【2.43 清陰高校男子バレー部】灰島公誓の過去とは？黒羽との関係やユニチカも紹介

灰島公誓とは、「2.43 清陰高校男子バレー部」の主人公の一人です。彼は東京の中学でバレーボール部の選手として活躍していましたが、吉野爽太とトラブルになった過去がありました。この記事では、清陰高校男子バレー部の灰島公誓を特集します。過去における吉野爽太との関係を中心に、「ユニチカ」と呼ばれるもう一人の主人公黒羽祐仁との関係、灰島公誓のアニメ声優などを紹介するため、同作品を観る際の参考にしてください。

2.43 清陰高校男子バレー部は、男子中学、高校バレー部を描いた名作漫画「ハイキュー!!」と比較されることが多い作品です。原作が小説であることと、キャラクター二人一組のドラマが展開される構成など、よく見ると明確な違いがあることがわかりました。同作品の全体的に細やかな雰囲気は、多くのファンを獲得しているとのことです。この章では、清陰高校男子バレー部の作品情報として、概要とあらすじを取り上げていきます。

2.43 清陰高校男子バレー部の原作小説は、2012年より集英社のWEB小説サイトRENZABUROにて連載が開始され、2023年3月現在媒体を集英社文芸ステーションに移して4th seasonが連載中です。単行本は、集英社文庫にて6巻まで刊行されました。同作品の原作者は、「キーリシリーズ」で有名な壁井ユカコで、イラストは山川あいじが担当しています。山川あいじはコミカライズ版も手がけており、Cocohanaにて連載中です。

清陰高校男子バレー部は、コミカライズの他にもメディアミックスが行われています。同作品のテレビアニメ版は、2021年1月から3月まで全12話が放映されました。ブルーレイとDVDのBOXが発売されているほか、Amazon prime videoやNetflixなどの動画配信サービスにて、視聴が可能です。清陰高校男子バレー部のアニメ版は、原作に忠実な作風で高評価されており、2期の制作と放映が待望されているとのことです。

東京の中学校でバレーボール選手だった灰島公誓は、トラブルが元で少年時代を過ごした福井県の中学へ転校してきました。そこで彼は、幼馴染の黒羽祐仁と再会します。二人は紋代中学校バレー部に入り、コンビとして活躍するのですが、中学生最後の大会で喧嘩をしてしまい、それ以来絶縁状態になりました。灰島公誓と黒羽祐仁は、揃って福井県立七符清陰高校に進学し、ともにバレー部に入部することになるのです。

• 誕生日：1月7日
• 身長：181cm→183cm→186cm（大学編）
• ポジション：セッター
• 背番号：8番

灰島公誓は、清陰高校男子バレー部の主人公の一人です。金髪をショートカットにしており、普段はメガネをかけています。凛々しい表情をしたイケメン男子で、多くのファンを魅了しました。自分の行動の全てが、バレーボールに直結しているほどのバレーバカとして描かれています。東京の中学から、母親の郷里である福井県に戻ってきて、祖父母とともに暮らしていました。彼には、そのような状況になった過去があります。

2.43 清陰高校男子バレー部に登場する灰島公誓は、辛い過去を持っている人物として描かれています。彼の過去には、吉野爽太という少年が深く関わっていました。灰島公誓と吉野爽太との間に、一体何が起こったのでしょうか？この章では、清陰高校男子バレー部の灰島公誓の過去について取り上げていきます。吉野爽太に自殺未遂をさせたという一件の真相を含めて、ネタバレを交えながら紹介します。

灰島公誓が、東京の中学から福井県の中学への転校を余儀なくされた理由は、「彼が吉野爽太に自殺未遂をさせた」という噂が流れたからでした。つまり、自殺を教唆したというものです。結論を先に書きますと、灰島公誓が吉野爽太に自殺を教唆したという話は、完全に嘘であることが明らかになりました。自殺教唆はれっきとした犯罪であり、たとえ未成年であっても罪に問われるべきなのに、そのようになっていないことが証左です。

