【オーバーロード】アインズは死亡した?ヤルダバオト戦の真実と目的をネタバレ

オーバーロードのアインズ・ウール・ゴウンは本作の主人公であり、ナザリック地下大墳墓の支配者です。ナザリックの100レベルNPCをまとめるアインズは、「骸骨の見た目を持つ最強の魔法詠唱者」という呼び名の通り圧倒的な強さを有しています。しかし、オーバーロードの聖王国編ではアインズの死亡を匂わせる描写がなされていました。そこで、本記事ではアインズが死ぬといった理由を交え、死亡説が浮上するきっかけとなったヤルダバオト戦の真実と目的をネタバレありで紹介していきます。

【オーバーロード】アインズは死亡した?ヤルダバオト戦の真実と目的をネタバレのイメージ

目次

  1. アインズとは?
  2. アインズは死亡した?ヤルダバオト戦を考察
  3. アインズの死亡計画のその後をネタバレ
  4. アインズの強さを考察
  5. アインズに関する感想や評価
  6. アインズの死亡まとめ

アインズとは?

オーバーロードの主人公でありナザリック地下大墳墓の支配者でもあるアインズ・ウール・ゴウンは、自身の名を広く知れ渡らせるべくナザリックのNPCとともに世界征服を果たそうとしていました。しかし、原作11巻のエピローグにてルプスレギナが「アインズは死んだ」と衝撃的な一言を残しています。

では、アインズは死亡したのか?ここからはアインズの死亡説が浮上することとなった原因となるヤルダバオト戦の真実と目的をネタバレありで紹介していきます。それでまず、オーバーロードの作品情報から見ていきましょう。

オーバーロードの作品情報

オーバーロードの概要

  • アニメタイトル:オーバーロード
  • ジャンル:ダーク・ファンタジー、異世界、なろう系
  • 原作:丸山くがね
  • 監督:伊藤尚往
  • キャラクターデザイン:吉松孝博(第1 - 3期)、田﨑聡(第2 - 4期)
  • アニメーション制作:マッドハウス
  • 製作:オーバーロード製作委員会(第1期)、オーバーロード2製作委員会(第2期)、オーバーロード3製作委員会(第3期)、オーバーロード4製作委員会(第4期)
  • 放送局:AT-X・TOKYO MXほか
  • 放送期間:2015年7月7日 - 9月29日(第1期)、2018年1月9日 - 4月3日(第2期)、2018年7月10日 - 10月2日(第3期)、2022年7月5日 - 9月27日(第4期)

オーバーロードは丸山くがね先生による同名のライトノベルを原作としたアニメ作品です。アニメ放送については、2023年5月現在時点で第4期まで放送されています。また、2021年4月に原作12巻「聖王国の聖騎士」上、原作13巻「聖王国の聖騎士」下の一部を描く「聖王国編」が、完全新作劇場アニメとして製作発表がおこなわれました。なお、劇場アニメ『オーバーロード 聖王国編』の公開日は不明です。

オーバーロードのあらすじ

ここではオーバーロードの聖王国編のあらすじをネタバレありで簡単にまとめていきます。舞台はリ・エスティーゼ王国の南西に位置するローブル聖王国です。ある日、長く平和を誇った聖王国を魔皇ヤルダバオト率いる亜人連合軍が突如襲撃してきました。残虐非道なヤルダバオトによって、聖王国は国崩壊の危機に直面します。その後誕生した苦難の民を救うために解放軍は、魔道国に救いを求めることとなり…

アインズのプロフィール

  • 名前:アインズ・ウール・ゴウン/モモンガ
  • 属性:極悪(カルマ値:-500)
  • 呼び名:骸骨の見た目を持つ最強の魔法詠唱者(マジックキャスター)
  • 種族レベル:骸骨の魔法使い(スケルトンメイジ)15lv、死者の大魔法使い(エルダーリッチ)10lv、死の支配者(オーバーロード)5lvほか
  • 職業レベル:ネクロマンサー10lv、チョーセン・オブ・アンデッド10lv、エクリプス5lvほか

オーバーロードのアインズは本作の主人公です。一人称は「私」。「骸骨の見た目を持つ最強の魔法詠唱者」の呼び名を持つ死の支配者(オーバーロード)で、その存在を知る者からは「超越者」として敬されています。もともとモモンガという名前だったものの、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」そのものの名を名乗り、その名を広く知れ渡らせようとしていました。

