【吸血鬼すぐ死ぬ】エルダーはマナー違反の親族！登場回や性格は？

『吸血鬼すぐ死ぬ』の主人公は、吸血鬼のドラルクと吸血鬼ハンターのロナルドです。この2人を中心に、多くのキャラが騒動を巻き起こします。吸血鬼すぐ死ぬには、ドラルク以外にもさまざまな吸血鬼が登場します。エルダーも、そのうちの1人です。

では、吸血鬼すぐ死ぬのエルダーとは、一体どういったキャラでしょうか？本記事では、エルダーの性格や能力、登場回などを詳しく説明します。まずは、吸血鬼すぐ死ぬの作品情報や、基本的なプロフィールを見ていきましょう。

吸血鬼すぐ死ぬは、週刊少年チャンピオンで連載中の漫画です。2015年の30号から連載が開始し、現在でも物語は続いています。しかし、作者の盆ノ木至さんが体調不良になったため、2023年24号から休載となっています。現時点では、まだ再開の目処は立っていないようです。吸血鬼すぐ死ぬの単行本は25巻まで発売されており、2022年12月時点での累計発行部数は300万部を突破しています。

吸血鬼すぐ死ぬは2021年にテレビアニメになり、第1期の全12話が10月から12月にかけて放送されました。その後、第2期のテレビアニメの制作も決まり、2023年の1月から3月まで全12話が放送されました。放送局はTOKYO MXやBS11など、全部で7局です。テレビアニメの第3期に関しては、まだ制作されるかどうかわかっていません。

吸血鬼ハンターのロナルドは、子供を助けるために吸血鬼の住む城へ向かいました。そこにいたのは、何かあればすぐに死んでしまうドラルクという弱い吸血鬼でした。ロナルドは城で遊んでいただけの子供を保護しますが、ドラルクが仕掛けていた罠が爆発して城は破壊されてしまいます。城がなくなってしまったドラルクはロナルドの事務所に転がり込み、2人はコンビを組むようになるのでした。

吸血鬼すぐ死ぬのエルダーは、11月2日の死者の日に生まれました。古くから存在している高等吸血鬼で、「屍商人」や「グールメーカー」の二つ名を持っています。エルダーはいつも根城としている棺桶で眠っていて、本体を使うことはそれほど多くありません。

普段は作ったグールに自分の体を置き換え、遠隔操作で動かしています。また、グールの中に入って移動することもあります。エルダーは「古き血」の吸血鬼の一員で、たまにメンバーで集まって下らない会話をしています。

吸血鬼すぐ死ぬの作中では、エルダーの家族も登場します。エルダーの家族は、「マナー違反」と呼ばれている吸血鬼です。本名はマナブですが、マナー違反の行為ばかりするためこう呼ばれています。エルダーは、マナー違反にとって真祖に当たります。

真祖とは吸血鬼すぐ死ぬの作中で使われている言葉で、一族の大元となる存在の吸血鬼です。マナー違反は、真祖のエルダーのことを「じいちゃん」と呼んでいます。一方のエルダーも、マナー違反を「マナ」と呼んで可愛がっています。

吸血鬼すぐ死ぬのエルダーは、作中にそれほど多く登場するキャラではありません。また、だいぶ物語が進んでから登場したため、エルダーの存在自体を知らない人もいるでしょう。ここでは、吸血鬼すぐ死ぬのエルダーの登場回の詳しいあらすじを説明します。また、エルダーの声優は誰であるかも見ていきます。

吸血鬼すぐ死ぬのエルダーの初登場回は、10巻の119話です。この登場回では、エルダーはグールの姿でロナルドの事務所に現れました。エルダーはロナルドに吸血鬼退治をお願いしたいと言いますが、その吸血鬼とは自分のことでした。エルダーは吸血鬼として長いときを過ごしてきたにも関わらず、一度もハンターに退治されたことがありませんでした。そのことを悩んでいて、ついロナルドの事務所に入ってしまったのです。

一回退治してくれれば帰るというエルダーに、ロナルドは仕方なくハエたたきでエルダーを攻撃します。その攻撃方法が不満だったエルダーはロナルドに抗議し、退治の仕方をあれこれと指図してくるのでした。言い合う2人の間にドラルクが割って入り、そもそも誰も見ていないところで退治されても意味がないことを指摘します。そして、退治の様子を動画で撮って、ヌーチューブで配信したらどうかと提案しました。