しかしながら、吉野爽太が中学時代に自殺未遂をした過去があることは、事実でした。吉野爽太は、小学校時代からバレーボール選手で、灰島公誓と同じクラブチームに所属していたのです。灰島公誓は、吉野爽太の選手としてのポテンシャルを高く評価していましたが、なかなか結果を出せないでいる彼についてもどかしい感情を持っていました。そして、最初は柔らかい口調だったアドバイスも、次第に語気が強まっていったのです。

良いプレーができない吉野爽太に対しての灰島公誓のアドバイスは、やがて叱責へと変わっていきました。灰島公誓は、彼に部室で何度も厳しい口調で当たるようになります。ある日も、試合後に灰島公誓が吉野爽太へ叱責をしました。するとその翌日、バレー部の顧問から灰島公誓へ連絡が入ります。吉野爽太が、自宅で自殺未遂をしたという内容でした。この出来事はたちまち学校中の噂になり、灰島公誓は学校にいられなくなります。

吉野爽太を自殺未遂に追い込んでしまった自責の念に駆られた過去のある灰島公誓は、福井県の中学校に転校しました。過去を引きずったまま生きてきた彼でしたが、意外なところで吉野爽太の自殺未遂の真相を知ることになります。それは、彼が黒羽祐仁とともに東京の母校を訪れた際に、偶然会った元チームメイトから聞かされました。

吉野爽太の自殺未遂の真相は、元々は狂言だったのです。灰島公誓は、バレーに対する情熱が高じるあまり、吉野爽太だけではなく他のチームメイトに対しても、厳しいアドバイスを行っていました。彼の行動に辟易したチームメイトたちは、「誰かが自殺未遂でもすれば、灰島公誓の態度が改まるのではないか」と考えて、狂言自殺未遂を思いついたのです。そして、自殺未遂する役を、吉野爽太が買って出ました。

ところが、吉野爽太は本当に自殺未遂をしてしまったのです。彼がそのような行為に及んだ理由は、「バレーボールを辞めたかったから」というものでした。小学校時代から一緒にバレーボールを続けてきたメンバーたちに、自分だけが辞めたいという気持ちを伝えることがどうしてもできずにいた吉野爽太は、この機会を利用して本当にバレーボールを辞めたのです。過去とは違う事実に、一番動揺したのは灰島公誓でした。

大ヒット小説2.43 清陰高校男子バレー部の灰島公誓は、自分がチームメイトを自殺未遂に追い込んでしまったという過去を背負って生きてきました。しかし、真相が自分の考えていたことと違っていたことで、大きな衝撃を受けます。そのような状況の彼に救いの手を差し伸べたのは、黒羽祐仁でした。この章では、灰島公誓と黒羽祐仁との関係にスポットを当てていきます。また、ユニチカについてもネタバレ紹介します。

ユニチカとは、黒羽祐仁（くろばゆに））の「ユニ」と、灰島公誓（はいじまきみちか）の「チカ」を合わせたもので、ストーリー内で呼ばれる二人の愛称です。現実社会でのユニチカは、日本を代表する繊維メーカーの名前で知られていますが、そちらとの直接の関係はありません。ちなみに、テレビアニメ版の第1話のサブタイトルは「少年ユニチカ」であり、ユニチカが黒羽祐仁と灰島公誓のコンビ名として浸透しているとのことです。

実は、ユニチカは幼少期にお互いのことを、「ユニ」と「チカ」と呼び合っていました。ユニチカの愛称の萌芽は、既にその頃から見られていたとのことです。二人は幼少時代仲の良い関係だったのですが、灰島公誓の母親が亡くなったことと、彼の父親の仕事の都合で東京へ引っ越すことになったことで、離れ離れになりました。その後、灰島公誓が地元へ帰ってきたことで、二人の関係は復活し、バレーボール選手として活躍します。

黒羽祐仁には、頼道という従兄がいます。二人は幼い頃から仲が良く、中学時代も一緒に遊んでいました。ところが、灰島公誓が転校してくると、黒羽祐仁はバレーボールに打ち込むようになります。従弟と遊ぶ機会が激減した頼道は、灰島公誓に嫉妬に近い感情を持ちました。そして、彼のことをインターネットで調べるようになったのです。とある掲示板には、吉野爽太の自殺未遂事件について虚実ないまぜの書き込みがありました。