TVアニメ「オーバーロード」オフィシャルサイト

アインズは死亡した?ヤルダバオト戦を考察

アインズの死亡説が浮上することとなった原因であるヤルダバオトは、仮面をつけた大悪魔です。アダマンタイト級冒険者チーム「蒼の薔薇」のメンバー2人を一撃で倒し、イビルアイを成す術もなく追い込むなど圧倒的な強さを見せつけました。その正体はナザリック地下大墳墓の階層守護者であるデミウルゴスです。

あのデミウルゴスがアインズに危害を加えること自体に違和感があるのですが、なぜアインズとデミウルゴスが戦うこととなったのか、アインズはデミウルゴス戦で死亡したのか?ここからはヤルダバオト戦をネタバレありで考察していきます。

アインズが聖王国編のヤルダバオト戦で死亡した経緯

それでは早速、アインズがオーバーロード 聖王国編のヤルダバオト戦で死亡した経緯をネタバレありで紹介していきます。まずはじめにオーバーロード 聖王国編はデミウルゴスが扮するヤルダバオトと亜人連合軍による襲撃によって、壊滅寸前の状況に陥ったローブル聖王国の様子が描かれています。聖王国に攻め入ったヤルダバオトと亜人連合軍に対し、聖王国の上層部は現状の戦力ではヤルダバオトを倒すことはできないと考えました。

そこで聖王国はアインズ率いる魔道国に属するアダマンタイト級冒険者「モモン(アインズが扮した冒険者)」を援軍として派遣してもらうことを画策します。アインズのもとを訪れた聖王国軍は援軍としてモモンを求めますが、アインズはこれを拒否し、代わりにアインズ自らがヤルダバオトを討伐するために出陣すると聖王国側に持ちかけました。

そして、アインズは出陣することとなります。しかし、アインズはヤルダバオトと戦う前に、聖王国の民を守るために多くの魔力を消費してしまいます。それが原因でヤルダバオトに追い詰められ、アインズは敗北を喫してしまいました。その後自分たちの不甲斐なさゆえにアインズが死亡したと絶望している聖王国軍が描かれています。

アインズの死亡は演技?真相を考察

先にアインズが聖王国編のヤルダバオト戦で死亡した経緯をネタバレありで紹介しましたが、これはアインズが「自らを死んだように見せかける」とヤルダバオトに持ち掛け、了承したデミウルゴスが苦戦しながらも、アインズに勝利するという演技をこなした魔道国側の壮大な茶番劇でした。では、なぜアインズは死を偽装したのでしょうか?ここからはその理由をネタバレありで考察していきます。

考察①デミウルゴスによる本来の計画と目的

まずはじめにオーバーロードのアインズが死ぬという計画は、本来デミウルゴスの計画にはなかった筋書きです。アインズが死亡するという筋書きは、アインズのいつもの思い付きによるものでした。デミウルゴスの本来の計画は次のとおりです。

  1. ヤルダバオトが亜人連合軍を率いてローブル聖王国を襲撃
  2. 聖王国を壊滅寸前の状況にまで追い込む
  3. 救援に向かったアインズが聖王国の民の信頼を得る
  4. ヤルダバオトを倒す
  5. 聖王国の民がアインズを慕うようになり、事実上、聖王国の征服が完了する

デミウルゴスは上記の計画を綿密に練る中、アインズがどのようにして自分の計画を修正し、よりよい結果に導いてくれるのだろうかとワクワクしていました。そこでデミウルゴスは聖王国でアインズに自由に行動してもらうことにしています。しかし、それによってアインズはデミウルゴスの期待に応えなければならなくなり、胃を痛めることとなってしまいました。

考察②アインズのその場しのぎの作戦

デミウルゴスの計画書を読んだアインズは、聖王国へ赴いたのち民からの信頼を得ることになりました。しかし、その計画書には信頼を得る方法が記載されておらず、デミウルゴスにその詳細を尋ねても「聡明なるアインズ様に、そのような失礼なことはできません」と言われてしまい、ほとほと困り果ててしまいます。

どうすれば大衆の心を掴めるのか、その方法が分からないまま行動すると「絶大なカリスマを持ちすべてを見通す叡智を持ち、その上慈悲深いナザリック絶対の支配者」というキャラ設定が崩れ、最悪デミウルゴスに見限られてしまいます。そこで、板挟みになったアインズは「デミウルゴスとの戦いで死亡する」というその場しのぎの作戦を実行することにしました。

