【砂の栄冠】あらすじと最終回をネタバレ!異色高校野球漫画の結末や感想は?

三田紀房先生の漫画「砂の栄冠」は、組織のマネジメントしながら甲子園出場を目指す、高校野球とお金をテーマにした異色のスポーツ漫画です。高校野球らしからぬブラック要素が目立つも、甲子園を別の視点から描いた作風が人気に拍車をかけています。本文では、漫画「砂の栄冠」のあらすじネタバレや最終回結末あらすじネタバレを紹介します。その他、漫画の見どころや感想などをまとめて紹介します。

【砂の栄冠】あらすじと最終回をネタバレ!異色高校野球漫画の結末や感想は?のイメージ

目次

  1. 砂の栄冠とは?
  2. 砂の栄冠の漫画あらすじと最終回ネタバレ
  3. 砂の栄冠の登場人物・キャラ
  4. 砂の栄冠の面白い魅力
  5. 砂の栄冠のモデルや名言
  6. 砂の栄冠に関する感想や評価
  7. 砂の栄冠のネタバレまとめ

砂の栄冠とは?

漫画「砂の栄冠」の作品紹介・イメージ画像

高校野球を題材にした「砂の栄冠」は、主人公がチームをマネジメントし、甲子園出場を果たすまでのストーリーを描いた、異色の野球漫画です。勝つためならあらゆる手段を尽くす主人公の腹黒さなど、高校野球らしからぬ世界観が注目を集めています。以下では、漫画「砂の栄冠」のあらすじネタバレや、最終回結末のネタバレ、漫画の面白い魅力や感想などを、あらすじネタバレ紹介します。
 

砂の栄冠の概要

「砂の栄冠」は、2010年~2015年にかけて「週刊ヤングマガジン」にて連載されていた野球漫画で、単行本・全25巻で構成されています。高校野球を主軸としながらブラック要素の多さが目立ち、この作品のもう1つのテーマである「お金」にちなみ、高校野球を興行と捉える異色の作風となっています。

砂の栄冠の作者

漫画「砂の栄冠」の作者・三田紀房先生は、1958年生まれ岩手県出身で、社会人経験を経て漫画家デビューを果たしました。初期はスポーツ漫画を手がけており、「甲子園へ行こう!」等の野球漫画を中心に発表していました。2003年に「ドラゴン桜」の連載を開始し、東大受験をテーマにした独創的な作風で大ヒットし、ドラマ化も行われました。

砂の栄冠の漫画あらすじと最終回ネタバレ

「砂の栄冠」の漫画あらすじと最終回ネタバレ・イメージ画像

高校野球らしからぬテーマを掲げる「砂の栄冠」は、従来のスポーツ漫画ではありえないような設定が多く見られます。また、現実世界にもいそうな登場人物たちのリアルな描写も人気に拍車をかけ、独創的な視点で展開されるストーリー展開が、ファンを魅了しています。以下では、「砂の栄冠」の漫画あらすじと最終回結末をネタバレ紹介します。

砂の栄冠の漫画あらすじネタバレ

創立100年を迎えた樫野高校野球部は、甲子園出場をかけた夏の県大会決勝で惜しくも逆転負けし、特別支援も打ち切られる事態に追い込まれます。樫野野球部は並みのチームに戻り、新キャプテンには七嶋裕之が選ばれます。ある日、野球部のファンを名乗る老人・トクさんが現れ、来年の夏こそ樫野高校の甲子園出場をかけて、秘密裏に七嶋へ現金1000万円をたくします。

トクさんの思いを受け取った七嶋は、まずは全国レベルの実力を知るために甲子園球場に向かい、高校野球マニアとの交流を通じて、甲子園の戦い方を学びます。七嶋の尽力もあり、樫野野球部は秋の甲子園で21世紀枠でのセンバツ出場を果たし、四強入りまでのぼりつめます。しかし、秋の大会での大躍進はチームにとって悪い影響をもたらし、春の大会での成績不振や内部抗争が勃発し、チームは危機的状況に陥ります。