掲示板の書き込みを鵜呑みにした頼道は、そのことを黒羽祐仁に告げました。しかも、彼の傍らには当の灰島公誓もいたのです。頼道が、「灰島公誓と付き合っていると、お前も痛い目を見るから早く手を切れ」と黒羽祐仁にいったことで、灰島公誓は怒りで頼道に向かっていきましたが、一蹴されてしまいます。黒羽祐仁は困惑を隠せません。居ても立っても居られなくなった灰島公誓は、その場を去ってしまいました。

頼道が灰島公誓についてのあらぬ噂を暴露した翌日、灰島公誓は学校を休みました。昨日は、頼道からいろいろなことを聞いて困惑した黒羽祐仁でしたが、この日は落ち着きを取り戻しています。彼は、灰島公誓を訪ねることにしました。昨日の件もありますが、バレー部顧問から春休みの練習予定表を預かっていたので、行かなければならなかったのです。黒羽祐仁は、頼道との喧嘩による傷に絆創膏を顔に貼った彼の姿を見ました。

灰島公誓は、自分の過去を噂レベルではあるものの暴露されたことで、もう黒羽祐仁の信頼を得られないだろうと自分の殻に閉じこもっていました。一方の黒羽祐仁は、灰島公誓に対して誠実に向かい合おうとしていました。実は、彼も一度は、頼道と同じように灰島公誓のことを、インターネットで調べようとしました。けれども、そのような考えが誤りであることに気がつき、本人の前で正直な気持ちを伝えることにしたのです。

「過去に何があったのかは、そこにいたわけではないのでわからない。けど、自分の目の前に灰島公誓がいるわけだから、インターネット情報ではなく、灰島公誓自信を信じる」と、黒羽祐仁は語りました。この言葉を聞いた灰島公誓は、黒羽祐仁の思いに感謝します。こうして、二人は仲違いすることなく、バレーボールに打ち込むことになりました。「このエピソードがユニチカの中で一番好き」だというファンが多いとのことです。

灰島公誓と黒羽祐仁のユニチカは、清陰高校男子バレー部の選手として、春の高校バレー出場を懸けた福峰工業高校との一戦に臨みました。絶対的エースでカリスマ性を有する三村統が主将の福峰工業は、県内屈指の強豪校です。一方の清陰高校は、一癖も二癖もある選手が揃った弱小校でした。しかし、ユニチカの頑張りに他の選手たちも発奮したことで、春高バレー代表校の座まであと一歩のところに迫ったのです。

ユニチカは、バレーの試合になると役割分担がハッキリとします。灰島公誓が、的確な分析力と判断力で戦況を見極めて、選手たちにそれを伝える司令塔の役割を果たしました。黒羽祐仁は、高校レベルを超えたスパイク力で得点を重ねていきます。黒羽祐仁は、灰島公誓の指示に従いますが、それは彼の私情を挟まない意見を100％信頼しているからでした。こうして、清陰高校男子バレー部は福峰工業を下し、春高バレー代表校になります。

テレビアニメ版も大ヒットしたことで知られる小説2.43 清陰高校男子バレー部に登場する灰島公誓は、過去の経験が原因で、他人とは違う行動や考え方、そして感情の出し方をしているキャラクターです。彼は、どのような性格の人物なのでしょうか？この章では、清陰高校男子バレー部の灰島公誓の、バレボールへの向き合い方について、彼の性格や言動を交えながら、二項目に分けて取り上げていきます。

2.43 清陰高校男子バレー部は、テレビアニメ版とコミカライズ版で、選手たちの学生生活をビジュアル付きで見られるようになりました。そこで、多くのファンが気づいたのが、灰島公誓の表情です。灰島公誓は、バレーボールの試合の時には、喜怒哀楽がハッキリしているのですが、日常生活では全く感情を表に出すことをしません。これは、中学時代の吉野爽太との一件が原因とされており、彼は今もそのことにこだわり続けています。

