【ガチ恋粘着獣】スバル（くゆる）とヒナの関係は？スバル編の結末とその後は？

『ガチ恋粘着獣』のスバルとは作品の中に登場するキャラクターです。1話から登場する主要キャラクターで、作品に大きく関わっているメインのキャラクターと言えます。ここでは『ガチ恋粘着獣』に登場するスバルとは一体どういう人物なのか紹介していきます。

『ガチ恋粘着獣』は漫画が原作の作品です。2023年4月からはドラマ化もしているほど大人気作品となっています。スバルが登場する『ガチ恋粘着獣』とはどのような作品なのでしょうか。はじめにスバルが登場する『ガチ恋粘着獣』の概要についてチェックしていきます。

『ガチ恋粘着獣』は略称で正式なタイトルは『ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～』となります。『ガチ恋粘着獣』は星来によって描かれたWeb漫画作品です。2020年3月から2023年6月現在まで連載が続いている作品で、Web漫画サイト『ゼノン編集部』内で連載されています。Web漫画が原作になる作品ですが、単行本も発売されていて2023年2月には累計発行部数が80万部を超える人気作品です。

『ガチ恋粘着獣』はスバル、コスモ、ギンがの3人で編成されたコズミックという配信者とそのファンのオタクが主人公になります。コズミックのメンバーのガチ恋ファンがメンバーを好きすぎるが故に常識では考えられないほど暴走してしまう姿が描かれていて、配信者とガチ恋ファンの関係が描かれている作品です。

『ガチ恋粘着獣』ではコズミックのメンバーそれぞれが順番にメインの主人公になり物語が進んでいきます。はじめにメインの主人公となるのがスバルです。スバルがメインのストーリーは、人気を武器に数多くのファンと裏で遊びの関係を持っているスバルとスバルが生きがいの大学生・ヒナとの関係のストーリーになります。ヒナもスバルと裏で繋がってしまったが故にどんどん暴走してしまうというようなあらすじになっています。

『ガチ恋粘着獣』に登場するスバルのプロフィールを紹介します。スバルは「コズミック」という動画配信者グループのメンバーで、本名は清水 薫（しみず くゆる）といいます。年齢は24歳、誕生日は2月14日で血液型はO型です。身長は181㎝とかなりの高身長。外跳ねヘア―が特徴的で月1でソロ配信を行っています。

スバルは「自分のことを好きなファンが好き」というスタンスを持っています。ファンへのサービスは旺盛で表向きではファン想いのように見えますが、実際は裏で気に入ったファンの女の子に連絡を取り、プライベートで会っては体の関係を持つことを繰り返し、スバル曰く「彼女」が大勢いるような人物です。

女子大生・ヒナはスバルのことが大好きな1人のファンでしたが、スバルから連絡があったことがきっかけでスバルと関係を持つようになります。ここからは裏で大勢のファンの女の子と関係を持つスバルと、スバルに恋している女子大生・ヒナの関係を紹介していきます。

ヒナは配信を見たり投げ銭をしたりすることでスバルを応援していましたが、ある時突然SNSに知らないアカウントからメッセージが届きます。メッセージを見てみると送ってきた相手はヒナが大好きなスバルでした。そしてスバルとプライベートでご飯に行くことに。ご飯に行った流れでヒナはスバルとホテルに行くことになります。

一緒にホテルに行ったものの、ヒナはスバルから体の関係を求められると怖気づき1度断ってしまいます。ヒナが体の関係を断るとスバルは急に冷めた態度になり帰ってしまいました。その後、再びスバルと2人でプライベートで会うチャンスがヒナに訪れたことで体の関係まで持ち、スバルの「彼女」になれたと思うヒナですが、ヒナの目の前に同じようにスバルの「彼女」だと名乗るりこめろが現れます。

ヒナとりこめろのどちらがスバルの本当の彼女なのかスバルに直接聞くためにコズミックの配信部屋のマンションに行くことに。そこではスバル本人が不在で同じコズミックのメンバー・コスモがスバルに電話をかけることになります。電話に出たスバルはヒナでもりこめろでもない別の女の子と一緒に居ました。そこでヒナはスバルの「彼女」は自分だけではなく、スバルには大勢の彼女がいるというスバルの本性を知ったのです。