野球部は、甲子園出場など試合に勝つことを目指す七嶋たち「太眉派」と、部活としてのびのびやることを望む郡率いる「細眉派」に分かれてしまいます。決して良いとは言えないチームで迎えた夏の県大会は、七嶋の奮闘により決勝戦に進出します。しかし、試合前日、樫野野球部の甲子園出場を応援する恩人・トクさんが急死し、七嶋はショックを受けます。

砂の栄冠の漫画最終回結末ネタバレ

他部員の奮闘もあり、樫野高校は夏の甲子園出場を決めたものの、トクさんを甲子園に連れていく約束だけは叶えることができませんでした。そして、選手として甲子園の土を踏んだ七嶋たちは、抽選でのクジ運の良さも相まって、沖縄南陽・下五島・錦道戦を制し、準決勝・花湧東戦に挑みます。相手チームには、最速160km/hを繰り出す大月投手を有し、投手対決となった準決勝は延長戦へ突入します。

延長10回表は、ワンアウト二塁で樫野高校に勝ち越しのチャンスが巡り、七嶋がバッターを務めます。大月の剛球をファールで食い止めながら粘り、樫野の勝利をバットに託してセンターめがめて球を打ち返します。しかし、ボールは花湧東に取られてしまい、得点となりませんでした。見事なファインプレーに会場はわき、花湧東へ向けた声援が聞こえ始めます。

苦しい状況に追い込まれた樫野高校は、心も体もブラックホールに飲み込まれるような感覚に陥ってしまい、あきらめムードがただよいます。その時、ガーソこと曽我部監督がタイムをかけ、選手たちの気持ちを再確認させます。そして、七嶋の奮闘により会場は樫野高校を応援する空気へ変わりはじめ、試合は延長13回に突入します。

再試合が予想される中、七嶋は主将に選ばれてからの野球人生を振り返り、ここまで野球をやってこれたことに幸せを感じていました。そして、七嶋にはもう甲子園優勝という欲求はなく、気持ちよくバットを振りたいと願います。七嶋の思いがつまった一振りはホームランを生み出し、延長戦に突入した準決勝戦は、2-1で樫野高校が勝利し、決勝戦へ進みます。

全てを出し切った後の決勝戦は、惜しくも敗退し樫野高校は準優勝という結果に終わりました。しかし、甲子園出場というトクさんとの約束を果たすことはできました。甲子園から地元に戻ってまもなく、七嶋はマネージャーの遠藤と共に、かつてトクさんから託された1000万円を埋めた場所へ向かいます。今度は、甲子園の記念品や領収書などを収め、その上に甲子園の土をかぶせました。

砂の栄冠の登場人物・キャラ

「砂の栄冠」の登場人物の紹介・イメージ画像

ブラック要素が笑いを誘う「砂の栄冠」では、主人公をはじめスポーツ漫画らしからぬキャラの登場も、特徴にあげられます。キャラの多くは、登場初期はやる気もなく、爽やかさも感じられません。しかし、最終回結末に近づくにつれ、それぞれの成長が垣間見えてくる展開も、「砂の栄冠」の見どころです。以下では、キャラたちのリアルな描写も面白い、「砂の栄冠」の登場人物・キャラを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

登場人物①七嶋裕之

「砂の栄冠」の主人公で通称「ナナ」、樫野高校・野球の主将、背番号4番、両投右打の投手です。抜群の最速150km/hのストレート、抜群のコントロールによってなせるスライダーを武器とし、走者への牽制も完璧です。また、バッターとしても非常に有能であり、プロのスカウトも注目する逸材です。表面は完璧な高校球児に見えるも、試合に勝つためならあらゆる手段を尽くす野心や腹黒さも秘めています。

一方、七嶋が甲子園優勝にこだわる理由には、30年来の野球部ファンであるトクさんとの約束であり、託された1000万円を無駄にしないためにも、野球部の向上に奮闘します。2人の約束は、トクさんの死により叶わなかったものの、トクさんとの出会いは七嶋の野球人生に大きな影響を与え、樫野高校を甲子園・準優勝に導きました。