エルダーはこの提案に乗り、動画を撮りに出かけました。出来上がった動画に難癖をつけるエルダーにつられるように、ロナルドも徐々に動画作成にこだわり始めます。そしてテイク58にしてようやく動画は完成し、2人は意気揚々と動画をアップしました。翌朝正気に戻ったロナルドはこの動画をアップしたことに後悔しますが、ヌーチューブではなぜか謎のクソ動画として人気を博します。

そして、エルダーは退治される系ヌーチューバーとして注目を集めるようになったのでした。エルダーが主体となって活躍した登場回はこの初登場回のみですが、それ以降も古き血のメンバーとして何話か登場しています。初登場回以外でエルダーの活躍が見られる登場回は、吸血鬼すぐ死ぬの217話です。この回では、エルダーのかっこいい本体を見ることができます。

吸血鬼すぐ死ぬはアニメ化され、すでに2期まで放送が終わっています。では、吸血鬼すぐ死ぬのアニメでは、エルダーの声はどの声優が担当するのでしょうか？実は、エルダー役の声優は、現時点では決まっていない状態です。なぜなら、アニメの1期と2期では、エルダーの登場回がなかったからです。

もしも吸血鬼すぐ死ぬのアニメ3期が制作されるとすれば、そこで登場する可能性もあるでしょう。ただ、アニメでエルダーが登場するとしても、声優が決まるのはだいぶ先のことになりそうです。

吸血鬼すぐ死ぬのエルダーは、長く生きているのに退治未経験であることを気にしています。ヌーチューブに配信する動画作成の内容にこだわったりしている様子を見ると、周りからの評価を気にする性格であることがわかります。

また、意外とお茶目な性格で、仲間内で死霊使いジョークを飛ばして呆れられることもありました。普段はグールを操って行動しているように、周りからは出不精だと思われています。しかし、本人はこれを否定しており、ただ単に自分で歩くのが面倒なだけだと言っています。

吸血鬼すぐ死ぬのエルダーは、多くのグールを操ることができる能力値の高い吸血鬼です。グールを生み出し、それらを自分の思い通りに動かすことができます。無数のグールを使って、無限の軍勢を作ることも可能です。もしも、エルダーが人間と敵対している吸血鬼であれば、人間界は大変なことになっていたでしょう。しかし、エルダーは特に人間を敵視していないため、グールを悪用することはありません。

吸血鬼すぐ死ぬのエルダーは、初登場回ではグールの姿で登場しました。そのため、本体がどのような顔をしているかは、しばらくわかりませんでした。その後、作中でエルダーの本体が登場し、マナー違反によく似たかっこいい顔立ちであることが明かされます。

エルダーの本当の姿を知った読者からは、「イケメンだ」という感想が多く上がっていました。また、エルダーの性格がお茶目なことから、「しゃべらなければかっこいい」というコメントも見られました。

吸血鬼すぐ死ぬのエルダーは、作中ではあまり出番がありません。しかし、かっこよくて面白いキャラであるため、読者からの人気は高いです。エルダーのファンからは、「もっと出番を増やしてほしい」という声が多く上がっていました。また、エルダーは吸血鬼すぐ死ぬのアニメに出てこなかったため、3期で出てきてほしいと願う人も大勢いました。

吸血鬼すぐ死ぬのエルダーは、マナー違反と親族という設定です。そのため、「顔がそっくり」というコメントが多く見られました。エルダーとマナー違反の関係が好きな人は多く、2人が絡むシーンには人気が集まっていました。

吸血鬼すぐ死ぬのエルダーの登場回や能力、アニメでの声優などについてまとめました。エルダーは吸血鬼すぐ死ぬのアニメではまだ登場していないため、声優が誰になるかはわかりません。登場回もあまり多くないため、アニメの続編があっても出番があるとは言い切れません。エルダーの活躍が見たい人は、原作漫画を読むのがおすすめです。吸血鬼よく死ぬのエルダーをもっと詳しく知りたい人は、ぜひ漫画の登場回をチェックしてみてください。