【陰の実力者になりたくて！】ガンマはかわいい七陰の頭脳！強さやシドとの関係は？

『陰の実力者になりたくて！』には、かわいい女性キャラが多く登場します。かわいいだけでなく強さも兼ね備えているのが、七陰と呼ばれているシャドウガーデンの精鋭たちです。この七陰の1人に、ガンマというキャラがいます。かわいいと評判のガンマはどういったキャラか、その魅力やシドとの関係などを解説します。まずは、『陰の実力者になりたくて！』の作品情報や、ガンマの基本的なプロフィールについて見ていきましょう。

『陰の実力者になりたくて！』は、現代日本に生きる高校生が異世界へ転生する物語です。作者は逢沢大介さんで、もともとは小説投稿サイトの「小説家になろう」に掲載されていた作品です。Web版の小説は2018年1月から連載が始まり、2018年の11月には単行本がエンターブレインより刊行されました。単行本のイラストは、東西さんが担当しています。

2019年2月からは、漫画版の連載が月刊コンプエースで始まりました。また、2019年9月からは、スピンオフ漫画の『陰の実力者になりたくて！ しゃどーがいでん』の連載も始まりました。『陰の実力者になりたくて！』はテレビアニメにもなり、2022年10月から放送されています。

陰の実力者に憧れていた影野実は、トラックにひかれて死ぬと同時に異世界に転生しました。シド・カゲノーとして生まれ変わった影野は、魔法が使える世界で「陰の実力者」設定を楽しむことにします。ディアボロス教団という悪の組織をでっち上げてその場のノリで楽しみますが、実はディアボロス教団は実在していました。シドとなった影野は、知らないうちに本当の陰の実力者として君臨することになります。

『陰の実力者になりたくて！』のガンマは、シャドウガーデンの七陰の1人です。七陰とはシャドウガーデンに属する7人の精鋭たちのことで、アルファからイータまでギリシャ文字の名称を名前として与えられています。ガンマは七陰の第三席で、藍色のロングヘアー姿のエルフです。七陰の中でトップの頭脳を持ち、クールな雰囲気を漂わせています。

ミツゴシ商会はその名前からもわかるように、現代日本の百貨店をモデルに作られた商会です。ガンマはシドから聞いた前世の知識をもとにして、ミツゴシ商会を立ち上げました。店内は、シドが感心するほど現代日本の百貨店そのものです。

コーヒーやチョコレートなどの珍しい嗜好品も多く、行列ができるほどの人気店となっています。ミツゴシ商会は国内だけでなく国外の主要都市にも出店しており、その売上はシャドウガーデンの資金に回されています。ガンマはミツゴシ商会の会長という立場にあり、表向きは「ルーナ」という名前で活動しています。

『陰の実力者になりたくて！』のガンマは、他の七陰と同じく大きな魔力を持っています。しかし、運動神経や戦闘センスがなく、他の七陰のように敵と戦う能力は持っていません。ガンマは剣に魔力を込めて、メチャクチャに剣を振り回すことで一応戦うことはできます。しかし、その戦闘方法では役に立たず、本人も戦闘においては力不足であることを自覚しています。

戦えないというコンプレックスから、一時はシャドウガーデンを離れようと考えていたこともあります。しかし、シドから「陰の叡智（前世の知識）」を授かったことで、武力ではなく知力で戦うことを決意しました。その卓越した知力こそがガンマの本当の強さであり、誰にも真似できない能力でもあります。ガンマの知力は他の七陰も認めており、戦えずともしっかりと現在の立場を維持しています。

『陰の実力者になりたくて！』のガンマは、他の七陰と同じく悪魔憑きだった過去があります。体が腐っていたところをシドに救われ、それからシドに対して憧れや崇拝のような気持ちを抱いています。また、シドが語る前世の知識に感動し、シドの知識力にも憧れを募らせていきました。ガンマはシドのことを「主さま」と呼んでおり、シドは何でもわかっていると勘違いしています。