登場人物②後藤久佳

樫野野球部の捕手で、背番号6番、右投右打、通称「ゴン」です。3年生の引退後、他に捕手がいなかったため七嶋とバッテリーを組むことになりました。初期は、キャッチングが下手であり、ピンチに陥るとパニックを起こすなど、頼りない面が強かったです。しかし、秋の関東大会をきっかけに成長をみせはじめ、陰ながら七嶋を支えていきます。

登場人物③鈴木康貴

鈴木康貴のイメージ画像

樫野野球部の一塁手で、背番号は5番、右投左打、通称「ズッキ」です。学業優秀な選手で、守備のセンスが光る無口な選手です。打撃の成績はあまりよくないものの、常翔学院との練習試合で代打二塁打を決める打撃センスの良さを見せつけ、相手チームの監督からも評価されています。

登場人物④郡健太郎

リトルシニア出身の右投左打の選手で、通称「グン」、ポジションは三塁手、背番号3番、春のセンバツ後に野球部の主将に就任しました。自身の経歴のあいまって練習では手を抜く場面が多く、その反面、試合では身の丈以上のプレーを試みるなど、軽率な行動が目立ちます。また、プライドが高く、夏の甲子園に向けて奮起する七嶋たち・太眉派に水を差すなど、主将らしからぬ言動も見せています。

登場人物⑤藤原大樹

藤原大樹のイメージ画像

樫野野球部の部員で、通称「カマタリ」ポジションは右翼手、背番号2番の左投左打です。足が速いものの、ベースランキングの遅さが玉にキズの選手です。また、試合では気合の声を出すなど、やる気のある面を見せています。

登場人物⑥黄川田寛永

実家がお寺の黄川田寛永・イメージ画像

樫野野球部の部員で、通称「ガンネン」、ポジションは左翼手、背番号7番の右投右打です。実家はお寺で、夏の甲子園・決勝戦では、父親が念仏と唱えて応援するコメディーリーフが描かれました。

登場人物⑦遠藤蘭

樫野野球部のマネージャーで七嶋の幼馴染、トクさんの1000万円の秘密を知る人物です。七嶋やトクさんを懸命にサポートしており、伝説のノックマンとの一件では躊躇する七嶋に代わり、肝の据わった大胆な行動を繰り出しました。最終回結末では、七嶋と共に1000万円を埋めた場所に甲子園の記念品を埋め、甲子園の土をかぶせました。

砂の栄冠の面白い魅力

「砂の栄冠」の面白い魅力を紹介・イメージ画像

異色の野球漫画「砂の栄冠」といえば、ダメチームから甲子園出場を目指す主人公のマネジメントが、最大の見どころになっています。また、甲子園を新たな視点で描いた独創的な発想も人気に拍車をかけ、ありそうでなかったストーリーが幅広い世代に支持されています。以下では、漫画「砂の栄冠」の面白い魅力について、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

面白い魅力①リアルに描かれる登場人物

野球漫画に限らず、スポーツ漫画といえば、大会優勝を目指してチーム一丸となって戦うという爽やかな世界観が特徴でしょう。しかし、今回あらすじと最終回結末を紹介した「砂の栄冠」は、従来のスポーツ作品にありがちな爽やかさがなく、スポーツ界のリアルを追及した作風となっています。特に、主人公や彼を取り巻く人々のリアルさは見ごたえがあり、要所ごとにのぞかせるブラック要素は、笑いを誘います。

主人公の腹黒さや、指導者として無能な監督、そんな彼に振り回され、毒を吐かずにはいられない選手たちなど、高校野球とは思えない作風が特徴です。しかし、普段は表に出さない人間の複雑な感情や本音の中には共感できるものもあり、作品のリアルさを深めています。

面白い魅力②甲子園の戦い方

甲子園で勝つためには、チーム全体の実力はもちろん、トーナメントの組み合わせや試合当日の天候など、運も勝敗を左右するでしょう。一方「砂の栄冠」では、甲子園で勝つためには、ある法則にあったプレーをすることで試合を有利に進めることができるという独自の見解が示され、「甲子園の法則」と命名されています。