灰島公誓は、バレーボールの試合中になると感情を表に出してきます。そして、勝つための執念を剥き出しにしました。そのことで、ミスをしたチームメイトを見限るかのような言動をしたり、ミスを目の当たりにして舌打ちをするなど、特に「怒」の部分が露わになることが多いとされています。彼は、バレーのことになると周りが見えなくなってしまう欠点がありますが、チームの司令塔として完璧に機能している優秀な選手です。

2.43 清陰高校男子バレー部は、2021年にテレビアニメ版が放映されました。同作品のアニメ版は、「原作の繊細さが、上手に映像化されている」や「キャラクターと声優陣がマッチングしている」など高い評価を受けています。また、原作小説を読んだことのない新規ファン層の開拓にも、成功しました。この章では、清陰高校男子バレー部のアニメ版で、灰島公誓役を演じたアニメ声優について特集していきます。

清陰高校男子バレー部のテレビアニメ版で、灰島公誓役を演じた声優は、小野賢章です。小野賢章は、1989年10月5日に、福岡県で生まれました。血液型はA型で、アニモプロデュースに所属しています。プライベートでは、2020年7月8日に声優の花澤香菜との結婚を報告しました。小野賢章は、ブログ、Twitter、Instgramを開設していますが、ブログは2018年以降更新しておらず、現在はTwitterとInstagramで情報発信しています。

小野賢章は、4歳から子役として活動していました。劇団四季のミュージカル「ライオン・キング」のシンバ役で、一躍脚光を浴びています。その後も、子役として順調にキャリアを重ねていき、12歳から10年間「ハリーポッターシリーズ」の主人公ハリー・ポッターの吹き替えを担当しました。以降は声優と俳優、音楽活動を並行して現在に至ります。小野賢章の声優としての主な出演作品、演じたキャラクターは下記の通りです。

• ツキウタ。THE ANIMATION：神無月郁役
• 黒子のバスケ：黒子テツヤ役
• BORUTO-ボルト‐ NARUTO NEXT GENERATION：奈良シカダイ役
• ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風：ジョルノ・ジョバァーナ役
• SPY×FAMILY：ユーリ・ブライア役
• アイドリッシュセブン：七瀬陸役

灰島公誓の幼少期の声優キャストは、藍原ことみです。藍原ことみは、1990年5月2日に、青森県で生まれました。血液型はO型で、アトミックモンキーに所属しています。藍原ことみの趣味は、歌うことで、林原めぐみや水樹奈々のファンであることを明らかにしました。キャラクターソングも、多数歌っています。憧れの声優は、緒方恵美と新山志保だと語っていました。藍原ことみは、Twitterでファン向けの情報発信を行っています。

藍原ことみは、小学生時代からアニメが好きで、声優に憧れていました。本格的に声優を目指すようになったのは、大学時代であり、こえ部と声優アワードのオーディションで賞を獲得したことがきっかけで、アトミックモンキーの養成所に特別枠で通える権利を得て、卒業後の2013年に声優デビューしました。藍原ことみの主な出演作品と演じたキャラクターは、下記の通りです。

• アイドルマスターシンデレラガールズ劇場：一ノ瀬志希役
• ミュークルドリーミー：安西寛太役
• カードファイト!!ヴァンガード：小さな賢者マロン役
• ベイブレードバースト：青田春人役
• 境界戦機：不動タクマ役

この章では、灰島公誓に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。灰島公誓は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

清陰高校男子バレー部のファンだと思われる方のツイートです。テレビアニメ版の最終回を観て、最初はあまり好きではなかった灰島公誓のことを、だんだんかわいいと思うようになったとつぶやいています。

こちらは、清陰高校男子バレー部のテレビアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。主将の小田伸一郎に、「外れて」とサラリといえる灰島公誓のバレーバカぶりが、凄いという感想を持っています。

こちらは、声優ファンだと思われる方のツイートです。清陰高校男子バレー部のテレビアニメ版で、灰島公誓役の声優キャストが小野賢章と知って、神キャスティングだと思ったとつぶやいていました。

この記事では、2.43 清陰高校男子バレー部の主人公の一人でる灰島公誓について特集しました。過去の経験から、試合以外では感情を表に出さない彼は、「かっこいい」と人気が高いキャラクターです。灰島公誓に注目して、清陰高校男子バレー部を見てください。