『陰の実力者になりたくて！』のガンマのかわいい魅力ひとつ目は、クールな雰囲気です。ガンマは他の七陰に比べても大人っぽい見た目をしており、クールな雰囲気が魅力的な美女です。多くの社員を従えてテキパキと指示を出す姿は、まさに「デキる女」という印象です。社員に対してはクールに振る舞っているガンマですが、シドに向ける笑顔は非常にかわいいです。クールでありながらかわいいガンマは、女性から見ても大きな魅力を感じます。

『陰の実力者になりたくて！』のガンマのかわいい魅力ふたつ目は、運動音痴なところです。ガンマは他の七陰とは違い、運動神経がまるでありません。ただ歩いているだけでもつまづいて転ぶなど、一般人にも劣るほどの運動神経です。クールな美女であるガンマが転ぶ姿は、ギャップがあってかわいいと評判です。ガンマの運動音痴は、ガンマの魅力を増す要素のひとつだといっても良いでしょう。

『陰の実力者になりたくて！』のアニメでガンマ役を担当したのは、声優の三森すずこさんです。三森すずこさんは大人っぽい女性を演じることも多く、ガンマの声もイメージにぴったりでした。ここでは、ガンマを演じた三森すずこさんのプロフィールや、これまでに出演した主な作品を紹介します。

声優の三森すずこさんは、1986年6月28日生まれのAB型です。東京都出身で、所属事務所は響です。幼い頃からバレエを学んでおり、もとはバレリーナ志望でした。中学時代に『レ・ミゼラブル』を観てからミュージカルに興味を持ち、ミュージカル部に途中入部します。その後、宝塚歌劇団への入団を志しますが、最終試験で不合格となりました。宝塚歌劇団には入れませんでしたが、黒川鈴子名義でミュージカルや舞台を中心に活動を続けていました。

ある時、ブシロードの社長から『探偵オペラ ミルキィホームズ』への出演を提案され、それをきっかけに声優活動を開始しました。かつては、声優ユニット「ミルキィホームズ」の一員として、バラエティ番組などにも出演していました。テレビアニメ『ラブライブ！』への出演をきっかけに、「μ's」の一員としても活動を行っていました。2015年にはμ'sのメンバーとして、第66回NHK紅白歌合戦にも出場しました。

声優の三森すずこさんは、『ラブライブ！』の園田海未や『神様はじめました』の桃園奈々生などのかわいい少女役から、『毎度！浦安鉄筋家族』の大沢木小鉄まで、役柄が異なる数多くのキャラを演じてきました。2020年代のテレビアニメでは、『ヒーリングっど♥プリキュア』の風鈴アスミ（キュアアース）や、『オッドタクシー』の二階堂ルイ、『転生したら剣でした』のフラメアなどを担当しています。

『陰の実力者になりたくて！』のガンマには、かわいいという感想が多く上がっていました。ガンマは魔力まかせのメチャクチャな戦い方をしますが、その戦い方がかわいいと感じる人もいるようです。完璧そうな美人に見えて運動音痴なところが、ガンマのかわいさをさらにアップさせているといって良いでしょう。ファンの間では、ガンマは「残念美人」とも呼ばれていました。

『陰の実力者になりたくて！』のガンマは、シドの前世の知識を聞いただけでミツゴシ商会を作ってしまいました。ミツゴシ商会は順調に利益を上げており、ガンマの手腕に感心する人もいました。戦いでは強さを発揮できないガンマですが、商売の才能は他の誰にも負けないほど素晴らしいものです。

『陰の実力者になりたくて！』のガンマは、シドから聞いた前世の知識をすべて頭に記憶しています。シドの知識からミツゴシ商会を作ったように、シドの前世の知識は使い方によっては非常に大きな力になります。シドの知識を多く受け継いでいるガンマの活躍に、期待する声も上がっていました。

『陰の実力者になりたくて！』のガンマの強さやシドとの関係、かわいい魅力などをまとめました。ガンマはシャドウガーデンのブレイン的存在で、戦闘力のなさを優れた知能で補っています。ミツゴシ商会の利益はシャドウガーデンの財源となっており、ガンマの存在がいかに大きいかがわかります。『陰の実力者になりたくて！』は原作もまだ続いているため、ガンマのこれからの活躍に期待しましょう。