作中では、甲子園とは、スター選手の誕生や名勝負を通じて観客に感動を与える総合舞台芸術・ブランドであり、スタンドの観客がシナリオを作っていると考えています。つまり、観客のチームへの期待や熱狂が甲子園独自の空気を生み出し、選手たちもその流れに沿うように動くといいます。実力・運だけでなく、いかに観客を味方につけて、試合を有利に進めるかも、甲子園に勝つために重要な要素となっています。

面白い魅力③ダメチームをマネジメントする主人公

ベテラン観客から「甲子園の法則」を教えてもらった七嶋はさっそくそれらを元にチーム作りに励みます。しかし、3年生が引退した直後の野球部は、七嶋以外のメンバーは実力がかなり劣り、甲子園はおろか、県大会優勝すらも難しい状況にありました。また、それぞれの個性が非常に強く、一筋縄ではいかない難しいかじ取りを強いられていました。

しかし、七嶋はまずチーム全体を冷静に分析し、チームメイトや監督をマネジメントすることで甲子園出場を勝ち取ろうと目論見ます。七嶋が所属するチームは、野球漫画ではありえない無茶苦茶とも呼べる設定ですが、現実世界でもいそうなリアルなキャラクターとなっています。

砂の栄冠のモデルや名言

「砂の栄冠」のモデルや名言を紹介・イメージ画像

「砂の栄冠」の舞台である樫野高校は、埼玉県の進学校という設定であり、モデルとなった高校があります。また、作中で登場した高校野球部の多くは、実在の高校名をモデルにしたネーミングとなっており、甲子園ファンにはたまらないでしょう。以下では、「砂の栄冠」から、七嶋裕之が在籍する樫野高校のモデルや、人生の教訓にしたい心に響く名言を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

砂の栄冠の高校のモデル

漫画「砂の栄冠」の樫野高校は埼玉県にある進学校という設定ですが、モデルとなった高校は群馬県立高崎高校と言われています。高崎高校は、春のセンバツにて1981年・2012年と2度の出場経験があります。同高校がはじめて選抜出場を決めたエピソードは、山際淳司先生のノンフィクション小説「スローカーブを、もう一球」の題材にもなりました。

また、漫画「砂の栄冠」では、樫野高校だけでなく、作中に登場した高校の名前のほとんどは、実在の高校をモデルにしています。甲子園優勝経験のある強豪校から、何度も出場経験のある常連校など、甲子園ファンにはたまらない設定になっており、「砂の栄冠」の見どころの1つになっています。

砂の栄冠の名言

組織のマネジメントを取り入れた作風が特徴の「砂の栄冠」では、人生の教訓にも使える名言・名セリフの数々であふれています。甲子園の戦い方のように、普通の野球漫画とは異なる展開を見せつつも、やはりスポーツものらしく、主人公の勝利への渇望も要所ごとに見られます。その中でも、以下に取り上げた七嶋裕之の名言からは、彼が勝利にこだわる理由がもっとも現れています。

甲子園に出場したという事実だけでなく、後の世代に語り継がれるような名勝負を制してこそ、野球を頑張ってきた意味がある、七嶋の勝利への執念が感じられるでしょう。

ただ対戦しましたじゃ何も残らない! 勝ってこそ……歴史的勝利に名を刻んでこそ頑張った意味があるんだ! 

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砂の栄冠に関する感想や評価

砂の栄冠に関する感想や評価・イメージ画像

夏の甲子園で決勝戦に進んで樫野高校でしたが、作中では決勝戦の様子は描かれることなく、試合結果や優勝高校は不明となっています。最終回ラストは、トクさんの約束を果たした七嶋と遠藤のその後が描かれ、感動の結末を迎えました。以下では、ダメチームをマネジメントし、甲子園準優勝を果たした七嶋裕之の奮闘が見どころの、漫画「砂の栄冠」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

感想1:飽きのこない面白さ

他作品にはない斬新な作風が人気を集める「砂の栄冠」は、スポーツ漫画らしからぬキャラやブラック要素など、笑えるポイントの多さも魅力にあげられます。また、読者の中には何度も読み返してしまうほど、飽きのこない面白さとも評されています。高校野球漫画であることを忘れてしまうような主人公の組織作りは、現実世界での組織にも当てはめることができ、リアルな世界観が見どころになっています。