スバルはヒナの逆鱗に触れ、スタンガンで気絶させられ監禁までされてしまいます。しかし、スバルは自分を監禁してしまうほどの愛がヒナにはあるのだと感じていました。ヒナはスバルを監禁した後、どれだけ自分がスバルのことを好きだったのかを伝え、彼の目の前から姿を消します。

スバルはヒナがどれだけ自分のことを好きだったかを知り、自分が愛されていたことに快感を感じました。姿を消した後ヒナは配信を再開したスバルにスバル以外にはヒナだとわからないように配信でコメントをしたり投げ銭をしたりしています。スバルは自分の前に姿は現さなくてもくゆるではなくスバルとしてでも見ていてくれるヒナのことが気になるようになりました。

スバルことくゆるの身長は181㎝でかなりの高身長です。ヒナの身長は159㎝で女性の標準より少し高いくらいの身長です。スバルとヒナの身長差は22㎝で理想のカップルの身長差は15㎝と言われています。20㎝以上の身長差があるカップルは周りから女性が華奢で可愛らしいと感じる身長差。ヒナはよくヒールを履くことがありますが、スバルの身長が高いため並ぶと画になるような身長差の関係です。

スバルことくゆるとヒナの関係を紹介するなかで少し触れている部分はありますが、スバルとヒナの関係は最後どうなるのか『ガチ恋粘着獣』スバル編の結末を紹介していきます。『ガチ恋粘着獣』はドラマも放送されている作品ですが、原作である漫画の『ガチ恋粘着獣』の結末とスバル編のその後を紹介します。

スバル編の結末は漫画『ガチ恋粘着獣』2巻で描かれています。スバルの本性を知ったヒナはスバルを独占したいという気持ちからスバルの配信部屋に侵入し、配信中のスバルを襲います。そのままスバルをスタンガンで気絶させ監禁してしまいました。スバルと同じコズミックのメンバー・コスモやギンガの通報によって、スバルはヒナに監禁された場所から救出されます。

救出後、病院に運ばれ入院しているスバルの元に再びヒナが現れました。しかし、ヒナは自分の姿は見せず病室のカーテン越しにスバルに話しかけます。ヒナはスバルに「コズミック」として配信をしているスバルがどうしようもなく好きなこと、スバルに配信をやめてほしくないことを伝え、スバルにヒナがどれだけスバルを想っていたかを伝えました。そしてヒナはスバルの目の前から姿を消してしまいます。これがスバル編の結末です。

漫画『ガチ恋粘着獣』の中でスバル編は2巻で結末が描かれていますが、2巻以降もスバルとヒナのその後の関係やその後のスバルのヒナへの気持ちがところどころ作中で描かれています。結末でヒナはスバルの前から姿を消してしまうため、ヒナの姿を描かれることはありませんが、ヒナが消えた後スバルがヒナを気にする姿が漫画では描かれています。

ヒナに監禁されたことがトラウマになり、自分のことを好きな奴なんてもう1人もいないと落ち込んでいたスバル。しかし、ヒナがスバルに最後にスバルに配信を続けてほしいと好きな気持ちを共に伝えたことがスバルの心に響き、スバルは配信活動に復帰します。スバル編のその後はスバルがヒナの存在を活動の糧にするようになり、活動している中でヒナが自分を見てくれているか気にするようになるという本当の結末を迎えました。

ここからは漫画『ガチ恋粘着獣』の作中に出てくるスバルの名言を紹介していきます。

このスバルの名言は漫画『ガチ恋粘着獣』の3話に登場するスバルのセリフです。コズミックのメンバー・コスモがスバルにファンの女の子と体の関係を持っていることがバレたら炎上するぞ、と釘を刺した時に答えたスバルのセリフになります。

配信者のファンはいろんな配信者を簡単に好きになり、応援したり好きと言ったりするのに、配信者はファンの中でお気に入りを作ると怒られ炎上することに理不尽さを感じているスバルの思いが込められています。配信者もファンも同じ人間で活動しているかしていないかの違いだけで、行動を制限されることに嫌気がさしているようなスバルの名言でもあります。

このスバルの名言は漫画『ガチ恋粘着獣』11話のスバルのセリフです。自分を監禁したヒナに対して本性を包み隠さずにさらけ出したスバルのセリフです。スバルは自分のことを好きなファンが好き、自分を好きならどんなにクズなことをしても好きでいるのが当たり前、というような思想を持っています。

