下の階に引っ越してきました。実は、GPSの送り主は林檎であり、手紙を受け取ったギンガもそれとなく察します。また、ギンガを巡ってミツクリと林檎が争う事態になり、新たなトラブルが発生します。

リアルなストーリー展開とガチ恋ファンの狂気が注目を集める「ガチ恋粘着獣」は、2023年4月に待望の実写ドラマが放送されました。原作漫画では味わえない、ドラマ版ならではの臨場感は、視聴者をハラハラさせたでしょう。以下では、「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」の実写ドラマの概要を紹介します。その他、実写ドラマのキャストもネタバレ紹介します。

動画配信をテーマにした「ガチ恋粘着獣」は、2023年4月にテレビ朝日系列で実写ドラマが放送されました。漫画の第1章・スバル編と第2章・コスモ編を原作とし、香音さんと石井杏奈さんがW主演を務めました。

注目の若手俳優が起用された「ガチ恋粘着獣」のドラマ。出演キャストは、Ｗ主演を務めた香音がヒナ役、石井杏奈さんが花織琴乃役です。配信グループコズミックのキャストは、スバル役を井上想良さん、コスモ役を山下幸輝さん、ギンガ役を松本大輝が演じました。

以下では、ガチ恋ファンによるストーカーやファン同士の嫉妬や争いは、現実世界でもありそうなリアルな展開に感じるでしょう。また、推しへの並みならぬ愛情は読者の共感を呼び、作品の人気に拍車をかけています。以下では、「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」の原作漫画の面白い魅力をネタバレ紹介します。

友人3人で始めた動画配信グループ・コズミック。作中では登録者数100万人を超える人気グループで、ファンの大半は女性が占めています。ガチ恋ファンによるトラブルに見舞われながらも、共に危機を乗り越えていく彼らの姿は見どころです。仕事仲間であり、気の置けない友達である3人の関係は、今後どのように発展していくでしょうか。彼らの活躍に注目が集まっています。

恋愛漫画でありながら、サスペンスものを彷彿させる「ガチ恋粘着獣」。ガチ恋ファンのメンバーへの並みならぬ思いはやがて狂気になり、やがて推しも窮地に陥れます。また、ファン同士の争いは、恋愛もののドロドロを見ているような壮絶な展開です。コズミックに熱狂する彼女たちの恋の行方も、本作品の見どころです。

「ガチ恋粘着獣」といえば、読者の共感を呼ぶリアルなファンの描写も外せません。熱狂的なファンはもちろん、1つのコンテンツとして楽しむなどファンの顔ぶれは多種多様です。また、生配信のコメントも非常にリアルであり、見ごたえがあります。

「ガチ恋粘着獣」といえば、コズミックだけでなく、彼らを応援するガチ恋ファンの存在も無視できません。どのキャラも推しに対する愛情にあふれ、自分こそ推しを一番愛していると自負しています。そのような彼女たちの姿からは、清々しさも感じられるでしょう。以下では、個性的なキャラクター性が目を引く、「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」の原作漫画の登場人物をあらすじネタバレ紹介します。

COSMIC（コズミック）のリーダーで、本名は雲母宇宙です。配信者として有名になることより、友達と楽しく撮ることを大切にしています。一方、ファンとの交流は苦手で、ガチ恋ファンに対しては嫌悪感を抱いていました。

コズミックのメンバーで、本名は清水薫（くゆる）、明るいキャラクターでファンを虜にしています。コスモとは対照的にサービス旺盛です。自身の人気を利用して派手な女遊びをしていたものの、ヒナとの一件を受けて大人しくなりました。

コズミックのメンバーで本名は劔隆文、コスモの休養中はリーダー代理を務めています。配信者として数字を重視しており、性格も冷静沈着かつ冷酷です。一方、実家からは配信者を仕事して認めてもらえず、悩みの種となっています。

スバルのガチ恋ファンの大学生で、本名は輝夜雛姫です。スバルの古参ファンであり、彼に振り向いてもらうべく、奨学金も使い込んで投げ銭をしていました。後にスバルへの思いがエスカレートし、監禁事件を起こします。

ゴスロリが趣味のスバルのガチ恋ファンで、本名は里穂子です。普段は会社務めのキャリアウーマンで、圧倒的な経済力でスバルを応援しています。

コスモファンの女性で、本名は花織琴乃、メイド喫茶・和カフェ八庵で働いています。コスモを大切に思うあまり暴走してしまい、本物のファンからガチ恋に変貌しました。後にコスモの想いを受け入れ、彼女になりました。

コスモのガチ恋ファンの女子高生で、本名は白井ゆうこです。原宿でコスモと出会い、迷惑行為に走ってしまいます。その後、琴乃からコスモとの関係を疑われ、トラブルに発展しました。

