【その着せ替え人形は恋をする】雫たん（黒江雫）はヌル女2のヒロイン！登場巻は？

雫たんとはその着せ替え人形は恋をするに登場した劇中作品のキャラクターです。この記事では雫たんについてネタバレありでまとめて紹介していきます。

雫たんが登場したその着せ替え人形は恋をする（着せ恋）は、2018年からヤングガンガンで連載している『コスプレ』をテーマにしたラブコメ作品です。特に衣装の製作過程を細かく描く描写、キャラクターの心理描写が巧みだとして人気を集める作品になっています。綿密な取材も行われており、さいたま市岩槻区とのコラボレーションも行われるなどしています。

その着せ替え人形は恋をするは人気と共に評価も受けている作品です。次にくるマンガ大賞2019で6位、電子コミック大賞では男性部門賞を受賞するなど、複数の漫画賞で上位入賞を果たしている作品でもあります。2022年1月にはアニメ化も行われ、原作では似せた名前での出演だったお店が、実名で登場するなどもしました。アニメ化の影響で原作もさらに人気の上がっている作品になっています。

幼い頃に雛人形屋を営む祖父に引き取られた主人公の五条新菜。そんな祖父の影響も受けて、雛人形の頭師を目指して高校1年生になった新菜ですが、その趣味の影響で友達もいないままでした。1学期のある日、偶然学校に持ってきていた雛人形用の衣装を同級生のギャル、喜多川海夢に見られてしまいます。コスプレ願望はありながらも自作で衣装を作れなかった海夢は、それを見て新菜に、コスプレ衣装作りをお願いするのでした。

雫たんこと本名黒江雫は、その着せ替え人形は恋をする（着せ恋）に登場する劇中作品『ヌル女2』に登場するキャラクターです。雫たん（黒江雫）自身が喋るシーンなどはないものの、海夢の感想から作中でも基本的には無表情であるツンデレな性格のキャラクターであると考えられています。イメージカラーは紫で、その衣装はゴシックロリータな雰囲気を持っています。

雫たん（黒江雫）が登場するヌル女2は、正式名称『聖♡ヌルヌル女学園～お嬢様は恥辱倶楽部ハレンチミラクルライフ2～』というタイトルのアダルトゲームです。内容的には学園長の孫である主人公の男子が訳あって女子校に入学するハーレム作品になっています。アダルトゲーム的には凌辱系に分類されるタイプの作品ですが、海夢曰く『愛ゆえの性奴隷だから大丈夫』ということになっています。

その着せ替え人形は恋をする（着せ恋）の世界においては、それなりに人気のある作品のようで、アニメ化の予定もある作品になっています。また海夢と、その着せ替え人形は恋をする作中で、衣装作りの参考にプレイした新菜曰く、何気に泣けるイベントも多い作品であると語られています。

その他、シリーズテーマ曲として『ヌルヌル♡ぴゅあは～と。』があることが明らかになっています。また、発売したのはその着せ替え人形は恋をするの作中内の、去年であることが明らかになっています。

その着せ替え人形は恋をする（着せ恋）では、複数回、海夢が雫たんのコスプレをしています。しかし、ゲーム自体が描かれたのは、その着せ替え人形は恋をする1巻の僅かなシーンのみとなっています。その着せ替え人形は恋をする作中で雫たんが描かれたのは、新菜が世界観などを知るためにゲームをプレイした時です。

雫たん（黒江雫）のコスプレをした喜多川海夢は、その着せ替え人形は恋をする（着せ恋）のヒロインです。高校1年生で、母が病気で亡くなっていることから父子家庭で育ってきました。高校の入学決定後に、父の転勤が決まったため、着せ恋作中では一人暮らしをしています。読者モデルをするほどの美少女であり、ナンパされることも多いですが、基本的には塩対応で返しています。

基本的にはギャルながらもオタク趣味の幅は広いのも特徴で、コスプレする作品のバリエーションも広いです。ただし、自身に合うかどうかを選ぶなどしており、コスプレは『究極の愛』だと考えています。物怖じしない性格であると同時に、かなり大雑把な部分も持ち合わせています。ちなみに、海夢は自身がオタクであることを周囲に隠してもおらず、受け入れられなくとも構わないというスタンスを取り続けています。

そんな海夢の一番好きなキャラクターとも言えるのが、雫たんです。着せ恋作中では特に海夢のお気に入りキャラクターであり、海夢の部屋は関連タペストリーやポスター、抱きまくらカバーなども雫たんになっています。また海夢の勧めと、作るならちゃんと作りたいとゲームをプレイした新菜と共に雫の誕生日を祝ったりもしています。

海夢のコスプレの中でも特にこだわりが強く、通常は見えないところまで再現されています。最初に作られた通常の制服衣装とは別に、劇中の文化祭イベントで使用される恥辱喫茶版の衣装も製作されました。

その着せ替え人形は恋をする（着せ恋）が人気を博した理由にもなっているのが、五条新菜の衣装製作の過程です。自らもしっかりとゲームをプレイした上で、大雑把な性格で曖昧な海夢の対応も、しっかりと自身の意見を言って対応しています。細部までしっかりこだわって作られた新菜作の雫たんの衣装は、雫たん大好きな海夢が大絶賛するほどの出来栄えになっています。

勘違いからイベントの前日までになんとか衣装を完成させた新菜。海夢は、これの完成を受けて、急遽イベントに出ることを決めます。その反応は、海夢だけでなく、会場のヌル女ファンからも写真撮影を求められるほどでした。しかし、雰囲気重視で厚めの生地を選んだ結果、暑さで海夢の方がダウンしてしまいました。新菜はその反省を生かし、次以降のコスプレ衣装作りに反映していくことになります。

ここからは、既にその着せ替え人形は恋をするを視聴している人の、雫たんに関する感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。雫たん自体は劇中ゲーム、それもアダルトゲーム作品ということもあって描写こそ少ないです。しかし、海夢が始めてコスプレしたキャラクターで、若菜の製作過程も細かく描かれました。完成度も高くなっており、その可愛さは十分以上に表現されていたとされています。

雫たんのコスプレは雫たん自体のデザインが良いのはもちろんながら、その過程が様々な形で描かれていたのが良かったとする声が多くなっています。それだけに、始めて海夢が雫たんの衣装を着たシーンは感動すら覚えたとする感想も多くなっています。

基本的には着せ恋では、1つのキャラクターのコスプレが1つのエピソードになっています。そのため、最初にコスプレして以降登場のなかった雫たんですが、文化祭で衣装違いで再登場したのには驚いたとする感想も多くなっています。アニメ1期ではこの文化祭エピソードは放送されていないため、アニメ2期以降で、映像で見られるのが楽しみという感想も見られている状態です。

その着せ替え人形は恋をする（着せ恋）に登場する雫たんは、着せ恋の劇中アダルトゲーム『ヌル女2』に登場するキャラクターになっています。アダルトゲームという性質上、ゲーム本編が描かれることこそないものの、海夢がしたコスプレ姿、海夢の部屋のグッズなど様々な形で登場しています。

雫たんは、原作漫画でもアニメでも、新菜と海夢を結びつけるきっかけになったキャラクターです。文化祭エピソードでも再登場することからも、今後も再登場する可能性もあるのではないかとも考察されています。まだその着せ替え人形は恋をするを視聴していない人は、雫たんや雫たんのコスプレをする海夢にも注目しながら視聴してみましょう。