感想2:従来の野球漫画にはないストーリーが良い

「砂の栄冠」といえばお金も欠かせない要素であり、野球部ファン・トクさんから託された1000万円をどのように使うのかも、物語のテーマになっています。七嶋にとっても1000万円は大金であり、それらを無駄にすまいと奔走する姿も見どころです。従来の野球漫画ではありえない展開であるものの、他作品では真似できないストーリーが良いと評価され、今までの野球漫画で一番面白いとの感想も寄せられています。

感想3:名セリフが胸に刺さった

異色の野球漫画とも評される「砂の栄冠」といえば、主人公のマネジメントだけでなく、日常生活にも使える名言・名セリフの多さも魅力にあげらます。ピンチを乗り越える方法など、野球以外の方面でも応用できるセリフも見られ、奥深いセリフからは野球漫画であることを忘れてしまうでしょう。また、名言の数々が心に刺さったとの感想も見られ、作品の人気に拍車をかけています。

感想4:野球部に読んでほしい漫画

組織のマネジメントを主軸にした「砂の栄冠」は、強豪校ではない高校から甲子園を目指す主人公の戦略が特徴です。スポーツは己やチームの実力・運の他、試合をどうやって攻略するのか、戦略面も勝つための重要な要素となっています。読者の中には、「砂の栄冠」を通じて野球にも頭を使うことが大切だと知り、野球少年たちに必ず読んでほしいとの声も寄せられています。

感想5:与えられた環境でどう動くかを考えさせられた

感動の最終回結末を迎えた「砂の栄冠」は、スポーツ漫画としての娯楽だけでなく、人生の教訓としても支持されています。ダメチームから甲子園を目指す主人公の奮闘は、現実世界の組織にも重ねることができ、リアルな世界観を生み出しています。また、与えられた環境の中で知恵を絞り、どんな努力をすべきかなど、人生で当たり前のことを改めて認識させられたとの感想も見られます。

感想6:最終回結末が納得いかない

念願の甲子園決勝までのぼりつめた樫野野球部でしたが、彼らの最後の試合は描かれることなく、最終回結末を迎えました。作中で一番の盛り上がりを予想していたファンも多く、あっさりした結末ラストに納得がいかないとの意見も寄せられています。一方、最終回結末は、トクさんとの約束を果たしたことを示唆する内容となっており、感動のラストだったとの声も見られます。

感想7:本物の甲子園を見に行きたい

夏の風物詩となった甲子園は、2022年に東北勢としても初となる仙台育英高校の優勝が話題を呼び、甲子園への関心が高まっています。また、「砂の栄冠」も甲子園へ興味を持つきっかけになっており、甲子園球場で観戦したいとの感想も寄せられています。作中では、甲子園は総合舞台芸術に例えられており、2023年の夏はどのようなドラマが繰り広げられるのか、期待が高まりつつあります。

感想8:甲子園の知られざる部分が知れて面白い

あらすじネタバレのように、「砂の栄冠」では従来の作品では描かれることのない、甲子園の知られざる部分に焦点を当てたストーリー展開となっています。甲子園を舞台にした作品といえば、爽やかな青春のイメージが強いですが、「砂の栄冠」ではあくまでリアルな世界にこだわっています。高校野球らしからぬ作風であるものの、甲子園の知られざる部分を知ることができ、面白いとの感想も見られます。

砂の栄冠のネタバレまとめ

砂の栄冠のネタバレまとめ・イメージ画像

「砂の栄冠」の漫画あらすじや最終回結末のネタバレ、漫画の見どころや感想などを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。高校野球漫画らしからぬ作風が特徴の「砂の栄冠」は、ブラック要素はもちろん、ツッコミどころ満載のキャラの登場が笑いを誘います。また、最終回結末のラストシーンなど、泣けるエピソードもあり、甲子園ファンにはぜひ読んでほしい作品です。

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