大勢のファンを「彼女」にしているスバルを否定したヒナに対して、自分を好きならどんなことをしても許せ、好きでいろと自分の本性をさらけ出した名言です。また、自分と関係を持った時は喜んでいる癖に他にも関係を持つ女の子がいると知ると、途端に態度が豹変したり自分をクズ扱いしたりされることに疑問を感じているようなスバルのセリフでもあります。

『ガチ恋粘着獣』は漫画が原作の作品ですが2023年4月からドラマ版が放送されています。ドラマ版『ガチ恋粘着獣』ではスバルこと、くゆる役を井上想良さんが演じました。ここからはドラマ版『ガチ恋粘着獣』でスバルを演じている井上想良さんについて、プロフィールや出演作品を紹介していきます。

『ガチ恋粘着獣』のドラマでスバルこと、くゆる役を演じた井上 想良（いのうえ そら）さんは、瀬戸康史さんや山田祐貴さんなど人気俳優が所属するワタナベエンターテイメントの俳優です。1998年8月12日生まれの大分県出身で、ドラマが放送開始された2023年4月時点では24歳なので、スバルことくゆると同い年になります。身長も178㎝と漫画『ガチ恋粘着獣』のスバルより少し低いもののほとんど変わらない身長です。

井上想良さんはドラマ『ガチ恋粘着獣』の他に、日テレ系土曜ドラマ『Dr.チョコレート』にも出演しています。『Dr.チョコレート』は坂口健太郎さん主演で、2023年4月から放送がスタートしているテレビドラマです。また、2023年1月から3月まで放送されていたテレビドラマ『女神の教室～リーガル青春白書～』にも出演していました。

他にもニュース番組『ZIP！』の番組内で2023年1月に放送された朝ドラマ『パパとなっちゃんのお弁当』に出演していたり、2023年5月にはテレビドラマ『̪シガテラ』にも出演。現在放送中のNHK連続テレビ小説『らんんまん』にも2023年7月頃の放送に登場が決まっています。『ガチ恋粘着獣』のドラマは井上想良さんが主演を初めて努めたドラマ作品で今後注目を集めるであろう俳優です。

ここからは『ガチ恋粘着獣』のスバルに対する感想や評価をTwitterでのツイートと一緒に見ていきます。

まずはスバルに対して憎めないという感想です。『ガチ恋粘着獣』の作中でスバルは、ファンの女の子の気持ちを弄ぶような行為をしていて、スバルが痛い目に合う結末は自業自得とも思える結末でしょう。しかし、スバル編の結末後のその後でスバルがヒナを気にするようになったり、ヒナとの一件があった後ファンと関係を持つことをやめたりしていることで、クズではあっても憎めないというような感想があるようです。

やはりスバルに対しての感想であるのが、監禁されたことや炎上したことはスバルが悪いという感想。もちろんヒナが行ったスバルを監禁する行為は許されるものではありませんが、ヒナが豹変したきっかけはスバルがファンを弄んでいたことなので、自業自得でありスバルが悪いという感想も生まれています。

スバルに対する感想の中で最も多いのがスバルはクズという感想です。結末の後、その後のスバルは自分の行動を反省し改心するので憎めないという感想がある中で、それでもスバルがファンを弄んできたことはクズすぎるといった感想が多くありました。スバル側の言い分も理解できないわけではありませんが、スバルを好きという気持ちを利用するような行為に怒りを感じる人が多いようです。

スバルことくゆるとヒナの関係は、配信者とただのファンの関係からプライベートで会う関係になり、ヒナのスバルに対する恋心が暴走してしまいます。漫画でもドラマでも『ガチ恋粘着獣』では結末を迎えた後、その後のスバルとヒナの様子が描かれています。しかし、漫画とドラマでは少し結末の迎え方やその後の描写が異なる部分があるようです。

ヒナがくゆるではなく配信者としてのスバルという人物が好きで、スバルはヒナのことが気になるようになり好意を持つ点は漫画とドラマで違いがありません。しかし、細かい内容では違う部分があるので漫画、ドラマどちらかを見た後で両方見てみるとまた違った見方でスバルとヒナの関係を見ることができるかもしれません。