考察③アインズが死ぬといった理由と目的は防災訓練

オーバーロードのアインズが死ぬといった理由、それはナザリックと魔道国全体の防災訓練です。アインズは自らが死んだという体で動き、デミウルゴスやアルベドなどナザリックのNPCたちを試すことにしました。そして防災訓練をおこなったことに対する理由もあります。それはアインズが仮に何らかの理由で死亡するか不在になった場合、きちんとナザリックや魔道国が機能するかどうかを確認しておくというものです。

アインズがデミウルゴスに対し「そこまで真剣に取り組む必要はない」と付け加えていることから分かる通り、実際のところ防災訓練の実施を厳密に考えていたのではなく、単なる思いつきでした。そして、無事に防災訓練が終了したあとは復活したと見せかけ、聖王国防衛に再び参加しています。

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アインズの死亡計画のその後をネタバレ

オーバーロードのアインズが死ぬといった理由は、ナザリックと魔道国全体の防災訓練であったことが明らかとなりました。確かにこの理由であればルプスレギナがそこまで動揺することなく「アインズ様が戦いに敗れてお亡くなりになられたらしい」と発言したことに納得がいきます。では、アインズの死亡計画の理由と目的を踏まえたうえで、死亡計画のその後をネタバレありで見ていきましょう。

アインズはその後復活する

オーバーロードの原作11巻にて、ルプスレギナが「アインズ様が亡くなった」と発言したのち、原作12巻と13巻にてアインズの死亡説の真相が明らかとなりました。その後、アインズは復活し聖王国防衛線に参加します。アインズが復活したタイミングは聖騎士への民からの信頼が下がっていた状況だったため、アインズを頼りにしている聖王国軍は歓喜し、それまでの絶望的な空気が一転しました。

アインズがヤルダバオトを討ち取り聖王国を救う

復活したアインズは、再度デミウルゴスが扮するヤルダバオトとの一騎打ちに挑みました。そして、今度はヤルダバオトを討ち取り、勝利したことによってアインズは聖王国を救った英雄と認識されるようになります。

アインズが死ぬといった理由にはナザリックと魔道国全体の防災訓練が関係していましたが、聖王国軍に不安を抱いていた民や聖王国軍の騎士たちからアインズを崇拝する者が現れるようになったため、結果的に陰ながら聖王国征服への布石が進んでいくこととなりました。その結果を知ったデミウルゴスも「私が酷く劣っていると教えてくださる」と勘違いを加速させていきます。

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アインズの強さを考察

アインズの死亡説が浮上した際、読者の間ではアンデット族であるアインズが死亡するはずがないとさまざまな憶測が飛び交じっていましたが、そもそもアインズはどの程度の強さを有しているのでしょうか?そこで、ここからはアインズの対人戦での強さやアインズに勝つ可能性のあるキャラをまとめつつ、アインズの強さをネタバレありで考察していきます。

アインズの対人戦での強さ

まずアインズの正体は、VRMMORPG「ユグドラシル」におけるギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーであるプレイヤー、モモンガです。そして、モモンガはユグドラシルをプレイしていた鈴木悟のアバターでした。その後前述したように、鈴木悟ことモモンガは異形種のアバターであることを参入条件とする伝説的ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」そのままに名を改めることにしています。

そのため、アインズはユグドラシル時代に培ったPK、PVP長けていました。ギルドの諸葛孔明と言われていたアインズの戦闘スタイルは、ギルド内でもトップクラスの状況判断能力を活かした情報戦を最重視したもので、さまざまな状況を想定して事前準備を入念におこないます。実際にオーバーロードの原作3巻にて精神支配を受け、暴走したシャルティアと戦った際には、MPやスキル回数などを減らしてから反撃に転じ勝利していました。

アインズに勝つことができるキャラはいる?

アインズは桁外れの量のMPを持つのに加え、扱える魔法の数は718にも及びます。魔法詠唱者としての能力は極めて高いです。また、上位物理無効と上位魔法無効のスキル効果によって、転移後の世界の一般的な冒険者たちではアインズにダメージを与えることができません。では、そのようなアインズに勝つことができるキャラはいるのか?そこで、ここからはアインズに勝つ可能性のあるキャラを2人紹介します。

勝つ可能性のあるキャラ①シャルティア

アインズに勝つ可能性のあるキャラの1人目は、ナザリックの階層守護者であるシャルティア・ブラッドフォールンです。シャルティアは「鮮血の戦乙女」の呼び名を持つキャラクターで、いわゆる真祖としての「吸血鬼」でした。一対一の戦闘であれば守護者最強であり、ステータス異常の無効化や他の階層守護者たちよりも一回り高水準かつバランスの取れた能力値を誇ります。