コズミックの無名時代から応援し続ける最古参ファンであり、推しメンバーはコスモです。自分を純粋なファンだと信じ込み、コスモへ歪んだ愛情を芽生えさせます。イベントでその衝動を爆発させ、彼に怪我を負わせました。

「ガチ恋粘着獣」の原作漫画では、ギンガを巡るガチ恋ファンの争いが進行し、スバル・コスモ以上の混乱が予想されます。同時に、コズミックの存続危機も匂わされています。ガチ恋ファンに翻弄されるギンガ編は、どのような結末を迎えるでしょうか。また、危機が迫るコズミックの動向も注目されています。以下では、「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」に関する感想をあらすじネタバレ紹介します。

副題の「ネット配信者の彼女になりたくて」のごとく、配信者に熱烈な恋愛感情を抱いた女性ファンの姿を描いた本作品。ドラマ化されたことを受け、原作の注目も高まっています。過激なファンを撃退するいわゆる勧善懲悪ものと彷彿させるも、最後は配信者とファンが和解する穏やかな結末を迎えています。現実でもありそうなリアルな展開やガチ恋ファンの本気の想い等は見ごたえがあり、面白いとの感想が寄せられています。

「ガチ恋粘着獣」といえば、ガチ恋ファンのキャラクター性も高く評価されています。「ネット配信者の彼女になりたくて」のように、ガチ恋ファンの夢は憧れの人の彼女になることでした。そのためなら、ライバルを妨害することも厭わず、その姿は狂気にも感じるでしょう。原作漫画では、ガチ恋ファンのキャラクター性を細やかに描いており、キャラの解像度の高さがすごいとの感想も見られます。

「ガチ恋粘着獣」は、コズミックのメンバーごとにパート分けされ、スバルとコスモ編が完結しました。どちらの回にも強烈なキャラを持つガチ恋ファンが登場し、ネット配信者の彼女になりたくて暴走する姿も見どころです。コスモ編では、彼のガチ恋ファンが本当の彼女になる展開が描かれ、原作漫画の名シーンになっています。また、ファンからの評価も高く、コスモと琴乃が好きとの感想も寄せられています。

スバルとコスモ編では、ヒロインとなるガチ恋ファンが登場し、彼女たちとの恋愛模様とその結末も注目されていました。一方、ギンガ編ではメンバー2人とは異なり、先の読めない展開となっています。恋愛に消極的なギンガに恋の予感は訪れるのか、ギンガ編はどのような結末を迎えるのでしょうか。ファンからもギンガ編の続きが気になるとの感想が多く寄せられています。

「ガチ恋粘着獣」の原作漫画に関する感想の中には、キャラクターが好きとの声も多く見られます。ガチ恋する配信者へ並みならぬ思いを寄せるファンたちの描写は躍動感があり、見る者を引き込みます。また、キャラクターの強烈な個性も見どころです。「～ネット配信者の彼女になりたくて～」というファンの願望を思いっきり描いた作風やファン同士によるハラハラした展開が、読者を夢中にさせるでしょう。

「～ネット配信者の彼女になりたくて～」のごとく、ガチ恋ファンの狂気が目立つ「ガチ恋粘着獣」ですが、読者によっては真面目な恋愛漫画という意見も寄せられています。作中では、ファンとの間でトラブルが起きたスバル・コスモの恋愛模様がピックアップされ、ヒロインとのその後も言及されています。恋愛コメディであるものの、原作漫画を読んで泣いたとの感想も寄せられています。

「ガチ恋粘着獣」といえば、現実世界でもおこりそうなリアルな展開が特徴であり、実際に起こりそうな内容で怖いとの感想も見られます。特にスバル編は読者に衝撃を与えるエピソードとなり、ファンによる監禁事件は恐怖を感じた方も多いでしょう。「～ネット配信者の彼女になりたくて～」のごとく、憧れの人の彼女になるためなら犯罪まがいも厭わない、ガチ恋ファンの狂気は計り知れない恐怖も秘めています。

「ガチ恋粘着獣」の女性キャラの行動は、読者によっては気持ち悪い、怖いと感じるでしょう。一方で、推しに熱狂的になるファンの気持ちも分からなくはないとの感想も見られます。推しが好きすぎて、気持ちを抑えることができない、誰もが一度が経験したことのある感情でしょう。しかし、推しに狂うあまり、犯罪まがいな行為に走ることは許されず、胸が苦しくなるとの意見も寄せられています。

「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」の原作漫画のあらすじネタバレや感想などを紹介しました。ファンの域を超えて本気の恋愛感情を抱く女性たちの狂気や、彼女たちに翻弄される配信者の姿を描いた本作品。犯罪まがいの行為は許されないものの、ガチ恋ファンの配信者への並みならぬ思いは共感できるできるポイントでしょう。