ただ、「血の狂乱」という長時間戦闘によって発動するスキルによって、制御が効かなくなるという巨大な弱点がありました。さらに、圧倒的な実力への過信からか、考えるより体が動く方が先になってしまっており、アウラやデミウルゴスなどから「頭脳面では役に立たない」と言われています。

そのため、シャルティア単体の戦闘力はアインズよりも上ではあるものの、オーバーロードの3巻にてアインズに敗北したように、頭脳戦に持ち込まれると正しい対処ができずに負けてしまいます。しかし、もしシャルティアの戦闘経験が豊富でからめ手に対して正しい対処ができていれば、アインズには勝ち目がなく、逃げるしかなかったと言えるかもしれません。

勝つ可能性のあるキャラ②ルベド

アインズに勝つ可能性のあるキャラの2人目は、アルベドや二グレドの妹であるルベドです。ルベドはナザリック地下大墳墓では、個として最強のNPCと言われています。

その強さにおいて、肉弾戦ではアルベドやセバス、コキュートスを上回り、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」にて最強のプレイヤーであったたっち・みーすらも凌駕するようです。おそらくたっち・みーに勝てなかったアインズでは、たとえフル武装状態であってもルベドに勝てる可能性はほぼ皆無でしょう。

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アインズに関する感想や評価

ここまでオーバーロードの聖王国編に登場したアインズの死亡計画やその後、死亡計画を立てた理由、その強さをネタバレありで考察してきました。では、最後にアインズに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやら、ネット上ではオーバーロードのアインズの死亡説に関する声が多くあがっているようです。

こちらではオーバーロード 聖王国編に登場するアインズの死亡説に関する声があがっています。どうやら、この方はオーバーロードの原作12巻「聖王国の聖騎士」上の表紙に記載されていた「遂に、アインズ死す」という内容に注目されているようです。アインズが死亡するとなれば、やはり死んだ理由が気になることでしょう。「遂に、アインズ死す」という内容に衝撃を受けた方は多いかもしれません。

こちらでもオーバーロード 聖王国編に登場するアインズの死亡説に関する声があがっています。どうやら、この方はルプスレギナが「アインズ様が亡くなった」と発言した理由に注目されているようです。また、「アインズ死亡説流しても無益な気がする」とのことですが、その理由が気になります。

こちらでもオーバーロード 聖王国編に登場するアインズの死亡説に関する声があがっています。どうやら、この方はアインズの死亡説に異を唱えられているようです。感想を見るにネット上ではアインズの死亡説が多く出回っていることが分かります。この方はその説がとても信じられないとのことです。やはりその理由にはアインズの強さや活躍ゆえに、死亡するイメージが湧かないことが関係しているのかもしれません。

こちらでもオーバーロード 聖王国編に登場するアインズの死亡説に関する声があがっています。どうやら、この方は「アインズ様が戦いに敗れてお亡くなりになられたらしい」というルプスレギナの一言が気になっているようです。

同じくほかの感想でもアインズの死亡説について触れられているのですが、そのほとんどがアインズが死ぬということに半信半疑の声となっていました。ルプスレギナが動揺することなく、アインズが死亡したという事実を受け入れている姿も、アインズの死亡説に半信半疑の声があがる理由となっているのかもしれません。

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アインズの死亡まとめ

本記事ではオーバーロード 聖王国編に登場するアインズのヤルダバオト戦をネタバレありで紹介してきました。ネット上に出回っているアインズの死亡説は、オーバーロードの原作11巻のエピローグにて、ルプスレギナが「アインズ様が戦いに敗れてお亡くなりになられたらしい」と衝撃の一言を残したことをきっかけとなっていました。

アインズ死亡の真実は、オーバーロードの原作12巻「聖王国の聖騎士」上、原作13巻「聖王国の聖騎士」下の二冊にまたがる聖王国編の中でも重要な要素となっています。ネタバレを交えて紹介した本記事の内容をまとめると、アインズが死ぬといった理由はナザリックと魔道国全体の「防災訓練」であり、アインズとヤルダバオトの戦いはナザリック勢の盛大な茶番劇でした。

そして、アインズが死ぬという筋書きは単なるアインズの思いつきによるものであり、その場しのぎの作戦です。結果的にその作戦が功を奏し、アインズは英雄として聖王国の民や騎士たちに崇められることとなります。今後、アインズ率いるナザリック勢はどのようにして活躍するのか?これからもアインズたちの活躍に注目しておきましょう。

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